『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
まるで綿あめのような雲☁
夏を感じさせる 大きくて白い雲
では本日の空模様です
全国的に快晴 青空が広がり 強い日差しが差すでしょう
最高気温は平年よりも高くなる見込みです
水分補給や塩分補給をするなどして 熱中症には充分気をつけてください 長時間外出するときは スーパーやコンビニ等のクールスポットに 都度たちよるのも効果的ですよ
午後からは雷を伴った 激しい雨の降るところもあるでしょう
それって夕立っぽい?
つまり〜…晴雨兼用傘を持って行くといいっぽい!
てーとくさん!
「空模様」
空模様が怪しくなってくると、恐怖心が強く表れる
積乱雲が怖いのだ
今日は生憎の空模様。私は、サーサーと降り注ぐ雨を学校の屋根の下から見ていた。
「あー!傘忘れてきたんだけど……」
私の隣で君が叫ぶ。
「俺、雨って服が濡れるから嫌なんだよなぁ……なぁ、お前もそう思わん?」
君にそう尋ねられた私は、クスリと笑って首を横に振った。
「雨、私は好きだよ」
だって昔、君が「雨が好きだ」って言ってたから。
「かっこいいレインコートも着れるし、かっこいい傘もさせるし、雨の時にしか楽しめないこともあるでしょ?」
昔の君の受け売りを、今の君に伝える私。でも、君は不思議そうに首を傾げるだけだった。
「そうか?……てか、かっこいい?お前、かっこいいもの好きだったっけ?」
ふふっ、やっぱり覚えてないみたい。
「好きな人の受け売りだよ」
「すっ、好きな人!?だ、誰誰誰!?」
「ふふっ、まだ内緒!」
私は明るく笑うと、雨の中に飛び出した。
「お、おい!濡れちまうぞ!?」
「あはは!だいじょーぶ!ほら、君も!」
私は君の手を引いて、雨の中を走り出した。
「このまま走って、一番乗りで虹を見よう!昔みたいにさ!」
「に、虹ぃ?……たく、しょうがねーな」
仕方なさそうに笑う君が可愛くて、思わず笑みがこぼれる。
今日も、明日も、その先も……こうして、手を繋いで走れますように。一番乗りの虹を、一緒に見られますように。そう願いながら、私はきらめく雨の中を走った。
きっと虹は、すぐそこだ。
【空模様】
青空のみえる👀
空模様なら嬉しい。
いつでも晴れてる☀️
青空が一番いい。
tsutsuと眺めてたいなぁ👀
空模様がのほほんとして
口ぽかんと開けて
眺めていそうだぁ…
あり得る。。
ヤバい光景…
#空模様
早朝の控えめな淡い暖色を見ていた。
これから1日が始まるというのに、
空はまだ寝起きに優しい淡色を。
ああ、過呼吸になりそうなほど綺麗だ。
晴れの時は
君が笑いかけてくれた時
雨の時は
君が泣いていた時
曇りの時は
君が悲しんでいた時
空を見る度に
君を思い出す
#空模様
【空模様】
午前中まで晴れていた東の空に、どんよりと真っ黒い雲が浮かんでいる。それを窓の外に見てとった瞬間、私は荷物をまとめて講義開始直前の教室を飛び出した。どうせ次の講義は出席確認もない。期末試験で点数さえ取れれば単位はつくから、どうにでもなるだろう。
走って向かう先は、大学のキャンパスの東に位置する巨大な森。その中枢にはそれなりに大きな古い社が建っている。信仰心など薄れた現代にしては珍しく、毎年の祭祀の時期には大勢の人が訪れるとかで、それなりに手入れはされている朱塗りの鳥居を躊躇なくくぐった。
平日のこんな時間だ。境内に人気は全くない。ぽつりと空からこぼれ落ち始めた雨に、折り畳み傘をバチンと開いた。
「今日はどうしたの?」
境内の片隅、御神木の影。そうと思って見ないと見落としてしまいそうに小さな子供へと、傘を差し出しながら問いかけた。水干姿の童子が、俯いていたその顔をゆっくりと上げる。赤く染まった眦で、その子は賽銭箱を指差した。
「あー、そういうことね」
真新しい白木の賽銭箱が、強引にこじ開けられている。たぶん賽銭泥棒だ。こんな真っ昼間から堂々と犯罪行為とは恐れ入るけれど、いかんせん人気もなければ監視カメラもない社だから、犯人からすれば昼でも夜でも危険度に大差はなかったのだろう。
「ちょっと待ってね、警察に電話するから。で、捕まえてもらおう」
「神様への、お賽銭なのに。僕がちゃんと、守れなくて。お詣りしてくれた人にも、神様にも、申し訳なくて」
今にも泣き出しそうに震えた声で、その子はそんなことを口にする。この神社の守り手としては立派だけれど、子供としてはあまりに不釣り合いだ。よしよしとその頭を撫でた。
この神社の神は、自らの意思で守り手を選ぶ。そこに人間社会の常識は介在せず、こんな小さな子供が今の子の社の主人だ。
『泣いてる守り手を見て空を荒れさせるくらいなら、こんないたいけな子供を指名しないでよ』
吐き捨てるように神へと語りかければ、呆れたような声が返ってきた。
『人間に混じり人間のフリなどしている貴様に干渉される謂れはないわ。神としての矜持すら忘れた愚か者め』
雨音が激しくなる。傘の下に招き入れた子供が万が一にも濡れないように、傘の角度をそっと傾けながら。私はもう何百年にも及ぶ腐れ縁の神へと、にっこりと微笑みかけた。
『感情表現が全部空模様に直結されるクセを治してから、偉そうなことは言いなさい、この大馬鹿者』
不機嫌さをあらわすように、雷鳴がひとつ轟いた。
最後の夏が終わった。
自分が、才能ある選手ではないとわかっていた。
それでも、宙を舞い、刹那に見る空が好きだった。
自分の脚が地を蹴り、全身にかかった別方向の力を。
足先から、重力に逆らって上へ。
たかく、たかく。
自分自身のちからで、空に向かって。
一瞬。
それをまるで、コマ送りのように体感する。
せかいが、自分だけの速さで進む。
刻む時に見える天は、いつも、違って。
僕だけの、今ここだけで見える、色彩だ。
楽しい、だけではなかった。けれど、僕のファインダーが見つめたせかいは。
いつだって、どんな時だって、言葉にするのが勿体無いと思えるほど。
きれいだった。
「空模様」
空模様
僕は野良猫である。いつも神社の軒下に寝泊まりしている。
今日の空模様は?
晴れてはいるけど、西の空に
厚い雲があるな〜
雨が降るかもしれないな〜
雨が降ると駄菓子屋のおばちゃ
ん僕のご飯持って来られない
からな〜
僕が空を見上げていると、サラリーマンの男性が1人
「おはようタマ、昨日、失敗しちゃって今日は会社行きたくないな〜 天気予報は午後、雷と急な雨に注意って言ってたよ〜 上司に雷落とされるんだろうな〜」
と言って僕の頭を撫でてからトボトボ歩いて行った。
頑張れ!サラリーマン!
次に小学生の集団
「おはようミケ!」
神社の中を皆んなで走り回って、近所の叔父さんに遅刻するぞと怒られて、小学校に向かう。
転ぶなよ!
次にお腹の大きな妊婦さん。
「おはようノラ、あんたも私の安産願ってよ、、、神様どうか元気な子が産まれますように、、」
僕もいつも神様にお願いしてますよ!
駄菓子屋のおばちゃん来ないかな〜。だんだん空模様が怪しくなってきたぞー。
すると神社の賽銭箱を除いている怪しげな男。
ニャ〜〜〜ニャ〜〜〜
思いっきり威嚇。
「おいおい、泥棒じゃないよ」
と言って逃げていく。
賽銭泥棒は許さない!
軒下でゴロゴロしていると、杖をついたおばちゃん。駄菓子屋のおばちゃんだ!
「ソラくん、今日は午後雨だって言うから早めにご飯持って来たよ
ほら食べな」
白いごほんに焼いた秋刀魚、おばちゃんありがとう!
午後、雨が降り出した。
神社に来る人もいない。濡れるのは嫌だから今日は奥の方でゆっくり休もう。
明日は晴れてほしいにゃ〜
今日は晴れ
でも自分の心は曇り空
昨日も晴れ
でもやっぱり心は曇り空だった
自分の心の空模様
晴れはいつ来るのかな
空模様
夏の終わり頃,
貴方と私は相変わらず隣にいる
「あっ、入道雲」
貴方はそう言って,雲を掴もうとした
「掴めるわけ,ないじゃん。」
私はそう言ってふふっ、と笑った
こんな他愛も無い会話が、
私は好きだ___
空が曇りだした。ゆっくりと灰色に覆われていく。
「雨降るのかな?」
そんなこと聞かれても天気予報を見ないから知らないよ。
「降るんじゃない?」
俺の発言を適当だな、と言って笑う君。
「雨でもバスケすんの?」
「しない」
雑に返事をする。
少し気温が下がった、夏休みのバスケ。
結構楽しかったのは内緒にしておこう。
残業終わり
すっかり暗くなって
街灯の明かりなしじゃ歩けないくらい
暗い道で猫の声が聞こえた。
スマホのライトで辺りを探して見ると
ダンボールに入っている猫がいた。
捨てられているみたいだった。
家ペット禁止だったっけ?
なんて考えながら
子猫に手を伸ばす。
細い体で言い方は悪いけど
皮を被った骸骨のようだった。
そう思っていたら空から水が降ってきた。
慌てて私はその子猫を抱いたまま
屋根のある店で雨宿りをした。
空模様からすると雨はしばらく止まないみたいだ。
勢いで抱えてきたけどこの子どうしよう。
しばらくやまない雨と子猫を見て
頭を働かせた。
─────『空模様』
空模様
曇のち雨。
私の心も雨模様。
人を傷つけ、全てを手からこぼす。
「さようなら」
その一言が、頭から離れない。
いっそ消えてしまえれば楽なのだろうか。
キズが増えてピアスも増える。
色んな人を不快にさせる疫病神。
あぁ、海月に、なりたいな。
まるで私の心を全世界に公開してる気分にさせられる景色
「女心と秋の空」という、女性の気の移り変わりのやすさを空模様に例えたことわざは誰もが知っている。
このことわざは、当たり前だが女性の感情と秋の空模様がともに移ろい安いことから生まれた比喩、ことわざなわけだが、昨今の異常気象を見ていると、もはやそのありのままの意味は現代社会では失われたと思わずにはいられない。
猛烈に晴れ続けたかと思いきやスコールのようなゲリラ豪雨が毎日のように降り、酷いと真夏にも関わらず雹が降る。
こんな時代じゃ「女心と空模様」とでも言った方が正しいだろう。
しかし、こんな激変の時代故にSDG'sなんていうスローガンが声高に叫ばれるようになったことは評価できる。
なぜなら「持続」というのは言い換えれば子孫の時代まで長期的に反映することであり、現代の生物学で考えられる、生物にとって最も重要な要素に他ならないからだ。
自分はいつか老いて動けなくなる。
自分の労働や遺産に関しても、(実在論的に考えるなら)人が居なくなればそんなもの存在しなかったと言っても過言では無い。
そんな中で自分が生を全うし、その命の価値を残すためには、唯一人間が持続する以外に方法はないのではないだろうか?。
つまり、人間という種が持続、反映することこそが、唯一自分が生き抜く術であり、かつ生きる価値なのだろう。。
だが、私がその周囲やインターネットを見た上でSDG'sというスローガンに持っている所感としては、大半の人がこのスローガンを馬鹿にしているか、もしくはまともに考える価値のない取るに足らない思想だと考えているように思う。
この原因はなぜかと考えることがあるが、その答えは意外とシンプルで、「日本人は豊かになりすぎた」ということでは無いだろうか?
大半の日本人が衣食住を保証され国民皆保険で不安も少なく更にはクビになることもほとんどありえない。
そんなリスクのない社会の中で、娯楽さえ手元の電子機器で完結できてしまう。
そんな「持つ者」が常識の中で誰が「持たざる者」になることを思い本気の行動を起こすだろうか?
そういった世界を持続に導く要素がもしあるのなら、それこそがありのまま持続できなかったことわざのような極小さなきっかけになるんじゃないかと期待したい。
なぜなら既に数多の遺産が危機にある、ないしは手放し始めているのだから。
声
もう、何も見えないが、声だけは聞こえる。
君たちの声だ。
そんなに慌てる必要はない。
私は、きっと助からないだろう。
いいんだよ、これでいい。
今なら、ぐっすりと眠れそうなんだ。
君たちに会えてよかった。
君たちの声が聞けてよかった。
私は、幸福だ。
思えば、私は獣のような男だった。
酒。暴力。女。
本当にどうしようもない男だった。
それでも、こんな私を愛してくれた君たちが。
私のために泣いてくれている。
ありがとう。
でも、泣かないでほしい。
私はほんの少しの間、眠るだけだから。
永遠の別れではないのだから。
心地よい闇が降りてくる。
それは、少しずつ私の身体を包んで。
上昇する。
深夜の不意な目覚め
不安からつけたテレビには
気を紛らわすには都合のいい
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真夜中に陳腐なわたし…
空模様
真夜中の3時。
怠惰な一日を過ごした僕は、今日の空を一度も見ていない。晴れたのかな。雨かな。それとも飴でも降ったのかな。希望の嵐だと良いな。
目を閉じれば、そっと夢現。空の色は深い紫、台風ホープが縦断中。リアリストは強風に備えて窓を閉めて下さい。
明日は晴れるかな。