『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然泣き出した空 .
ほんの数秒前までは笑っていた癖に .
『 情緒不安定だなぁ ... まるで僕の心みたい 』
今日は君の誕生日!21歳おめでとう🎊本当は今日で付き合って4年だったんだね…きっと君はいつになったら気付いてくれるのかな、?僕がタバコ吸ってることに気が付いてるのかな?今ごろなんで吸ってんの?言うだろう…🤔💭でもね、僕にはタバコ吸うには理由があるんだ。それは空が泣いてたら可哀想でしょ、?だから僕も泣かないためにタバコ吸ってるんだよ!これからもどこかで見かけたら声かけていいから。って言った君はもう僕の隣には居ません。きっと空が泣いてるからだね、、、改めてお誕生日おめでとう!素敵な1日になりますように!
#空が泣く
少しショック表現あり
注意
外に出る準備を終え、部屋を出る。
ふと空を見上げると、先程まで綿菓子の様に白くふわふわな雲が散らばった蒼い空はなくなり、今や墨をぶちまけたように曇り空が広がっている。
これは時期に雨が降るだろう。
それまでにあいつの部屋に着き、あいつの為の芸術を完成させなければならない。
車を使って付近まで向かい、そこから徒歩でその部屋へ向かった。
途中で曇り模様に負けず営業している花屋があった為、あいつに買っていってやれば喜ぶだろうかと、適当に花束を見繕ってもらう。
……なるほど、あんたはそこにその色を置くんだな。
職業病とも言えるソレを頭の中で考えながら、花束の完成を待つ。
出来上がったソレを受け取れば、気分はさながらプロポーズ。
なぁんて。今から会いに行くのは同性で、向こうは俺の事を親友だと思っている。
俺は……まぁ、吝かでは無いが、そんな感情もないやつと付き合えと言われても、それはこちらがしんどいのだ。
花屋を出てから5分と経たずに着いたその部屋は、俺は初めて立入る場所で。
ドアノックでドアを叩き、アイツが出て来るのをまつ。
『…久しぶりだな、元気にしてたか?』
「あぁ、お前こそ。やつれてるように見えるが。」
なんて事ない話を繰り広げながらリビングへ迎え入れられる。
リビングには真っ白で大きなキャンパスが一つ、それと沢山の絵の具。
『ところで、その花束はなんだ?まさか俺になんて、言わないよな?』
「まぁまぁ、こんな天気だってのに、頑張って営業してる花屋があったんだ。俺からじゃなくて、奥さんから貰ったって思って飾ってくれよ。」
勝手に絵の具を取りだし、直ぐに筆を手に取る。
気付くと、あいつは寝ていた。
目の前のソファに足を組んで、静かに。
あぁ、そうだ。これで完成するのだ、俺の芸術が。
パレットナイフを逆手に持ち、目の前に振り上げる。
ぐじゅり。
パレットナイフは本来切るものでは無い為、相当な力が必要だったけれど。
なんで、とか、いたい、とか、色んな事を苦しそうに囁くお前を見て、俺は初めてこんな高揚感を感じたよ。
今までで1番の力を振り絞り、心臓を一突きした。
それ以来お前はパタリと動かなくなった。
お前の血を使ってキャンパスに芸術を広げ、最後にお前をここに横たわらせる。
はは、はははは、は、完成した。いま、俺は芸術の完成を見たのだ。
諦めないものが、勝つのだ。
気付かぬ内に表情は 笑顔になっていた。
窓を見上げれば、空が泣いていた。
#空が泣く
赤ちゃんが泣いている声よりもはるかに大きい
空の泣く音
だからわたしは雨女なんだね
「空が泣く」
『空が泣く』
青く、透き通った空。
雲ひとつ無い青空は、どこか寂しげだった。
私が通う学校には中庭があって、大きな欅と、それを囲むようにベンチが置いてある。
お昼休み、私はいつものようにそこに座っておにぎりを食べていた。
「望月さん。」
自分を呼ぶ声がして顔を上げると、目の前に同じクラスの男の子が立っていた。小学校から同じクラスの子だ。名前は...。
「さっき担任が探してた。職員室来て欲しいって。」
「分かった。ありがとう。」
荷物をまとめて立ちあがる。
「楓せんぱーい!先教室行ってていいすかー?」
青ラインの体操服を着た男の子が、体育館からこっちに向かって叫んでいる。目の前にいた男の子(楓先輩)は「今行くから待ってろ!」と答えると、「じゃ。」とこちらに片手を上げて、そのまま体育館の方へ走って行ってしまった。その後ろ姿を見送って、私は職員室に向かう。
相変わらず空は青い。
その青空に、あの子たちの姿を重ねると、清々しい青空に感じられた。にもかかわらず、どこか寂しげに見えるのは私の思い違いだろうか。
青く、透き通った空。
雲ひとつ無い青空は、どこか寂しげだった。
うまれたくてうまれたわけじゃなかった
けれどわたしの人生はいつのまにか始まっていた
そしていつからかなぜ人生を生きなきゃいけないのかと
考えるようになっていた
過ぎ去った過去をやり直したいとも思わない
でもこの先も頑張って楽しく生きようなどとも思えなかった
なぜだろう
どこでこうなったんだろう
楽しそうに見える他者(ひと)たちも実はこころではそうだったりするのだろうか
いや他人と比較しても仕方ないと正しいと思う方へ自分を導く
したいことと正しいと思うことは必ずしも一致しない
何がやりたいのかもわからない
窓の外を見ると9月のスコールが赤い夕暮れの雲から降り注いでいた
空も泣きたかったりするのだろうか
【空が泣く】
ついに空が泣き出した。
しとしとと地面に模様を描いたかと思えばあっという間にあたり一面を染め上げる。予定を切り上げ帰ってきたのは正解だったようだ。さて外ばかり眺めていられない。
ベットに出来上がった小さな山を一撫してからゆっくりとタオルケットをめくりあげる。
「……泣いてない」
「そうだね。泣いてるのは空であってソラじゃないね」
ソラの起こした洪水を受け止めすっかりへたったタオル。それでも解放することなく顔に押し当てている。
「……コロが来たのも雨の日だったね」
「…………」
「もしかしてこの雨もコロが呼んだのかな」
するとのそのそとタオルケットから顔を出したソラ。
「ムツからお花の香りがする……」
すん。そう鼻を寄せる。時折鼻を啜る音が聞こえティッシュを手渡せばオズオズとそれを受け取る。
「うん、一番綺麗なの買ってきたよ……」
空が泣く
涙は川に成って、
海に成る
海底で命が産まれ
私達が生きる
空の激情は全てを孕む
私達は空の感情の一部だったのかも知れない
久しぶりに
雷の音を聞きました
昔はよく聞いた気がします
ゴロゴロと
空が怒っているかのように
近所の花火大会は無くなりましたが
ゲリラ的に幾つか上げていて
近いので音が聞こえます
パンパンと
空が楽しそう
最近は雨が不規則に降るので
空が泣いているようでした
夕方の空は
オレンジやピンクのグラデーション
照れているのか、はたまた
晩酌しているのか
其れは神のみぞ知る
空が泣いている。
どんなに悲しいことがあったのだろうか。
みんな空の涙を嫌がっている。
涙は周りに迷惑をかけるんだ。
だから私は泣かない。
どんなに辛いことを言われても
普通の顔をしていなきゃ。
私に、ありのままでいられるところなんて
この世にはない。
『空が泣く』
淀んだ色
しとしとと雨が降ってきた
さっきまでの
明るい空は
一瞬にして消えた
今の私の感情と良く似ている
この感情が
空にも伝わったのかな
今にも泣きそうになっていたから
空が共感してくれたのかな
ああ、今日は
憂鬱だ
「知ってる?雨って失恋した人の涙なんだって」
6月のある日,傘を忘れ雨宿りする僕の隣でつぶやきほほえむ君,
その顔はどこか悲しそうにも見える。
一人また一人と傘をさして帰る生徒を君と二人で眺めているこの10分間はいつもよりゆっくりに感じられた。
「私,帰るね」
閑散とした雰囲気をかき消すかのように”またね”その一言だけ言うと君は雨の降るなか雨にうたれながら走って帰って行った,少しずつ小さくなっていく君の姿。
君は聞こえてないと思っていたのだろうか,帰る間際君がつぶやいた
「あの雨の中に私の涙も含まれてるのかな…」
いつもとは違う君の声,僕ではない違う誰かに向けているだろうその声に僕は苦しくなった。
あぁ,あの雨の中には君の涙と一緒に僕の涙も含まれるのだろうか…
天泣。
雲一つない青空から降り注ぐ雨のこと。
陽光に燦めく光の粒を仰ぎ見て、昔の人は「天が泣いている」と思ったようだ。
なんとも儚くて、美しい響き。
テーマ「空が泣く」
#空が泣く
空が泣いてると
心が暗くなる
空が笑ってると
心が明るくなる
明日は笑ってくれるかな
#3
雨なのかな~と思ったけど
泣くっていうと悲しいイメージが強くて
恵みの雨というくらいだし
雨にはどちらかというと肯定的なイメージ?
あ~でも雨降ると遊びに行くときは
どんよりするし
否定的なイメージもある?
空が泣いているようにみえるのは
自分の心が悲しいときなのかも?
「あ、雨だ」
ふと教室の窓を見つめる。
放課後。
私の小声は、誰もいない教室内に響き渡った。
コロリ、と口の中で飴玉が転がる。
(飴玉貰えたのは嬉しいけど……こんな結果じゃなぁ)
好きだった先生への告白。
期待値ゼロの成功率。
そしてもちろん拒否。
申し訳程度の飴玉。
私の目からも涙が落ちた。
〜空が泣く〜
空が泣く
雨が降る。
雷が落ちる。
嵐が来る。
そんな空の泣き方を集めて、今日も空を見上げる。
「泣かないで」
そんな一言で雨は止まないし、嵐は収まらない。
それでも、泣かないで、を繰り返すんだ。
雨上がりの虹がかかる空が、雨露でキラキラと反射する世界が、たまらなく美しいことを知っているから。
「空が泣く」
異国の少女がワタシに話しかける
「何がそんなに哀しいの?」
人間の愚かさに失望しているのか
正しさとはなんだろうか
なぜ学ばないのか
なぜ同じ過ちを繰り返すのか
なぜ自らの手を汚し奪うのか
最後に一体何が残るのだろうか
残るのは絶望ではないか
さあ、ワタシの狂気をみせよう
命あるもの全てワタシが奪って何もない世界へ戻そう
美しかったあの頃に
静寂をこの世界に
空が泣いて 君が笑って 俺が泣いて 君が死んで
雨が降って
君が「ちょっと痛いかも。」って言って笑って
俺が「ちょっとな訳ねぇだろ。」って言って泣いて
君が死んで
人の死を乗り越えて進んでいくのか、それとも受け止めて進んでいくのか
そこに正しさは必要じゃない
必要なのは死を過去のものにしない事だ
決して忘れず、綺麗事にはしない事
死を綺麗事にした時
遺された人間はどんな世界でも恨まずには生きてはいけない それを理解してない奴らが
言うんだ。
『素晴らしい死だよ。』
『最期まで人を守ったなんて、本当に素敵。』
『平生、人を助ける事に固執した人だったんだろう。』
でもその中には、必ず居るんだ 助けられた側の、救われた側の命を持つ人間が。
『守ってくれてありがとう。』
煩い。
『あの人のお陰で今があります。』
煩わしい。
『でも何もかも俺のせいです。 俺があの時、逃げなかったから。 あの人を連れてこうとしてしくったからあの人は、、、。』
「分かってるよ。そんなこと。」
全部全部、分かってたから
記憶が少しでも廃れていくのが腹立たしかった
片時も離れず傍に居たいと願ったのに、もう君は居ないのだから、この一方通行のどす黒い感情に名は付けられない。 でもまあ、君は少女漫画が好きだったね。うん。
これは片想いだ。
#87【空が泣く】
君といると、空が泣く。
はてさて、どうしてだろう。
一緒にお出掛けしようねと約束した日に限って
天気は下り坂。雨模様。
手も繋がない君が
相合傘をしてくれるはずもなく
何のときめきポイントもないのだから
泣きたいのはこっちの方だと
文句を言いたくなる。
見上げた空が、微かに揺れる。
君が帰る方角から、雷鳴が聞こえた。