柴音

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窓から見える景色

ここは、以前とずいぶん変わっていた。

ほとんど知らない場所で、見たこともない。

わたしはただ、バスに乗る。

窓からこの街全体がみわたせる。

綺麗など、思ったこともなかった。

なのに、心に焼き付く。

たとえ、ここが月だろうと、南極のペンギンがいただろうと、わたしには関係ない。

見えない何かが、ここにはあるのだ。

色とりどりで、形も違う。

この街は、それがハッキリ見えた。

どんな街であろうと、わたしは自分の街(住んでいる)が好きだった…。




May this town last forever...

(永遠にこの街が続きますように。いつまでも、ありますように…)

9/26/2023, 6:43:47 AM