『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ぼんやり空を眺めると
風が頬を撫でる
雲はゆっくりと流れていって
形を変える
昔聴いた歌が頭の中で流れてきて
少しノスタルジイな気持ちになるから
空にある青を見つめた
どこまでも続いていくこの青は
とても綺麗で
あの雲に乗ってどこか行きたくなる
きっと雲の上はやわらかくて暖かくて
そしてなにもかも忘れて
眠ることができるのだろう
そんな事を考えながら
ただぼんやりと空を眺める
空
ちょうど今日の話。
人を待っているとき、車の中から何気なく空を
見上げてみた。
青空に、もくもくとした雲と、薄い帯状の雲が
浮かんでいた。
2種類の雲が一緒に浮かんでいるのって珍しい?と
思いながらも、なかなか綺麗な空をしばらく見て いた。
夏が来たなぁと思う。午前から気温が高い。
待ち人が来たので、空から視線を外した。
明日も暑くなる予報。また、今日のような空が
見えるかもしれない。
「空を見上げて心に浮かんだこと」
ハロー
空が高すぎるこんな日は
不安なんです
風船のように
どこまでも飛んでゆく妄想
水面を見つめるときの
めまいに似ている
おばさんにもらった風船のひも
離してしまってごめんなさい
私がぼんやりしていたばかりに
あっとゆう間にそらに吸い込まれて
よるべなく飛んでいく姿が
ずっと小さくなるまで見えていた
ハロー
きみは月の衛星になって
なんてこともなく きっと
寒すぎる大気に破裂してしまった
そんなことが思い浮かぶ
うっかり落っこちてしまいそうな
青すぎる空
『空を見上げて心に浮かんだこと』
いつも君と話してるこの時間に
僕は泣いてる
両親と出かけて
道中はそれなりに楽しかった筈なのに
帰宅した瞬間に二人は喧嘩を始めて
どうしていつもこうなんだろう
どうして仲睦まじく出かけて帰宅する
たったそれだけの事すらしてくれないのって
子供みたいに
実際子供の心のままで泣いてる
ぼんやりしたまま作った冷やし中華は
味がまたしなかった
会社で君との話をした時
言われた言葉を嫌でも思い出す
「結婚したら終わりだよ」って
みんなそう言ってニヤニヤしていたけれど
結婚って何ですか
そんなに素敵なものには到底思えない
自分の存在ですら疑わしいのに
恋愛って一体何ですか
少なくとも僕には
君の方がずっと綺麗に映ってしまって
もう何も普通が分からない
鏡を見たら死んだ顔が映った
もう今日は早々に引き上げてしまえ
君は楽しんでね
でもあまり飲み過ぎないでね
君は酒に弱いくせに
自分じゃ気付いてないでしょう
「心理テストね」
部活の休憩時間中、隣でポカリを飲みながら葵ちゃんが言った。
「空を見上げて一番最初に心の中に浮かんだのは誰か想像して」
「うん」
「実はその人は……あなたにとっての運命の人でーす」
私の返事の後、数秒間待ってから再び葵ちゃんが嬉しそうに言った。そんなことだろうと、思った。
「これね、今月号の中に書いてあった。あとで貸すね」
葵ちゃんがお気に入りのティーン雑誌。ファッションとか恋愛のことが書いてあって、クラスの女子ほとんどが知っている。葵ちゃんは私にも貸してくれるけれど、私は別にみんなのようには感動しなかった。それでも、申し訳ないと思って毎回貸してくれるのを断らない。
「でもね、当たってると思ったんだあ、これ。だって私、燈矢先輩のこと思い浮かべちゃったから」
にこにこ、でもちょっと照れながら葵ちゃんが言う。そして、同じ体育館の中にいるバスケ部の方に目を向けた。葵ちゃんの口から出た名前の人がちょうどスリーポイントシュートを決めたところだった。
「やっぱかっこいいなあ」
葵ちゃんがため息混じりに呟く。漫画の世界だったら、目はもうハートマークになっていると思う。先輩が動き回る様子を目で追っては、かっこいいを繰り返す葵ちゃん。恋する女子の顔だ。私は、こんなふうに素直に感情をぶつけられない。そこは羨ましいと思う。
「ね、菜摘は誰を思い浮かべたの?さっきの心理テスト」
「私は……、お父さん」
「えーうそ!何それウケる!」
私の答えを聞いて、葵ちゃんは手を叩いて笑い出す。
「じゃー菜摘の運命の人はお父さんになっちゃうじゃん」
「そういうことになっちゃうね」
「なんだーっ、この心理テストあんまり当たらないのかなあ」
さすがに言えなかった。くりっとした可愛らしい目を向けられて、葵ちゃんの気持ちを知ってるのに、本当のことなんて言えるわけがない。
葵ちゃんが再びバスケ部のほうに視線を戻した。でも、私たちの部長が集合の合図をかけたので集まるべく走り出す。私も葵ちゃんの後を追った。追いながら、バスケ部を見た。燈矢先輩が私を見ていた。こっそりと、私に手を振る。私も、前を走る友達に気づかれないように、そっと手を振り返した。
いつかは、バレるのかもしれないけれど、まだできるのならば隠していたい。それが葵ちゃんの為になるだなんて、そんな上から目線な考えはしないけれど。
まだ私には、友情を壊す勇気がない。
空って想像力がかきたてられる。
あの星の大地はどうなっているんだろうとか、暑い寒いとか、もしかしたら生き物とかいないかなど空想が広がる。
空を見上げて心に浮かんだこと
雨の日は、空と君との間にはが流れることがしばしば
あとは、夏の天気の空模様とか
冬の夜空なら、オリオン座探すとか
夕暮れ時の紫色の空を眺めて、ぼーとしたりなど
その時々で変わりますな
今は、月も星もない空
明るすぎるな……ですな
教室の窓から空を見上げる。
早く授業終わんないかなー
給食何かなー
帰ったら何しよう
「ねぇ、何考えてるの?」
「あ…いや、」
この子と仲良くなりたい…。
あークソッタレ!
楽しいことばかり心に浮かぶよ。
#空を見上げて心に浮かんだこと
〖空を見上げて心に浮かんだこと〗
☁ ☁ ☁ 空 ☁ ☁ ☁
( '꒳')ジー
彡( '꒳')彡ヒューヒュー彡 (風)彡ヒューヒュー
( '-' )そろそろ雨降りそうだなぁ、作業場の窓閉めとくか
~数分後~
ザーザーザー(雨)
( '-' )やはりか
〘告〙 𝔸𝕜𝕒𝕟𝕖𝕜𝕠はユニークスキル雨足予測を獲得しました。
[END]
「やはー!いい天気ですね!!」
澄んだ晴天に、茜の声が吸い込まれる。
「そうね」
葉月も茜に同調し空を見上げた。昨日までの雨が嘘のように、快晴。茜がこう叫びたくなる気持ちも分かる。
いつもならジリジリと鬱陶しい蝉の声は、夏の始まりを告げているようでどこか心地よい。
「帰りにアイスでも買って帰りましょ!!」
「またおごらせないでよ?」
「分かってます! 今日はいちご味のやつがいいです!!」
おごられる気まんまんじゃないか。
思わずクスリと笑う。
「こら!いつまで喋ってるんだ!もう一周走らせるぞ!」
体育教師の低い声が校庭に響く。
いけないいけないと2人で駆け出した。
爽やかな風を背に、びゅんびゅんと速度を上げていく。茜も負けじと横に並ぶ。
葉月はふと空を見上げた。
青いキャンバスに描かれた、白い一本の飛行機雲。
あぁ、夏が来る。
空を見上げてふと心に浮かんだことがあるんだ
「大切な人には少しでも長生きしてほしい」
私には、もう生きていられる時間が無いからそんなことを思ってしまうことがあるんだよ
だから、だからね……
"長く生きられない私の代わりにたくさん悩んだり、泣いたり…笑ったりして少しでも長生きしてほしい"
『空を見上げて心に浮かんだこと』
流れ星ならいいけれど
よその国から
ミサイルが落ちてきたら
イヤだな
自由に生きて、いつも笑っていたあなた。
地元を離れた私は、貴方が亡くなった事を7年も経ってから知りました。
喧嘩して。打ちどころが悪かったなんて。
まさにヤンチャな貴方らしい。
……あの時、もう会えないと知っていたなら。
あの日、お互い気付いていながら知らないフリをしていたあの時に。
一番可愛い顔をして、挨拶すればよかったね。
私の青春、私の初恋の人。
この空の向こうで、今も憎めない笑顔で居ますか?
私は、もう随分……貴方より大人になりました。
少年は19歳まで都会の西の市に住んでいた。 19歳12月からは都会の隣の県に引っ越しした。最初は嫌だった。あれから30年空を見上げると都市も県も同じ空なんだな。って思う。
空を見上げて心に浮かんだこと
社会人5年目。暑いビル街を急ぎ足で歩く。 昨日、手配した荷物の中身が違っていると、相手はかなり苛立っていた。
何度も確認した。どこで間違ったのだろう。
電車を乗り継いで2時間。長閑な田園風景。 そこからタクシーで1時間。やっと着いた工場の事務所で工場長を呼んでもらう。
工場長は
「おまえたちはバカにしているのか! こんな図面で何ができる!
この型も違う!
クーラーの部屋でタラタラ仕事してるからダメなんだ!」
僕はひたすら頭を下げる。
1時間怒られて、やっと解放された。
工場を出て、ふーっと息を吐きながら空を見上げる。僕は空高く飛ぶ、白球を思い出す。
学生時代は野球選手に憧れていた。
グラウンドを何周も走り、バットを何百回も振った。 一年中休みなく、朝も夜も白球を追いかけた。
毎日、毎日つらい練習をして甲子園を目指したけれど、願いは叶わなかった。
でも、後悔はしていない。仲間と共に打ち込んだ日々は、生きていくために何が大切かを教えてくれた。
青空が果てしなく続いてる。急に野球の事なんて思い出してどうしたんだろう。1時間のお説教は効いたな笑。
さー会社に帰って報告書を書こう。僕は何があったって負けない。白球が消えたこの空に誓って、、、。
『空を見上げて浮かんだこと』
ほわほわぁ。
パラパラ。
パァッ。
キラキラ。
目を閉じる。
「空を見上げて心に浮かんだこと」
この文章を書き始めるのは、いつも夜で、大抵、寝る前には書き終わる。場合によっては、翌日推敲して丸一日費すこともある。いま、日曜日の夜九時過ぎで、クラッシック番組のハイドンの交響曲が流れている。
空を見上げてみた。月のない夜で、強い街の灯りで、薄暗い青い空に雲が浮かんでいた。星は見えない。この街の夜空は子どもの頃のものとは違う。美しく星が瞬く空は、この地球と繋がる宇宙の広がりが感じられるが、いまは何かが大切なものを覆い隠しているみたいだ。蒸し暑い大気が満ちていて、今夜も寝苦しい夜がやって来る。
この空はにせものに違いない。本物の空を探しに行かなければいけない。空と大地とが呼応して、ひとつに繋がっている場所を求めて行こう。そうした場所に立ち、この宇宙から生まれた星の子だと伝えよう。そして魂を彼方へと飛ばすのだ。
無限とは、私の心の中に、誰かの心の中にしかない。想像のなかでしか存在できないものだ。無限と一体となれる空の下で、私は何を見つけるのだろう。
今何をしたいんだろうか?
最初は苦しくて、どうしたらいいか
慣れてくると、どうやろうか??
どうしたらもっと良くなるか?
もう少し進むと
自分はどうあるべきか??
何のためにいるのか?
自分以外でもいいんじゃないのか?
更に進むと
どうしてここにいるのか?
この先どうしたいのか?
このままでいいのか?
?????
先に進めているようで進めていない
でも、答えは出ない
何が正しいのか分からないなら
とにかく進むしかない
惨めでも、哀れでも、何でも
新しい物を手に入れに行く
お題
『空を見上げて心に浮かんだこと』
ドサッ
通学カバンを下ろして河川敷の草の上に仰向けになる。
てんとうむしが私の上を横切り川の方へと飛んでゆく。ふと、上を見あげる。
青く澄んだ空が広がっている。所々白いもやがあって神秘的だ。
私が画家であれば今すぐ画材を出して描いているだろうか。私が写真家であればこのままカメラを取り出して撮るだろうか。
でも、絵でも写真でも伝わらない風景だってある。
今のこの、当たり前の日々にこの空は暮らしている。
今日もこの世界の風景に疑問を抱く
創作)2話
流麗が果てしなく続く空を見上げて、
「やっぱり生きた方がいいよね」
と涙ぐんで言ってきた。それに対して私は、
「それは…やっぱり生きた方がいいよ?
でも、無理しては駄目だよ?」
と、言ったら流麗が
「私が死のうとしても、親は…親は
ちっとも心配しなかったんだよ?
だから、怪我を直そうとしてくれた医者には
申し訳ないけど…」
そう、言ってきた。
だから私は必死で止めようとした。
私が喋ろうとしたとき、流麗が
「でも、まだやっぱり、死ねないわ。
私に心から生きて欲しいって言う人が隣に居るし?
まぁ、居て欲しいしね、」
って言ってきたから、私は
「私も一緒に居たいし、居て欲しいよ!」
と、笑顔で返した。