『私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「私だけど...」って、女性の声で電話がかかってくるオレオレ系詐欺もあると聞いた...
私だけの世界がある。
そこは特に贅沢でもなく、美しい訳でもなく、楽しい所でもないけれど、誰にも邪魔できない、誰にも文句を言わせない、誰にも侵せない、私だけの世界。
ここに帰ってくると、心から安堵する。人目や常識なんて物もなく、私だけがいて、全ては私の自由だ。
何を思ってもいい。どんなに独りよがりでも、暴論だって構いやしない。踊りだしたくなる位の自由。
だけど、毎日朝になれば渋々外に出る。まあいいだろう。私の中にはいつだって帰れる、私だけの世界があるのだから。
私だけは知っている。
貴方が頑張っていること。
たくさん頑張っててえらいね!
ずっと見てるよ。いっぱい頑張ってるの知ってる。
無理しすぎないでね。たまには頼ってね。
私はちゃんと見てるから。支えたいって思ってるよ。
私だけ
全部、私だけならいいのに......
彼氏いないのも
苦しいのも
痛いのも
悲しいのも
お母さんがいないのも
リスカするのも
鬱病なのも
男の子を好きになれないのも
全部
私だけならいいのに......
私、特別すごい太ってるとかではないけど
世の中の女性やママさん達はなんであんなに細いの〜?
男性でも線が細い人も多いし
自分だけガタイ良い気がして恥ずかしいんだけど。
声も低いし。
ザ女の子みたいな高い声で
華奢な骨格に生まれたかったなぁ。
『私だけ』
「私だけってって言ってたじゃん」
今、俺の目の前には、頭が痛くなるくらい甲高い声で泣き叫ぶ女がいた。どうやら俺が他の女と出かけたことが気に食わないらしく、何度なだめても聞く耳を持たず、ヒステリックは止まりそうになかった。そもそも俺たちの関係はコイビトだとかオトモダチだとかそんなものでは一切なく、大人の関係を持つだけの仲、所謂セフレみたいなものだった。
俺には何人もそういう仲の女がいるし、この女もそれを理解した上で俺に近づいてきた。それなのに今更詰められたってどうすることも出来ないし、わざわざこちらが優しくする必要性も感じない。
「面倒臭い女は嫌いって言わなかったっけ」
わざと大きくため息をついてみると、女は涙を流し続けながら俺のズボンの裾を引っ張ってくる。あぁ、気持ちが悪い。これだから面倒臭い女は嫌いなんだ。
「離せよ。俺たちはもうお終い。やり直すこともなければ二度と会うこともない。じゃあ、さようなら」
女の肩を強く押し、ズボンから手を離させて言葉を放てば、女は、絶望という言葉がピッタリな表情で俺を見つめて、ごめんなさいと謝罪の言葉を繰り返し始める。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、そんなつもりじゃなかったの。ごめんなさい、ごめんなさい」
耳障りな声で、気持ちが悪い顔でねだられても、泣かれても、可愛さなんて感じられなければ何とも思えもしない。むしろ、彼奴を思い出して気分が悪くなる。男に泣いてすがって、依存して、そして馬鹿を見た彼奴を。
ただひたすらに気持ちが悪かった。どうしてそんなに低脳で何も出来ないのか、俺には理解出来なかった。
「私なら、私だけが、蓮くんの全部を愛してあげられるっ」
突然、女がそう叫んだ。
全部を愛す?この女は一体何を言っているのだろうか。俺の全てを知っているわけでもないくせに何故そんな事を言い切れるのだろう。そもそも俺は誰かに愛されたいだなんて微塵も思わないし、愛したいとすら思わない。愛なんてものは残酷で、気持ちが悪くて、嘘にまみれている。そんなものを信じ
ることなんて出来るわけがない。信じたくもない。
信じたってどうせ、時の流れと共に愛は薄れ、移り変わり、失われ、みんな離れていくのだろうし、実際、みんな離れていった。
だから俺は愛されたいだなんて思わない。思いたくない。なのに。
どうしてか彼女を見ていると、愛したいと、愛されたいと思ってしまう。もう誰も信じないと決めていたのに。
俺だけ見てほしい、俺だけ愛してほしい。
そんな気持ちが悪いセリフは言いたくないのに、想いが溢れて爆発しそうだった。
離れていかないで、捨てないで、忘れないで。
そんな想いが溢れて、自分でもどうしようも出来なくて、酷く苦しい。苦しくて息がつまる。この感情を寂しいと言うのかもしれない。
そして俺はまた、女を作る。負のループだって、辞めるべきだって自覚はしてるけれど、辞められない。辞めたくない。
もし仮に遊ぶのを辞めた時、一体何人が離れないでいてくれるのだろうか。誰が俺を見てくれるのだろうか。誰が俺を愛してくれるのだろうか。誰にも愛して貰えないのは酷く怖い。
考えるのはもう辞めよう。俺はただ、好きに生きるだけ。やりたいようにやるだけ。俺が辞めなければ女は増え続けるし、満たされ続けるんだ。
俺はちゃんと、シアワセだ。
あれはいつの日の記憶でしょうか、
とても昔のことだったと思います。
あの方々を待って、待って……。
もう1000年を超えてから数えるのをやめてしまいました。
考えてみればあの日から周りの景色も変わっているかもしれません。しかし、そんなことは大切ではありません。
私には何よりも大切な役割があるのですから。
私はこのアスベル王国を守っている機械人形です。
アスベル王国は機械の国として発達してきたため、
私をつくることができたのです。
私は壊れないよう強い魔法がかけられています。
だから、今まで存在できたのでしょう…。
私の役割はこのアスベル城をあの方々…
兵士さん達が帰ってくるまで守ることです。
だから私はあの日から城の入口で動かず帰りを待っています。
……。
でも、いつまで経っても兵士さん達は帰ってきませんでした、。何故なのでしょう。
国王様もいつの間にかいなくなってしまいました…。
ここから動いていないのでどこに行ってしまわれたのか分かりません。
皆さまどこに行ってしまわれたのでしょう。
まるで私だけになってしまったようです。
私は皆さまの帰りをずっと待っているのに…。
題「憐れなる機械人形」
テーマ『遠い日の記憶』『私だけ』より
・私だけ
生い立ちも立場も判断基準も私だけのものだから、私だけが自分の人生を丸ごと肯定も否定もできる。
それに比べたら他人からの評価は、一面的で一時的なものでしかない。
どんな経験をして今の価値観が形成されたのか。職場や家庭でどんな役割を担っているのか。何を一番大切にしていて、何にふだん悩んでいるのか。
会話で多少伝えられたとしても、すべてわかってくれるわけではない。
私の全存在、生かす権利も殺す権利も私だけが持っている。
いつか叶えて貰う約束をして
どれだけの時間すごしたのかな
忘れちゃうくらい経ったけど
髪を短くするたび思い出す
あの約束覚えているのは
私だけ?
お母さんが死んだ、でもそれはわたしだけではなかった。
「お母さんが死んだんです」を、大して仲良くもないひとにまで、なんども、あいさつのつぎに、話して話して次の日からの毎日をなんとかしようとした(はたちのわたしのがんばりかたは、それだった)。
そうすると時々、「わたしも早くに親を亡くして」というひとが現れた。変になっちゃった世界に幼馴染を見つけたみたいな、ちょっとつまらないみたいな、そういう熱をもらって、わたしは何か取り戻していったと思う。
「ひとりじゃないよ」みたいな歌詞は、そのときも今も、わたしにはひびかない。ただもっと乾いた事実としてわたしだけではないということが、わたしをわたしに閉じ込めさせるのを止め、わたしは生きた。
【私だけ】
「本当に私だけ?」君は言う。
一日中、常に心の中に在り続ける。
会えないと不安になる。
メールが来ないと不安になる。嫉妬する。
具合が悪いと居ても立っても居られない。
自分のものにしたい。自分のそばにいて欲しい。
声を聞くだけで幸せ。隣にいるだけで幸せ。
君の幸せが一番だと考える。
こんな自分に出会ったことなんてない。
心からあなたを想う。
「本当に君だけだよ。」私はそう答える。
flamme jumelle
私だけ
ねえ、私だけにしてよ、、、って何回願ったって結局あなたは他の異場所に行くんでしょ?
でもね、一緒にいる時間だけは私だけをミテくれる。
あなたに今日もハマってく。
ねぇねぇ私だけに教えられる秘密とかってあるー?
ないよ。そんなもの。
そっかー。私はあるよ、とっておきの。
どんな?
秘密に決まってるじゃん。
貴女の優しさと聡明さに、多くの者が惹かれてきました。
今世でももちろんその通りですが、前世以前も同じです。
だからこそ貴女の後ろには、俺のような者たちが山ほど控えているのです。
貴女の素晴らしさは多くの者が分かっています。
それは良きことだと思う一方、俺は時折夢想するのです。
貴女というひとを、誰の目も届かない、誰にも触れられないところに隠してしまえたらいいのに。俺だけが貴女のいいところを知っていて、俺だけが貴女の世界の全てになってしまったらいいのに、と。
私だけ
家の中では、主婦の私だけ
家事を頑張っている。
ゴミはゴミ箱がゴールじゃない。
家中のゴミ箱からゴミ袋に集めて
可燃ゴミの曜日の収集時間を気にして
間に合うように持って降りる。
ベッドシーツや布団カバーは
剥がして洗濯機で回して
ベランダに干して取り込んで
元通りにセットする。
一見、ベッドは朝と変わらないが
実はリセットされているのだ。
気が向いたときだけじゃなく
毎日何度も家事をしているのだ。
主婦(主夫)は毎日頑張っている。
人が作ったご飯を、ケータイ観ながら
片手間に食べるんじゃねぇ。失礼だ。
以上、私だけの愚痴でした。
今日は嬉しい事が。
真美子さんに似てると言われた。
旬で輝いている人に似てるのは嬉しい。
輝いているのは他人の彼女で、私ではないのだか、だけども彼女を見て、私を思い出してくれる人がいると言うのが嬉しいと思う。
私だけの楽しみ。
私だけ
私だけの秘密、夜の闇に隠して。
静けさの中、心の声が響く。
誰も知らない思い出、
一人だけの旅、
自分を見つける場所。
私だけ
学校一モテる男の子がいる。
バレンタインともなれば、その子の周りには女子が群がる。
私もそのうちの1人だ。
ただ彼は中学の頃からお返しは全員同じものと決めているらしく、いまだにその習慣は続いているようだった。
特別なの女の子がいない。
それが自分では無いのが淋しいけれど、ほっとする。
まだ誰かの彼氏では無いからだ。
私が他の人よりもチャンスがあると言えば、部活が同じということだ。
彼はバスケが得意で、私も兄の影響でバスケはしていた。ものすごく得意というわけではないので、高校ではマネージャーだ。
だから話す機会も多い。
「遠藤さん」
と呼ばれて振り返る。
いつかは下の名前で呼ばれてみたいなと考えながら、
「今日もお疲れ様」
と他愛無い挨拶をする。
「これから帰るところ?」
「うん、そう」
「一緒に帰ろうよ」
「うん、いいよ」
平静は装っていたけれど『一緒に帰る』というワードに頬が緩みそうになってしまう。
しばらくは部活のことなどを話していたら、あ!と一言呟き、鞄の中をゴソゴソしていた。
「はい、これ。ホワイトデー」
可愛らしい缶の箱。
「遠藤って、こういう缶の箱を集めてるって、聞いたことがあったからさ。結構、お高めの店で買ってきたんだぜ」
「え!?わざわざ、ありがとう」
それは可愛らしい、うさぎや猫などの動物が描かれている缶の箱で、中身はクッキーの詰め合わせのようだった。
他の女の子たちには、これとは違う別なものを、全員にあげていたのに……。
(私だけ、違うプレゼントだ……)
そう気が付くと、何で私だけ?とか、もしかして私のことが…?とか、変な期待で頭の中がグルグルする。
「いつも、マネージャーとしてもお世話になってるからさ」
そう言われて『私だけ特別』という淡い期待は消え去った。それでも『私だけ』のプレゼントだ。
心がじんわりと嬉しい。
「ありがとう」
と噛みしめながら伝える。
彼がにこりと笑う顔を見て、卒業までには自分の想いを伝えたいと思った。
私だけ愛してくれれば良い
家族も
友人も
何もかも関係ない
貴方と私の関係
お願いだから私だけを愛して
そう言い目が覚める
頭が痛い
いつもどうり
貴方はコーヒーを用意してくれた
私だけ、なんでいつも加害者にされるの?本当は、被害者。辛い苦しい悲しい。死にたい。考えるだけで涙があふれる😭。人間関係で悩んだり、周りの人の視線。学校に行かなきゃ行けない圧。少しでも改善されるといいな