『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の別れは、いつ決まった
ことなのだろう
その別れの時、
涙が約30分間止まら
なくなり
戸惑った・・・
それから、数十年たった
が涙が止まらないのは
その時だけでした
突然の別れを惜しむように君は、ゆっくりとまばたきし、眉を悲しませた。雨の音で最初に何を言ったか聞こえなかったけれど君は、わたしに話しかけている。
「悲しいけれど、さよなら」
「うん、またね」
嘘つき、悲しくなんてないくせに。
ずっとずっとわたしに飽いていたくせに。
「もしも、」
そう言って君が傘をわたしに差し出す。
「もしも、また会えたら」
「この傘を返せって?」
「うん、だめかな…?」
あぁ、本当にずるい。だめって言わないことを知っていてこんなことを言うんだ。
「もちろんいいよ」
「うん、またね!」
「バイバイ」
君に背を向けてわたしは、走るよ。涙をみられたくないから。もう会うこともない君よ。わたしは、君が好きだった。あれ、あぁ、そうか。
突然の別れを惜しんでいるのは、
私の方じゃないか。
『別れを惜しむ人々が涙を流し去っていくことが
なくなりますように。』
“突然の別れ”
別れの言葉は突然だった。
突然も突然、ついさっきまで愛を確かめあっていたベッドの中で余韻に浸りながら近づけた唇が突然そう告げた。
「え?」
「だから、もうやめるって言ってるの」
「何を」
「この関係」
さっきまでの甘い空気はどこへやら。
いつものクールな姿にもどった彼女は僕の腕をあっさりと払いのけてさっさと帰り支度を始めていた。
その薄っぺらい僕のつけたキスマークだらけの白い背中をぼんやりと眺めるしかできなかった。
僕は一体何を間違ってしまったんだろう。
引き止めたいけど、そもそも僕なんかと彼女が付き合っていた方がおかしかったんだと思うと思うように体が動かない。
数ヶ月前、同じ学部のいわゆる"高嶺の花"と称される彼女が突然僕の隣の席に座ってきた時には目眩がするほど驚いた。
特別彼女に好意を寄せていたわけじゃないが、ずば抜けて容姿の良い彼女は目の保養だった。
そんな彼女がなぜ会話もしたことのない僕の隣に?とドギマギしたが、彼女が僕の隣に座った理由はしごく単純で、朴念仁の彼氏に嫉妬をさせたかったらしい。
その嫉妬をさせたい彼氏というのが、たまたま別の学部に在籍している僕の幼馴染で、たまたまその講義だけ被るからそれだけで僕が選ばれたのだ。
そこからなんとなく彼女とは話す様になって、幼馴染の愚痴なんかを聴いたり話したりする仲になり気づけば深い仲になってしまっていた。
頭が良くて運動もできてなんでもそつなくこなすうえに、やたらと立ち振る舞いがスマートに見えて(実際は他人との関わりを避けているだけの陰キャだと言うのに)異常にモテる幼馴染が自慢でもあり少しだけ妬ましかった。
だから、その彼女と夜を共にした翌日はあまりにも気分が良かった。生まれて初めて、あの完璧な幼馴染に勝てたんだ。
おそらく流れを知ってしまったのだろう幼馴染が気まずそうに僕を見る姿に気づかないふりをしながら心の中で何度ガッツポーズをしたかわからない。
彼女は幼馴染ではなく、僕を選んだんだ!
……と思ったのに。
別れは突然やってきて、僕はまだ温もりの残るベッドで僕には一体何が残ったのかを必死に考えていた。
題 突然の別れ
「ごめん・・・」
今日朝小学校に来るなりみのりちゃんはずっとそう言ってる。
「だから、何がごめんなの?言ってくれなきゃ分からないよ」
私は困惑してみのりちゃんに聞き返す。
そうすると、みのりちゃんは頭を振って無言になっちゃうんだ。
泣いてしまうんじゃないかと思って。
みのりちゃんの顔が歪んでいて、私はそれ以上追求できないでいた。
どうして?何がそんなにみのりちゃんを苦しめてるの?
私、友達なんだから、力になりたいよ。
そこへ、先生が入ってきて、ホームルームが始まった。
始まって最初に、先生が口を開いた。
「坂下みのりさんが転校することになりました。海外に行くそうです。残り少ない日数ですが、みんな坂下さんと最後まで楽しく過ごしましょうね」
て、転校・・・?!
私はしばらく固まってしまう。
思わずみのりちゃんの席を見てしまうけど、みのりちゃんは下を向いたままだ。
転校するの・・・?私達一番仲が良かったし、いつも一緒だったのに・・・・。
そんなの・・・寂しい。
それに、最初はみのりちゃんの口から聞きたかった・・・。
休み時間。悲しくて、思わずみのりちゃんが席を立つ前に席を立って、トイレへ駆け込む。
何で、避けてるんだろう・・・と自分にツッコミをいれる。
きっと、私に一番に話してほしかったんだ。
友達っていう立場を過信しすぎてたんだ。
みのりちゃんに信頼されてなかったようで悲しかったんだ。
トイレを出ると、出口にみのりちゃんが立っていた。
「ごめん」
みのりちゃんにそう言われて、私は低い声で「うん・・・」
と言う。
「言えなかったの、避けないで」
2人で歩きながら話す。
「避けてないよ」
と私。
「避けてるじゃん、今も私の顔見ないし」
「それは・・・歩いてるから」
私は苦しいウソを言う。
「ウソ」
瞬時に見破られてしまう。
「・・・ねえ、私だって離れたくないんだよ」
みのりちゃんの目から涙がポロッとこぼれた。
私は涙に胸を揺さぶられる。動揺した。
「泣かないでよ。私も泣いちゃう」
「うん・・・そうだね・・・」
それから、ひとしきり、2人で抱き合って泣いた。
今までの思い出がなぜかスライドショーみたいに浮かび上がってきて、その度に悲しくなってしまう。
「海外だけど、今はネットあるから連絡できるよ」
2人で泣くだけ泣くと、何だか少しスッキリした。
私もみのりちゃんも赤く腫れ上がったヒドイ顔になっちゃったけど。
「そっかぁ、じゃあ、顔見て話せるね♪」
私はとたんに少し楽天的な気持ちになる。
「私達、ずっと遠くに行っても友達だよ」
みのりちゃんの泣きはらした笑顔に、私も頷いて、彼女の手を取る。
「うん、ずっと友達だよ、約束」
そうして、小指を絡めて私達は遠く離れてもずっと友達でいることを誓ったんだ。
お題「突然の別れ」
君にはとても申し訳ないと思っている。
だが、私はずっと耐えてきたのだ。
周りからの侮辱や私を軽蔑するような視線、
そして自らの心の中から溢れ出てくる、とても
心苦しい感情。
それらを上手く対処していたのだけれど、それももう限界に達してしまったのだろうか。
いつの日か私の体は押し潰されるかのように動かなくなってしまい、遂には君に会おうという気力すらもなくなってしまった。
君との突然の別れだ。
こんなみっともない姿、君には見せられない。
仮に見せたって、きっと呆れられるだけだろう。
「―ごめんね。」
こんな私でごめんね。みっともないのは分かっている。それでも君は、私の事を待っていてくれるのかな?
私がいきなり何も言わずに姿を消してしまった故、思わぬ形で突然の別れとなってしまった。
私と恋仲である君は、今頃とても辛い思いをしているだろう。
勝手に姿を消した私を憎んでくれても構わない。だが、それでも私のことをいつかその日まで待っていてくれるのなら、君に「ごめんね」ではなく「ありがとう」と言える日が近いのかもしれない。
孤独な夜をなぞった、相変わらずの身体。
一人じゃ、
生きていけないと思ってたけど、
案外、平気みたい。
でも、心は未だに、さよならの場所。
待ってみたり、探したり。
どうやら、忘れたフリは通用しないらしい。
「ごめん、やっぱりお前のこと好きじゃない。」
そう告げられて俺の6ヶ月の恋は終わりを迎えた。
相手は別に男が好きな訳じゃなかった。ただ、俺が告白した時、俺ならいいと答えてくれて本当に嬉しかったんだ。
でも、その人は俺を捨てて新しい人を隣に置いた。
捨てられた俺は、負け組と呼ばれる人達の仲間入りを果たしてしまった。
だから、俺はもう誰も好きになりたくない。傷つくって学んだから。
「なら、どうして私にその事を話したんだ?」
「それは…分かりません。」
本当は分かってる。担任が昨日、女子生徒の恋話に耳を傾けているのを知って、俺とあの子の何が違うのか知りたくて担任のところに足を運んだんだ。
「何を期待して私に独白したのか知らんが、
ひとつ言えるのは君は別に傷ついちゃいないよ。
ただ、自分を慰めてくれる人間を求めているだけ。
でもね、結局自分を救えるのはいつだって他人
ではなく己自身なんだ。
他人はあくまでその補助をすることしか出来ない。
私は君が、新しい自分への選択ができることを提示
することくらいしか出来んよ。」
「新しい自分ですか…」
「君が傷ついていると感じたのは、相手の求めていた
理想像の自分が傷つけられた事であって本当の自分
のことじゃない。」
その言葉で脳のモヤが霧のように晴れていく気がした。
自分が沈めていた事実を担任の言葉は、急浮上させた。そうだ、俺は俺が傷ついた事実に依存していたのだ、そうすれば俺を助けてくれる人物が優しくしてくれると思い上がって、本当の理由からは逃げ続けていた。でも、担任は隣に立ってくれた。俺を前からではなく、横から助けてくれた。憐れみなんかじゃない、あの人とは違う優しさが確かにそこにはあった。
担任の言葉は俺には必要なもので、俺自身が皮を被り
続けていたという事実に再び気づかせてくれた。
俺は、担任に礼を言い家への道を辿って行った。
もう、振り返る必要はない。だって、俺はもう新しい
自分だから。
突然の別れ、されど寂しさは必要なし。
お終い
追記 恋物語と繋がってます。
教師も同一人物です。
恋物語の生徒は、自分が傷つくことを恐れてはおらず新しい自分への道を迷わず選択するタイプの子でした。
突然の別れの生徒は、傷ついた事実に怯え一生今の自分でいるという選択をしようとしたところを教師がまだ変わるチャンスがあるということに気づかせ決心がついて選択をした子でした。
あなたとなら永遠誓える思ってた
そんな可能性のうたかた
「突然の別れ」
別れは突然やってきます。
僕の場合は、お婆ちゃんが亡くなった時が一番印象に残ってます。
いつものようにゲームをしているとお父さんが帰ってきて、お婆ちゃんが亡くなってると静かに告げてきました。
お婆ちゃんは一人で暮らしていて、心臓発作をおこし、誰の助けも呼べないまま亡くなったようなのです。
あの頃はまだ子供で、身近な人が亡くなるのは初めてのことだったため、大きな衝撃を受けたのを覚えています。
そして、こんなにも人は、あっさりといなくなるんだと実感した日でした。
ああ、そうか。
今気づきました。
僕は、人との関わりで、一歩引いている自分がいると思っています。
多分、親しい人を亡くしたあの日からです。
親しくなればなるほど、亡くした時の辛さを実感した僕は、人との関わりを無意識に引くようになっていたんだと思います。
今日まで生きてきて、人との関わりの大切さを学んできたつもりでした。
でもなぜか、どうしても一歩引いてしまう自分に疑問を感じていましたが、これが理由だったのかもしれませんね。
また一つ、自分を理解できました。
趣味で繋がる、的なアプリをやっていたとき、仲良くなった人がいた。
毎日たくさんお話をした。ある日、「明日学校何時に終わる?」って聞かれて、答えたら、「終わったら連絡して」って言われて、私との会話を楽しみにしてくれているみたいで、私を必要としてくれているみたいで、日記に書くくらい嬉しかった。
なのに数日後、突然返信が来なくなった。
ブロックという手段もあったから、嫌われたわけではないと信じたい。
私はその人に何日も何日も、何日も何日もメッセージを送り続けた。今まで話していたような、他愛のない内容を。
今思い返すと、相当気持ち悪いことをしたなと思う。当時の私はそんなことをしてしまうくらいその人に執着していた。
でも、それは私だけで、その人にとって私はどうでもいい存在だったのだろう。
それだけが今は、ただただ悲しい。
ー突然の別れー
キツネはウサギを追いかける。
ウサギは必死で逃げまわる。
キツネの追跡は執拗で
とうとうウサギは捕まった。
その時ウサギは死んだふり。
キツネが力を抜いたその隙に
ウサギは突然起き上がり
野原の遠くへ逃げ去った。
「突然の別れ」
【突然の別れ】
まだ経験した事ないな...
でもいづれくる。怖いけど...w
「生まれ変わっても」
あの子を神様が連れて行ってしまったことを受け入れるようになるまで、十年。
なんであの子だったの。私だったらよかったのにと思わなくなるまで、十五年。
あの子のことを人に話せるようになるまで、二十年。
こんなに時間が経ってしまったら、生まれ変わる時代も違ってしまうのだろう。
今、もしも生まれ変わっても会えないかもしれない。
たまに夢に出てくるあの子は、制服姿のまま。
────突然の別れ
館に響く叫ぶような泣き声
外には沢山の人 中には
泣いてる少女が
少女の目の前には
剣を握っている男が居る
2人の間にその少女の姉らしき人が
死んだように眠っている
少女は姉の事を呼び続ける
男は小さな声で謝っているように聞こえる、
「ねぇお姉ちゃんなんでッなんでッ」
「ッ」
あぁどうして…こうなったのだろう誰が悪かったのだろう…
何が駄目だったのだ…
私はただ自分の家族を守りたかっただけなのに
妹には必ず無事に戻ると約束したはずなのに…
なぁこんな何も言えずに何もできずに
約束すら守れずに別れるなんて…
ねぇユーリスごめんなさい
どうせ死ぬなら君にと頼んだ私が悪かったのだろう、
ごめんねスーちゃん
お姉ちゃん約束を守れずにこんな別れ方をして…
きっと2人とも自分を責めたり、誰かを恨んだりするのだろう
だけどお願いこの声は届かないけど、どうか
「生きて幸せになって…」
そしていつかあるかもしれない争いのない来世では
3人笑顔でまた会いましょう
題【突然の別れ】
突然の別れ
どんな形でも…
別れはとてもつらい
…くるしい…
さみしい…
胸が痛くて痛くて
たまらなくなり
ます
泣き崩れました
現実を知る痛み
は計り知れません
受け入れることも
出来なくて…
未だに…戻ってきて
ほしい
そうおもいます
受け入れるなんて
できません。
でも…
受け入れられないけど
…ずっとずっとわたしの
そばにいます
涙が溢れて止まらない
ものだから
生きた証
ずっとずっとわたしの心に
残り続ける
友達から電話
2024/05/19㈰日記
話しを聞いたら、友達の親切心からの話しだった。
手短に話せたら良かったんだけど、
余計な話しも付け加えてしまった。
結論や要点だけ答えて欲しい人が
多い、ご時世だから気を付けては
いるんだけど、難しい。
友達は話しが長いとか怒ったりは
しないけどね。
そして友達の声が明るかったから
元気なんだとわかって嬉しかった。
いつも日記の最後におやすみと
書いて、その後2〜3時間後に寝ているんだけどね、投稿した後がやたら
淋しく感じるんだよね。
早く寝たいから早く投稿も終わらせようと思ってたんだけど、どうも 淋しい。
そしてみんなの投稿作品を読む。
そしてまた眠るのが遅くなる。
というわけで試しに今日は本当に
寝る直前に投稿し眠りにつこう。
鬼滅の刃、見応えあった。
トコシエ良いね。
本も読んだし
おやすみなさい。
出会いも突然だった
ふとSNSを
ぼー と眺めていたら
目に 飛び込んできた
貴方
貴方を知りたくて
知りたくて
不定期に綴られる貴方のことを読んだり
考察という名の 妄想をしたり
限定 という文句に乗せられたり
沢山のありもしない宝石を買ったりもした
でも ある日
貴方を取りまくものが嫌になった
貴方は悪くない
いや 貴方も私も
悪いのかもしれない
とにかく
もう疲れてしまった
今までありがとう
ばいばい
そう思い
スマホ画面を指で強く押した
【突然の別れ】
別れは突然で
心が追いつかなくて
どんなに時間が経とうとも
この気持ちとお別れする日は
来そうにないや。
「突然の別れ」
【突然の別れ】
これは自分が小学生の頃の話。
友達もいないし、いらないから住んでいる町の子どもが来ないような郷土資料館でよく遊んでいた事があった。
大人は来るけど何かしらを見て時間もかけずに私みたいな子どもがいると分かっていても無視してどこかへ行ってしまい、私はそれを残念に思いながら閉館時間までいることが多かった。
そんなある日のこと、いつものように郷土資料館で遊んでいると女の人がやってきた。
いつもの事だから気になんて留めてなかったし、どうせこの人も何かを見るだけ見てどこかへ行くのだろうと思っていたが、違った。
その女の人は私の所へ近づいて声をかけてきたんだ。
「ねえねえ、郷土資料館でいつも何をして遊んでいるの?」
「お絵かきとか本読んでるの」
「そのお絵かき、お姉さんに見せて?」
「いいよ! はいどうぞ」
「上手いし可愛いね! お礼にいい物見せてあげるよ」
小さい手を引っ張られて向かったのは何かが入ったショーケース。
「これなあに?」
「私……。いや、4500年前に生きてた人の骨だよ」
「お姉ちゃん、怖いよ……」
「大丈夫だよ、何もしてこないから」
「お姉ちゃん、本当?」
「うん、もし何かしてきたらお姉さんが守ってあげるね」
ああ、思い出した。人骨が入ったショーケースだ。
初めて見た時あの人骨ものすごく怖かったなあ
あの時お姉さんが何かを言いかけていたけどあれはなんだったのか覚えてないんだよね。
しばらく色んなものを一緒に見ていて、気付いたら閉館時間になってその場でお別れしたんだっけ。
だけどその日だけじゃなくて何回も郷土資料館に来てくれて、私のお友達の代わりを沢山してくれた。
でもとある日からあのお姉さんは私と突然の別れをしたかのように来なくなった。
お姉さんが来たら、お姉さんに私の大好きなチョコレートを食べてもらおうと思って持ってきていたのに。
そこから数年たってもお姉さんは来なかったし、誰に聞いてもお姉さんの事は誰も知らなかった。
お姉さんは何者だったのだろうか?
「突然の別れ」
JAXAの発表がニュースで流れた
「確認されていた遠くの天体が観測出来なくなっている」
当時は話題になったのだが
メディアも取り上げなくなって
誰も関心を持たなくなっていた
しかし、しばらくした頃
再び話題はぶり返した
ある活動家が拡散した記事によると
ビックバンで膨張するように広がった宇宙が
泡を弾くように消失しているらしい
しかもそのスピードは光よりも速く
遠くの星が飲み込まれていると
光より速いなんて想像も出来ない
消失に飲み込まれるとどうなるのだろう
地球もいずれ飲み込まれるのだろうか
巷では不安の声が聞こえている
私は夜空を見上げた
そういえば星が少なくなったな