『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寝坊した。米を炊き忘れた。
駅のホームを間違えた。
既に三度溜息をついた。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
家帰ってクソして寝ろ。
人の子よ!喜びなさい!
豪華7日間!
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スペシャルな旅ご当選チケットを
そなたに授けよう!!
(わーい!いい夢だなぁ!)
朝起きたあたしは思った
違う、そうやない、と。
日毎に変わるがわる現れる
鏡の中のじぶんを眺めながら。
随分と憎んでるんだね
だけど
それくらい愛してたんだね
[神様が降りてきて、容赦のないことを言う]
神様が舞い降りて来て、こう言った。
「やっと会えた。」と言って泣きながら笑っていた。
その時、私は夢の中に居るのかと思った。だから目を閉じて冷静になってからもう一度目を開けてみたら、その人が目の前まで来て、ハグしてきた。
私は驚きのあまり何も抵抗する事が出来なかった。
何も考えて居なくて突然の事だったからびっくりした。だけど、何処か懐かしく思えた。「どこかであった気がする。」っとそんな感じがした。
何故か分からないけど、私は沢山、涙を流していた。怖いという感情ではなく安心してる涙だった。私はその時沢山泣いていたが、その瞬間目の前が真っ白になって、気づいたら家のベットで横たわっていた。
外にいたはずなのにどうやって家の中に入ったのかよく分からないけど、とても不思議な感じした。
変な夢だったのかもしれないし、誰かからの贈り物だったのかもしれない。けどそのあった人がとても気になってしょうがなかった。もう会えないとわかっていてももう一度会っておかないと行けない気がした。またもう一度その時が来たから色々話をしたいと思いました。
(この話は自分自身が体験した実話です。)
終わり。
夢を見た。
神様が空から舞い降りてきて、こう言った。
「お前は人を救う側の人間だ」と。
何言ってんだよ。俺は人なんて救えない。
力不足だ。幼馴染だって救えなかったくせに。
そう思いながら雲の上と見られる場所を歩いていく。
それに自分のことだってまだ、救えていない。
昔の自分。
それを考えていたら階段を踏み外した。
落ちる感覚がして目が覚める。
うるさい心臓をそのままにして額の汗をパジャマの襟元で拭う。
昔。
怒られて、馬鹿にされて、全てが嫌いだったあの頃。
思い出してしまった記憶は、なかなか頭の隅に行ってはくれない。
テーブルに置いたたばこに手を伸ばし、火をつける。
過去すら捨てきれてない俺が人なんて救えるかよ。
そんな思いを煙に乗せて吐き出した。
彼を一目見たとき、僕は天使なのかと思った。
白くて長いローブを身にまとい、ふわふわと漂っているその人。見た目はおじいちゃんみたいで、長い髭を生やしていた。
でも、どうやら天使ではないらしい。
天使と聞いて誰もが思い浮かべるであろう、天使の輪と天使の羽が見当たらなかったのだ。だから僕は、不思議な見た目をしているその人に問いかけた。
「あなたは…天使ではないの?」と。
すると、目の前の人はニコりと笑ってこう言った。
『きみが天使だと思うのであれば、私は天使なのかもしれないし、そうではないと思うのであれば、私はそうではないのだろう』と。
やけに遠回しな言い方だなと思った。
否定された事は、言い直したくなるものじゃないのだろうか?それとも身分を明かせないほどの人なのだろうか?
ますます分からなくなった僕は状況を把握するため、他のことを聞いてみることにした。目の前のおじいちゃんみたいな人は、とりあえず「天使(仮)」とでも呼んでおくとしよう。
「あなたはどこから来たの?なぜ宙に浮いているの?」
『私は空から来たよ。宙に浮いているのは、この世の者ではないからだ』
「この世の者ではない?じゃあやっぱり、あなたは天使なんじゃないの…?」
天使(仮)は、僕の疑いの視線を諸共せずニコニコしながら質問に答えてくれた。そして、たくさんの質問を投げたことで、彼のことについて少しだけ知ることができた。
曰く、空から来たというのは、具体的に言えば雲の上のことで、今は地上で生活している人々の様子を観察し、彼らを運命の輪の中へ正しく導くことを仕事にしているとのこと。
天使(仮)の話を聞きながら、僕はもう一度彼の姿を見た。確かに見た目は天使っぽいけれど、それにしては仕事の内容が壮大すぎると感じた。
(人々を運命の輪に導くだと?そんなの神様でもない限り信じられないのだが?)
そこまで考えた僕は、1つの答えに辿り着いた。
「…もしかしてあなたは、天使なんかじゃなくて神様なの?」
そう問いかけたとき、天使(仮)は一層笑みを深めてこう言った。
『今きみは「自分には何も無い」と無価値感を感じていないかい?大丈夫だよ。きみには素敵な能力があるじゃないか。きみは賢い子だ。目の前の事象や思い込み等に惑わされることなく、自分の頭で考えて答えを導き出すことができた。その能力は素晴らしいものだよ。どうか忘れないで。きみの価値はきみ自身が見つけるものだということを。その答えを見つけられる日は、意外と近いということをね』
天使(仮)。いや、神様はそう言うなり、ふよふよと空へと昇っていった。その間も笑みを絶やさずに、まるで僕のことを見守っているとでも言いだけな顔で。
…僕は神様から言われた通り、ここ数ヶ月無価値感を抱いて生きていた。仕事が上手くいかずに病気になり、3年付き合っていた彼女とはそれを機に別れてしまった。失敗続きの僕に何の価値があるのだと、自暴自棄になっていたところだったのだ。
確か神様はこう言っていた。『人々を運命の輪の中へ、正しく導くことを仕事にしている』と。それが本当なら、彼は僕の運命の軌道を正しい場所へ導きに来たのだろうか?だから姿を現したのか?
そう思ったら、なんだか神様に感謝したくなった。
彼から言われた僕の素晴らしい能力。それは僕自身が気がつかなかったものだ。誰からも言われたことのない、自分でさでも知らなかった僕の能力。それを神様が見つけてくれた。
そして神様は『きみの価値はきみ自身で見つけるものだ』と教えてくれた。ならば、僕は僕の価値を見つけに行こうじゃないか。
思い出したんだ。昔から何かを探究することが好きだったことを。夏休みの自由研究は誰よりも熱心に取り組んだし、僕自身も楽しんで研究していたし、何より先生や家族から褒められたことが嬉しかったんだ。
なんだ。やりたいこと、たくさんあるじゃないか。
好きだったことも、たくさんあるじゃないか。
何が無価値だ。僕には「これが好き」と言えるものがあるじゃないか。それは価値のないものか?いや、それこそ価値のあるものだろう?
そこまで考えたら、なんだかやる気が出てきた。好きなことをもっと深めていきたい。今すぐ仕事を始めなくても、貯金はあるから数ヶ月は生活できると思う。まずは心のリハビリだ。好きなことを好きなだけ楽しんでやろう。
神様。ありがとう。
あなたのおかげで、僕は新たな道へ歩き出せそうだ。
【#1神様が舞い降りてきて、こう言った】
見てごらんよ、酷い有様だね。
同じ人間なのに、何故こうも分かり合えないんだろう。
やはり突貫工事すぎたのかな。ガラクタを集めて、7日間で出来たものとしては上出来だと思ったんだけど。
あぁ、こんな世界ならば創らなければよかったよ。
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
神様が舞い降りてきて、こう言った
あの日
神様が舞い降りてきて、こう言った
人生を楽しもう
だから私は決めたのだ
あなたを永遠に愛すると
神様が舞い降りてきて、こう言った
中学生の殺して、漢文で論語の学而編で、十有五にして…と言うのを習った。当時はから余り理解出来ていない…不惑とか天命とか、そんな小難しい事は未だに分からない…もし、神様が降臨されたなら、天命を教えて貰えるだろうか…
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
「僕は君が好きなの」
「でも、もう大丈夫だよ」
彼が私の頬に優しく触れる
世界は残酷ね
こんな幸せな夢を見させるなんて
もうこの世には存在しない記憶
もうこの世には存在しない愛
こんなの大っ嫌いだわ
勢いよくあなたの手を払おうとした
だけど、視覚以外の五感が全てシャットダウンされていたのかどうしようもできなかった
このまま、この余韻に浸っていていいのかな。
と考え始めもした
でもそんな考えすぐに吹き飛んだ
これは夢なの
存在しない
過去の物語
世界は、神様は残酷ね
そして神様は言う
【このまま眠りにつきなさい。君はもういい】
私は逆らうものがないかのようにそっと涙を流し、
君の腕の中でぐっすりと眠った。
地球
大きな大きな宇宙の海に浮かぶ
小さな小さな水の惑星、地球
黒い水溜まりは宇宙
きらめく砂粒は銀河
青色のビー玉は地球
ガラスの中で僕らは生きている
ガラスの中で。
人は愛し合い
人は傷つけ合い
また、誰かを許し
やがて、絆を広げていく
大空を自由に舞う鳥
サバンナの勇猛な獣
はるか海の底の深海魚
高層ビルの下を歩くサラリーマン
荒野を走る戦車
美しくて、残酷で、それでもなお美しい世界
そんなビー玉の、ガラスの世界
回る。
回る。
46億年。
青いビー玉、地球。
『あなたは、尊厳を傷つけられたと勝手に勘違いをして、冷静さを欠き、ムキになって余計に事を拗らせてしまうようですね』
『神様』…………という建前の、理性的で、何処か客観的な
『私自身』が、私に向かってそう言った。
「……」
『相手だって貴方のプライドを傷つけようとしている訳ではないのだから、もう少し落ち着なさい。もういい歳でしょう』
「…………」
『あと、面倒な単純作業になった途端頑なにサボろうとする癖を何とかしなさい。あとで怒られて、仕事がますます嫌になるのは貴方の問題でしょう。それから……』
「うるっっせぇ!!」
振り払った途端に、ありがたい忠告をしてくれた『神様』が眉を顰めた。
『そんなんだからいつまでも成長できないんじゃないんですか?』
「わかってる」、と返すことしか出来なかった。
──────────────────────────
「神様」を「もう一人の自分」に置き換えているのは、
完全に『おやすみプンプン』の影響を受けているのだと思う。
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
あの時、あの瞬間に、私は神様から見放された。
あの頃の私はどれだけ悪い事をしたか、知らなかった。
だけど明らかにあの時。
神様は私を。
それからは運なんてものは無いに等しい人生。
いや、生きているだけでもいいと思わなきゃ。
幼かった自分の過ちを清算するように、
頑張っていればいつか…
いつか神様がまた振り向いてくれるんじゃないか。
そう信じて精一杯生きるしかない。
〝神様は舞い降りて、こう言った。〟
今日は1文のテーマらしい。
幼い頃に誰かに言われた。
〝悪いことしていると自分の中にいる神様が出て行っちゃうよ〟
私はカトリック保育園に通っていた。
だからといってキリシタンではない。
神様も仏様も同じように拝んでいる。
日本は多神教だ。八百万の神様がいらっしゃる。
国造りをされた伊邪那美命(イザナミノミコト)と伊邪那岐命(イザナギノミコト)。
太陽神 天照大神(アマテラスオオミカミ)
夜を統べる神 月読命(ツクヨミノミコト)
その弟神 暴風の神 須佐之男命(スサノヲノミコト)
この三柱は聞いた事あるだろうか。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
大国主命(オオクニヌシノミコト)
瓊瓊杵尊(ニニギのミコト)👈太陽神 天照大神の孫
など、古事記に出てくる有名な神様は聞いたことあるだろうか。
神様は至る所にいる。
自然の中に溶け込んでる神様もいらっしゃることだろう。
神様は舞い降りたところで私に何か言うだろうか。
私の中に鎮座されている神様は私が道を外さぬよう見守っている。
ずっと一緒過ごし、神様は私を見ている。
そう思っていると同時に、
ふと思うことがある。
この投稿を見てくれた貴方は音楽は好きだろうか。
ボーカロイドとか聞くだろうか。
↑人生ゲーム↓ という曲がある。
人生ゲームは僕らを縛る
見えない糸で操られる
神様はそれを眺めながら
サイコロ転がすの
というフレーズがある。
私が選択したものは実は神様がこうと仰ったもので、
私が意図してるものは神様が操った思考なのではなかろうか。
そうだとしても私には、何かを為す術ない。
仮に神様が私に舞い降りて何か告げるとしたら、
その神様は恐らく
死神様だろうな。
いつも一緒に過ごしている神様は恐らく何も言わないのだから。
まだ終わりじゃない。
スタート地点に立っただけ
【神様が舞い降りてきてこう言った】
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
神隠しにでも遭って
消えたいと思った。
塾の帰り道
途中にある神社に寄った。
夜だったから中までは入らず
鳥居を眺めた。
その瞬間、風がぶわっと吹いて
注連縄と紙垂が揺れた。
まるで神様が舞い降りて
「消えるな」と
言っているようだった。
月が黄金色に輝く夜だった。
#神様が舞い降りて、こう言った。
今はもう
会社に利益を
その為のアイデアを
捻りだす毎日
こんな時は
3歩進んで2歩下がる
神様が舞い降りて
ヒントをくれまいか
どんどん利益を上げて
我が身の居場所を確立するべく
カッスカスの脳ミソ
フル回転
世界は優しくなんてない。優しくしなければ、優しくなんてならない。そんなこと、早ければ十になる前に分かるだろう。遅くたっていずれ分かる。だから、頑張って、頑張って、頑張って。時にずるく、時に不誠実に、僕らは優しい世界を作るのだ。演出するのだ。そうでなければ悲しいから。悔しいから。立ちゆかないから。家族で、仲間で、セクションで。村で、都市で、国で、世界で。境を作って、せめてそのなかでもって。
それでもそれを侵すのもいる。曰く世間、曰く客、曰く他人、曰く。都合よく、随意に、合理的に、政治的に、大義をもって。いや、その逆か。
だから僕らは神を作る。描く。夢想する。慈悲深い神を、あるいは峻厳たる神を。正しきものには安らぎを、悪しきものには容赦なく。思い描き、共有し、仮託し、権威を与えて。ただし願いは叶わない。曰く届かなかった、曰く日頃の行いが、曰く、曰く、曰く、曰く。ああうんざりだ。だから僕らは神を呪う。冒涜する。汚す。無効化する。権威を否定する。そうしてすがって、引いて、もたれて、分析して、理屈をもって切り刻んで。もうすっかりおもちゃだ。
だからソレが出た時も、ホンモノの髪、あ、いや神かは判らなかった。それが前ぶれもなくあらわれ、たったひと言言ったんだ。カミサマらしく、厳然と。
君たちは自由だ。
だから僕らは逃げたんだ。ひとつの直観のもとに。
「神様が舞い降りてきて、こう言った」
自分の心に素直になりなさい、と
自分を騙さないであげて、と
泣いてもいいんだよ、と
生きてて偉いね、と
「なんか、暇だなあ」
Aは人を駄目にするクッションの上で寝返りを打つ。ポヨポヨと弾むクッションと共に揺れながら、大きなあくびをひとつついた。Aの目線の先にはNがいる。彼は2人分の紅茶を入れ直していたが、ふと思いついたように手を止めると、Aに悪戯な笑みを見せた。
「ならさ、久しぶりにあれをする?」
「あれ?」
思い当たる遊びを考えても思いつかず、怪訝な顔で宙を見る。Nは思い馳せるように両手を閉じた。
「御神託だよぉ。前にやったのは二十年前だっけ? そろそろいい頃合いだし、また適当な人間を探して救ってあげようよ」
「えー、でも動きたくない……」
「四の五の言わずにいくよ! 善は急げだ!」
NはクッションにしがみつくAを引っ張り、人間の住まう星地球へ向かった。
「あ、あの人間にしようよ。あの死んだ瞳! なんて可哀想なんでしょう」
Nが最初に見つけたのは、早朝の駅で人混みに紛れて電車を待つ、連勤中のサラリーマンだった。顔はやつれはて、目にクマができている。Aはそれをみて首を振った。
「あのオジサンは冴えないから、きっと助けても対して面白くないさ。それに僕、大人は浅ましいから嫌いなんだ。子供にしよう、ね」
「私は多少欲に正直な方が、可愛げがあって好きだけど。うん、じゃああの女の子は? 彼女もなんだか死人のような顔してる。元気づけてあげようよ」
今度にNが指を指したのは、サラリーマンと同じ電車を待つ女子高生だ。マスクで目元以外を覆っているが、それでも彼女が暗い表情をしているのがわかる。カバンを両手で強く抱きしめ、じっと足元を見つめている。
「おお、いいね。彼女、十分後に死ぬようだ」
「なっ」
Aの言葉を聞いたNが、目を見開いてAを振り返った。
「また君は答えを見たんだね! そっちが知るのは勝手だけど、ネタバレはしないっでっていつも言ってるじゃない!」
「なんでさ。別に死亡時期なんかネタバレなんて大層なものじゃないだろ。それに、君の言葉で彼女は実際の生より長く生きれるんだぞ。僕がそれを言わずにいれば君は自分がどんなに良いことをしたか、知らずにいただろうね」
Aのすました態度にNは悔しそうに手を握る。
「もう、なら助言したあとの彼女の人生は言わないでよ。楽しみにじっくり見るんだから」
「はいはい。ほら、早くしないと見失っちゃう。行こう」
AはNの言葉を聞かないうちに、女子高生の下へ降りていく。
「あ、ちょと待ってよ!」
Nも急いでAに続いた。