『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空を見上げた。今日は曇り空だ。
空を見上げて思い浮かんだことを書け、なんて宿題が出たけれど、何も思い浮かばない。
強いて言えばあそこだけ雲がちぎれて光が見えているなとか、思っているよりも平たい雲だな、とかそんなことだけだ。
先生はきっと、子どもながらの豊かな感受性とやらに期待したのだろうけど生憎僕はそんなもの持ち合わせていない。想像を膨らませれば、おとぎ話のような話を作ることはできるかもしれないけれど、なんとなく気分じゃなかった。
生ぬるいジュースが喉を通り過ぎる。
宿題、どうしよう。
ぼんやりと空を見上げたまま、そんなことを呟いた。
・空を見上げて心に浮かんだこと
綺麗な青空
白い雲
あの雲みたいにどこまでも
ぷかぷかぷかぷか
浮かんでみたい
空を見上げて心に浮かんだこと
空青さって何?
光の反射とかなんとかって先生は言ってたな
でもなんか空っていいなー
私は雨上がりの空が好き
❦
空を見上げて浮かんだこと
ウヨウヨうよん、飛蚊症
「心に」が抜けてた
…仕切り直し。
空を見上げて心に浮かんだこと
空はデカイな、私は小さいな
小さな私の悩み事なんて、この空の大きさに比べたら…
だだっ広い空と比べたら、たいてい何でも小さいよ
小さくたって重いんだよ私には、潰されそうだよ
ちっさいことにクヨクヨしてますよ、悪かったな
…仕切り直し。
空を見上げて
あー、そろそろ梅雨明けるかな
梅雨は中途半端に暑くてジメジメ。うんざりだよね
まあ明けたら明けたで、ますます暑くなるね。やだな
とっとと冬こないかな
(空を…あれ?)なんだっけ?
今日のテーマ長いよね、私がこのアプリ始めてから
多分最長だよね
(空を見上げて心に浮かんだこと)
『空を見上げて心に浮かんだこと』
空を飛びたいと思ったことはないが、空に落書きをしたいと思ったことなら何度もある。
この空いっぱいにお絵描きしたら、さぞかし気持ちよかろう。
いや、絵心がないから、ちょっと描き加えるか色を変えるだけでもいい。
薄い曇り空なら、水色の線を
濃い曇り空なら、真紅の点を
雨空ならば、レモン色の雫を
雪空ならば、スミレ色の結晶を
快晴の青空には、そうだな……
やっぱり白が合うよね、真っ白な雲がベスト。
雲といえば、ふかふかの綿雲に乗って空を漂うのもいいな。
空を見上げると、よしなし事がいくらでも心に浮かんでくる。
「あ、雨だ」
私はいつも間が悪い。
大好きなアーティストのライブの日は、いつも途中から雨天になる。
図書館で本に夢中になりすぎて、帰りに雨に降られたこともある。
自宅まであと数十メートルのところで降られたことも。
梅雨の時期に限らず、私はいつも空を注意深く見上げる。
仮に快晴であったとしても気を抜かない。
"もしかしたら"は、私にとって天気予報よりも確率が高いのだ。
#空を見上げて心に浮かんだこと
空模様を確認しようとして、吐いた息が視界を染めた。身体が温まっていて気付かなかったが、だいぶ冷えてきていた。
頬を自らの指で触れると鈍い感触で、顔も冷えていた。
チラとみると、先ほどまで相対していた人物の頬も赤くなっている。目を少し丸くし、疑問を口にされたので、天気が崩れるかもしれないことを伝えた。
空に顔を向けて、先の自分と同じく目を凝らして雲の様子を確認している。
外にいるのも頃合いかと並んで宿に足を向けると、黒い粒のように見える鳥が数羽、飛び立っていった。そろそろ冬の始まりが近い。
渡り鳥だろうか。故郷に帰るのかもしれない。なんて、正解も何もわからないただの予想だけで中身のない話をしながら、ゆっくり歩く。
歩調は自然に合っていて、なんとなく相手の好物の甘いものでも作ってやるかな、と揺れる頭髪を見てみた。
暖かな甘いものがいいだろう。食事の後にフォンダンショコラは重いだろうか。
曇天の雲は厚く、雪が降るかもしれない。
空を見上げて心に浮かんだこと
父を見送ったあの日。
母を見送ったあの日。
弟を見送ったあの日。
最後に残されたのは私一人。
結婚してれば家族が出来てただろうが、私には出来なかった。
一人ぼっちになっても、空はいつも青い。
時々・・・暗くなって泣く空。音と稲光で怒る空。
グレーでどんよりする空。真っ白な綿で化粧する空。飛行機雲がのびる空。
私は空を見るのが好きだった。母がいつも「ぽかんって口開けてみっともないから」って言われてたのにそれでも見てしまう。
そして今も・・・。
きっとこの空の上から父と母と弟が私一人を残した事に心配しながら見てるかもしれない。
「大丈夫だよ。ちゃんと生きてるよ。」と胸をはって言えるようにゆっくり前に進む。
今日も空を見上げれば青い空が広がっている。
空を見上げて心に浮かんだこと
空広いなー
自分小さいなー
何してんだろうなー
空を見上げて心に浮かんだこと(二人で溶ける)
「唐揚げ」
「恐竜?」
「綿あめ」
「うーん風船」
「スイカ」
「………」
空に浮かぶ雲の形、何に見える?
学校からの帰り道、空を見上げてわたしは隣を歩く彼に何気に問いかける。
遠くに入道雲、近くに点々と散らばるはぐれ雲。
「食べるものばっかりじゃん。お腹空いてる?」
「もう昼前だっての。そりゃ減ってるよ、育ち盛りの男子高校生だし」
真夏の課外授業は暑さとの勝負でもある。
教室へ入りさえすれば極楽以上の寒さ対策まで考える快適空間を満喫できるものの、一歩でも外に出てみればあら不思議、流れる汗に干からびてしまわないかと揺らぐ景色に辟易してしまう。
「帰ったらコーヒーフロート飲みたい」
「いいねえ。冷えた部屋で寝転びたいね」
「………一緒に飲む?」
「え」
蝉の音が一段とけたたましくなる。
―――一緒に? 今一緒って言わなかったか。
「英語教えて? 得意だったよね、確か」
「………。コーヒーフロートが報酬?」
「そ。特製のとびきり美味しいの作るから、お願い」
………両手を合わせられて拝まれては、受けないわけにはいくまいて。
「しゃあねーなあ」
「やった! 期待してます、全国模試二桁の頭脳の威力」
「あのね、教える力とは別モノだから。呑み込む読解力、吸収力に期待大」
「ええーーー」
―――そう不満そうな顔するなって。
口実が勉学と固い肩書だとしても、こちとら心弾ませてんのよ。
「ねー見て、飛行機雲! どこ行くんだろ、わたしも乗りたい」
空を仰ぐ彼女に、彼もおー、ときつい陽射しを遮りながら視線で雲を追いかける。
………高校最後の夏、色っぽい出来事なんざ皆無なんだろうけども。こうして二人で真夏の空の色を眺めるのも悪かないと思う。
俺はほんの少し自分より前に出た彼女の頭上越しに、その雲を掴もうと手を伸ばした。
END.
♡1000越え、ありがとうございます✨
皆様の♡に大感謝です。
投稿時間まちまちですが、目指せ年内お題コンプリ!で頑張ります🎆
6,「空を見上げて心に浮かんだこと」
空を見上げて雲を見ても、「あ、雲だ」としか思えない。ここで「ソフトクリームみたい」とか「犬みたい」とか、そんな風に思えるような情緒がない。
そう君に言った時。つまらない人生ね、なんて笑われた。君は得意だったから余計にそう思えたんだろう。自分でも嫌になるくらい実感してるから笑わないでよ、なんて言い返した。
ねえ、もしも僕がそんな風に不思議なものを信じたり、架空のものを見出せる感性があったらさ。君と釣り合うくらい、豊かな人間性ってものを持っていたらさ。
神さまは君を連れて行ったりしなかったのかな、なんて。普段は信じてもいない神さまを恨んだよ。
空を見上げて思い浮かんだこと
その時々で違う。そしてすぐ忘れてゆく。
空には何もなく、そのくせ魔法のキャンバスのようにいろいろなものを顕す。なぜかいつも生きものの気配がある。空が何かで覆われたりしたら、息苦しさに苦しみそうだ。空に向かって呼吸しているわけでもないが。
太陽の光は空から来る。月の光も空にある。
大きすぎて、存在感がイマイチに感じる…のは、私の認識の力量が足らんのだろう。空は深く、大きい。間違いなく、地球に生きるものの生を支えている「ありかた」のひとつだ。
暑くてあたまがまわらない。今日もまたもやここまで。
空を見上げて心に浮かんだこと
どこかに行きたいな、と浮かんで、
どこに行くの?と自分で問いかける。
どこにもいけないのにどこかに行きたいなんて。
馬鹿だなぁと思う。
空を見上げて心に浮かんだこと
夜空は綺麗だ。月明かりが私はとても大好きだ。それを反射する夜の海も大好きだった。
海月は死ぬ時、海に溶けてしまうのだという。そんな死に方が美しいと思っている。だが、私はそんなふうに死ぬこともできないのだろう。
それならば、来世では月明かりに照らされた海の中私は海月として生涯を終えられたらいいなと思う。
空虚。
空の虚ろと書いて、「なにもない」と言う。
でもその言葉は本当にその通りで、確かに空には何も無い。
溜め息を吐きたくなるほどの青も、人の虹彩によって作られた幻のようなものだ。
そこに実際に青が溜め込まれているわけではない。
虚しいと思う。
空を見ると心がひどく切なくなって、呼吸がしにくくなってしまう感覚を覚える。
太陽の儚い眩しさが、もくもくと伸びる雲の白さが、俺に訴えかけ、ひとつの記憶をカセットテープのように巻き戻して再生するのだ。
なあ、全てがお前のせいだよ。
篤司。
篤司は俺の……なんだったのだろうか。
中学からの知り合いは幼馴染と言うべきか。
一度も二人きりで遊んだことがないのに友人と言うべきか。
分からない。
ただまだあどけない中学二年生のたった一年間、俺たちは同級生として同じ教室にいた。
篤司は俺の前の席に座っていて、周りに溶け込まないかのように熱心に授業を聞いていた。
真面目な奴だった。
それこそクラスの委員長を引き受けるような積極性はないが、黒板から振り返った先生がたじろぐほど、じっと真っ直ぐにその目を前へ向けていたのが印象的だ。
そして、俺はそれを面白いと思った。
俺は決して模範的な生徒ではなかった。
離れていても空は繋がっている。よく聞くフレーズが俺にはずっとピンと来なかった。
個人の仕事だからといって俺に何も告げずに地球の裏側まで行ってしまったあいつ。言われたとて、「そうか」としか言いようがないのだが、俺以外は知っていたということが拍車をかけて苛立たせる。
『え、伝えられてへんの?』と三者三様に驚く顔。『まぁ、ドンマイ』って、別に落ち込んでへんわ!
こいつらのようにお土産を渡し合う訳でもない。土産話をする程仲良しでもない。仲が悪いってこともない、空気のようなものだ。そこに居るのが当たり前、だから居ないと調子が狂う。
寂しい、とは違った感情のように思う。
「まぁ、空は繋がってますし」
なんの慰めかムードメーカーがそんなこと言って、なんだかんだ寂しがりのあいつに青空が入った俺たちの自撮り写真を送ると、すぐに写真が返ってきた。
ドアップの顔と窓が写っている。人のこと言われへんけど自撮り下手くそやねんお前。目が更に強調されてるから、写真ですら目逸らしてもうたやんけ。
ドアップだから肌質まで分かる。
向こうの食が合っていないのか肌が荒れていた。
最近やっと綺麗になってきてたのに。
「真っ暗やな」
ポチポチと何かを調べていた子があっ、と声を上げた。
「向こうとこっち時差が半日ある!」
起こしてもうたかなぁ、と心配する優しい子。
現在時刻はお昼過ぎ、ということはあっちはド深夜か。
心配する彼には悪いが、返信が早かったということは起きていたということだ。あいつ寝れてへんねん。最悪、寝なくても大丈夫だとか考えているのだろう。というか、
「なんか光ってへん?」
寝れないんだろう、あのナリで怖がりだから。
部屋が同室の時、何度布団に包まって怖がるあいつを見たか。
目を涙と一緒に溢してしまいそうなくらいうるうるさせるから、俺はため息をついてしゃあないなぁ感を装って、自分の布団に招き入れたのだった。泣いてる子の慰め方なんて、抱きしめるか頭ポンポンしか思いつかなかった。あとキスとか。
阿呆な餓鬼がしたことやから、大目にみたってくれ。時効や。
強くなった、と思っていたがそういう所は変わっていないらしい。勝手な意見だが辞めてほしいなと思う。俺の中のお前の輪郭がブレていくから、俺がいないとダメなあの頃のお前が今もいるんじゃないかと期待してしまうから。
また腕の中に閉じ込めて、キスをしたら、へにゃりと安心した顔をして眠ってくれるんじゃないかって。
でもそれを試すことすら出来ない。
「……ちゃうやんけ」
離れていても同じ空の下?繋がっている?――全然違う。
季節も天候も違う、見ている空の色が違う。
それでも同じなのか?そんなの納得がいかない。
同じ世界に生きている、それだけで満足なんて殊勝な考えは持ち合わせていない。少なくとも、あいつに関しては。
俺は、手放す気など毛頭ないのだ。
「あいつ、いつ帰ってくるん?」
「ほんまになんも聞いてへんの?」
「あと1週間後くらい?」
「……絶対メシ誘うなよ」
「おっ、ついに?」
「どういう心境の変化?」
「フリ?」
「ちゃうわ!なんやねんよってたかって!」
「おかんと仲良うしてなぁー」
「誰がおとんやねん!!」
「「言うてへん笑」」
空を見上げて心に浮かんだこと
(隣に君がいなきゃ意味が無い)
作者の自我コーナー
いつもの。強欲な彼の話。
最近はサボり気味だったのですが、夫婦の記念日だけは書きたかった。油断するとセリフばかりになりますね。
仮タイトル
ここから広がる素晴らしい町
島根、大田市には沢山の日本遺産、世界遺産、遺跡、寺、などあります
世界遺産、遺跡などははこの町に関係ないと思っていませんか?
調べてみると色々な説や素晴らしいものが発見されているんです(!
島根や大田市ではなく波根とその周辺について紹介したいと思います
まず最初に寺などを紹介します
1つ目(立善寺)
どんどん地球が汚染される
「異常気象」と嘆く
その原因を作っているのが
自分達だとも知っているのに
なんでも天気のせいにする。
天照大御神は、
八意思兼命は、
ユピテルは、
どんな気持ちで見下ろしているのだろう。
神がくださなくても
愚かな天気に嘆く人間を
どんな気持ち見下ろしているのだろう。
–空を見上げて心に浮かんだこと–
空の好きな所は青空の濃さがいつも違って感じられる所
君が居なくなってもう3日経った君が好きだったアイスを食べながら空を見上げるとハートの形の雲があった偶然にもハートの形は付き合って1年だった頃に僕があげたネックレスと同じ形偶然かもしれないでも君からの贈り物な気がしてしょうがない
お題 空を見上げて心に浮かんだ
事