『窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【窓から見える景色】
部屋の中にいる僕を月が優しく照らす。
あぁ。美しい。僕もああなれたらなぁ。
眠気の闇が月光を遮る。
部屋の中にいる僕を太陽が強く照らす。
なんて力強い。僕もああなれたらなぁ。
眠気の闇を日光が切り裂く。
ただそれを繰り返す。輪廻が終わるその日まで。
ガチャッガチャッ キィィィ
「出ろ。256番。」
カツッカツッ ゴトッ
「最後に言い残すことは?」
大介side
俺っちの名前は佐久間大介!
佐久間さんはアイドルなんだ!
大介「にゃ…!翔太〜!(^^)」
翔太「朝からうるせぇなぁ…」
大介「いいじゃ〜ん!!ツンデレだなぁ ❤︎」
翔太「はいはい。分かったって。」
大介「にゃんだよ、冷たいなぁ…」
翔太「他。当たれ。」
大介「え〜…つまぁんなぁい…」
翔太「知らねぇよ。笑」
咎人はガラスの先を夢見てる
現実はそんないい所でもない
それでもあなたは素敵な夢を見ている
では、白いセカイで生きる私と黒い鉄を眺めるあなたは同じ景色を見ているのだろうか
#窓から見える景色
それはとても綺麗でした
"きれいな青が拡がっていました''
"人の流れがはやかったです''
"緑が沢山でした''
実際に私の瞳に写った景色は
汚いものばかりでした
【窓から見える景色】
窓から見える景色
ここは、以前とずいぶん変わっていた。
ほとんど知らない場所で、見たこともない。
わたしはただ、バスに乗る。
窓からこの街全体がみわたせる。
綺麗など、思ったこともなかった。
なのに、心に焼き付く。
たとえ、ここが月だろうと、南極のペンギンがいただろうと、わたしには関係ない。
見えない何かが、ここにはあるのだ。
色とりどりで、形も違う。
この街は、それがハッキリ見えた。
どんな街であろうと、わたしは自分の街(住んでいる)が好きだった…。
May this town last forever...
(永遠にこの街が続きますように。いつまでも、ありますように…)
窓から見える景色
2DKの団地の四階の北北西辺りに向いた窓から、大阪湾、淡路島の先っちょ、摩耶山か六甲山が遠望できた。
六甲山の南東すぐの所に甲子園球場かある。六甲下ろしのお膝元だ。
そのせいか中学校 3 年間、阪神に入団するのを夢みて野球部で頑張った。
3 年の時には4番でセンターだった。
5 年後輩には元巨人の 4 番、清原がいる。彼の背番号は巨人では 5 だった。
自分は清原以上に期待されたが高校で高血圧とかでドクターストップがかかり、あえなく夢は挫折した。
35作目
いまでも大リーグにチャレンジしたい夢を諦めきれない 徳博🥰
窓から見える景色は八割がうちと同じ団地の前の棟。
五階建て団地群の二階に住んでるので上の方に少し空が見える。
南側は芝生スペースがあるが
立ち上がらないと前の棟の私道までしか見えない。
何気に外を眺めてるとのっそり何かが動く。
猫が網戸を隔てて覗いている。目が合うと帰って行った。
四軒のベランダが繋がっているので
お隣の猫がたまに顔を出す。
以前はハムスターが隣の隣の隣から脱走してきたこともあった。
そうそう、忘れてはならないのが、芝生スペースの八重桜。
団地の四階位までの高さ、大きい。
春はもちろんのこと、どの季節も美しい。
そのうち紅葉し、うちのベランダにも葉が落ちてくるな。
窓から見える景色、ヒラヒラ。
あ、洗濯物忘れてた。とっとと込まねば。
『窓から見える景色』(創作:小説)
━わたし━
お昼過ぎ、テレビで「日本人の生涯支出(一生に掛かるお金)は、平均で三億円と言われています。」と、流れたところで、わたしは、テレビを消した。
窓から見える景色を眺めながら、ぼんやりと「三億か…、わたしは今どの位使ったのかな」と、あまり実感のない考え事をしていた。
窓枠の小さなサボテン越しに見えるのは道路と道路を挟んだ前の家と、電線の這った空だけだった。電線にとまっていた鳥が飛び立つのを見て「きっと、わたしは三億も使わないかもしれないな」と、何の根拠もない結論を出したとき、“ピンポーン”とチャイムがなり、人が訪ねてきた。
━ 俺 ━
午後四時すぎ、俺が外回りから会社に戻ると、「日本人の平均生涯支出って三億円らしいよ」と、同僚たちが盛り上がっていた。
テレビの情報をそのまま話のネタにしている同僚を心の中で見下しつつ、「へえー、そうなんだー!?物知りだね。俺、そんなに使うかなー」と、相槌を打つ自分もまた同類だと自覚もしていた。世渡りとはこういう事なのだろうと思う。
そもそも、そのネタは、今日、新規契約を決めたお客様から、聞いたばかりだった。どこか影のある女性で、金の話題がなんとなく似合わなくて、契約も危うい気がしていたのだけど、何故かすんなり契約してくれた。
帰りの電車に揺られながら、いつもと変わらない窓から見える景色は、次々と流れていった。
“あの女性は、大丈夫なのかな…”
なんとなく嫌な予感がした。
高層マンションの最上階の契約だった。
━半年後━
「乾杯」
シャンパンのグラスを傾ける二人。
「やっぱり少し悪いことしないと、この景色は見られないわね」と、窓から見える景色を眺めながら女は言った。眼下には都市の美しい夜景が広がっている。
「悪い女だな。出会った時は儚げに見えたのに。俺に会社の金を横領させるなんて。」男は可笑しそうに笑った。
「そうね、生涯支出なんて聞かなければ、この景色に憧れなかったわ。一生、電線の這った空を見ていたかもね」
女は男に内緒で多額の生命保険に入れていた。
「ねえ、窓から見える景色、もっとよく見てみない?」
#127 夫婦円満の秘密
いちじく畑を潰してできたコインパーキングの灯りが我が家を照らしている。
夫が「防犯になっていいね」と言うので「そうね」と口を合わせたけれど、本当は、月明かりよりも白く強く、煌々と夜を照らすこの灯りの遠慮なさが嫌い。でも、そんなことを言うとめんどくさがられそうなので、この灯りのように白々しい笑顔の仮面をかぶって「そうね」と微笑んだ。
お題「窓から見える景色」
🍃『秋のうた』
秋は来(き)ぬ
秋は来ぬ
一葉(ひとは)は花は露ありて
風の来て弾(ひ)く琴の音(ね)に
青き葡萄は紫の
自然の酒とかはりけり
秋は来ぬ
秋は来ぬ
おくれさきだつ秋草(あきぐさ)も
みな夕霜(ゆふじも)のおきどころ
笑ひの酒を悲みの
盃(さかづき)にこそつぐべけれ
秋は来ぬ
秋は来ぬ
くさきも紅葉(もみぢ)するものを
たれかは秋に酔はざらめ
智恵あり顔のさみしさに
君笛を吹けわれはうたはむ
島崎藤村✨
🍃🤍🍃🤍🍃🤍🍃🤍🍃🤍
変わらない景色。
外では子供の元気な声が聞こえてくる,
「もうそんな時間か…」
静かな部屋を僕の声だけが響く。
あたりまえが変わってしまったのはいつからだろう…。
数年前,親友を守るために失ったこの足は名誉の負傷と言えるだろうか?
怪我を負い,横たわる僕を見て顔を青ざめながら去っていった親友はどうしているのだろうか,あの事故以来,親友が僕の前に現れることはなかった,きっとこの先もそうだろう。
カラカラカラ
誰かが扉を開ける音がする,母さんだろうか,
「着替えを持ってきてくれた,の…えっ?」
ほほえみながら扉の方見るが訪れた人物を見た瞬間その笑みはスっと消えた。
「…久しぶり」
あの時より幾分か背が高くなり,大人びた容姿と変わっていたが,確かに親友だった。
二人の間を沈黙の時間が流れる,先に口を開いたのは親友の方だった。
「…大丈夫だったか?」
”…大丈夫だったか?”彼は何を言っているのだろう,足が無いのが見えていないのだろうか?
そんな事を考え,顔を顰める僕を見て彼は俯き”違うよな”と小さくつぶやけば
「俺,お前に言いたいことがあるんだ…,あの時俺を助けてくれてありがとう…それとお前を見捨てるように逃げてしまってすまなかった…」
深々と頭をさげる彼を見,僕の中の怒りは消えた。
今まで,灰色だった世界にようやく色がついたような気持ちになった。
僕の顔を暖かいモノが垂れ落ちる,見ればそれは僕の涙だった。
そうか、僕は…彼からありがとうって感謝されたかったんだな,そうすれば少なくとも彼を助けたことに後悔せずにすむから…。
声をあげ泣く僕の背中を親友は静かにさすっていた。
―数週間後―
僕は長い療養期間を経て退院する。
数年ぶりの外は太陽がサンサンと照らし,窓から見ていた限られた外の世界を体全身で感じることができた。
病院から出たすぐ先には親友いや,恋人が花束を持って待っている。
あの後,親友はよく見舞いに訪れ,いろいろな話をしてくれた。そして,退院することが決まった日…,告白されたのだ。
答えはもちろんYES,病院に頼み1日だけ外泊許可をもらい,恋人として行った彼の家で迎えた朝日はいつもより眩しく見えた。
不幸な事故から数年,親友を守る代償に足を失い,先の見えない未来に怯える日々を送っていたが,今はこうして大切な人ができ,未来にも希望を持てるようになった。
…僕は今,とても幸せだ。
窓から見える景色
隣の家の窓
隣の家の窓枠に
一見ガラクタみたいなものが置いてある
それが何だか
ここにいる間に
ぼーっとしてる間に
想像してみるのも悪く無い
ずっと横になって
天井を見上げているより
良いかも
今日は雨
完全な雨季が始まったと
お知らせしてくれる様な雨
空は少し見える
明日も雨だから
星とかは何も無い
ちょっとそっけない感じの
窓から見える
景色
『窓から見える景色』
部屋の外で大勢の話し声と、鎧が激しく擦れる音が聞こえる。戦いを前に、彼らもいきり立っているようだった。かつてハインシュタイン城と呼ばれたハーデス城。その自室で私はソファに深く腰掛け、大きく深呼吸した。
長かった。冥王ハーデス様がこの世に顕れて十三年。これまで戦いの準備を進めるとともに、百八の魔星すべてが復活するのを待っていたが、退屈な時もあった。だが全ては双子神の思し召し通りだった。ハーデス様の依り代となる肉体も、清らかな心を持ったまま成長した。ハーデス様の器として申し分ない。いよいよ時は来た。聖域に攻め込み、半減した聖闘士どもを皆殺しにし、アテナの首を取る。そうすれば、地上はハーデス様のものとなる。
ふと、頭の隅に小さな疑問が湧いた。地上がハーデス様のものとなった時、地上に生きる人間や生物は全て死に絶えるのではないか。私の家族と同じように、すべての生物が等しく――
私はかぶりを振った。何を下らないことを考えている。双子神が言っていたではないか。ハーデス様はこの醜く穢れた地上を洗い流し、清らかな心を持つ者だけが永遠の命を与えられ、安寧の時を過ごすことができる理想郷にすると。私の家族も結局は醜く穢れたウジ虫同然の存在に過ぎなかったという事だ。
「パンドラ様、皆大広間に集まってございます」
部屋の外から、ラダマンティスの声がした。百八の魔星の頂点に立つ冥界三巨頭の一人。最も忠義厚い男。
「今行く。待っておれ」
短く答えると私は立ち上がり、壁に立て掛けてあった槍を取る。双子神から賜ったこの槍は、冥闘士を統べる力を私に与えてくれた。私の力で、聖闘士どもを殲滅し、ハーデス様の理想の世界を作るのだ。
私は窓際に向かい外を見る。窓から見える景色は今日も灰色だった。
窓から見える景色
私は取り憑かれてしまった
ここのにおいも、色も、音も、全てが私を惹きつける
季節によって変わる絵画のよう
その魔的な絵に、今日もまた虜にされる。
窓の顔色を窺う
陽光、灰色、雨、雪へさささ嵐
、などなど
それはもう八面六臂の様な様相を呈している。
また、自分の顔色を窺うのもある。
気持ちの良い陽光が降り注いでいるにもかかわらず、否定的な感想が出てきたり、
荒れ模様であるにもかかわらず、肯定的な感想が出てきたりと
同じ景色はないのである。
たとえ窓の外が一面の壁であっても常に変わっている。
窓から見える景色は
僕にとって憂鬱だった。
賑やかな校庭と葉の落ちた木々。
空の色は僕の心と同じ
灰色だった。
揺れる電車の窓から見える故郷の景色が
いつか懐かしいと思える日が来るのかな
最近なぜか貴方が
いつも頭の中にいる
貴方はどうなのかな
どの窓からの景色もよく覚えてる。
どの方角の窓からどんなものが見えたかも覚えてる。
家はもちろん
教室
ホテル
お店
病院
車
電車
…
そのうち
宇宙船の窓からの景色も覚えてる
なんて言うかもしれないなあ。
私は窓から見えるこの景色がなんだかんだ好きだ
学生のうちは1年ごとに変わるこの景色。
晴れの日は綺麗に
雨の日はまた違う雰囲気を
曇りの日は何かパッとしない
雪の日は、なかったかな(笑)
ただ1つの所から見える景色だけど色んなものを感じさせられる
この景色は高さが変わったり、側や向きが変わったり、光の当たり方が変わったり、そもそも場所が違ったりする。
がらっと景色が変わる度、大人に向かってる気がする。
嬉しい気持ちもあるが、この景色をいつか見れなくなる悲しさもある
未来への期待や不安もあるけれど
ここから見える景色が全員にとっていいものになるといいな
#窓から見える景色