『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「突然の君の訪問」
突然の君の訪問に 鼓動が高鳴り 慌てふためく きちんとした格好か? 部屋は綺麗に片付いているか? しっかりと喋れるのか? 扉を開けた 君が飛び付いて 抱きついてきた 泣いているようだ 何かあった? そう聞くと あなたに会いたかった 寂しかったみたいだ すごく可愛いなぁ 思わず声に出る 今日はずっと一緒にいるよ 部屋に招き 手を繋ぎ いつまでも寄り添っていた
「突然の君の訪問」
一瞬、ドキリとしてしまう
そして我が目を疑い二度見してしまう
途端に緩む口元
手で抑えて咄嗟に隠して平静を装う
別に見えるわけでもないのに
画面の向こう側の君には
こんなところでもアマノジャクは顔を覗かせる
素直じゃないな、素直じゃない
君の訪問は一瞬だけ
私のポーカーフェイスを崩してしまう
そんな魔力がある
いや
魔力とか魔法とかじゃなくて
ただ単に
君の訪問が嬉しい、それだけなんだけど
それだけの事でこんなにも胸が踊るのは
きっと……
だけどそれは内緒の話
突然の君の訪問。
君が来る。
一分の一綾波をどう説明すればいい?
分かって欲しいんだだけども
いきなりじゃなんだから
名作劇場あたりから軽くジャブを出そう。
朝、目が覚めて、
わたしは、カーテンを開けた。
眩しい太陽の光が暗い部屋いっぱいに差し込む。
どこかから聞こえる小鳥たちの声、大通りを走る自動車の音、どこかへと急ぐ人の足音。
今日もまた一日が始まる。
始まってしまう。
さて、今日は何をしようか。
結局、昨日もこれと言って何もしていない。誰と会う訳でもなかったし、どこにも行かなかった。だらだらと過ごし、時間だけが過ぎた。
とは言っても、友だちに連絡するのも、なあ……。
みんな、もう結婚していて家庭を持っている。おまけに住んでいるところも遠い。今日、突然連絡して会えるような感じでもない。
とりあえず着替えてから予定決めてみよう。
わたしは、クローゼットを開けてみる。一週間買ってから一度も袖を通していない白いブラウス。襟元にはレースと桜の刺繍がついている。
せっかく買ったし、ちょっと着てみようかな。
どこに行く訳でもないけど。
その時、スマホのメッセージを知らせる音が鳴った。画面を見てみると、先月知り合って何度かメッセージを交わしていた彼からだった。
『今日そっちに行っていい?それで、良ければ一緒にお出かけしない?』
そこで、夢から覚めた。
突然の君からのメッセージ
”おやすみ💙 また明日ね💙”
また明日…え?あっそっかライブがあったんだ
昨日と今日。
君からのメッセージは今日の午前0時に来てました
”私がいないところで沢山の人に手を振ってるんだ”
こんな言葉が口からこぼれた
周りの人に
”え、怖w 絶対メンヘラ彼女になるじゃんw”
って言われちゃった
そりゃそうだよね 怖いよね
いつからこんな欲張りになっちゃったんだろう
”また来年、君と会えますように”
突然の君の訪問?
心臓にとても悪いので、やめてください。
…色んな意味で。
あの頃、毎日22時~電話してたね☎️
けど私が違う職種に就いてから、電話が出来ない日も沢山あったね。
あの日、職場に来てくれた...めちゃくちゃ嬉しくてたまらなかった。
あの日、ありがとね!
あの頃の職種が違ってたなら、今でも一緒に居られたの?
貴方と過ごした日々は、一生忘れない。
ずっとずっと
会いたかった君が
呼び鈴を押してくれた。
ずっとずっと
待ってた。
何も出来ない自分が悔しかった。
そんな自分のところへ
私たちの家へ
帰ってきてくれた。
なのに君の姿が見えない。
帰ってきたんだから
姿くらい見せなさいって
呟いてやったけど
ここに居るんでしょって
手を伸ばしたけど
そこにあるのは
冷たい空気だけだった。
「突然の君の訪問」
「突然の君の訪問。」
課題に追われている時に、インターホンの音が部屋に響きわたる。
画面を見るとそこには君が映ってて、課題終わらせたいし、出るのやめようかな…
と思っても、自然と自分の体は玄関の方へ
ドアを開けると「ごめん、急に。これ食べない?」とたこ焼き屋の袋を笑顔で持ち上げる君。
「急すぎだよ。しかも、何でたこ焼きなの」と言いながらも、心の中ではウキウキしている私。
課題はこの後終わらせればいっか、とも思ってしまう。
君の笑顔は私に心のゆとりをもたせる。
たこ焼きみたいに、何でも丸く包み込んでしまう魔法がある。
君から家に来たことはないね
いつも私から行っていて、話したり外で遊んだり
楽しかったな
また君の家に行くよそしたらまた遊ぼうね
ある日の休日。片思い中の君が突然、私の家のインターホンを鳴らした。
「これから遊びに行こ。」
君はそう言うとペアルックの服を渡し、これに着替えて。私の気も知らないでそんな思わせぶりなところ嫌い。でも、そこがいいと思ってしまう自分がいるのも事実。気持ちを伝えるには、勇気が足らない。いつか君に好きだと伝えられる日が来るだろうか……
「開けてくれませんか」
3回目のインターホンを無視して暫く、ドアの向こうからトントンと控えめにノックする音の後に、低くて耳触りのいい声が聞こえた。
「居るのでしょう?」
トントントン。先程より大きく戸をノックしている。
「先輩、ドアを開けなさい」
“先輩”と呼んでおきながら“開けなさい”と命令するその矛盾にドキリと心が跳ねて居留守の抵抗虚しくドアを開けた。彼は数センチ開いたドアの隙間にスッと体を滑らせて玄関に入ってきた。
「何故直ぐにドアを開けてくれないんですか」
目の前に立つこの男は180センチを超える長身で150センチの私が上がり框に立っていてもまだ首を後ろに倒して見上げなければならない。
「コレが居留守を使った理由ですか」
彼は私の頬に手を添えた。すっぴんの顔を見られるのは初めてだった。眉毛も描いてないし、そばかすだって隠してない。付き合って日も浅いのにまさか急に家に訪ねてくるなんて...
「恋人が風邪をひいて仕事を休んでいるのだから介抱したいと思うのは当たり前のことでしょう」
真っ直ぐに見下ろしてくる双眸は私の心をいとも簡単に読み取ってしまう。
「こんな事で居留守を使われては堪りませんね。普段の先輩もとても綺麗でいつも見惚れてしまいますが、化粧をしていない先輩は少し幼くなって、その姿は自分しか知らないのだと思うと高揚感が高まります。恥じらうその姿も余りにも可愛らしい。体が万全だったのなら今直ぐにでも抱き潰してしまう所でした」
明け透けな物言いにカッと頬に熱が集まる。
「あれ?顔が赤いですね。熱が上がってしまいましたか?」
態とらしく口角を上げてトボける彼に沸々と怒りが沸いてきた。急に来ただけではなく、私の反応を見て楽しんでる...
「今度から」
「はい?」
「今度から絶対連絡してから来て...」
「何故ですか」
「二度とスッピン見せない」
「すみません。もう揶揄わないからそんな事言わないでください。...あぁ、顔を隠さないで」
「.....」
「顔を見せてください」
「.....」
「.....先輩、コッチを向きなさい」
「ねえ、私があなたの時々敬語が外れるギャップに弱いっていつから知ってたの...?」
「....うわ、スッピン上目遣い本当堪らないですね...先輩早く風邪治してください。抱きたい」
「........もう帰ってよ」
#突然の君の訪問
突然の君の訪問。雨の中、ドアを開けたら冷たい風が吹き込んできて身震いして、君の言葉に心臓が止まり掛けたのが四半刻前。今はとにかく君とずぶ濡れになりながら歩いていた。
死にたいと零した君に、どこで死ぬのと問いかけた。すると笑って、分からないと答えた。じゃあ探しに行こう、二人で。最後の最後まで一緒にいて、一緒に死のう。そしたら何も寂しくないから、と半ば強引に押し通した。寒いけど、でも一人で家で過ごしてた先程よりかはずっと暖かい。君も笑っていて、多分こんな時間だけだったら君も死ななくてもすんだのかもしれない、なんて。
飛び込みは迷惑かかるからダメ、飛び降りもちょっと嫌、でも血は見たくない。ならば、君が大好きな夜の海へ行こう。海の生物にはちょっと申し訳ないけれど、でもあの綺麗な海の中で死ねるのなら本望だと二人で意見が揃った。
「でも今日は雨だし、晴れたらがいいな」
「折角なら綺麗な夜の海で死にたいね」
じゃあ、ちょっとだけ死ぬのは先延ばし。
突然の君の訪問。終わりをちょっと延長します。
[突然の君の訪問。]
突然の君の訪問
突然、君が現れた。ビックリした。
でもすごく嬉しかった。
だって、大好きな君が現れてくれたんだから。
「突然の君の訪問」
心臓止まるかなとおもた
あぁ……
無人島に取り残された私
ここ1週間何も食べてない
なんでもいいから
不味くても
毒があっても
ナニか食べないと、、、
そんな時
突然の君の訪問。
良かった…
朝
{貴方が私の所に来てくれたらどんなに良いだろう。
いや、来なくてもいい。
私から行った時に会えるのなら}
ある日、彼は朝、野球の自習練をしていると聞いた。
いつでもしていると思った。
だから、「また明日」、「また明日」…と先伸ばしにしてしまった。
彼に会いたいのは本当だ。
でも、私は究極に朝に弱いのだ。
そんな私でも、スクッっと起きれた日があった。
すぐに行くことにした。
しかし、そこに彼の姿はなかった。
中学生になって忙しくなったのだろう。
後悔した。
「あの時、行っておけばな」って。
<突然の君の訪問>
『 突然の君の訪問』
今日私は風邪で学校を休んだ、私の物を友達が持ってきてくれるはずだったがその友達も休んでいた為君が来た、君にパジャマ姿を見られて少し恥ずかしかった
突然の君の訪問。
「いつも急だから困る、連絡くらいして」
言葉とは裏腹に私の口角は上がり、頬はゆるむ。
「ひとまず上がって、お茶でも飲んできなよ」
「そのつもり」
君ってやつは。
その猫は
父が残していった形見だっただと
今でも思っています
荒れた裏庭の草を刈っていると
遠くのほうからぎゃあぎゃあと
変わった声で鳴きながら
その猫は
わたしを見つけて歩み寄ってくるのです
もうお父さんはいないんだよ
と言って聞かせても
わかっているのかいないのか
いつしかわたしに気を許し
近くの草の上に寝転んで
作業が終わるのをじっと待っているのです
家主を失った家はしんと寂しくて
わたしは何度涙をこらえたことでしょう
そのたびあの鳴き声がやってきて
ころんとした身体のあの子がやってきて
わたしにまとわりついては
やさしく慰めてくれたのです
ああ さび
きみは今 どこの空の下にいて
どこで夜露をしのいでいるの
またその声が聞きたい
またひょっこりと現れるのを
わたしはいつまでも待っているから
#突然の君の訪問。