『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひらめきだけで生きている
…以前、こんな言葉で投稿した事がある
困った時、追い詰められた時、何故だか
ピーン!とひらめいて大体の事は解決
していく…
「神様が舞い降りて来てこう言った」
それは、実際の言葉ではないけれど
魂で感じ取る…そんな表現がぴったり
だと思う…
だとすると、私は1日の中で沢山の事を
テレパシーで受け取っている
余談になるが、半月ほど前に2年ぶりに
歯医者に行った…
肩が凝って歯茎が腫れたからだが、この
症状は5年前位から繰り返していて、何度
か歯医者に行ったが、薬を出されては
落ち着く…そんな感じの繰り返しだったから、ここ2年は腫れても自己流で治し
やり過ごしていた…
今度も「いつもの事だ」と自分で薬を
飲んで、かなり腫れも引き落ち着いた…
しかし、今回だけは何だか歯医者に行かねばならない気がしたのだ…
結果…被せてあった歯には虫歯があって
根には膿がたまり、後少しで抜歯になる
と言われた…
「ギリギリ間に合って良かった」と言われ
私は、帰宅する車の中で守ってくれている
色々な方たちに心底お礼を言った
「生きているのは自分の力だけではない」
今も、私に「そうだ!」とお言葉が届きました…これ、ホントなんですよ。
神様が〜
舞い降りて来て、
こう言った〜
神 あなたの寿命あと、100年です
私 やった〜!長生きできるんだ〜!
神 あなたの寿命は、ありません
僕 え!?4なないんですか?
神 いえ、4にます
僕 4ぬんかい
世界は灰色だ。なんの希望もない。
人々は罵り合い、お互いがお互いを比べ合う。
夢を語れば馬鹿にされ、一度の過ちで非難される。
こんな世界になんの意味があるって言うんだ。
もういい。もうやめる。
何度も思って、だけどやらなかったこと。
いなくなるなら、都会の喧騒なんかより自然豊かなところにしよう。
僕は降りたことのない駅の改札を通る。
ここまで来ても景色は灰色のままだ。
誰もいない。そりゃ、そっか。こんな辺鄙なところに人なんているはずがない。
廃れた商店街を抜ければ、広大な畑がいくつもあった。
だけど僕が目指しているのは山だ。人のたち入らないような。
視線の先にある山は想定より遠い。ただ家がぽつぽつとしかないから人と会うこともないだろう。
黙々と歩いていく。バスに乗ろうか迷ったけれど、バス停には2時間来ないようだ。しかたなく諦めた。
「あぶない!」
気づいたときには遅かった。あざ笑うかのような斜めに傾く灰色の景色がやけに脳みそにこびりついた。
神様が舞い降りてこう言った。
「怪我してない?おにいさん」
神様が手を差し出す。奇跡的に怪我はしてないようだった。僕はおそるおそる手を取る。
「おにいさん、この辺の人じゃないよね。観光地でもないし」
ぎくりとする。誰にも会わないまま、入山する予定だったのに。
「おにいさん、お腹すいてない?」
そこで僕は盛大に腹を鳴らしたのだった。
どうぞ、と渡されたのはトウモロコシ。
「茹でてあるから熱いかも」
歯を当ててみると言っていた通り、熱い。
セーラー服を着た神様、というより女神様はお腹を抱えて笑う。
「1に睡眠、2に食事、3、4が無くて、5は食事で6も食!」
「食べてばっかだ。体型とか気にならないのか」
女神様は破裂しそうなほど頬を膨らませ、
「完全に気にしないわけじゃないよ。でも私は美味しいもの食べたら幸せなの」
とそっぽを向いた。
「もし誰かがお腹すかせてそうな顔してたら、私はきっとこうやってなにかをあげるんだ」
僕はもう一度、トウモロコシをかじる。
甘かった。食べれば食べるほど、草花の濃い緑と空の青さとセーラー服のリボンの赤さが世界を縁取っていた。
どんどん甘さが増していく。
女神様はトウモロコシ色のハンカチを貸してくれた。
神様が舞い降りてこう言った。君は明日死ぬよ、と。明日は私の誕生日だ。死が神様からのプレゼントなのだろうか。本当に私は死ぬのだろうか。あの人は本当に神様なのだろうか。そんなことを思いながら今日も眠りにつく。また明日。
『神様が舞い降りてきて、こう言った』
終業式直後の校庭。桜の木が、青々とした葉を風になびかせている。その下で、私と中道は並んで立っていた。
伝えたいことがある、と言って私を呼び出したのは、中道だった。普段の中道はまるで存在感のない平凡な同級生の一人だったので、私は彼の妙に真剣な目つきに困惑を覚えた。もしかして、告白でもされるのだろうか。そんなわけがないと、私は自分の甘い考えを即座に否定した。私は中道以上に地味で、顔や体型も、周りから馬鹿にされる部類だ。クラスのリーダー格の女子である高山さんにも、学校の恥、と堂々と言われてしまう有り様なのだ。
「俺、実は神様なんだ」
唐突に、中道が言った。私は眉を寄せて中道を見つめ返した。
怪訝な顔をしている私に対して、中道は余裕の表情をしていた。そして、すうっと視線を校庭の中央辺りに移し、呟くようなトーンの低い声で言った。
「修行の一環として、この地に舞い降りた。だから、みんなのことは何でもわかる」
古典の授業で習った、現世は仮の宿りであるという思想が頭に浮かんだ。そういえば、中道の家は小さな寺院だ。
「神様が、お寺の子に生まれるの? 矛盾してない? お寺の子って、矛盾を嫌いそうなイメージがあるんだけど」
皮肉を込めて私は尋ねた。中道は悪びれない様子で、顔をくしゃっとさせて笑った。
「矛盾してるよ。だけど、矛盾と悟りは紙一重だとも言える」
何かの本で読んだことがある気がする。いつ、どこで読んだのかは記憶にないけれど。
「野木さん。よく聞いて」
笑顔から一転して、真面目な顔になった中道が私の名前を呼び、言う。
「野木さんは、みんなが言っているような人間じゃない。学校の恥だなんて、とんでもないよ」
「どうして急にそんなこと言うの?」
戸惑い気味に尋ねた私は、中道の次の言葉で頭の中が真っ白になった。
「俺は何でも知ってるから。野木さんが信じられないくらい頭のいい人だってことも、高山さんがそれを妬んで悪口を言いふらしてることも。高山さんは愚か者だよ。野木さんを蹴落とした所で、自分に本質的な学問の才能がないという事実を変えることはできないんだ」
「どうして、私の成績を知ってるの? うちの学校、成績は非公開なのに」
「俺は神様だから」
やはり悪びれない様子で、中道は言った。
***
人間をよく観察して、真理を学びなさい。
それが、うちの寺での教えだった。そんなことを決めたのは、もちろん住職である、俺の父親しかいない。
読経や説法をする父親の姿を見て育った俺も、その教えを忠実に受け継いだ。実際、地味で無害な人間を装って他の同級生たちを観察していれば、教室での力関係や個人の頭の良し悪しはすぐに把握できた。
宗門の私立高校に進学せず、公立の学校を選んだのは、下手に浄化されていない人間の姿をよく観察したかったからだ。
高校に入学してすぐ、俺は同級生たちの動きを観察し始めた。そこそこの進学校にも、不道徳な輩は一定数存在する。しかし俺が一番ショックだったのは、同じ教室の中心にいる高山さんがそういう不道徳な人間であったことだ。
自分に学問の才能がないことを棚に上げて、平然と他人を蹴落とし、狭い世界でしか通用しない優越感に浸っている。そんな高山さんが、なぜクラス内で幅を利かせているのだろう。
もやもやした気持ちを解消すべく、俺はスクールカーストの最底辺にいる野木さんに声をかけた。容姿がよくないというだけで、皆から馬鹿にされている野木さんは、実は学年でも上位の成績を誇る秀才だった。彼女ならば、俺の気持ちをきっと理解してくれる。
なぜならば、野木さんは俺にとって、本質的な努力を知っている神様だからだ。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「もう、いいんじゃない?
あんな奴のために悩むなんてお前も馬鹿だなあ、
悪口を言うことが趣味なんだよ。
だから、お前は言わせておけばいい。
どうせ、すぐ飽きる。」
ずっと、絶望しか感じなかった。
心当たりのない陰口。
偶然かわざとかわからない一人ぼっち。
そんな生活が続いていたのに、
誰か……本当に神様かもしれないがそう言ったとき
何かが切れて
毎日が楽しくなった。
神様の予言通りそうなった。
一年間のことが何もなかったかのように
すべてが元通り、それよりも良くなった。
神様がいなければ、私、何をしていたのだろう?
思い返せば、いつだってなにかに守られていた気がする。
からかってきたあいつも、パシリとして私を使っていたあいつも、突然やめた。
嫌な夢を見たから、正夢にならないよう対策を立てて一日を過ごすと、対策していなければ、夢を見ていなければ、
嫌な夢が現実になっていたかもしれないなんてこともあった。
さらに私はよく、不注意なのか(何もなくても)転ぶ、(目の前に電柱があっても)ぶつかる、落ちる(深い溝や階段)。
……運が悪ければ死んでいたこともある。
でも、私は今日も元気に生きている。
だから、どこかには神様がいる。
見えなくても、存在しないかもしれなくても、私は信じる。
いつも、お世話になってます。
どうか神様、
今すぐ舞い降りて
私に生きろと言ってください
神様が舞い降りて、こういった
神様はいません。
ですから、神が告げる言葉もありません。
正義などない、好きなものを信じなさい、と貴女は歌の一節を口ずさみます。
そう、その通りなのですよ。人の考える正しさなど、歯牙にもかける必要はありません。貴女は貴女の求めるもの、信じたいと思うものを信じ、そのように生きればいいのです。
お題が大喜利みたいになっとるやないかい
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
一目惚れ 神のお告げは 諦めろ
悪魔の声は 不貞を誘え
夏料理 我天啓を得たりとし
アレンジしては 失敗を得る
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
テーマ“神様が舞い降りてきて、こう言った”
ある日、眩い光が私達を照らした。
「明日のラッキーアイテムはパエリア」
「パエリア?」
「イエス!パエリア!」
恐らく神と思われし者は
それだけを言って、飛びさっていった。
一体何だったのか…。
「あなたはよく頑張っていますよ」
神様は舞い降りてきてこう言った
ただ、その言葉が欲しかった…
認めてくださりありがとう。
いつか報われる。いつか幸せになれる。
いつか逆転できる。いつか見返してやれる。
いつか王子様か神様が現れて、こう言うのだ。
「今までよく頑張ったね。あなたは救われる」
いつか、いつか、いつか――。
「君達って本当に自分に都合のいい方に物事を受け取るよね」
男にも女にも見えるその人は、絵画のように美しい笑顔でそう言った。
「いつか報われる、だって?」
だってそうでしょう? 今までの苦労も、理不尽な暴力も今日この日、救われるためにあったのだ。
「幸せになれる、だって?」
だってそうでしょう。あなた、神様なんでしょう?
そう言うと、男はさも楽しそうに肩を揺らして笑う。楽しげに細められた目には、僅かにからかいの色が滲んでいた。
「君、自分が救われるに値すると本気で思ってる?」
「――え?」
「憎んで妬んで嫉妬して。相手より上に行かなきゃ気が済まない君達を、私がこのままにしておくわけないだろう」
その手には大きな鎌が握られている。
「救いは無いよ」
冷たい声と共に鎌が大きく振り上げられる。
――そりゃそうか。
生まれてこのかた、ラクして逃げることしか考えてなかったもんなぁ。
神様はお見通し、ってわけだ。
END
「神様が舞い降りてきて、こう言った
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「1年ぶり。元気にしてた?
まあ、私が力を貸したんだから、元気だったでしょ。」
「お賽銭、50円って少なくない?
5万円くらいくれてもいいんだよ〜。」
「また健康を願うの?つまんないね、いつも君はさ。
承りました〜。...また来年も待ってるからね。」
神様が舞い降りて こう言った 7/27
そんなに不安になる事はない。
日本の神々は、おおらかで小さな事で祟ったり呪ったりはしない。
神社の参道の真ん中を歩いた位で怒るような我々ではない。
が、次に来た際に同じ事をしたのなら、
神様が舞い降りて来て
僕に言ったんだ
「あの子との恋を叶えてあげよう」と
神様が舞い降りてきて、こう言った
『あなたはここで死んで、良いのですか?』
あぁいいさ、いいに決まってる。
別に生きていたっていいことはないし、意味もない。
それならば苦痛も何も無い世界で生きている方がよっぽどマシだ。
言って、僕は首に縄をかけ───
覚悟決めたヤツにンなこと言っても無駄なんだよ、今まで助けてくれなかったくせに
そう吐き捨てて、椅子を蹴った。
神様から、お告げをもらった
「人々を救済し、幸せに導きなさい。それがアナタの
使命なのです」
俺はその時思ったさ。こんなに光栄なことはない。
神から授かった神託。俺は特別なんだ。だから、
弱き者を助けなければならない。
俺にしか出来ないことなのだから。
だから、己の全てを人類の救済に費やした。
文字通り身を粉にして捧げつづけた。
やがて年老いて、人々を幸せに導いてきたはずの俺に
残ったものは何とも言えないむなしさだった。
確かに、数多くの人間に感謝された。俺の弟子になりたいと慕う若者もいた。
俺は使命を全うした、はずだった。
それなのにどうして俺は、満たされないのだ。
俺は、他者のために生きてきた。それが使命だったから。
神託がなければ、俺はどういう人生を歩んでいただろうか。
死を間近にして、そればかり考えてしまう。
朽ち果てそうになる身体に歯痒さを感じながら、
ただ、自分の役割に縋って生きてきたことに気づいて
とても滑稽で、己の幸せとは何か追求せず
寿命を使い切ってしまった。
そんな、俺の嘆きを神は何も答えてくれない。
突然、舞い降りて神託を告げたのにそれに答えた俺の
声を知らんぷりだ。
なあ神様、本当にその使命は俺にしかできなかったのか?
答えてくれよ、ちゃんと使命を果たせたのか?
よく頑張ったくらい言ってくれてもいいんじゃないか?
最期くらい俺を、救ってくれよ。
あの日、天から舞い降りてきたように
もう一度、俺の前に、
なあ、
「神様が舞い降りてきて、こう言った」
神様が舞い降りて来て、こう言った。
わ た し が つ く り ま し た 。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「いつも幸せそうだよね」
「そんなことないけどねえ」
「いつも笑ってるじゃん」
「神様が笑ってなさいって言ったからだよ」
「ええ怖〜笑」
「でもさ、ちっちゃいころ。誰かしらには、笑っててねって言われなかった?」