私だけ』の作文集

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私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/19/2024, 9:34:56 PM

今までずっと感違ってた。

嫌だなあ。

なんで…、


なんでだろうねぇ。

#2024.7.19.「私だけ」

7/19/2024, 9:25:33 PM

「ごめん。もう一回言ってもらえる?」
「だから旦那ができたの。あの時の宮司様」
「その前。誰とその神社に行ったって?」

指を差される。もちろん記憶にはまったくない。
そもそも週末には学校にすら来ていない。

「行ってない。週末はいつもの発作で学校休んでたし。当然連休はいつもの病院で過ごしましたが?」
「え?じゃあ、誰と行ったのさ。あーちゃんの後の誰か?」
「後ろの誰かってなんだ、誰かって。つか、ほんとに誰と行ったよ」

また指を差される。だから行ってないと言っているのに。
彼女の言う後ろの誰かの心当たりはある。カフェで出されるお冷が人数よりも多いとか、一人でいても誰かといたと思われるとか、心当たりしかない。
それはもう仕方ない。どうにもならない事であるし、もう慣れてしまった。
だがそれは私がいる場所に限った事であって。
私の存在しない場所に、私がいるというホラーまっしぐらな状況は困るのだ。とても。とても。
バレてしまったら寺送りにされてしまう。それだけは阻止しなければ。

「あー、やっぱあれかなぁ。神様があねがどうたら言ってた気がするし」
「そこ大事なやつじゃん!詳しく!」
「覚えてない。宮司様に会えてそれどころじゃなかったし。色々混乱してたし」

肝心な所の記憶をすっ飛ばしている友人に、思わず舌打ちする。まったくもって使えない。

「悪かったって。でも一緒に帰って来てないし、今神社にいるんじゃない?」
「それってさ、あたしを置いてきたって事になんだけど?ニセモノじゃなきゃさすがに絶交してたわ」
「だっていつのまにかいなくなってるんだもん」

笑いながらごめんと謝られる。悪いと思っていない事は明白であるし、おそらくニセモノだと分かっていたのだとは思うが。
何一つ解決にはなっていないものの、すでに近くにいないのであればしょうがない。これ以上話が広まらなければバレる事もないだろう。

「今度さ、一緒に宮司様のとこ行かない?後ろの誰かとか発作の事とか視てもらおうよ」
「今度ね」

曖昧に言葉を濁して笑う。見てもらった所で、というやつだ。
私だけ数が合わないのも。私だけ発作が起きるのも。私だけ今回のようなよく分からないものに巻き込まれかけるのも。
すべてが解決する訳ではなく。すべてを明らかにしたい訳でもない。

「今度、機会があったらね」

今度、を繰り返して机に伏す。
次の授業まで時間はある。少し眠っていても問題ないだろうと。
彼女を放って目を閉じた。



20240719 『私だけ』

7/19/2024, 5:29:59 PM

「……はよ」


何回起こしても起きなくて、
やっと起きたと思ったら甘く抱き締めてくれるのも



「今日は俺との任務だぞ、と」



話す時やすれ違う時の他の人とは違う距離感も



「…少しだけここにいてくれ」



貴方が辛い時そばに居られるのも



全部私だけの特権



-私だけ-

7/19/2024, 3:30:34 PM

「私だけ」

「前回までのあらすじ」────────────────

ボクこと公認宇宙管理士:コードネーム「マッドサイエンティスト」はある日、自分の管轄下の宇宙が不自然に縮小している事を発見したので、急遽助手であるニンゲンくんの協力を得て原因を探り始めた!!!お菓子を食べたりお花を見たりしながら、楽しく研究していたワケだ!!!

調査の結果、本来であればアーカイブとして専用の部署内に格納されているはずの旧型宇宙管理士が、その身に宇宙を吸収していることが判明した!!!聞けば、宇宙管理に便利だと思って作った特殊空間内に何故かいた、構造色の髪を持つ少年に会いたくて宇宙ごと自分のものにしたくてそんな事をしたというじゃないか!!!

それを受けて、直感的に少年を保護・隔離した上で旧型管理士を「眠らせる」ことにした!!!悪気の有無はともかく、これ以上の被害を出さないためにもそうせざるを得なかったワケだ!!!

……と、一旦この事件が落ち着いたから、ボクはアーカイブを管理する部署に行って状況を確認することにしたら、驚くべきことに!!!ボクが旧型管理士を盗み出したことになっていることが発覚!!!さらに!!!アーカイブ化されたボクのきょうだいまでいなくなっていることがわかったのだ!!!

そんなある日、ボクのきょうだいが発見されたと事件を捜査している部署から連絡が入った!!!ボクらはその場所へと向かうが、なんとそこが旧型管理士の作ったあの空間の内部であることがわかって驚きを隠せない!!!

……とりあえずなんとかなったが!!!ちょっと色々と大ダメージを喰らったよ!!!まず!!!ボクの右腕が吹き飛んだ!!!それはいいんだが!!!ニンゲンくんに怪我を負わせてしまったうえ!!!きょうだいは「倫理」を忘れてしまっていることからかなりのデータが削除されていることもわかった!!!

それから……ニンゲンくんにはボクが生命体ではなく機械であることを正直に話したんだ。いつかこの日が来るとわかっていたし、その覚悟もできたつもりでいたよ。でも、その時にようやく分かった。キミにボクを気味悪がるような、拒絶するような、そんな目で見られたら、お覚悟なんて全然できていなかったんだ、ってね。

もうキミに会えるのは、きょうだいが犯した罪の裁判の時が最後かもしれないね。この機械の体じゃ、機械の心じゃ、キミはもうボクを信じてくれないような気がして。

どれだけキミを、キミの星を、キミの宇宙を大切に思ったところで、もうこの思いは届かない。でも、いいんだ。ボクは誰にどう思われようと、すべきこととしたいことをするだけ。ただそれだけさ。

そうそう、整備士くんや捜査官くんの助けもあって、きょうだいは何とか助かったよ。

712兆年もの間ずっと一人ぼっちで、何もかも忘れてしまって、その間に大事な人を亡くした彼は、ただただ泣いていた。ずっと寂しかったよね。今まで助けられなくて、本当にすまなかった。

事情聴取は無事に済んだ!その上、ボクのスペアがきょうだいを苦しめた連中を根こそぎ捕まえてくれたからそれはそれは気分がいい!

だが、実際に罪を犯した以上、きょうだいは裁判の時まで拘留されなければならない!なぜかボクも一緒だが!!
……タダで囚人の気分を味わえるなんてお得だねえ……。

牢獄の中とはいえ、随分久しぶりにふたりの時間を過ごせた。小さな兄が安心して眠る姿を見て、今までずっと研究を、仕事を続けてきて本当によかったと心から思ったよ。

さて、今日も仕事だ!

--あらすじの追記--

今日ようやっと気づいた!!!めちゃめちゃなコピペミスのせいで重複箇所があった!!!申し訳なし!!!訂正して思ったが、これ、いつからだい???めっちゃ前から???

────────────────────────────────

「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、聞こえるかい?もう目を覚ましたまえ。」
……私を呼ぶ声が聞こえる。
私は指示通り目を覚ました。

ここはどこ?少なくとも見た事がないところのようね。
辺りを見回しても、ここにいるのは私だけ。
あのスピーカーから音が聞こえたのかしら。

「貴方は私をあの世界から隔離したひと。私の名前を利用して、都合の良い時に眠らせて、そして起こす。今度は何の用なの?」
「そうだなあ……。」

「まずは、この声が問題なく聞こえているようでよかったよ。あぁ、整備士くん!キミももうこちらに来ていいよ!」
「そうそう、本題に入る前に───。」

「何か、気づいたことはないかい?例えば……。」
体を見て、動かして。その時私は気付いたの。
体が、心が軽い。どこも痛くない。

「いやぁ、修理した甲斐があったねえ!!!ね、整備士くん!!!」「もうあの作業はあと1兆年くらいはしたくないかな。」「喜ばしいことに、更に増えるだろうね!」「……。」

「あ、そうそう!旧型くん!キミに聞きたいことが幾つかあるのだよ!答えたくなければ無理に答えなくてもいい!だがこちらとしては答えてもらえると助かるなあ〜!!!」

「それじゃあ早速始めようか!」
「まずは問1!キミがここに来る前にしたことは覚えているかい?」

「……ええ。貴方の宇宙にいた彼が来ないから……宇宙ごと彼を呑み込んだの。でも、私の中を探してもあの人はいなかった。だから、取り込んだ宇宙を使って私の為の世界を作った。」

「うんうん。」「……ねぇ、マッドサイエンティスト。」「うん?」「内容が詩的過ぎてよく分からないんだけど。」「とりあえず否定せず聴くのがマナーだよ!(小声)」

「要するに、会いたかった人がボク管轄の宇宙にいたから、再会を待っていたのに来なかった。それで宇宙ごと彼を自分のものにしようとしたわけだ!」

「でも、その人が宇宙にいなかったのが分かったから、宇宙エネルギーを使ってその人のいる特殊空間を作ったんだね!」
「ええ。その通りよ。」

「なるほどねー!ボクが観測した事象並びに本部に送ったデータとも相違なしだね?整備士くん!」
「まあ、うん……。」

「じゃあ、次問2!罪の意識はあるかい?」
「私は私の求めるものを手に入れようとしただけ。寂しさを、心の隙間を埋めたかっただけ。だから、あれは罪ではないの。」

「うーむ……これはまずいねぇ。もしかしたら彼女の復元がうまくいっていないのかもしれない……。ただ、素行は悪くはなかったものの、言うことを聞かない傾向があったとは聞いたね。」

「……もしかしたらこれが正常かもしれないってこと?」
「今となっては分からないね!ただ、もしかすると……どこかに完全なバックアップが残っている……かもしれない。」

「ね!ね!⬛︎⬛︎ちゃん!なにちてるのー?」
「シーッ!今お仕事中だから静かにしていてね!」
「おちごと!ボクもみたいのー!」

「その子は……私を暗闇から救ってくれた子?声に聞き覚えがあるの。」

「丁度良かった!問3!どうやってアーカイブ管理室から出たんだい?」
「私はその子の後を追って……そこからは思い出せない。」

「おねーしゃん、おぼえてないのー?おねーしゃん、いっちょにおちごとちてたひとにあいたいー!ていってたの!」
「ふーん……?」

「でねー!ボクもあいたいひといるー!っていってね!がんばっておしょとでたのー!」
「へー……?」

「⬜︎⬜︎……。彼女を唆して外に出させたのかい……?」
「そちょのかす?」「『悪いこと』をするよう伝えたのかい?」
「ちがうー!……でも、わるいこと……しちゃったの。」

「かってにおしょとでるの、わるいことでちょ?おちえてもらったからちってる!……ボク、いっちょにでようね!っていったの。だからボク、どくぼうにいるの!」

「それとね!うちゅうかってにこわちちゃうのはもっとダメー!これもおちえてもらったの!でも、ボクしょれしーらない!」
「だってうちゅうはだいじなものだもん!」

「ふむふむ……。」「おねーしゃん、わかった?ごめんなしゃいちないとダメなのー!おねーしゃんのだいじなこにおこられちゃうの!ね!⬛︎⬛︎ちゃん!」

「そうそう!⬜︎⬜︎、キミの言う通りだ!」
「いいこいいこちてー!」「よーしよしよし!」「んー!」
「仲良しそうだね、ふたりとも。……そしてよく喋る。」

「整備士くん、何か言ったかい?」「いや、別に。」
「それでは次が最後の問題だよ!」

「最終問題!キミが最初に会いたがっていたひと……キミと一緒に仕事をしていたひとは、?????博士……だね?」
「どうして……それを……?」

「?????はかしぇ!おとーしゃんのおなまえ!」
「そう。ボクときょうだいは彼に作られた機械なのさ。」
「博士はよく、キミの話をしていたよ。」

「あの時にこの技術があれば、こうしていればと後悔していてね。とても辛そうだった。だからボクたちのような機械の管理士を作ったのだが……。」

「皮肉なことにきょうだいもウイルスに感染してアーカイブ化されたよ。だから彼は管理士の設計から手を引いたのさ。」

「旧型くん、⬜︎⬜︎。博士は、お父さんは最後の最後までキミたちのことを思っていたよ。ボクも出来ることがないか、思いつくことは全て試した。」

「まあキミたちがそっちから出てきてくれたおかげで随分と楽に解決できたが!!!ねえ整備士くん!!!」
「そうですねー。」

「ね!ね!おねーしゃん!ちゃんとごめんなしゃいちよーね?」
「あのね、おとーしゃんね……。」
「それ以上、それ以上言わないで……。」

「おとーしゃん、おねーしゃんのことずっとだいすきだったよ!もうあえないけどね、きっとね、そばにいてくれてるの。だから、ごめんなしゃいちたら、おとーしゃんあんしんなの。」

「……博士……。」

「旧型くん。もう一度キミを点検するから、もう一度眠りについてくれないかい?ボクとしては万全の状態で裁きを受けてもらいたいからね!協力を要請するよ!」

「……博士のためなら、私は何だってする。」
「ありがとう!それじゃあ、おやすみ。」
……私はまた眠りについた。

「いやあ、ちょっと怖かったねえ……!『あなたのためならなんでも』なんて言われて損傷ばかり増やして困っていたからアーカイブ化させたと聞いていたからある程度覚悟はしていたが……!」

「これも生命体に機械を埋め込んだ弊害なのだろうか……?」

「そうだね……。彼女以外の旧型管理士を見たことがないからわからないけれど、おそらく核となる部分に悪影響を及ぼす状態が続いていたからこうなったのかもしれないな。」

「おねーしゃん、ねんね?ひとりでねんねなの、さびちくないかな?ボク、しんぱいなのー。」
「ボクたちが様子を見るから寂しくはないはずさ!」

「よかったー!」
「というか⬜︎⬜︎、『見るだけ』じゃなかったのかい……?」
「だっておちゃべりたのちいもん!」

「……ふふっ。さすが兄弟。よく似てるね。」

「さて、と。僕は次の仕事があるからもう行くよ。それじゃ。」
「今日はありがとう!またよろしく頼むよ!!!」
「おにーしゃん、ばいばーい!」

さて、今日の大仕事はこれで一旦終わりだ!
……次の会話テストはもう少しうまくいくといいのだが……。

To be continued…

7/19/2024, 12:33:02 PM

私だけ

彼女は私にだけなんでもしてくれる。私がどんなことをしても許してくれる。だからきっと許してくれる。
私は彼女にだけ何もしない。彼女が何をしても許さない。じゃあ絶対に許さないだろうな。
今日はもう疲れたんだ。
そういって血まみれのベットに横たわったとき、私は首だけの姿で彼女をみていた。

7/19/2024, 10:41:29 AM

《巡り逢うその先に》
        第2章 ⑧

主な登場人物
 金城小夜子
     (きんじょうさよこ)
   玲央      (れお)
   真央      (まお)
 椎名友子  (しいなともこ)
 若宮園子 (わかみやそのこ)
 東山純 (ひがしやまじゅん)

 向井加寿磨 (むかいかずま)
   ユカリ      (母)
   秀一      (義父)

 桜井華   (さくらいはな)
 高峰桔梗(たかみねききょう) 
   樹      (いつき)

 柳田剛志 (やなぎだたかし)
 横山雅  (よこやまみやび)

 京町琴美(きょうまちことみ)
 倉敷響  (くらしきひびき)

 葛城晴美 (かつらぎはるみ)
 犬塚刑事    (いぬづか)
 足立       (あだち)
 黒鉄銀次 (くろがねぎんじ)

3日後ジュンの地元の友達から連絡がきた。
「ジュン、向井の通う大学がわかったぞ。東京K大の法学部だ」
「ありがとう、早速小夜子さんに教えてあげるよ」
「ジュン、本当にそれでいいのか?」
「何がだ?」
「お前、本当は小夜子さんのこと好きなんじゃないのか?」
「何言ってんだよ、そんな訳..」
「ないって言い切れるのか?今晩じっくり考えてみたらどうだ」
「わかった、考えてみるよ」
ジュンはベッドの中で小夜子のことをいろいろと考えてみた。
小夜子さんと一緒にいると気兼ねする事なく落ち着けるし、相性的にもいいと思うけど、これが恋なのか?わからない。
それにしても、小夜子さんと向井はどうゆう関係なんだろう。と考えているうちに眠ってしまい目覚まし時計の音で目が覚めた。
「小夜子さん、おはようございます」
「ジュンさん、おはようございます。今日もよろしくお願いします」
「あの小夜子さん、ひとつ聞いてもいいですか?」
「はい、なんでしょう」
「小夜子さんと向井は、どういう関係なんですか?」
小夜子は一瞬考えた。この人にカズ君とのことを話しても大丈夫だろうか?いや、ジュンさんならば協力してくれるかもしれない。
「カズ君とは幼稚園が一緒だったの。でも、ある日わたしの習い事に行く途中で父がカズ君とカズ君のお父さんを車で轢いてしまい、カズ君のお父さんは亡くなり、カズ君は歩けなくなりそして記憶を失くしました。その後、何度も謝りに行ったのですが、会ってはもらえませんでした。私のことも忘れていたんです。それ以来会ってませんでした。そして、あの紙飛行機が届いたのですが、翌日私達はここに引っ越して来ました。カズ君も家の事情で引っ越してしまったので、どうやって探そうか悩んでいたのです。ジュンさんに会えたのも奇跡だと思ってます。だから私達は必ず会えると信じています」
話しを聞いて、このふたりの間には入り込めないと、ジュンは確信した。
「わかりました。話してくれてありがとうございます。僕も協力します。昨日地元の友達から連絡がありました。東京K大の法学部です」
「ありがとうジュンさん。私会いに行って来ます」

           つづく

7/19/2024, 10:40:10 AM

「私だけ」

どうやら、人間の中で私だけが獣人たちの言葉⸺獣人語を理解できるらしい。
なぜなのかはわからない。でも、当たり前のように、15年間聞いてきた日本語と同じように、当たり前に理解できる。
よくよく聞いてやっと、確かに日本語とは違う言葉を発していると気付けた。でも理解できる。感覚的にわかるのだ。
なぜなのだろう。なぜ私は知らない言語を理解できるのだろう。

7/19/2024, 10:08:36 AM

耳で聞いた言葉を頭の中で咀嚼する。主語と述語と目的語、装飾語。綺麗な言葉かそうでないかも判断は難しい。
生まれた時から耳にしていた言語と違うものに難儀していた。聞き取ることすらうまくもできずに、慣用句か直訳でも問題ないか、ひとつひとつ並べて内で訳していく。
流れていく話題に、皆が一瞬止まってから笑い始める。おそらくなにか面白い話だったのだろうが、ひとつ前に発せられた言葉を分解するのに忙しく、遅れてすら何も分からず。笑顔になった周囲を少し離れた場所から眺めるだけになってしまった。困っている顔で気を遣わせたくなくて、唇を横に引き結んだ。
笑いが収まった後、身内である男が近づいてきて頭に大きな手を乗せてきた。
労りにしては乱暴なその手に押される形で首を俯けたのは別に涙を隠すためではない。


不機嫌そうに相手が向かってくるのにどうしたのかと尋ねると、座っていたベンチに音を立てて座った。
骨に何かないか心配になったが、そうそうやわでもないし、若いからなと一人で納得して頷いた。
話が通じなくて困る。ゆっくりと言葉を選んで伝えてくれた相手は、先ほどまでの依頼者達を親指で指した。
言葉が共通であっても通じない苛立ちに眉を顰めている相手には悪いが、自分だけではなかったのだと嬉しく思って、つい笑んでしまった。
つられたように口の端を吊り上げて、自身の頭に手を乗せてくるのは、あの時と違う大きさだけど、同じ温度のように思えた。

7/19/2024, 10:00:12 AM

私だけ
触れさせて、あなたの肌に、あなたの思考に、私だけを受け入れて、ただ見つめて感じて欲しい

7/19/2024, 9:58:34 AM

私の頭の中は私のことだけでいっぱい
いつか周りから見捨てられるのだとしても
どうしても辞めることができない
信じていたのに裏切られるのがこわい
人に期待するだけ無駄なんだと
どこからか声が聞こえた気がした

7/19/2024, 9:55:51 AM

お家の近所のセブンイレブン

ペットボトル回収機使ってるの

私だけなんじゃないか?っていうくらい

誰かが使ってるの見たことない

ナナコポイント貯まりますよ‼︎

(5本で1ポイント)

◼️私だけ

7/19/2024, 9:52:16 AM

「推し友達を作らないの?」と聞かれることがたまにある。SNSで推し活用アカウントを作らないのか、という場合がほとんどだ。
 確かに利点は多い。私の推しはメディア発信が苦手なのか面倒くさがりなのか、知らないうちにTVに出演していたり舞台に立ったりしている。事後報告、早くても当日の1時間前に投稿があるくらいだ。そんな人を推している場合、SNSアカウントがあれば情報に敏い方々がすぐに拡散してくれる。今日も新情報を他の人から聞かされて椅子から飛び上がって驚いたばかりだ。

 しかし私は、SNSでも何でも、推し同士のコミュニティに属するのが苦手だ。そこには嫌でもマウントが発生する。鑑賞回数、かけた金額の大きさ、投稿頻度、色々な基準で皆が(まるでそんなつもりはないような顔をしながら)競い合っている。
 推しのことを、私より長く知っている人はたくさんいる。TVも見逃さない人、見たものは全てレビューする人もいる。私は残念ながら、いくら推しとはいえどそこまで時間は取ることは出来ない。
 SNSの波に身を投じてしまうと、私の推しへの想いの強さが、客観的基準で順位付けされてしまうように思う。それが怖い。

 私は私の感じ方で、推しを捉えていたい。
 その時々の私の状況と、推しの表現が混ざり合って、私は私だけの推しの表現の魅力を感じ取る。その感動は他の人とは共有出来ない。他人は私と同じ状況ではないのだから、同じ化学反応が起こるわけがない。同じように感じるわけがないのだから。

 だから私は、推し友達を作らずひっそりと推しを想い続ける。誰にも知られることなく、私だけが感じることのできる感動を、ひとつひとつ大切に宝箱にしまいながら。

7/19/2024, 9:49:27 AM

最近妹が生まれたの、とても可愛いのよ!
でもね、妹が産まれてから私ずっっっと『お姉ちゃん』としか
言われなくなっちゃったの。
私ちゃんと名前があるのに!
それにね、全然私のことを構ってくれなくなったの。
寂しいし、つまらないしでお母さんにそのことをぶつけたの。

ほーんとやんなっちゃうよ。いじけて歩いてた私に猛スピードの車が突っ込んできた。次の瞬間私は空をとんでいた。
―――あれ、ここは?お母さんなんで泣いてるの?
言おうと思ってたのに声が上手に出なかったみたい。
でも、お母さんは泣いて泣いてそして喜んでた。
それから毎日私のことを見舞いに来てくれて付きっきり!
それに名前も呼んでくれるようになったんだ!
あぁ、こうすれば私だけを見てくれるんだね。
いつの間にか私の口は三日月のようになっていた。

7/19/2024, 9:47:38 AM

昨日の出来事です。
私の会社は社外の人に仕事のこと話すことができない決まりなんですね。仕事の事聞かれると話せないとはっきり伝えててでもAさんっていう人はヤバい仕事とか、仕事のこと軽くは話せるやろ?、胸張って言える仕事では無いんやね。可哀想にと言われました。これ言われてすごい嫌でした。

7/19/2024, 9:35:15 AM

私だけ
私だけスタートが名誉挽回からの気がしていた。
穴があったら入りたいだなんて掘る努力はしないくせに
心の穴だけもがいて屑で満たしたのがクズで惨めだった
傷の舐め合い
憧れの成れの果て
それでもいい
逆に左右されてどうする
少しずつ復活してきた気がした
私は私だけなのにらしくないのなら
誰が代わりを生きるんですかって
怒りから始まるぐらい図太くあれたら

7/19/2024, 9:35:11 AM

私だけ

 私のことを1番理解してくれているのは私なんだから、周りに共感を求めることはもうやめよう。「いいね」と言ってくれることを期待して「やばっ」って言われた時辛いから。私が描いた絵も、書いた小説も本当に心を許している人にしか見せちゃだめ。できるなら、私の頭の中の私と実際に喋りたいな。気が合うだろうな。そりゃそうか、私だからね。認めてくれるのは私だけ。

7/19/2024, 9:33:38 AM

女王なのに。他の大型モンスターよりも巨きな群、しかも総て我が子、を従えているのに。私、クインランゴスタだけ絶滅はほぼ確定している。

7/19/2024, 9:29:20 AM

いつも
あまり感情表現をしない
あなただけど

アニメ映画の
感動シーンを見て

大粒の涙を
流してた。





聞き役に徹することが多い
あなただけど

たまに
飲み過ぎると

いつもより
おしゃべりになったり

いつも以上な
愛情表現をしてくれる。





隣で寝てると

そっと手をつないで

寝てくれる。





あなたの
こんな姿を
知ってるのは

多分

わたしだけ。


#私だけ

7/19/2024, 9:28:53 AM

私だけだと思って生きていたときよりも、みんなそうなんだと思えるようになってからの方が生きやすくなった。
辛さや苦しさの加減はあれど殆どの人が抱えているんだよね。

7/19/2024, 9:22:23 AM

❴私だけ❵
私だけが知ってる世界、、
私だけが行けるセカイ、、、
私だけしか、、、


知らないワタシ、、、、



此処は私しか居ないセカイ、、
此処は私しか知らないセカイ、、
此処は私しか来れないセカイ、、
私は、、


皆とは違うから、、





離れなくちゃいけない、、、

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