『秋風』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
晴れた日
秋風を感じながら
そう言えば自分の人生を
季節にたとえると
そろそろ秋風が吹く頃かなと思った
これまでの人生で
大雨の日や落雷の日もあり
時々思い出す
迫り来る冬への
備えに不安になることもある
しかし
こんなにさわやかな秋風を
今まで忘れていなかったか
今を豊かに生きているか
ほおにあたる秋風に
問われているような気がした
題「秋風」
いつの間にか貴重になってしまったもの、を挙げるならば秋風は欠かせないだろう。
乾いてて、涼しくて、それでいて身が凍えることもない。こんなに気持ちの良いものはない。
だけれども最近はすっかり夏と冬の境目もなくなり、このような秋風は贅沢品となってしまった。思えば馬が肥ゆるような高さの空も、どこか記憶の中にしかない気がしてならない。
彼方のうろこ雲を眺めて木々がさざめいたら重い腰を上げて外へ出てみよう。秋風を吸い込まずして、冬を迎えたくはない。
人がいっそう沸き立つ季節。
色んなものの欲に溢れかえり、鮮やかに染まる。
次は、白い冬。
今のうちに楽しんでおこうか。
#秋風
涼しくない…もう寒い(笑)
今年初のパーカーで外出した。
太陽はたまに出るけど暖かかったなあ。
11/14。
秋風が心地良い季節になりました
よりいっそう自分を愛さなくてはなりません
自分を無くしてはいけません
だけど自分を1番に考えてはいけません
マイナス発言をしてはいけません
プラス発言をする人ほど信用されます
笑顔で生きなければいけません
笑顔は自分を相手を守ります
『秋風』
太鼓を叩く
叩く、叩く、叩く
ドンドコ、ドンドコ、ドンドンドン
爆ぜた花火に喜怒哀楽を
楽しい、嬉しい、悲しい、苦しい
踊って踊って宵もたけなわ
祭囃子の前奏は、時が経つほどセピア色
強く響いた感情も
鮮やかに爆ぜた感情も
派手に舞った感情も
全てが色落ち枯れていく
秋風によって、情動は忘却へと飛ばされ
秋風によって、記憶だけが足元に積もる
……ほら、また一つ
秋風
冷たい
私の体温を奪っていく秋の風
去年までは貴方が温めてくれていたのに
去年までは私の隣は温かかったのに
今はもういない貴方のせいで
私は今、凍えそう
秋風に吹かれながら
昨年の今頃をぼんやりと振り返る。
あの頃に比べたら。
美味しいものを味わいながら食べられるようになった。
きちんと布団で眠れるようになった。
持病の薬の量が減った。
目つきが変わった。
心から笑えるようになった。
なにより。
この先、楽しいこともあると思えるようになった。
大丈夫。
今、ここから1歩ずつ。
秋風
家から出た途端、昨日より冷たい風が緩い襟の隙間から入り込んでくる。
もう少し厚着して出てくれば良かったかな、そんな考えは陽の光を前に消え失せた。
朝の道は静かで気持ちがいい。
そんなことを考えながら、まだ眠気で締まりのない頬を風に晒すためにマスクを下げてみる。
肺いっぱいに冷たい空気を吸い込むと思わずむせてしまった。けれど、外の匂いは好きだ。
風が運ぶのは、金木犀の甘やかな香りと枯葉の香ばしい香り。それと、シンと冷たい冬の香り。
一時の秋を終えて、もうすぐ冬が来る。
〜秋風〜
貴方は、秋風がそよぐ中で一人、欠けない月を見る私の前にいつの間にか現れて、無表情のまま私を酒飲みに誘います。
貴方と酒を飲み談笑する時間は、私の人生において最大の楽しみと言っても過言ではありませんから、断る筈もありません。
貴方とは全く酒の好みが合いませんので、いつも違う色の酒かテーブルに2つ並んでいます。
貴方は酒を飲む間も、決して口数が多い訳では無いですが、情熱的な芸術論者であり、貴方が話す一語一句が私を驚かせます。
貴方は、今まで誰にも知られなかった、知られたくなかった私の憂いを知っているようです。
貴方は、私の心をその冷たい手で撫でてきます。でも、貴方は決して、私の心の中に手を入れることはしません。
貴方は人との正しい距離感というものを熟知しているようで、私はあなたのそれに何度も救われていますし、貴方と一緒に酒を飲めるのはそれのお陰です。
でも、月明かりの差す中で酒を飲むと、それがどうしようもなく寂しくなってしまいます。
どうしようもなく我儘な私を、どうかお許しください。
いつの間にか雪も止んでしまいました。
貴方を望んだ罰なのでしょうか。
辺りが春めく中、貴方の影は今も月明かりの下、秋風に揺られています。
冷たい風が頬を撫でる。
舞い散る赤や黄、枯れた色が足元へ降り積る。
日差しの熱を奪っていく冷たい風が、どこか寂しい心を連れてくる。
溢れる涙はそのままに、遠く淡くなっていく空を見上げる。生命の色から、眠りゆく色へと変わっていく世界に置いていかれたような心地がどこか物悲しく思えてしまう。
日向から木陰へ。
熱のない場所ではもう冬が息衝いている。
さまざまなものが眠りにつく季節はまだ遠く、けれどもう目の前に。
目覚めを待つ心地でひときわ強い風を受け止めた。
―秋風―
オシャレな紅葉スポットとして名高い
公園にデートで来ていた
秋風に吹かれ、僕の隣で髪をなびかせる彼女
格子柄のワンピースの裾を気にしているようだ
髪を弄んでいた秋風は、
やがて、髪だけじゃ足りなくなったのか、
彼女の被っていたキャスケットにまで
手を出したらしく、
紅葉と共に飛んで行ってしまった
それを見兼ねた僕は、彼女が手を伸ばす前に
すかさず右手を伸ばし、パシッと掴んだ
『はい、どうぞ』
彼女は素直にキャスケットを受け取ると、
それで自分の顔半分を隠し、
上目遣いでこちらを見ながら
「ありがと…」と呟くように言った
僕はそれに応じるように、
彼女へ笑みを向けた
彼女は恥ずかしくなったのか、
キャスケットで顔全部を覆ってしまった
いつの間にか2人で止めていた歩みを
また進めながら、僕は彼女の肩に手を回した
彼女は僕より遅いテンポで歩きながら、
諦めたようにキャスケットを顔から離し、
頭に被る
そこに流れる幸せな時間…
なんてシーンを、妄想して思わず笑みをこぼすが、
そもそも自分に彼女なんてものは
存在しないことを思い出し、
哀しく感じつつ自嘲する秋の夜長
《秋風》
結局思いつくのは君のことになってしまうのか
私の心にまだ君がいるからなのか
それとも数分前に君から連絡がきたからなのか
どっちなのかはわからないけれど
今年の秋を共にすごしたのは君だから______。
君にとって私は良き女友達
私にとっても君は良き男友達
だったら良かったのかもしれない
いつの日からか私は君に恋心を抱いていた。
隠さなければならない想いだ
そんなことは自分が1番よくわかってた。
頑張って隠した。
君と会えなくなるのがいちばん辛いから。
結果だけ言えばその後結局会えなくなったんだけれど。
君と遊ぶのはいつも外だったから
たまにカラオケだったけど
いつも秋風を感じていた
寒がりの私にとっては肌寒い風だったけど
それでも君が手を握って温めてくれたから幸せだったな。
受験の帰りも君が迎えに来てくれて
10月の半ばだったから日差しもあって
涼しい風が吹いてて心地よくて
君は好きなアーティストの路上ライブに連れて行ってくれた。
私にとっては君のうたを聴いていた方が幸せだけど
君と同じものを共有したくて
君の好きが少しでも私の好きになるように
私はその人の歌を聴くようになった
とっても美人なその人に嫉妬をしたりもしたけれど
君の好きが私の好きになって
君と会わなくなった今でも君と私を繋ぐのはその人しかいなくて
また路上ライブに行ったら君に会えるかな
君はきっと、あの人の1番のファンだから行くんだろうな
また他の女の子を連れて。
君に会いたい気持ちと、君に会いたくない気持ちと
合わさって混ざってぐちゃぐちゃで
でも、また聴きたいな
君が好きだと言ったその人の歌声
秋風に吹かれ
さわさわと揺れる草や木々
見渡す限り黄金色の
大草原の中にぽつんといる
いや
誰かが一人
傍にいた気もする
そんな
記憶には無い
なのに
とてつもなく懐かしい
意味の分からないシーンが
締め付けられるような
物悲しさを帯びた切なさと共に
胸に浮かぶのは何故だろう
あれは何時の
誰との
何の記憶なんだろう
「秋風」
|裸足|
わたしは裸足が好きだ
冬でも冷え性なのに裸足でいる
靴下という布で覆われ
肌で直接感じれない感覚に違和感がある
靴下が嫌いなわけではない
違和感があって苦手なのだ
裸足で感じる床の温度
砂浜のざらざら感
お風呂場の水の感触
絨毯の質感
それぞれがとても気持ちがいい
足の裏で感じたものが足から体まで伝わってくる
昔の人は、靴がないため裸足で土の上を歩いていただろう
今でもどこかの国では裸足で地面を歩いている
さすがに日本では見かけないし、
自分も流石に痛いのでできない
でも足の裏で感じるとい事は、
昔からの名残なのかもしれない
これからもわたしは裸足で過ごす
秋風
朝焼けの中海を見つめる
思いにふけりながら
私の頬に風が伝う
始まりか終わりか分からないような風が
秋風なびく
湖のほとりで
イチョウをひろって
楽しそうに笑う妻。
そのお茶目な顔は
時が経っても変わらぬようで。
安心するような、
自分だけ老いていく事に
抵抗を感じるような思いがする。
そんな思いも全て
妻の笑顔と
冷たい秋風が
吹き飛ばす。
そんな何でもない様な朝の出来事。
「秋風」
#秋風
秋風が吹いて
恋が終わった…
恋を失くした心は
枯れ葉より軽く
風に舞い
行く宛もなく
彷徨い続ける…
やがて
ボロボロに千切れ
空に消えていった…
さよなら さよなら さよなら…
もう何も見えない…
🌈黒猫のつぶやき🌈
秋はなんだか寂しくて…
物思いに更けるには丁度いい
秋風
秋といえばさつまいも。
美味しい。
あの人がもうすぐ遠くへ行く
家族と一緒に海を渡る
秋風が吹く前に
たくさん会えた
9月~昨日までで会社の誰よりも多く会えた
2年前の異動で西と東に分かれるだけで
すごい泣いたけど
今回は海を超える
今はまだ実感がない
海超えても電話するって言ってくれたけど
最後の電話か最初の電話で涙出るかも
あんなに「電話嫌いやねん」って言ってたのに
1年半で4~5回かけてきたし
なんかやっぱり寂しいし悲しいけど
あの人の前向きさを見てると
ただ待ってるだけじゃダメだなって
私も4年でもっと前見て成長しないとなって
これからもしつこく「大好き」って言い続ける
だって大好きだから
それしか表現出来ないから
「待たない!私も前に進む!大好きだから!!」