『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の君の訪問
えっえっ…どうしよう
なんで、君、突然くるの?
やだやだ
落ち着かない
パニック…
うれしいけど、
心の準備ができてないの
こわい
ふあん
ドキドキ
どうしよう
あなたが目の前にいる
夢?幻想?
それとも…
わたしの生活の中に突然現れたあなた
もともと居なかったのだから
いつまた旅立つとしても
元通りになるだけ
そう思っていたのに
あなたのいない未来を想像して
凍りついた 涙が溢れ出る
別れがつらく悲しいのは私のほう
もう元通りになんてならない
どうかどうか突然消えたりしないで
「突然の君の訪問。」
#206
※何時もより長めです
・発作、過呼吸表現アリ
・暗い
寂しい・辛い・苦しい・痛い・消えたい・死にたい
頭の中で様々な感情がぐるぐると渦巻く
呼吸がしづらくなって、静か過ぎる部屋に荒い呼吸音だけが響く
毛布を被っているはずなのに、身体は凍りつくような寒さに襲われている
定期的に来るこの発作、今回のは随分と酷かった
「カヒュ…ふっ…お、ちっ、け…はっ……カヒュッ…は、あぁ」
一向に収まらない。視界がぼやける、頭が痛い。
胸が苦しい、寒い、怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
あたまのがぐちゃぐちゃになって、もうわけがわからない
……もう…嫌だッ……
ガチャ
その時、遠くで、微かに物音が聞こえた
身体が震える
何かが来る
怖い
不安になって、毛布を握りしめる力が一層強くなる
けれどその不安も、一瞬で、消えることになる
「…落ち着け……大丈夫…大丈夫だからな…」
安心できる声、空気感、特有の暖かな温もり
「怖かったな…苦しかったな…遅くなってごめんな…」
優しい言葉を投げかけてくれている。
丸まっている背中を優しく撫でてくれている。
俺の近くに、いつもは生意気で、年上の俺に敬語が使えなくて、
その癖して、俺が不安になっている時、必ず手を差し伸べて、暗い谷底から引き上げてくれる
優しいあいつが来てくれていた。
さっきまであった寂しさも、不安も、怖さも、段々和らいでいって
あいつ近くにいる、総認識できるだけで、俺は酷く安心できたんだ
#突然の君の訪問
✳41作目
突然の君の訪問びっくりしたよ
何年振りだろう
君と会ってない間いろんな人に会ってきて、
「君も他の人も結局同じような感じ」
そう思っていたけど
今もう一度会って
君の大切さを思い出せたよ
「はぁ…」
空から降り注ぐ言葉の雨がようやく止んだ。
差し続けていた傘を閉じると、
言葉の雨を受けていた傘の全面に
びっしりと文字がへばりついている。
文字と文字が重なり過ぎて
最早文字として認識するのも
難しくなっている箇所もある。
「あぁ、まったく」
煩わしい。煩わしい。
苛立ちに任せて傘をバサバサと乱暴に振ってやる。
傘にへばりついていた文字が
風圧で歪な形となって空へと舞い、
音もなく溶けていく。
文字が消えていくさまは
香の煙のような儚さがあってなかなかの趣だ。
だが、こうして払ってしまった文字は
この世界では循環しないものとなってしまう。
空からの飛来物に荒れていた海も
今は元の静かな波へと戻っている。
飛来した一部は海へと取り込まれ
一部は跡形もなく海の藻屑となって消えていく。
さてさて、今回飛来したうちどれくらいが
言葉として残るだろうか。
この本体のことだ。
今日読んだ文字など大半は忘れてしまうだろう。
「はて、あれは何だったけ?」
「あれー、こういう時は何というのが正解だっけ?」
「これって、どこで読んだ内容だったっけ?」
そんな本体の言葉をよく聞いているのだ、私は。
まぁ、そんな詮無いことはどうでもいい。
忘却も人間にとって必要な能力なのだから。
本体が忘れたいのであれば
こちらはそれ以上関与しない。
もうヤケだ。
忘れてしまえ、忘れてしまえ。
思考の海の様子から見て
そのどうしようもない本体は
今や眠りの中といったところか。
となると、そろそろアレがやってくる。
アレも、まぁ、毎度のことながら御苦労な事だ。
ねぎらいの意味を込めて、
茶で持て成すとしよう。
砂浜の一角にある掘っ立て小屋へ足を進めようとすると、空間が揺らいだ。
今日は随分と早いお出ましだ。
「やぁ、いらっしゃい。記憶管理人もとい、夢制作人(ドリームメーカー)」
『 突然の君の訪問。 』
マイバースデー
なにかがあってほしい。
友人や家族からのメッセージ。
温かい言葉がほしい。
本音を言うと10年以上経ったが
祝われたことあっただろうか。
とりあえずいつも通り笑顔を作る。
今日くらいいつもと違った世界をみたい。
少し冷たい空気。
嫌な記憶 辛い記憶、虚しい現実
今日は温かい言葉を聞きたい。
『 いや、いいや笑 』
まあ、いつものバースデー。
『 突然の君の訪問 』
いつかこんな日を夢みたい。
学校から無事帰宅。予定も何も無く、きみが教えてくれたすきな曲を聴きながら勉強に励んでいた。そんな時、通知がきた。「今いい所なのに、誰からだよ」と心の中で思いながら携帯の画面を付ける。そこにはきみからの1件の通知。恐る恐るDMへ飛ぶと、「暇だったから今そっち向かってる。」唐突すぎて心臓が止まるかと思った!!最近は誰も家に来る予定なんかなかったから、部屋も汚いはお茶菓子の準備もしていないもう急いで部屋を片付けてお茶菓子の準備、そして身だしなみチェックを終える頃、インターホンがなった。「急にごめんな!!」とインターホン越しからのきみの声。「きみの声聞くと安心するんだよね。」ずっと堪えていた心の声が勢いで漏れてしまった。するときみは、「何それ笑笑」とわたしが言ったことを冗談というように捉えたのか笑われた。本気なのに!!悔しい!!思わせ振りばっかり、わたしの身にもなってよ!!と思いながらもきみと遊んだ。きみが帰ったあと、また1件の通知。「今日は本当にありがとう。お茶菓子までごめんね。かわいかったよ。」と言ってくれた。だからきらいになれない。むしろすき。きみがすきな「君の恋人になりたい」とわたしがすきな「貴方の恋人になりたい」「底辺の恋」を聴きながらその後も眠りについた。
突然の君の訪問。
もうたえられない。
つらくてくるしい。あいたい。あいたいよ…
ガチャ
「え、なんで…」
「LINE見てなんか辛そうだなって思ってきたけど」
「……ありがと。」
「とりあえず材料買ってきたから夜食作るわ。待ってて。」
「うん。」
泣きそうになった。
彼が辛い時は私が絶対に助ける。
そう心に決めた。
『突然の君の訪問』
一人暮らしになってから1年。
もう1年か…
彼女は1年も帰ってこない。
どこへ行ってしまったのだろうか。
ご飯も毎日用意しているが、帰ってこない。
まったく、君は気まぐれだな。
でも君のそういうところが好きだ。
甘えてくるときもあるが、ツンツンしているときもある。
今日もご飯を用意して、外に置いた。
ミャァー
…!!
声がした方へ行くと、そこには彼女がいた。
突然帰ってきてどこ行ってたんだよみーこ。
お、飯食ってくれたんだな。
お帰り。可愛い可愛い俺の彼女みーこ。
ミャァー
期待はしていない。
だって、ずっとそうだったから。
期待したら、いけないんだって。
期待したら、裏切られるだけだって。
ずっと、ずっと、そうだったから。
なのに、どうして、なんだろうね?
君には、期待、しちゃうんだ。
しちゃいけないって、解っているのに。
どうしても、甘えちゃうんだ。
だからね、信じて、みようかなって、思ったんだ。
”突然の君の訪問”が、こんなにも怖いなんて思わなかった。
でも、期待させたんだから、期待した分の答えは、返してよね?
突然の君の訪問
突然の訪問
現実は突然に訪れた。
いいや、気づいていなかっただけで
確実に近づいていた。
いいや、気づいていないフリしたら
真実をさらけ出した。
突然の君の訪問。
いつもの窓際で
いつものように
外を眺めていたら
突風が吹く
カーテンがめくれあがる
顔にかかるは、前は見えないは
風がやんだときには
君は部屋の中
いつもと違う登場でした
やることは、かわらないんだけどね
突然の君の訪問
僕には甥っ子が2人いる。
お兄ちゃんの方は今年小学3年生になった。
彼の通っている小学校は僕の家からとても近い。
僕が休日寝ているとピンポンと呼び鈴が鳴り起こされる。突然の甥っ子の訪問だ。
甥っ子がいつ来てもいいように僕は彼の大好きなスイッチやベイブレード、ボトルマンなどを用意してあるのだ。
僕と遊びたくて家まで来てくれる甥っ子の気持ちを考えるととても嬉しい。
だから、甥っ子には甘くなってしまい、おもちゃをたくさん買ってしまう。
甥っ子は優しい子に育っている。
彼と一緒に近くのスーパーに行きアイス売り場でアイスを買うとパパとママと弟の分もと言ってカゴに入れてくる。
甥っ子は優しい子に育っているが、彼がたくさん入れたアイスはとても高いアイスなので僕のお財布には全然優しくない。
お題 突然の君の訪問。
いつものこの時間に
君はチャイムを鳴らして家まで来てくれた
当たり前だったあの日が
想い出に変わってる
僕の心はあの日のままなのに
来ないはずの君を待ってる僕が居る
君だけが大雨の世界にいたんだ。
本当に、君だけが。
すっぽりと切り抜かれたように。
僕は快晴の青空が広がっている世界。
この時、僕は初めて『雨女』というものを見た気がする。
あまりにもずぶ濡れだから、思わず声をかけた。
「あの、折りたたみ傘ありますけど」
だけど彼女は無言だった。
前髪が長く、表情が隠れている。
すると彼女は踵を返し、ゆっくりと歩き出し、どこかへ行ってしまった。
僕はずっと不思議に思いながら、家でボケっと過ごしていた。
そんな時、ふとチャイムが鳴り響いた。
慌てて立ち上がり、玄関の方へ向かう。
ドアを開くと、そこにはさっき見かけた女の人がいた。
それも雨が降っていない状態で。
「あれ、傘は――」
「……いい」
「へ?」
「いらない。私が欲しいのは、」
か細い声で呟くと、彼女はギュッと僕を抱きしめてきた。
そして上目遣いでこっちを見つめてきた。
澄んだ空のような綺麗な瞳が、じっとりと濡れた髪の間から現れる。
「私が欲しいのは、あなたのような『晴れ男』なの!」
……え。
えぇー!?
……これがとある『晴れ男』と『雨女』の衝撃的な出会いである。
〜雨に佇む〜
〜突然の君の訪問。〜
突然君の心に
僕が訪問する
このことも
不安だったり
やりすぎじゃないの
後悔するよと
盛りだくさんの感情が
僕に押し寄せてくる
でも…
うんこれで僕は
また軽くなっていく
この機会をありがとう
〜突然の君の訪問〜
君が好きなこと
やっていて楽しいこと
惹かれること
しっくりくること
ワクワクすること
こういうのは
君の奥深くにある本来の君が
望んでいることなんだ
なんかおもしろそうだな
惹かれるなと思ったら
やってみる
とりあえず調べてみようかなと
行動してみる
行動することって大切なんだ
本来の自分が望むことを
行動に移すことにより
本来の自分に今の君が
一致していくようになる
行動しようとする時点で
不安だったりとか
うまくいかないかもとか
そんな感情が出てくるよね
それは心地よくないよね
この感情を使っているなと
認めて受け入れる
そして
もう使わない
今までありがとう
そして行動する
上手くいこうがいくまいが
体験しているだけなんだと
行動する
楽しいかもしれないし
気がつくことや
学ぶこともあるかもしれない
心地よくない感情が出てきたら
それを認めて受け入れ
使わないありがとう
そういう風に
くり返しくり返しくり返し
くり返しくり返しくり返し…
やっていると
自分の感覚が軽くなってくる
本来の自分に一致し始めてくる
結果的に
自分の感情が映し出す
スクリーンには
心地よい物が映し出されてくる
実は心地よくないものも
映し出されてはいるんだ
でもね
君にとってそれは
もう使わない感情を
発見するための
良い機会でしかない
これでもっと軽くなる♪
そんな風に思える
君になってるんだ
本来の自分に一致していく
これは簡単なところから
やっていくといいと思う
眠いなと思ったら寝る
ボーッとしたいなと思ったら
ボーッとする
これが食べたいなと思ったら
それを食べる
自分の感覚に
行動を一致させていく
ゆっくりゆっくり
ふか〜くふか〜く
息をする
これも
本来の君に一致していく
そして
その時に心に浮かんだことを
行動に移す
行動することで
自分らしさを表現する
そういう生き方の世界
僕達が向かう世界
録画していた音楽番組を見ながら食べる夜ご飯
冷凍庫に放置されていたササミを消費する今日
君がいないこの部屋は静かで落ち着かない
君がここを去ってもう2週間が経ったのか
最初はすぐに戻ってくるだろうと思っていたが
どれだけ待ってもどれだけ探しても君はいない
___ぐぅ
ササミだけではやはり足りないか
「コンビニ行ってくるね」
誰もいない部屋にそう声をかける
くたびれたスニーカーを履きドアを開けると
そこには君がいた
君は困ったような顔をしてこっちを見ていた
その途端、ホッとして何だか可笑しくなって
気付いたら笑いながら君を抱き締めていた
「ごめん。ササミ食べちゃったから買いに行こっか」
君は「にゃあ」と小さく返事をした
突然の君の訪問。
「えっ?やばっ、何で?!」
私はびっくりしながらインターホンを眺めている。インターホンの画面に写っているのは、私の友達、オネエさんの梓だ。
昨日のラインで、意気揚々と「告白してくるっ!」と宣言した梓。私は「ガンバ〜」と軽く返信をして返した。そのラインのやり取りをしたのが、つい3時間くらい前。
「……いくら何でも実行早過ぎっ!」
私は応答のボタンを押した。
「あずさー、いくらなんでも早くない?」
「まやー、聞いてよー!!あいつったらひどいのよっ!良いから早く開けてっ!」
ガチャッ。
「まーやーっ!!!傷ついたーっ」
「分かったから、取り敢えず部屋に上がってくんない?私寝付いたばっかだったんだからねっ!」
部屋に上がってから聞いた話は、私的にはいつものことだった。精一杯告白したのに、断られたしまった。梓の好みは分かっていたけれど自分がとは思わなかった。
そう、言われてしまったそうだ。
「…もうっ!やってらんないわよっ!」
「本当、酷いやつだなー」
「でしょっ!!」
こうして梓の文句を聞いていれば、梓のどこにも行けなかった気持ちも、少しずつ収まっていく。けれど、梓の心の痛みまで、私は治して上げることはできない。
「………あずさー」
「…なによっ、…」
「泣きたいなら、泣いてくれない?私、今梓を抱きしめたいんだけど、泣いてくれないと、きっかけつかめないの。」
「…、…何よそれっ。そんな、そんなきっかけなんかなくても、抱きしめてくれていいわよっ、…、……」
その言葉に甘え、私は梓を抱きしめた。
背中をトントンってして、赤ん坊をなだめるように私は梓を慰めた。
「ぐす……っ、わたし、まやを友達に持てて、幸せよ」
「私だって、優しくて思いやりがあって温かい梓と、友達でしあわせだよ?
こんな素敵な梓の事わからないなんて皆見る目がないんだよ…」
「、…そうよっ、皆っ…………、みるめがっ、ないのよーーー!!!」
こんなやり取りを繰り返しながら、今日の夜は更けていく。
「今日は、一緒に寝ようか?ベッドダブルだし。うん、そうしよう」
「ぐすっ、相変わらず、イケメンよ、まや」
「当たり前でしょっ!ほら、カモーン!」
「はーい!カモンするー!!」
ベッドの中で友達のじゃれ合いをしながら、私と梓は明日を迎えるのだった。
突然の君の訪問。
明け方のチャイム
扉を開けると君がいた
どうして、どうして…どうして?
君が訪ねてくることなんて
今まで一度だってなかったじゃない?
びっくりする僕を横目に
上がり込もうとする君
待って、まって、まって!!!
来客が来ることを想定していない
僕の部屋は人にはお見せできないんだ
慌てる僕を見て
可笑しそうに、いたずらっぽく君が笑う
なんで?どうしたの?何しに来たの?
疑問で頭がいっぱいの僕に
君は後ろ手に持っていた袋を出したんだ
誕生日おめでとう!
今日は私が掃除してご飯を作るね!
突然君がうちに来た。
うち…ごちゃごちゃだぁ…
謝ったけど
「?大丈夫だよ?」
って言ってくれた。
え、好き…
昼過ぎ。
「ちょっと話があるんだけど、」
そう呼ばれた。
「ん?!なぁに?!」
「あたしと、付き合って欲しい、」
「?!」
好きだと思った相手から告白されて、
「喜んで!!」
おっけーして、
ああなんて幸せなんだろう…
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
突然の君の訪問。
╰━v━━━━━━━━━━━━╯