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創作)2話

流麗が果てしなく続く空を見上げて、
「やっぱり生きた方がいいよね」
と涙ぐんで言ってきた。それに対して私は、
「それは…やっぱり生きた方がいいよ?
でも、無理しては駄目だよ?」
と、言ったら流麗が
「私が死のうとしても、親は…親は
ちっとも心配しなかったんだよ?
だから、怪我を直そうとしてくれた医者には
申し訳ないけど…」
そう、言ってきた。
だから私は必死で止めようとした。
私が喋ろうとしたとき、流麗が
「でも、まだやっぱり、死ねないわ。
私に心から生きて欲しいって言う人が隣に居るし?
まぁ、居て欲しいしね、」
って言ってきたから、私は
「私も一緒に居たいし、居て欲しいよ!」
と、笑顔で返した。

7/16/2023, 12:31:45 PM