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神様が舞い降りてきて、こう言った。
「もう、いいんじゃない?
あんな奴のために悩むなんてお前も馬鹿だなあ、
悪口を言うことが趣味なんだよ。
だから、お前は言わせておけばいい。
どうせ、すぐ飽きる。」
ずっと、絶望しか感じなかった。
心当たりのない陰口。
偶然かわざとかわからない一人ぼっち。
そんな生活が続いていたのに、
誰か……本当に神様かもしれないがそう言ったとき
何かが切れて
毎日が楽しくなった。
神様の予言通りそうなった。
一年間のことが何もなかったかのように
すべてが元通り、それよりも良くなった。
神様がいなければ、私、何をしていたのだろう?
思い返せば、いつだってなにかに守られていた気がする。
からかってきたあいつも、パシリとして私を使っていたあいつも、突然やめた。
嫌な夢を見たから、正夢にならないよう対策を立てて一日を過ごすと、対策していなければ、夢を見ていなければ、
嫌な夢が現実になっていたかもしれないなんてこともあった。
さらに私はよく、不注意なのか(何もなくても)転ぶ、(目の前に電柱があっても)ぶつかる、落ちる(深い溝や階段)。
……運が悪ければ死んでいたこともある。
でも、私は今日も元気に生きている。
だから、どこかには神様がいる。
見えなくても、存在しないかもしれなくても、私は信じる。
いつも、お世話になってます。

7/27/2024, 12:36:03 PM