『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かが誰かを喜ばせたとする。
その喜びは不可抗力として他の誰かに悲しみを産ませた。
[誰も]悪くない、勿論発端の[誰か]も悪くない。
悪くない悲しみはそのうち毒となり罪を作る。
罪は誰かを連鎖しやすい不幸にする。
この時、止める力は微睡んだ様子で流れる空間に散らばっている。
不幸や悲しみだけが罪深く残る。
出来るだけ小さくなるだろうか。
もう他人を喜ばせる事すら怖いんだ、僕は。
突然の君の訪問。
昨日までで
「3DAYS楽しかったよ。」って
お手紙を
今日のサプライズを
仕掛けたかったから。
昨日の夜のイベントも
明日の事言いそうに
なってたから。
突然の君への訪問。
久しぶりの
梅田に。
今日はたくさんの推しさんに
「誕生日おめでとう」って
言われたかったから。
お題:突然の君の訪問。
はい?
現状が、よく、理解できないのです。
え、どうしてここにいるの?
どうしたの?
そんなことばかり頭の中でぐるぐると。
目の前の、ドアが開いた先には
君がいて。
突然の出来事には
フリーズしてしまうのが、私の癖。
それから、
喉の奥から押し出すようにひとこと。
「うそ…」
出てきた音は
全く可愛げのない、否定的にも取れる言葉。
それでも、君は苦笑して、
してやったり顔でこう言う。
「どうだ、驚いたか?」
突拍子もない、オドロキ大好きオトコ。
それが、私の
鶴丸国永。
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このお題、最初は「君」は誰も出てこなかった
でも、お題全体に対しての切り口に
状況が飲み込めない自分
が出てきた。
それから、
訪問→自宅訪問→ドアの先に誰かいる
と言うのが紐づる式に出てきて
さらに年中TL思考回路は
お気に入りが訪問だと勝手に指定してきて
じゃあ、ドアの外からフリーズしてる私に降りかかる言葉は?
と、考えた途端。
オドロキ大好きマンが出てきてしまった。
なので、オチは、
私の鶴丸国永
になってしまった。
こんなのにするつもりは最初はなかったのに…
p.s.
「なぁ、寒いから暖めてくれぇぇ」
「ちょっと、なんで入ってくるの⁈」
「君の家だから俺がいてもおかしくないだろぉ?」
「いやいやいや、人を招く仕様にはなってないから」
「そう言わずにだなぁ…構ってくれぇぇぇぇ」
うちのお鶴は義伝の健人鶴のように構ってくれ仕様です。
温泉を見つけた獣の如くダイブしてきたので
押し倒されました。
この後、腹に頬ずりしてきたので一喝して終了。
構ってくれぇが発動すると、甘くはなりません。
お題「突然の君の訪問。」
どうしてそこに足を運んだのか、
そしてなぜその扉を開けようと思ったのか、
それは僕にもわからなかった。
ただ、なんとなく。本当にただ''なんとなく''
トントン廊下を歩いて、
ガチャリと下げたドアノブの、
その先でちょこんと座っていた。
過ごしてきた時間と何も変わらない、
優しい顔をしてこちらを見ていた。
僕が泣いていたときも、いつだって
そんな顔をしてそばにいてくれたよね。
「……っ」
パッと飛び込んだ景色は、
見慣れた自分の部屋の天井だ。
フラリと同じ部屋の扉を開けてみても、
冷たい空気が体を撫でるだけで、
君はどこにもいなかった。
「…ごめんね。ずっと泣いてた僕のために、
夢の中に会いに来てくれたの?
あの日、ちゃんとお別れを言えなかったもんね。
ありがとう、大好きだよ」
静かに部屋の扉をひいて、バタンと時間を進めた。
出たよ、また。いつもそんな感じで急に来るよね。私が夜の11時に、ビールもう1本のもうかとか考えてる、そういう時に。
しかも今日は日曜日じゃん、明日からまた6時に起きて、仕事なのに。急に来られたせいで眠くなって、手元が狂ったりしたらどうしてくれるの。
それなら、早く寝ればって?
お題【突然の君の訪問】
何気ない毎日に突然元カノと
最後に一緒に撮った写真
それが突然落ちてきた
きちんと想い出としてしまってたのに
突然出てくるなんて有り得ない
家族に聞いてもある場所が分からないし
自分がきちんとしまってないんじゃないか
そう言われてしまった
その時時間が押していたので
しまうことを忘れてでかけてしまった
その時は渋滞に巻き込まれて
職場でこっぴどく叱られて
上司からの飲み会の誘い
同期が結婚するという連絡
後輩がやらかしそれの謝罪
過去以上に忙しく感じた
立てかけてある写真にただいまと
告げようとした時 あの時戻してなかった
そう思ってふと見るときちんと、戻っていた
家族に伝えたら
部屋に入っていない。元々あったのでは
貴方いつも見てるからわかるでしょう
そう言われ少し肌寒く感じた
朝しまい忘れたのは
立てかけてある写真では無いが
行く時に行ってきます。を伝えていない
その時その場には無かったはずだ
なのにどうして…?
お ツカ レ さま
どこからか声が聞こえた。
しかも聞いたことがある声だった
『おつかれさま!』と次はハッキリと
元カノだった
『また浮かない顔してどしたのさ笑
今日朝来たのわかってる?笑 もー本当に
あれからビビりは少し治ったかなーと思ったのに
家族とかに聞いたりなんかしちゃってさ
飲み会とか行ったりして、前より減ってない?
上司に嫌われるぞ?笑 同期も結婚か…
あの人とあの子は意外だったね!笑
私達もいつか結婚できると思ったのに
後輩がやらかしたのは貴方のせいじゃないよ
いつも自分のせいって責めるけど全然違うからね』
私は貴方の笑顔に惹かれたんだ
毎日挨拶してくれるあの時の笑顔
そう言って元カノはどこか行った
机には俺の好きな飲み物やスイーツ
買ってきた覚えないのに…
でもこれは家族に聞かなかった
元カノからのサプライズ。そう捉えた
気づいたら49日過ぎようとしてたんだね
ありがとう、また来てね
その時俺は頑張ってビビりを無くしとくから
『待ってるよ』
「突然の君の訪問」
突然の君の訪問に 鼓動が高鳴り 慌てふためく きちんとした格好か? 部屋は綺麗に片付いているか? しっかりと喋れるのか? 扉を開けた 君が飛び付いて 抱きついてきた 泣いているようだ 何かあった? そう聞くと あなたに会いたかった 寂しかったみたいだ すごく可愛いなぁ 思わず声に出る 今日はずっと一緒にいるよ 部屋に招き 手を繋ぎ いつまでも寄り添っていた
「突然の君の訪問」
一瞬、ドキリとしてしまう
そして我が目を疑い二度見してしまう
途端に緩む口元
手で抑えて咄嗟に隠して平静を装う
別に見えるわけでもないのに
画面の向こう側の君には
こんなところでもアマノジャクは顔を覗かせる
素直じゃないな、素直じゃない
君の訪問は一瞬だけ
私のポーカーフェイスを崩してしまう
そんな魔力がある
いや
魔力とか魔法とかじゃなくて
ただ単に
君の訪問が嬉しい、それだけなんだけど
それだけの事でこんなにも胸が踊るのは
きっと……
だけどそれは内緒の話
突然の君の訪問。
君が来る。
一分の一綾波をどう説明すればいい?
分かって欲しいんだだけども
いきなりじゃなんだから
名作劇場あたりから軽くジャブを出そう。
朝、目が覚めて、
わたしは、カーテンを開けた。
眩しい太陽の光が暗い部屋いっぱいに差し込む。
どこかから聞こえる小鳥たちの声、大通りを走る自動車の音、どこかへと急ぐ人の足音。
今日もまた一日が始まる。
始まってしまう。
さて、今日は何をしようか。
結局、昨日もこれと言って何もしていない。誰と会う訳でもなかったし、どこにも行かなかった。だらだらと過ごし、時間だけが過ぎた。
とは言っても、友だちに連絡するのも、なあ……。
みんな、もう結婚していて家庭を持っている。おまけに住んでいるところも遠い。今日、突然連絡して会えるような感じでもない。
とりあえず着替えてから予定決めてみよう。
わたしは、クローゼットを開けてみる。一週間買ってから一度も袖を通していない白いブラウス。襟元にはレースと桜の刺繍がついている。
せっかく買ったし、ちょっと着てみようかな。
どこに行く訳でもないけど。
その時、スマホのメッセージを知らせる音が鳴った。画面を見てみると、先月知り合って何度かメッセージを交わしていた彼からだった。
『今日そっちに行っていい?それで、良ければ一緒にお出かけしない?』
そこで、夢から覚めた。
突然の君からのメッセージ
”おやすみ💙 また明日ね💙”
また明日…え?あっそっかライブがあったんだ
昨日と今日。
君からのメッセージは今日の午前0時に来てました
”私がいないところで沢山の人に手を振ってるんだ”
こんな言葉が口からこぼれた
周りの人に
”え、怖w 絶対メンヘラ彼女になるじゃんw”
って言われちゃった
そりゃそうだよね 怖いよね
いつからこんな欲張りになっちゃったんだろう
”また来年、君と会えますように”
突然の君の訪問?
心臓にとても悪いので、やめてください。
…色んな意味で。
あの頃、毎日22時~電話してたね☎️
けど私が違う職種に就いてから、電話が出来ない日も沢山あったね。
あの日、職場に来てくれた...めちゃくちゃ嬉しくてたまらなかった。
あの日、ありがとね!
あの頃の職種が違ってたなら、今でも一緒に居られたの?
貴方と過ごした日々は、一生忘れない。
ずっとずっと
会いたかった君が
呼び鈴を押してくれた。
ずっとずっと
待ってた。
何も出来ない自分が悔しかった。
そんな自分のところへ
私たちの家へ
帰ってきてくれた。
なのに君の姿が見えない。
帰ってきたんだから
姿くらい見せなさいって
呟いてやったけど
ここに居るんでしょって
手を伸ばしたけど
そこにあるのは
冷たい空気だけだった。
「突然の君の訪問」
「突然の君の訪問。」
課題に追われている時に、インターホンの音が部屋に響きわたる。
画面を見るとそこには君が映ってて、課題終わらせたいし、出るのやめようかな…
と思っても、自然と自分の体は玄関の方へ
ドアを開けると「ごめん、急に。これ食べない?」とたこ焼き屋の袋を笑顔で持ち上げる君。
「急すぎだよ。しかも、何でたこ焼きなの」と言いながらも、心の中ではウキウキしている私。
課題はこの後終わらせればいっか、とも思ってしまう。
君の笑顔は私に心のゆとりをもたせる。
たこ焼きみたいに、何でも丸く包み込んでしまう魔法がある。
君から家に来たことはないね
いつも私から行っていて、話したり外で遊んだり
楽しかったな
また君の家に行くよそしたらまた遊ぼうね
ある日の休日。片思い中の君が突然、私の家のインターホンを鳴らした。
「これから遊びに行こ。」
君はそう言うとペアルックの服を渡し、これに着替えて。私の気も知らないでそんな思わせぶりなところ嫌い。でも、そこがいいと思ってしまう自分がいるのも事実。気持ちを伝えるには、勇気が足らない。いつか君に好きだと伝えられる日が来るだろうか……
「開けてくれませんか」
3回目のインターホンを無視して暫く、ドアの向こうからトントンと控えめにノックする音の後に、低くて耳触りのいい声が聞こえた。
「居るのでしょう?」
トントントン。先程より大きく戸をノックしている。
「先輩、ドアを開けなさい」
“先輩”と呼んでおきながら“開けなさい”と命令するその矛盾にドキリと心が跳ねて居留守の抵抗虚しくドアを開けた。彼は数センチ開いたドアの隙間にスッと体を滑らせて玄関に入ってきた。
「何故直ぐにドアを開けてくれないんですか」
目の前に立つこの男は180センチを超える長身で150センチの私が上がり框に立っていてもまだ首を後ろに倒して見上げなければならない。
「コレが居留守を使った理由ですか」
彼は私の頬に手を添えた。すっぴんの顔を見られるのは初めてだった。眉毛も描いてないし、そばかすだって隠してない。付き合って日も浅いのにまさか急に家に訪ねてくるなんて...
「恋人が風邪をひいて仕事を休んでいるのだから介抱したいと思うのは当たり前のことでしょう」
真っ直ぐに見下ろしてくる双眸は私の心をいとも簡単に読み取ってしまう。
「こんな事で居留守を使われては堪りませんね。普段の先輩もとても綺麗でいつも見惚れてしまいますが、化粧をしていない先輩は少し幼くなって、その姿は自分しか知らないのだと思うと高揚感が高まります。恥じらうその姿も余りにも可愛らしい。体が万全だったのなら今直ぐにでも抱き潰してしまう所でした」
明け透けな物言いにカッと頬に熱が集まる。
「あれ?顔が赤いですね。熱が上がってしまいましたか?」
態とらしく口角を上げてトボける彼に沸々と怒りが沸いてきた。急に来ただけではなく、私の反応を見て楽しんでる...
「今度から」
「はい?」
「今度から絶対連絡してから来て...」
「何故ですか」
「二度とスッピン見せない」
「すみません。もう揶揄わないからそんな事言わないでください。...あぁ、顔を隠さないで」
「.....」
「顔を見せてください」
「.....」
「.....先輩、コッチを向きなさい」
「ねえ、私があなたの時々敬語が外れるギャップに弱いっていつから知ってたの...?」
「....うわ、スッピン上目遣い本当堪らないですね...先輩早く風邪治してください。抱きたい」
「........もう帰ってよ」
#突然の君の訪問
突然の君の訪問。雨の中、ドアを開けたら冷たい風が吹き込んできて身震いして、君の言葉に心臓が止まり掛けたのが四半刻前。今はとにかく君とずぶ濡れになりながら歩いていた。
死にたいと零した君に、どこで死ぬのと問いかけた。すると笑って、分からないと答えた。じゃあ探しに行こう、二人で。最後の最後まで一緒にいて、一緒に死のう。そしたら何も寂しくないから、と半ば強引に押し通した。寒いけど、でも一人で家で過ごしてた先程よりかはずっと暖かい。君も笑っていて、多分こんな時間だけだったら君も死ななくてもすんだのかもしれない、なんて。
飛び込みは迷惑かかるからダメ、飛び降りもちょっと嫌、でも血は見たくない。ならば、君が大好きな夜の海へ行こう。海の生物にはちょっと申し訳ないけれど、でもあの綺麗な海の中で死ねるのなら本望だと二人で意見が揃った。
「でも今日は雨だし、晴れたらがいいな」
「折角なら綺麗な夜の海で死にたいね」
じゃあ、ちょっとだけ死ぬのは先延ばし。
突然の君の訪問。終わりをちょっと延長します。
[突然の君の訪問。]
突然の君の訪問
突然、君が現れた。ビックリした。
でもすごく嬉しかった。
だって、大好きな君が現れてくれたんだから。