菜な子

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ずっとずっと
会いたかった君が
呼び鈴を押してくれた。

ずっとずっと
待ってた。
何も出来ない自分が悔しかった。

そんな自分のところへ
私たちの家へ
帰ってきてくれた。

なのに君の姿が見えない。
帰ってきたんだから
姿くらい見せなさいって
呟いてやったけど

ここに居るんでしょって
手を伸ばしたけど
そこにあるのは
冷たい空気だけだった。







「突然の君の訪問」

8/28/2022, 1:35:25 PM