『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
温もりの無い寝具に身を委ねて、死んだ様に眠りに就く。
まるで空気の抜けた風船の様に、萎んでいく身体を誰も受け止めてくれはしない。
泣きたくなる程孤独な夜。
ふっと目を開けると、窓から陽気な音楽が漏れ入ってくる。カーテンを開けて外を見ると、泣きたくなる程の陽気な日差しと音楽が差し込めて来る。
又、陽気な今日がやって来た。
「眠れないほど」
床に就いた後に目が冴える。
眠れなければ眠れないほど焦るものだ。
だが、深く呼吸をして気持ちを落ち着かせ、
寝床を抜け出し長い物語を紐解く。
「眠れないほど」
眠れないほどの精神的疲労が襲う
眠りに付くのは午前3時
起きるのは午前6時
まだ、大丈夫。
不眠症には足を突っ込んでない
2時間も寝れて、昼休みに30分の仮眠を取っているから大丈夫。
まだ不眠症にはなっていない。眠りに付いている。
さぁ、今日も瀬戸際な睡眠が来るのを待とうか。
酷い咳、体中が燃え尽きそうな体温
時々催す吐き気は喉で止まり
気持ち悪さのソロステージ
眠れない、寝たくて寝たくて
早く楽になりたいのに
私が私を寝かせてくれない
「大丈夫?早く元気になれよ」
暗い部屋を照らす
スマホの通知、クラスの男子
大丈夫じゃないよなんて、
悪態つきながら相手には
愛想良く返信する
眠れないほど苦しいのは
風邪のせいか?それとも
人が苦しむ姿を見るのがたまらなく嫌だ。それは、私自身の惨めさを浮き彫りにされるからだ。その痛みがまるで鏡のように、私の薄っぺらい人生を映し出す。私の足りない努力と退屈な日常が、他人の不幸の中で無言のうちに裁かれているような気がしてならないのだ。あぁ、悔しい。惨めだ。私の人生の中で、1番の幸福は死なのだろうか。そう思った瞬間も、ただ薄っぺらく、ただ空虚でどこか嘘くさい。私は何もない。人は苦しみ、努力し、乗り越えていく。だが、私にはその苦しみも努力も乗り越えるべき何かさえない。
だからこそ、眩しいほどに羨ましい。
エッセイ🔸眠れないほど
夜 寝る前にちょっとだけ……
と思ってスマホを触ったが最後
眠れないほどに夢中になってしまうことがしばしばある
30分だけスマホ触ったら寝よう
と思っても、その時間がすぎても目が冴えてしまって眠れなくなってしまっている
まずいな… と思うものの
指は次のページへとタップする
そういう夜更かしにより睡眠時間が3時間となる日は、
月に2〜3日ほどになるが、
ひどいときには7日間もあったことがあった
今はそこまでの夜更かしは減り、
月1〜2日くらいとなったので
安心している
眠れないほどにあなたを想う
ふと、夜中に目が覚める
頬が濡れていた
またあの夢を見た
懐かしく、楽しかったあの日の思い出が
最近よく夢に見る
そのたびに、泣いて、寝ることができない
ねえ、あなたがいない世界は
こんなにも苦しい…、
"眠れないほどにあなたを想う"
「眠れないほど(創作)」
防寒着よし。双眼鏡は持った。小腹がすいた時に食べる菓子パンももった。
私の趣味は、バードウォッチングだ。どこの鳥スポットに行こうか考えるのも楽しみだし、実際にも行ったりする。
今日は、鳥仲間と一緒に出かけている。
「今日は見れるといいですよね」
「なかなか、見れないですもんね」
今、私に話しかけて来てくれた人は、大学の教授で15年アオサギの研究をしている人だ。
教授が眠れないほど待ちわびている瞬間がある。
それは、アオサギのフンをしているところ。アオサギの中には、草むらに隠れてフンをする個体がいるそうだけど、なかなか見かけないとの事で、話を聞いていたら私まで見たくなってしまった。
教授との出会いが私のバーダー歴に拍車をかけ、眠れないほど私も、アオサギのことを毎日考えている。
アオサギもそんな瞬間は見られたくないだろうけど、もう少し私のロマンに付き合ってもらおうと思う。
眠れないほど
あなたに夢中…
沼…
堕ちてゆく…
あなたで…いっぱい
になる…
あなたの沼で…
眠りたい
眠れないほど
推しのライブに行った夜は
眠れないほどに喜びにあふれています
お布団の中でニヤニヤ
ライブでの出来事が頭から離れなくて
ウキウキ
もうたまりませんね
眠れないほどの幸せって
私にとっては推しのライブなのだと思います
眠れないほどワクワクするとか
最近のオレにはないんだよな
もう、仕事でただ疲れて
明日のために寝て
ただ毎日が過ぎていく
なんかいいことねーかなー!!
明日は楽しい遠足。
ワクワクしてる。
300円分のお菓子も準備した。
「お母さん、明日は早く起こしてね」
夕飯の片付けをしているお母さんに
大きな声で言った。
「一番に学校に行くんだ」
張り切っていることを
友達にも伝えよう。
お風呂も入り、歯磨きも終わった。
猫のマヤとも今日は遊ばない。
まっすぐ布団にもぐり込んだ。
布団の中でバスのことを考えた。
窓側だったらいいな。
出席番号だと奇数が窓側。
私は4だから通路側かな。
どっちでもいいかなと思ったけど
やっぱり大事なことだ。
色々考えて眠れなくなっちゃった。
布団の中で何度も姿勢を変えた。
いい姿勢で天井見たり、横向きになったり。そのうちお母さんの声も聞こえてきた。
「明日の天気は曇り。半袖着せたら
寒いかしら」
あぁ曇りなんだ。雨が降ったらどうしようかな…
「起きなさい みんなもう登校しているよ」
お母さんの声で目が覚めた。
ガバッと起きた。あわてて窓から外を見ると
みんなを乗せたバスが家の前を通って
いった。バスの中の友達と目が合った。
え 間に合わなかった? どうしよう
泣きたい気持ちと恥ずかしさがいっぺんにきて大声でお母さんに言った。
「どうして起こしてくれなかったの!」
そう言ったあと本当の目が覚めた。
空は青空。
2番目に登校した。
座る順番に先生が加わった
ことで窓際の席が偶数になった。
窓際に座って空を眺めた。
遠足は楽しい。
#241
「寝れないほど」
僕は、就寝する前に小説や漫画を読んでいる。今日は、漫画を読んだ後に小説を読んだ。
今日読んだ漫画と小説は、とても面白かった。
寝れないほど、面白すぎて、一気に読んでしまった。
たまにこういう時がある。
次の日は、休みだから夜更かしをしても大丈夫だ。
読んだ漫画と小説の内容を思い出しながら僕は、眠りについた。
忘れられない
出来事があった
泡沫の憂鬱
消え去るべき日
お嬢ちゃんはね
純粋な目の少女
何処かに居た
美しいお姫様
童話の中の存在
絶対の存在
なのに
呆気なく消えた
可愛らしくて
愛おしい存在が
心のどこかに居た
幼いプリンセス
眠れないほど
悩んでた日
貴女はいつも
寄り添ってくれた
そんな貴女が
消えてしまった日
大量の酒の缶
ほとんどが空っぽだ
周りが見えない程の
強い眩暈がする
立ち上がれない
今はただ
動きたくない
眠りたい
眠れないほど
考えこんでしまう。噛み合っていない歯車が回り続けるみたいに。ガタガタ音を立てて、無理をしてるのに気づいてるのに、止まれなくて。
布団と自分の間にわずかに存在する冷たい空気を、真に受けて、うずくまっているのが馬鹿みたいだ。
今夜はきっと眠れない。だけど意外にもそれを待ち望んでいたかのような安心感が私を包んだ。
小さな光を頼りに、小さな文字をゆっくり追っていく。
その時間はとても心地よかった。
眠れなくてもいいのだと、少しだけ思ったりした。
眠れないほどの悩み。
眠れないほどの痛み。
どちらも経験してる。
どちらも、眠ってしまえば感じないで済むのに、眠れないから苦しみが終わらない。
そう考えると、眠れるって幸せだ。
眠ってしまえば、次に気付くのは目覚めた時だけど、痛みや悩みを通り越せるかもしれない。
越せなくても、少しは和らいでくれるかも。
眠ってる間に、心身ともに治癒され、メンテナンスされる気がする。
だから、眠れない夜はツライ。
おまけにそんな時は嫌なことばかり考えちゃって、地獄の苦しみだ。
ロボットみたいに、スリープ機能とかあればいいのにな。
いや、その前に、痛みや悩みなんか無ければいいのに。
そして、完全なるロボットに成り果てて…いや、そんなのは望んじゃいないが。
人間でいたい。
眠れないほど悩んでも、痛くても、人間だからこそなんだから仕方ない。
仕方ないから、眠れない夜は新しい物語のストーリーでも考えて、悩みや痛みを少しでも遠ざけてやり過ごすしかないな。
素晴らしいストーリーを思いついたら、逆に興奮して眠れなくなるかもしれないけど。
眠れないほどワクワクするアイデアに辿り着けるなら、眠れない夜も悪くない。
眠れないほど体調が悪い
集中している
ハマってある何かがある
それって良いことだね!
『眠れないほど』
なんでだろう?
全然眠れない…
不思議だ…
学校の行事の前日の夜は全然眠れない。
楽しみでドキドキしてる。
早く眠りたいのに…
氷雅
彼のお仕事はお医者さんだから、時々ひとりの夜がある。
そういう時ほど、眠れない。
部屋を暗くしているけれど、ベッドの上で何度も寝返りをうってしまう。
こんなこと、何度も繰り返しているのに、ただ彼が居ないと言うだけで、こんなに眠れない。
「はあ……」
こんなに眠れないくらい、彼が好きなんだ。
おわり
二〇三、眠れないほど
終わらない夢なんてなかった
生きるのが上手くできない私は
死ぬのさえ下手くそだった
そう、どうしようもない人間なんだ
このまま一生不幸に浸かって
他人と自分が作った傷を愛でながら
あと一歩を踏み出す機会を伺い続けるのだろう