秋恋』の作文集

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秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/21/2024, 2:26:11 PM

#秋恋

 なにとなく君に待たるるここちして
出でし花野の夕月夜かな

(何となくあなたが待っているような気がして、月のとても綺麗な夕暮れに、花の咲く野に出てみたの)

 秋の恋なら与謝野晶子のこの短歌が浮かびます。
好きな人で頭がいっぱいで、じっとしていられない感じ。
会いたくて長い秋の夜。

9/21/2024, 2:25:27 PM

スニーカーが汚れている。
はぁ、とため息を吐きながら汚れを払う。
溝に入った砂は擦るほど広がり
元のままの方が良かったのではと
また、ため息をつく。

忙しくなるとどうも机の周りや
冷蔵庫の中身、身の回りのものが
地味に荒れ始める。

鞄をかけ、洗濯機に洋服を投げかけ
スマホを布団の上にぽいっとして
久々に窓を開けると、少し空気が冷たくて
昼間に家に溜まっていたであろう重い空気が
少しずつ軽くなっていき気持ちよかった。

今日は寝る前に5分だけでもいいから
買ったまま読んでいなかった本を読もう。 
装丁が素敵で思わず手に取ったら
紙の触り心地がさらっとしてて気持ち良い
そんな本を買っていたのだ。

特に誰かに話すこともない
秋の一ページ目
紙の開く音、指の触れる感覚に
私は毎年恋をする。


秋恋

9/21/2024, 2:24:30 PM

【秋恋】
 
 落ち葉舞い散る街道で
 すれ違った君に恋をした
 
 降りしきる銀杏の黄色と
 君の黄金色の毛
 ピンと立った耳
 やや前のめりの姿勢
 くるりと丸まったしっぽ
 
 君の後ろ姿に何度声をかけようかと思ったことか
 ぐっと堪えて君を見送る
 君にはもう決まった飼い主がいるのだものね
 ああ、せめて、ふわふわの柴尻を目に焼き付けておこう
 
 願わくば明日も君に会えるといいな

9/21/2024, 2:23:45 PM

秋恋
少しだけ、和らぎ始めた残暑…昼間は、まだまだ暑いけれど、夕方は、幾分か、凌ぎやすくなってきた…
虫の声を聴きながら、空を見上げると、輝く満月が、夜空を照らしている…
こんなに綺麗な夜空を、一緒に愛でる相手が居たならなんて想ってしまう…
少しだけ早くなった夕暮れが、一人になると、人恋しくなってくる…
思わず、誰か…一緒に…なんて、独り言が、溢れてしまう…

9/21/2024, 2:20:41 PM

ねえ、秋ってどんな季節だったの?

わたし、秋って漢字習ったよ
漢字に火が入ってるから、この、夏って季節よりきっと暑かったんでしょ?

と屈託のない笑顔で尋ねられる


おっと残念、秋はね、涼しい季節
お日様が沈んで夜になると綺麗なまんまるのお月様がゆっくり上がってきて
スズムシとコオロギが合唱を始めるんだ
それを聞きながらお散歩をするのが最高なんだよ

歌う虫がいたの?いいなあ
秋は涼しいんだね、秋はお外にクーラーがあったの?

ううん、お外にクーラーはないけど、

言葉に詰まる

涼しかったんだ、なんでだろうね


わたし、わかるよ、おじいちゃんが小さい時はきっとお日様が優しかったんだよ
今はずっとプンプン怒ってる、わたし、お日様嫌い

だってずっと怒ってるんだもん

そうだね、お日様もあんなにずっとプンプン怒らないでいいのにね

いいなあ、歌うスズムシとコオロギとお散歩なんて

行ってみたかったな、秋


               『秋恋』

9/21/2024, 2:20:25 PM

あのね

秋に恋人同士になれると

長く続くんだって

寒くなるから寄り添えて

心も近くなるんだって

だから私たちずっと

仲良しでいられるよね

ずっとこうやって

手を繋いで腕を組んで

一緒に歩こうね

いつまでもいつまでも

貴方のこと大好きでいるから








「秋恋」

9/21/2024, 2:19:20 PM

『秋恋』


今朝気づいたことなんたけど、
先輩のシャツが、長袖になってたの。

「朝夕はちょっと肌寒くなったもんな、
風邪には気をつけろよ」

と、笑いながら
先輩はあたしの頭をぐしゃぐしゃに撫でてくれたけど、
あたしはちょっとガッカリしたの。

あぁ、もしもあたしが
秋が似合うような人になれたなら、
先輩との、この関係も違っていたのかな、と。

9/21/2024, 2:16:13 PM

秋恋

秋に始まる恋は 春に終わる

お互いに自分が主役の恋は続かない

少し涼しくなって

人の温もりに触れていたくなって

温かい言葉のやり取りで安心して

相手に求めすぎてしまう


ずっと同じ温度でいられる訳がないのに



その恋は錯覚かもしれないから

気をつけて…

9/21/2024, 2:15:46 PM

あなたってほんとに私のことがすきなの?
どうせげーむでしょ笑
こんなセリフ
言いたくなかったけど
ゲームと私どっちが大事なの

ゲームの中に囚われちゃったわけ?
私勝てそうにないね笑
こんなに近くにいるのに遠く感じる
ゲームは私みたいに
だきしめてくれるの?
夜をどっちと過ごしたいの笑
私を選ばないなら
いっそ消えてあげようか
後で気づいて焦ればいいよ笑
後悔すればいいよ
後悔することもできないくらいに
私よりゲームがよくなった?
まさかゲームがタイプだなんて言わないよね
報連相しっかりして?
あなたはなにもしないのに
わたしだけに求めるの?
報告しても素っ気なく返すくせに笑
ゲームに夢中だから
ぜんぶ通知から返してる
トーク画面開いてないでしょ?笑
ばれてるから。

好き?って聞くと好きって言うのはなんでなの?
嘘?
好きじゃない人から大好きなゲーム中に連絡来て
うれしい?笑
めんどくさいだろうね笑
私のことどうでもいいね
最近返信も適当だよね
とりあえず共感しとこって感じ
伝わってるよ?
ばれてるよ笑
隠すの下手

もう私から
連絡してあげないからね

9/21/2024, 2:13:08 PM

文化祭で歌った歌を思い出す
クラスのみんなで歌った歌を。
落ち葉をいっぱい降らしたあの思い出を。

9/21/2024, 2:09:48 PM

秋になると
オレンジと茶色と黒の
チェックのスカートが着たくなる
オレンジ色は色づいた葉の色
ハロウィンのかぼちゃ
焚き火の炎の色

焚き火を見ると
思わず近づきたくなる
秋の夜 そこだけが明るい
人みしりは返上
私も何かしら
しゃべりかけている

9/21/2024, 2:09:18 PM

そよ風が吹き抜けたバス停。
    ベンチに座って、本を読む貴方。
    風に揺られた髪が、貴方の顔を隠してしまう。

    ひとつ、私の口から声が落ちた。
    貴方が刹那でも視界から掻き消えてしまうことが
    淋しくて、惜しい。
    
    たぶん、恋なんだと思う。

9/21/2024, 2:08:13 PM

パッション恋と笑っていた夏
気温と体温、はたまた心音
バクバクバクバク止まらず暴走
はっちゃけ溺れれた恋

なんて

騒いでた日々が過ぎた。コオロギが子守唄歌う。
夏が過ぎた。熱が冷めた。
楽しい日々が、いつの間にか
冷静な空、飛んで行った

どうしようもないくらい、時差ボケのような、
君への気持ちに違和感があった

ほら今手を、繋ぎたいような、繋がなくていいか

また、明日があるか。

ほら、もういいか、このままでいいか、
また、明日があるか。

冷たい空が僕の頬をつねる。
いつもそこに君が、いた
道端に落ちた金木犀が僕の鼻をつまむ。
いつもそこに君が、いた

秋の恋は、夏のパッションよりも
ほのかな香りと温かみがあった。
そこにあった。

9/21/2024, 1:58:49 PM

「秋に恋をするなんて。」
私の村には変わりすぎた風習があるの。
それはね、「秋に恋をしてはいけない。」だって。なんて、ばからしいって私は思う。
だって私は恋をしたいんだもの!

9/21/2024, 1:58:40 PM

落ち葉が風にくるくる舞う公園を
暑すぎた夏がやっと終わったね、
なんて言って笑って

涼しいからいくらでも歩けるね、
なんてどこまでも並んで歩いて
空が青いだの 鳥が鳴いてるだの

ベンチに座って缶コーヒーの
あったかいほうを久しぶりに飲んだり
これからだんだん寒くなるねって

冬には一緒に何しようか
雪が降ったりするだろうか
うんと寒くなったって

うんと厚着して また
一緒にどこまでも歩くのでもいいね
並んで歩いて とりとめのない話を

ずっとずっとね




「秋恋」

#487

9/21/2024, 1:56:56 PM

銀杏の木が色付いた
都会の秋の薄曇り
まだ若い僕は

胸ポケットの煙草に
火をつけながら
君に気づいた

派手な見た目は
僕に似合わない
だけど君は
僕を気に入って

今から家来る
君に連れられ
行ったマンション
ママに挨拶

少し交わして
君の部屋で
少しだけ飲んで
何かを探して君が猫のように

お尻をあげて
覗き込むのを見ていた
抱きしめられたら
何か変わった
そんな気がした
秋の恋でした

君が別れを告げたのは
その僅かに1週間後でした
付き合ってもいないのにね
恋をしていただけなのにね
君が消えた街並みを
僕は見ていた冬の夜でした

9/21/2024, 1:56:10 PM

【秋恋】

夏が終わり季節は冬に向かう
空に浮かぶ雲も秋模様
季節の変わり目は何故こんなにも寂しいのだろう
誰かと交わりたい
でも...
誰でもいい訳ではなく
あの人の温もりが欲しいとおもう
秋の夜

9/21/2024, 1:56:06 PM

暖かな恋のはじまる季節を過ぎ
爽やかで燃えるような熱い恋をし
木の葉の絨毯を共に歩みながら
君が恋しいと雪を眺める

どの時期もすてき
秋もときめくすてきな恋

9/21/2024, 1:55:01 PM

秋恋

雲一つない秋晴れの中
心地よい秋のそよ風がふく。
そこは、見渡す限り、色とりどりの秋桜畑

わぁー、空気がおいしい。
風が気持ちいいなぁ

え?!誰もいないはずの秋桜畑で声が、聴こえる。
うそ?!可愛らしい声!どこから?

あれ!ピンク色の秋桜が、私に話かけてる!

お姉さん、無理してない?

えっ!どうしてそう思うの?
分かるのよ、私。
お姉さん、日常から少し離れてみたいと、ここに来たのよ。
色々頑張ってて、頭が、パンクしそうなのよ、お姉さんは。

やっぱり、私、そうだったんだ、ピンク秋桜ちゃんの言う通り、私、今、いっぱいいっぱいで。
頭を整理したいと、気づいたら、ここに来てた。

お姉さん、大丈夫よ。私がお姉さんのいっぱいいっぱいを軽くしてあげる。

すると、ピンクや黄色、オレンジ、紫、水色と、色とりどりの秋桜が、私のお話を聞いてくれる。今、私が一番何が大変かを聞いて、的確なアドバイスをくれたり、励ましてくれたり、
お話してるうちに、頭の中が整理されて、軽くなった。
ありがとう、秋桜ちゃんたち。
あなたたちは、最高ねっ。プロのカウンセラーねっ。
いいえ、お姉さん、私たちは、カウンセラーではなく、本当は、秋恋のキューピットなのよ。

お姉さん、元気になって、恋をしなくちゃね。
その時は、また、ここに来てっ。
恋のキューピットしてあげるから。

まあ、なんて、素敵なの!!

本当にありがとう。また来るね。
秋恋実るといいなぁ。

9/21/2024, 1:44:27 PM

もみじまんじゅうを口いっぱいに頬張っている。

目は子どものように輝いていた。

「これ!まじうまい!」

思わず笑みがこぼれる。

「佐藤も食べてみ」

「ありがと」

渡されたまんじゅうに私もかぶりつく。

途端にあんこの甘さが口全体に広がってくる。

「おいしい!」

「だろ!」

2人で笑い合った。



最初の印象は、大人っぽくてクールな人だった。

友達がふざけているのを近くで笑いながら、

見守っている人。

女子への気遣いもできるし、何より顔がいい。

そんな彼を好きにならない女子はいないわけで。

放課後の廊下でよく告白されていた。

何故かすべて断っていたが。

理由は、好きな人がいるらしい。

モテ男から好かれるなんて前世でどれくらいの

徳を積んだんだ、と思った。

でも私には関係ないし、と思っていた数ヶ月後。

何故か私は放課後に彼に呼び出されていた。

そして、なんと彼に告白されたのだ。


「俺、佐藤のことが好きだ。

よかったら、付き合って欲しい。」

「はっ?」


変な声が出たので急いで口を抑える。

そんな私を見て彼は少し笑った。

その笑顔が私には眩しくて、

ノックアウトされるところだった。


まあ、その後なんやかんやで付き合うことになったのだ。


そして、彼の新しい一面を少しずつ知っていった。

彼は、可愛い動物や甘いスイーツが好きらしい。

恥ずかしそうにしている彼のご尊顔を見て、

天に召されそうになったのは内緒。

また、徐々に甘えてくるようにもなった。

つまり、彼のクールなイメージが全て粉々に砕け散ったのだ。

彼のことを好きな子が知ったらどうするだろう。

絶叫するのか神に祈るのか。


まあ、そんなこんなで今に至る。

一言で言うと、子ども。

素直で可愛らしく、意外とシャイな印象だ。

最近は女子より可愛いとも思えてきた。


でも、私はそんな彼が大好きだ。

人前ではかっこつけてクールになるところも、

私と2人きりのときは子供っぽいところも全部。


楓をのせて冷たい風がふく。

貴方のそんなところが秋の肌寒さを吹っ飛ばして、

私の心も体も温めてくれる。

これじゃ滅多に風邪ひかないな、と

密かに思った私なのであった。


- 秋恋 -

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