『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
Webライターを目指していまして、
お題に沿って文章を書けるとのこと魅力的だと思い
練習がてら始めてみました、miです。
どうぞよろしくお願いいたします。
名前とは、その人の生涯の呼び名を示すものである。
名前をつけるのは主に両親である。
希望や願いを込めて、明るい未来を想定し幸せに生きてほしいと、
時間をかけて頭を悩ましてギリギリまで考え抜いて決定したのだろうと思う。
名前をつけられる瞬間、名付け親はどんな気持ちでどんな光景だったのだろう。
そう考えるととても美しい。
私の名前
中学の修学旅行の旅館で、
俺の下着《パンツと言わず、当時、男物のブリーフ(郷ひ○みイメージ)》が1枚無くなった?
帰る前の晩、大広間の全員集会で、
男の教師が、忘れ物を順番に
「これは、誰のだ?!」
と聞いていた。
その中に1枚、俺のと同じブリーフが有った!
違う処は、前のポコチンが当たる処に“黄色いシミ”が、丸く、これ見よがしに付いていた!
教師もこれ見よがしに見せていた!
女子も当然みんな居たので、恥ずかしいので無視しようかと思った。
でも無理だった!
ヒロユキ と“私の名前”が、母親に油性マジックペンで書かれていた!!
当時、学校で1番位、女子から持てたので、男教師と男子がグルでブリーフを取って黄色いシミまで付けて女子の前で忘れ物をとらせて恥を掻かせる作戦だったみたい。
どうやら昔からの伝統らしい!
また今年も、1番位持てる男子が、やられているのかな??
徳博🥰
(私の名前ペンネームは
“ナルヒロ”と読んでね!)
♡もっと読みたい♡1393♡記念号♡
通算116作目
テーマ 私の名前
「...ぁ」
目が覚めた。外を見た。ただただ黒いソラがあった。
「...泣いてたんだ」
ヒスイの瞳から涙が流れていた。
「あ、起きたんだね」
誰?わからないけど懐かしい。
「君の名前は?」
「え?僕だよ〜僕」
オレオレ詐欺みたいに言うじゃん。
「ごめんって〜僕の名前はヒスイ」
「ヒスイ...」
どこかで知っていた名前。
「記憶...」
そういやここはどこだ。
「君の名前はアカネだよ」
アカネ.....
ー ヒスイ視点 ー
昔、ヒスイは人を殺めた。それは事実。
「ヒスイの名前は呪いの子」
どこからか声が聞こえる。気が狂ってしまいそうなくらい言われた。
「もう嫌だ...この名前」
呪いの子と言われてるのは名前のせいだった。
ヒスイは名前のせいで狂ってしまった。
「だから僕と名前を変えたんだよね?
ヒスイ」
アカネの瞳が揺れた。
おわり
神木優(かみきゆう)という名前。平々凡々な名前。優しい人になりなさい、みたいな由来だったと思う。詳しくは覚えていない。名前なんて人と人を区別するための記号。そんなふうに思っていた。
そんな痛々しい僕の中学時代。あだ名をつけた女子生徒が一人。彼女は病弱で、もう死んでしまっているのだが、僕を見つけるとパッと笑って、『キユウ君』と読んでいた。
彼女はどこか世間知らずなところがあって、というか、病院で大半の人生を過ごしているからか、学校に来れたことが嬉しくて、無茶をしていたんだと思う。
それを端から見ていて、内心ハラハラしていると、彼女は「キユウ君は心配性だな」と、いつも笑っていた。
僕のことをキユウ君と呼ぶ人はもういない。
でも、時々お墓に弱音を吐きに行くと、声が聞こえる気がする。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。まったく、キユウ君は心配性だな」
自分でも笑えるほど私の名前は私と合っていない
意地悪な婆さんの名前が異様に可愛いかったり
好きな人と嫌いな奴の名前が一緒だったり
普通と思えても異国では卑猥な意味になったり
名前というものはとにかく不条理だ
ちなみにこれは全く関係ない余談だが
泉ピン子の本名は武本 小夜(さよ)だ
『私の名前』
私の家系を遡るとこの国を治めていた王家にたどり着くそうだ。なので子々孫々に代々受け継がれる名前というものがあり、私の名前にも・で区切ったり=で繋げるような長ったらしい本名がある。ちなみに呼ばれたことも声に出して名乗ったことも一度もない。
「お母さんは本名名乗ったことある?」
「あるよ。むかし魔法少女だったときにね」
お母さんの言うことは本当かウソかいつもわからない。お父さんに聞くとあの頃のお母さんは強くて可愛くてカッコよかったなぁ、と返ってくるけれどネットで探してもそういう話は二次元のことしか出てこない。
「あなたもいつかそういうときが来るかもしれないけど、なんとかなるから」
ためになるようなならないようなアドバイスを聞き流して学校に行くために玄関を開けた。昨日まで平和そのものだった世界がなんだか少しおかしいような気がした。
「そこのお嬢さん。世界の異変に気づきましたかな?」
声の方を振り返るとぬいぐるみのようにかわいい二頭身の生き物が格好をつけて佇んでいた。
「いやはや、さすがあの方の娘さんだけある」
開けたままだった玄関から家の方を見るとお母さんが旧知の知人を見つけたときのような顔で驚いていた。
それからの私は本名を名乗って世界を変えんとする巨大な悪からみんなを守る戦いに身を投じて行くのだった、というところで目が覚めた。
「おはよう。早く学校行かないと遅刻するわよ」
「今日はちょっとお寝坊さんだね」
リビングでお母さんとお父さんがいつものように声を掛けてくれる。まだ夢の余韻が残っていた私は、頭に浮かぶ質問を投げかけようかどうかを迷っていた。
《私の名前》
私は、自分の名前が好きではなかった。
何より、両親が嫌いだった。
自分本位で酔うと暴力的になり、家族を省みることもなかった父親。
そんな父親を疎み、その不満を私に毎日ぶつける母親。
この両親から渡された物だと考えると、自分の名前もこれっぽっちも好きにはなれなかった。
==========
今にも降り出しそうな曇天をガラス越しに見上げぼんやりしていると、気が滅入る。
やっぱり低気圧のせいかな、身体も怠い。嫌な記憶も蘇る。
ソファの背もたれに身を任せ、ふうっと息を吐く。
重なる黒雲につられて気持ちも落ちるけれど、何とか気分を変えなくちゃ。
重みを取り払おうと思わず頭を振る。
すると、背後から柔らかな低温で私の名前を呼ぶ声が。
とくん。胸に暖かいものが降り積もる。
「どうしましたか? 具合でも悪いのですか?」
振り向けば、体調を気遣ってくれる彼がまた、私の名前を呼ぶ。
壊れ物を扱うかのように、優しく大事そうに、私の名前を口にしてくれる。
とくん。また、胸がふんわり暖かい。
今までずっと、こんな事なかった。
名前を呼ばれて、とても嬉しくて、泣きたくなるなんて。
胸に降り積もった暖かさで溶けていく、昔の嫌な記憶と思い。
解けていく、私の硬くなった心。
心配を掛けまいと涙を堪えて、笑って何ともないよと彼の名前を呼び返す。
彼は雨上がりの日差しのように穏やかに笑み返しながら、私の隣に腰掛けた。
あなたが呼んでくれる私の名前だけは、一生大事な宝物。
「“私の名前”は」
誰しも一度は声に出したことがある文章だろう。特に、春。新学期の自己紹介であったり、新しく友人を作るときであったり、聞き覚えのある文章だ。
私はこの流れが苦手だ。友人を作る、までは良いけれど、その後も友人と関わらなければいけないのが面倒だった。これらの流れが面倒だと表面から表し、少しでも距離をおけば、多くの友人は離れていくだろう。そして、その中でも、近くにいてくれる友人だけと関わっていたい。その友人だけを、大切にしたい。これは3人も5人も必要なわけではなく、ただ、1人で良いのだ。相互依存の関係とまでは言わないが、互いに互いしか居ない友人ほど、信用できるものはない。そして、多岐依存の友人ほど、脆い関係などないのだ。
私の中での友人の定義は、大体好きで、所々嫌で、けれどそれらを伝え合うことのできる関係性だ。
これを君に言うと「それは親友だよ」と言われた。そうなのかもね。けれど、私からすると、君は1番の親友なんだ。「私の名前は」から始まった君との脆い関係も、いつからか誰よりも信じられる君に変わったんだ。いつ、これらが友情ではなく愛情に変わったと告白できるのだろう。そんな時も君は変わらず「私たちは親友だよ」と言いそうだね
琵琶乃師長
いにしえに尾張国に謫居の身をやつし、日々、徒然なるままか、慰みに白菊を奏で、都へのおもいは、熱田大神さまをも、揺り動かせ、都に戻る際には、最愛のひととの永遠の別れも、白菊とともに河の淵深く眠るひとは、いづこや
内裏の御簾から、青き空を垣間見れば、音もなく、ひらひらと、蝶が、舞っている
最愛のひと、来てくれたんだね、
もう、こんな、季節になってしまったんだなあ
瞳から、ひかるものをそっと、笏で、隠し、ひとつ、小さな咳払いをし、凛となる
えもしれぬ、心地良い風が、頬をよぎる
あゝ最愛のひと、嬉しくて、嬉しくて、仕方ないけど、私をもう、許しておくれ、
いつの間にか、陽は、傾き、ひぐらしが、遠くで、鳴いている
内裏の篰も、下ろされて、しまった
私は彼が好き。容姿も性格も、勿論好き。それ以上に私の名前を呼ぶ彼が好き。私を見てくれる彼が好き。でも…私以外の誰かを見る、あの目だけは好きじゃない。
私はわかってる。彼とはそんな関係になれない。
わかってる。私はただの女友達で、相談役でしかなくて、私よりもっと可愛い子に惹かれてしまう。
…そうよね、あの子の方がかわいいものね。
心の中で、私は自分に言う。わかってる、私はそうはなれない。彼の好みで居ようと、努力したのに空回り。私の変化にすぐ気付くのも、私の好きな物を知ってるのも、とっても嬉しいけれど、彼にはきっと私以外の誰かの方が幸せだから。だから、私も夢を見る。夢の中だけで、まだ満足出来るから。
いつか、私を見て欲しいけれど…
貴方にはきっと、私よりも似合う人がいるから。
今日も私は、1年に1度しか逢えない彼に、キンセンカの花を贈る。
『私の名前』
私の名前を呼ぶ君の声を
忘れることなんてないと思ってた
どうしても思い出せない
いつかまた君に呼んで欲しい
私の名前
私の名前
大切な祖母が
つけてくれた
子どもの頃は
好きではなかった
今になっては
みんな
呼んでくれる
大事な名前
なな🐶
2024年7月21日1779
【私の名前】
人にはそれぞれ名前がある
物にも動物にもある場合がある
理想の名前とは違くとも
誰かがつけてくれた大切な名前
そんな名前が誰かに貶されていいはずがないし
書き換えられてはいけない
命よりは軽いかもしれないけれど大切なもの
1人1人持っている大切なもの
みんなで守るべきもの
私の名前にもちゃんと意味がある
両親が考えてくれた大切な意味
どんな名前にも意味は必ずあるから
自分の名前も
相手の名前も
大事にしてあげて欲しい
私の名前
部活が早めに終わって、自宅で夕方の、県内の情報番組を見ていた。十分ぐらいの、恒例の駅前クイズコーナーがやっていた。
驚いた。クラスメイトが出ていたのだ。お調子者の3人組。僕はびっくりして、でもその後笑いながら音量を上げた。
解答チームは3組で、やはり3人ずつだった。みんな学生服を着ていた。中学生か高校生。ご丁寧に全員順番に名前を発表していた。
最後に回ってきた例の3人組。ふたりは何事もなく終えたが、1番のお調子者が、小さな悪ふざけを始めた。自分の名前ではなく、なんと僕の名前を言ったのだ。
その瞬間、えっ、と驚いたが、その後ニンマリと笑ってしまった。あいつ、やりやがったな、と。
その上、なんとその3人組が優勝し、優勝インタビューも僕の名前で進んでいった。
僕自身は何もせず、その名を県内に轟かせてしまったのだ。これはもはや、県を制覇したと言っても過言ではない。フフッ。
翌日。
なんで僕の名前使うんだよ、自分の言えよ、という話で盛り上がったのは言うまでも無い。
こんなにいいものだとは知らなかった。
その声で呼ばれるまでは。
No.15 私の名前
私の名前
古くさい名前
とても嫌だった
歳を重ねた今は
なんとなくしっくり
来てるような気がする
また
そんな人生でありたい
と日々過ごす
初めてのセフレができた.
未熟な女子高生の私.
いつかは終わるとわかっていながら,
永遠と彼の家で腰振り続けた.
そのいつかは突然で,でも自然的で,
でも忘れられなくて.
貴方を恨んでいる.恨んでやる.
快感を忘れられなくなったこの身体.
貴方が吐いた私の名前.
また思い出して,独りで.
-- ''私の名前''
お父さんとお母さんの名前から
音と漢字をとってついている。
名字は変わっちゃうから、
私たちの子どもだって証だって。
同じ名前の人には出会ったことがないけれど
私はまあまあ気に入っている。
親からの愛情を感じられるいい名前。
私の名前は
両親からの最初の贈り物で
最初の祝福で
最初の祈りで
最初の呪い
昭和なおばあちゃんネームだって
ついいつも愚痴ってしまうけれど
あなたがつけてくれた名は
最大の贈り物だと思ってる
#私の名前