秋恋
雲一つない秋晴れの中
心地よい秋のそよ風がふく。
そこは、見渡す限り、色とりどりの秋桜畑
わぁー、空気がおいしい。
風が気持ちいいなぁ
え?!誰もいないはずの秋桜畑で声が、聴こえる。
うそ?!可愛らしい声!どこから?
あれ!ピンク色の秋桜が、私に話かけてる!
お姉さん、無理してない?
えっ!どうしてそう思うの?
分かるのよ、私。
お姉さん、日常から少し離れてみたいと、ここに来たのよ。
色々頑張ってて、頭が、パンクしそうなのよ、お姉さんは。
やっぱり、私、そうだったんだ、ピンク秋桜ちゃんの言う通り、私、今、いっぱいいっぱいで。
頭を整理したいと、気づいたら、ここに来てた。
お姉さん、大丈夫よ。私がお姉さんのいっぱいいっぱいを軽くしてあげる。
すると、ピンクや黄色、オレンジ、紫、水色と、色とりどりの秋桜が、私のお話を聞いてくれる。今、私が一番何が大変かを聞いて、的確なアドバイスをくれたり、励ましてくれたり、
お話してるうちに、頭の中が整理されて、軽くなった。
ありがとう、秋桜ちゃんたち。
あなたたちは、最高ねっ。プロのカウンセラーねっ。
いいえ、お姉さん、私たちは、カウンセラーではなく、本当は、秋恋のキューピットなのよ。
お姉さん、元気になって、恋をしなくちゃね。
その時は、また、ここに来てっ。
恋のキューピットしてあげるから。
まあ、なんて、素敵なの!!
本当にありがとう。また来るね。
秋恋実るといいなぁ。
9/21/2024, 1:55:01 PM