『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の当たり前、あなたの当たり前全て同じだったらもっと小さな引っ掛かりが減るのかな。引っ掛かりがあるからお互いのことをもっと知りたいとか思うのかな。まぁ「みんな同じでみんないい」って気持ち悪いと思う。
私の当たり前
わかっている。わかっているんだ。
自分が周りと変わった存在だと。
だから、目をつけられないように、『普通』のフリをして、やられないようにしなくてはいけない。
それが私の当たり前だ。
ーだが、ふと思う。
周りに混じって、周りと同じことを・・・他人を傷つけ、存在を否定し、堕ちるところを見て笑っている私は・・・本当に私か?
これは奴らの『普通』であって、私の『普通』じゃない。・・・こんなの間違っているなんて言えないが。
私は私なりの『普通』が通せるようになりたい。
私が変わった存在だとしても、これを当たり前と言える勇気を持ちたい。それが今の私の目標だ。
どうして大人に100%従わなくちゃいけないの?
どうして自分の意見をハッキリ言わないの?
どうして私なんかって言葉が出るの?
どうして弱い立場の人はそれを利用しようとしないの?
どうして弱いままでメソメソしているの?
どうして強くなろうと思わないの?
どうして言い訳ばっかりを作っているの?
これが私なのに。
私が本当の私なのに。
みんなが見てる人は、私じゃない。
私にとっての当たり前はいつだって誰にも理解されない。
あの子の当たり前なら……理解されるんだろうか。
でも、答えを知るのが怖いから、
書き起こすのは辞めておく。
ごめんなさい。おやすみなさい。
1日の始まりは笑顔で挨拶。
笑顔を絶やさずに周囲に気を配り、困っている人がいれば何をおいても手を差し伸べる。
仕事が始まったら、どんなことでも全力で責任感をもって行う。
言われた通りの成果を出せたらまあ及第点。+αの提案や丁寧さ、早さで上司や同僚に喜んで貰えたら100点満点。でも、周囲が手伝ってくれたからこその成果だと感謝の気持ちを決して忘れてはいけない。
周囲には感謝を。自分には向上心を。
トラブルや失敗があったら、1%でも自分に責があるのならそれは全て自分のせい。謝罪し、善後策を行って、再発防止策を考えて確実に実行する。周囲の責任なんて考えちゃダメ。もし本当に周囲に原因があるんだとしたら、それは原因を見逃していた私の責任。
失敗を他人のせいにしてはいけない。自分に非がないなんて絶対にあり得ないんだから。
会議では何より皆が意見を言いやすくし、皆が納得できるような場を作ることが私の仕事。発言できない・していない人がいないか常にチェックしながら皆の意見を整理する。意見が割れるなら、両者の言い分を聞いて「絶対に外せないところ」を見つけてそれを擦り合わせて落としどころにする。合意が取れたらすぐ議事録を作る。
私の意見を言う暇なんてないけど、皆が満足するならそれでいい。
これが私の当たり前だった。
でも、今は違う。
ないがしろにしてごめんなさい、過去の私。
自分の意見があれば言ってね。自分ができたことを誇ってね。
あなたは十分に頑張っている。私はそれを誰よりも知っているよ。
【私の当たり前】
『私の』当たり前は、
『君たち』には伝わらないだろう
そもそも、君と私では、住んでる環境も違うし
仕事も違うし、何より考え方も違う、
今だって
当たり前の捉え方だって違うかもしれない…
なのに
空気を読めなくて、
同調しちゃう、
『君の』当たり前が分かりたくて…
『君』と『私』の当たり前が同じだと安心するのは何故だろうか?
ここで、私が、突然お題とは違うことを書けば
『君』はどういう反応をするだろうか?
『私』には『私』なりの当たり前がある
その当たり前を剥がすのは
剥がさせるのは怖い
…
だけど、『私の』当たり前で『私』は生きていく
だから『君』も『君の』当たり前で生きてくれ
でも、もし『私の』当たり前が分からなくなった時、
心は壊れてしまうだろう、
強い当たり前が必要のようだ。
歌うこと
音楽を聴くこと
ありがとうを言うこと
これが私のあたり前
私は毎日プロ野球のベイスターズ戦をずっと毎日観ています。それは中学生の時に1試合でも見逃したくないという気持ちが芽生えそこから毎日テレビでも球場でも観るようになりました。その毎日の観戦が私の当たり前であり日課です。
朝は五時に起きて、勉強。六時半には朝御飯。七時には制服に着替えて、登校までの数分でまた勉強。
登校時刻は誰よりも早く、鍵を開けて教室に入り、授業が来るまで勉強。
学校が終わると部活なんてない。何よりも早く家に帰って手を洗い、親に今日あったことを話すこともなく勉強。夜ご飯はさっさと終わらせるために淡々と。お風呂に入っている間だけ、こっそりスマホで遊んでる。それでも出来るだけ早くお風呂から出て、髪を乾かす。髪の湿り気が空気に消えた時には、歯磨きを終わらせる。
そのまま自室に戻って十二時まで勉強。そしてベッドで睡眠をとる。
「これが私の一日ルーティーン。でもなんでわざわざこんな面白くもないこと聞くの?ごく普通の生活だけど」
目の前の友達は顔を伏せる。私より少し身長の低い彼女は、私を見上げて聞いてきた。
「それ、全部一人で?」
「いやいや、ずっとお母さんが一緒だよ。勉強もいつも近くにいて教えてくれるの。誰よりも賢くなれるように教えてあげるからって張り切ってくれてるんだよ」
「……そっか」
彼女は私の手を握ってきた。その力は強く、どこに行こうともしていないのに、私を引き留めているようだった。
「ね、今日、私の家に泊まりに来ない?」
「そんな突然。絶対無理だよ、お母さんが今日も勉強教えてくれるから…」
「今から、一緒にウチに行こ。私だって勉強教えてあげられるしさ。…教えてもらうけど」
「ふふ、まったくもう、何がわからないの?見せて、教えてあげるから」
その日、友達の家に半分強制的に泊まった。次の日に家に帰るとお母さんはいなかった。私の部屋には傷があらゆるところに付いていて、近くには薄汚れた包丁があった。
【私の当たり前】
お題が更新されるごとに進む物語No.1
私の当たり前は相手にとって当たり前ではないかもしれないので本当に気を許した人にしか私の事は話さない
想像はできるけれど、造り出すことはできない。
察してはみるけれど、綺麗に空回り。
言われた言葉は、ほぼ肯定。
自分の意見はないようなもので、根掘り葉掘り聞かれることが解らない。
と言うより、自分の感情が何に起因しているのか解らない。
常識がズレていて、最低限生きる知識が欠けている。
……とまぁ、軽くあげてみた”私の当たり前”は。
現実社会に適応できないってことだけはよく解る。
私の当たり前
僕の努力を君は一言で握り潰す。
君にとってダメ出しは
努力を見せられたら言うのが当たり前かもしれない。
その〝君の〟当たり前を押し付けないで欲しい。
僕は君とは逆で努力を見せられたら褒める。
それが僕の当たり前だから。
僕は押し付けるつもりは無いけど、
君も押し付けないで欲しい。
〝当たり前〟の価値観は人それぞれなんだから
押し付けるもんじゃない。
【私の当たり前】
#75
私の当たり前。それは、未来を約束してる愛する彼氏の隣にいる事、そして、その彼と毎週土日デートをする事。彼は、私にとって、無くてはならない存在だ。今の彼がいるから、例えどんなに辛い事があっても、私は、死にたいって思う事無く、生きていられるようになった。彼と付き合って、今月で半年。この半年間って、まだ長いようで短いけど、そんな私にとって、短期間で、自分でも驚く程、そして、自分でも変わったって気付ける程、私は、変わった。ホントに彼とこうして付き合えてる事には、感謝しか無い。ホントにいつもどんなに嫌になっても、ずっとそばにいてくれてありがとう。これからも末永く宜しくね。ずっとずっと大好きです︎💕︎
寝ることも食べることも、私にとっては当たり前じゃない。
濁った雫を求めて命を落とす子もいて、食べることが不安な子もいる。
私も痩せたいのに痩せれない。周りとの体型の違い。そんなストレスが原因で食べても戻しちゃうこともしばしば。
じゃあ、私にとっての当たり前ってなんだろう?
みんなにとって普通のことが私にはできない。
そんな私の当たり前……。
どんなに抵抗しても、必ず明日がくること。
それは、とても残酷でそれでいて一種の光でもあること、かな。
*私の当たり前*
テーマ:私の当たり前 #238
僕は初めて殺人鬼を見た。
その殺人鬼は変だった。
人の返り血を浴びて笑っているのだ。
もう死んでいるはずの人間に何度も何度も、
ナイフを突き刺しながら。
僕は腰が抜けてしまった。
口からは何も言葉が出ない。
その場にストンと座り込み、
その人から目が離せなかった。
その人は女性、相手は男性。
気が済んだのか、
男性を刺す手を止めると彼女は僕に気がつく。
「見てた?」
彼女の口角は上がったまま。
肌は白く、人形のようにきれいな人だった。
返り血を浴びているところ以外は。
「な、何なんだ!」
僕から絞り出された言葉はそれだった。
「あぁ、コレ?」
彼女は僕に近づくと、
血濡れた手で僕の頬を掴み言った。
「これは『私の当たり前』」
ピピピピピピ
ガタン、バサハザハザ、ゴン
「うっ、いったぁ」
床にたたきつけた頭を撫でまわしながら、身体を起こす。はぁ、今日も朝が来てしまった。
仕事だー。準備しますか。
洗濯の山から今日来ていく服を引っ張り出して、自然と着いてしまった服の皺を手で伸ばす。意味のないことだと分かっていても、人様の前に出るので気にしなければならない。
ボサボサの髪をブラシで大雑把にといて、今日はポニーテールにしてみる。コンセント差しっぱなしのヘアアイロンで軽く巻く。
いつもと同じメイクをしっかりして、鏡で確認したらよし!完璧!
酒類とほんの少しの食材しか入っていない冷蔵庫から、賞味期限が少しで切れる納豆とハムを取り出して、口に突っ込む。
時計を確認したら、やばい、もう出なきゃ!
玄関先に置いている仕事鞄をパッと取って、仕事先へ急ぐ。
「おはようございます」
「お!カナちゃんおはよ」上司が言った。
「今日締め切りのやつ順調かな?よろしくね」
「はい。なんとかできそうです。頑張ります」
私の上司は歳が近くて、優しい人なのでとても仕事がしやすい。同じ女性というのもあって、困ったことも相談しやすい。
今日は絶対に残業できない理由があったから、頑張って終わらすことができた。
何があったかというと、私の幼なじみが来る日なのだ。
昔から家族間で仲の良かった幼なじみは、一人暮らしをするようになった今でも交流が続いている。
「ただいまぁ」ドアをガチャリと開ける。
「おかえり〜!」
うわあ、私の家にもう入り込んでいた。
「鍵、持ってたっけ?」恐る恐る聞いてみた。
「いや、おばさんが使っていいよって言ってくれたの」
おかあさん、何してんだ。
それにしても、私の家が私の家じゃなくなっている。
溜まりに溜まった洗濯の山も、洗いそびれたお皿も、長い間掃除をしないために溜まった埃も全部がなくなっていた。
「また掃除してくれたの?ありがと」
「だってぇ、汚いじゃん?勝手に家に入るんだし、これぐらいはしとこうかなってね」
パチン、とウインクをしてきた。よくそんな余裕があるもんだ。
「ていうか、つい二か月前にも掃除したのになんでこんなことになるの?気をつけないと、カナが埋もれちゃうよー?」
はい、すみません。どうも片付けが苦手なようで……。
「気をつけます、いつもありがとうございます」
「はい、頑張って!話変わるけど、今夜のおつまみを作ってみました!さあさあ、酒の肴にして、飲みましょうや」
「いぇーい!飲も飲も!私はなんとワインを買ってきましたー!二人で一本飲もうぜい」
やったやったと二人で騒ぎながら、日々の疲れを発散する。これが私の当たり前の生活。
ベランダの花に水をやること
雨の日は頭痛薬を持ち歩くこと
翌日が何ゴミの日かチェックしておくこと
デスクトップの愛猫にニンマリすること
残業になりそうでも後輩にはすぐ終わると言うこと
飲み会の幹事が嫌でも率先して請け負うこと
締切が来週でも上司に迷惑がられないように余裕を持って提出すること
電車が遅れていても貴方に迎えを頼まないこと
遅く帰ってきても湯船に浸かること
胃痛が起きないうちに胃薬を飲むこと
さっき着いたよ、と会いたい気持ちを隠して控えめに貴方にLINEを送ること
貴方からの返事はまだかとずっと待たないこと
寝る前に水を1杯飲んで
愛猫を撫でて
何もない夜空を見て
明日連絡を入れる得意先を思い出して
ベッドに入って眠くないけど瞼を閉じる、その前に
最後に携帯を見る
これが今日の最後の、私の当たり前
ぴこん
通知の音。真っ暗な部屋でやたら眩しい画面を見る。
『お疲れ様。明日は時間がとれるから会えるよ』
23時59分。
今日の最後は当たり前で締めくくらなかった。
「そんなの当たり前じゃん」
「みんなやってるよ」
「できてて当たり前」
「当たり前」
「当たり前」
今朝言われた言葉が脳内をぐるぐる駆け巡る。
なんだってんだみんなして!
こっちの『当たり前』とあんたらの『当たり前』は違うんだっつーの!
少しは褒めることをしろい!
「やぁ……ってどしたそんな顰めっ面で」
イライラが顔に出ていたか、友達が心配そうに話しかける。私は今朝の散々な出来事を……少し誇張して友達に話した。
「あーね。むかつくなぁそれは」
「でしょ? もう朝からガン萎え」
「で、どうした?」
「ん?」
「ぶちかまさなかったの一発?」
「はぁ!? 仕返せって!?」
「当たり前じゃん」
そう言って私を追い越し、くるりと振り返る。
「私の『当たり前』は少しバイオレンスなのだ」
ははは!
と笑う彼女を見て、今朝のことなんてどうでもよくなってしまった。
こんな友達だから、一緒にいて楽なのだろうな。
ある古い書物の一節にて。
私の当たり前。
それはルーティンである。朝7時に起きて顔を洗って、ご飯をたべて、そこからドラゴンのお世話をするのがルーティン。
ただの龍ではない。龍馬というドラゴンと麒麟の子供だ。蹄がある幻の動物だ。
この龍馬を育てるのがルーティン。
お世話がおわると、また次の日、私の当たり前のルーティンが始まる。
少し奇妙なルーティンが。
ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
自分達の当たり前を、
私に押し付けないで
私は、かっこいい洋服を着て出かけたい
髪短くして男の子みたいな格好にしたい
でも、周りは
女の子なんだから 可愛い服を着て
髪を伸ばせって言うけどそれが当たり前っていうけど
自由でいいじゃん
男が可愛い服を着たり、女がかっこいい服を着たり
自分が良いと思ったそれで良い
自由にいよう
それが、俺の当たり前だ
私の当たり前
私の当たり前
私の当たり前は
誰かにとっては当たり前じゃない
これが私の当たり前
ほとんどは解ってはいても出来ない
それに私は一般的な普通ではない
私にとっては周りは不思議なことが多い
普通ではないのは誰もが当たり前で
ある種の集団の当たり前をかざされてる
でもそれは明らかに普通ではない
それに普通は免罪符にはならない
あと普通になりたいなんて思えない
ある程度は協調は必要だけど
それは自らの快適性などに由来する
誰かいて
何かがある
その何かとは
当たり前に存在する違いで
それが無い状態は異常でしかすぎない
当たり前なんて
一種の方便で
大概は説明が出来ない
あえて
当たり前の説明を聞いても
ただのその人の都合に落ち着く
私は普段から
当たり前なんて気にしてはいないと思う