眠れないほど』の作文集

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眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/5/2023, 6:11:11 PM

眠れないほどに何かに夢中になったことってあまりないかもしれない。そのときはそのことに夢中だけど、あとになって思い出してちょっとうれしくなるから眠れないのも悪くないよね。

12/5/2023, 5:47:06 PM

一日の疲れを湯船に浸かって洗い流していると、君のなんとも情けない悲鳴が聞こえた。

いったい今度は何だ。

ボディーソープの泡をシャワーでキレイに濯ぎ落として、手早くタオルで身体を拭きながら浴室の戸を開けると、洗面台の横で体育座りしている君。

手にはレトロな緑色のハエたたきを装備している。

Gでも出たの?と下着を身に着けながら問い掛けると、君は首を横に振ってから、掠れた声で言った。

軍曹、しかも特大サイズ。

テーマ「眠れないほど」

12/5/2023, 5:43:01 PM

また、目が覚めた。
今度は四半刻も眠れていない。
君にも少ししか逢えなかった。

ここ最近ほぼ眠るだけの生活をしているせいか、
いやに目が冴えてなかなかもう一度眠りにつけない。

前まで、君を喪ってすぐの頃はむしろ眠れないほどの精神状態だったのに。

布団に包まり暗闇をぼうっと眺めていると、
ゆるく、ゆるく、微睡みが誘ってくる。
この気配は君に逢える世界一幸せな合図だ。

今度の眠りはもう少し長ければいい。

君に会えるならこのまま埋もれて永遠に目覚めなくたっていいんだ。

君のいない世界は酷く暗くてつまらない。


自分が創り出した「君」が呼ぶ声に意識を沈めるとともに、ふっと世界は暗転した。

12/5/2023, 5:36:29 PM

【眠れないほど】

少し丈の長い草を踏みしめる音が控えめに響く。
もう辺りはすっかり真っ暗で、目が闇に慣れてもぼんやりと夢の中に居るような感覚が消えない。
冷えて熱を求める手を無視して、どんどんと歩を進めていく。
自分の呼吸の音、風の音、微かに虫の声、静かな音達が膨大な空間を満たしている。
ぼんやりと働かない頭は、どこに行くのかも決めずに本能のまま足を進めて、それすらも疑問にすら思わない。

ちゃぷん、

水の音がした。
どこかに出かけていた脳みそが一気に帰って来る感覚がした。

(こんなとこに水場ってあったっけ…)

目的地点を決めていなかった体は、水の音がした方へと向きを変えた。
思考が戻ってくると一気に寒くなったように感じて、両手を袖に突っ込む。
冬の夜に上着1枚で外に出るのは、少し舐めていたかもしれない。
水の方へ向かったって暖かい訳でもないし、なんなら家からも離れるだろう。
だが、今の気分がそういう気分なのだ。全ての行動に理由を持たなくたっていい。

どれくらい草を踏みしめただろうか。
時間が分かるものは何一つ持っていないので分からない。

ちゃぷん、ちゃぷん、

微かにしか聞こえなかった水音が、確実に近くなる。
音が大分近くなってきたな、と辺りをぐるりと見回すと、今まで気付かなかったのがおかしい位の大きな塊があって驚く。
近付いてみると、大きな大きな岩であった。
岩に手を添えると、自分の冷たくなった手よりも遥かに冷たい感覚が掌を濡らす。

(…水?)

暗さで詳しいところまで認識ができない目を凝らして岩肌を見ると、てらてらと少ない月明かりに反射している箇所があるのが分かった。
反射している箇所に接している地面を見ると、水が溜まっている。
どれくらいの深さなんだろう、と近くにしゃがんで指を浸けてみた。

――りん

急な鈴の音に、へ?と思う間も無く、明らかに不自然に足元のバランスが崩れた。

(濡れる!!)

眼前に迫った水に体を強張らせる。
だが、私が濡れることは無かった。
とぷん、と自身が水の中に入っていく感覚がして、水深が深いことに絶望を感じたが、いくら待てども息苦しくならないし、寒くもない。
むしろ先程よりも暖かいくらいだ。
ぎゅっと固く閉じていた目を恐る恐る開けると、入り込んできた光景に脳がフリーズするのが分かった。

「っえ??」

目の前には、地面が見えるほど透き通った湖。
よく見える水底にはキラキラと光る何かがある。
湖の周りにはポヤポヤと周期的に光る何かが漂っていて、夜中とは思えないほど辺りは明るかった。

――りんりん

先程よりもはっきりと聞こえてくる鈴の音。
目の前に広がる光景と謎の音に一周回って冷静になっていると、しゃん、と先程とは種類の違う鈴が聞こえた。
ポヤポヤと光っていた何かが湖の上に集結して、人型を形作る。
ポヤポヤが全部集結しきったかと思うと、ぴかっと強い光が放たれた。

「やっと逢えたぞえ、妾の愛し子よ!」

心底嬉しそうに言う声が聞こえて、反射で閉じていた目を開く。
目の前には、淡い光を放つ少女がいた。
淡い光を放っている時点で普通の少女じゃないことは確かだが、頭の上に大きめの狐のような耳があるのを見て、人間じゃないんだなと再確認をする。
というかそれ以前に真っ白い。
髪も、肌も、耳も、着ている巫女さんみたいな服も、着けている装飾も、今まで見たことが無いくらいに純白だ。
その中でも、ひとつ。瞳だけが金色に染められていて、純粋に綺麗だと思った。

「綺麗…」
「お、そうか?そなたに言われると照れるの」

嬉しそうにぴょこぴょこと耳を動かす目の前の少女の笑顔は艶やかで、見てはいけないものを見ている気分になってしまう。

…というか私、なんでここに居るんだ?
眠れなくてちょっと散歩してただけなのに、いつの間にか超常現象に巻き込まれている。

「?どうかしたか、愛し子よ」

こてん、と首を傾げて少女は私に尋ねた。正直言ってめちゃくちゃ可愛い。

(夢よりも夢らしい現実に遭遇するなんて、思いもしなかった…)


眠れないほど、私は夢の中に迷い込んでしまうらしい。

12/5/2023, 5:28:54 PM

『眠れないほど』

「    」はいつも輝いていて
とてもうつくしい
遠くにいても
いつもこの暗闇を照らしてくれている

今日は「   」が
笑っているように見えた
勘違いだとしても
私は「    」を愛している

12/5/2023, 5:25:50 PM

眠れないほどの重圧が僕にのしかかる。
僕が何をしたのだろうか。なぜ僕ばかりこんな思いをしなければならないのだろうか。
僕のそばに君がいたら。後悔しても今更遅い。
あの時、僕が少しでも早く君の手を引いていたら...。
真っ青な空へ手を伸ばす。
今更君の手を掴むことはできないのに。
大きく深呼吸をして、1度目を閉じた。

―――――――――『眠れないほど』

12/5/2023, 5:13:51 PM

子供はお化けを怖がって
大人は明日を恐れて


『眠れないほど』2023/12/0612

12/5/2023, 5:02:13 PM

眠ることが出来ないくらい、明日が来るのが
ただひたすらに、怖い。


━━━━━━━━━━━━━━━眠れないほど

12/5/2023, 4:54:52 PM

眠れないほど
 理由なく眠れないほど嫌なことはない。
 スマホ見たら目覚めちゃうし、でもすることないし布団から出れない。だから嫌なことばっかり考えちゃう。今日なんであんなこと言ったんだろ、もしかして私のこと…⁈
 眠れないから病むのか。
 病むから眠れないのか。
 どっちでも良いから早く寝たい。
 最近はずっと目の下にクマがある。
 この日は眠れないまま日が昇ってしまった。

 クマさん!クマさん!
 何故か、暗い私に陽の方の男が突っかかるようになってきた。みんなに優しいし、話したことないわけでもない。多分私の名前知らないんだと思う。目立たないし。
 今日も眠れなくて目の下のクマが目立つ。
 目立つからか、名前を知らないからか、その両方か。『クマさん』と呼んでくる。
 正直嬉しい。かっこいいし、可愛い。犬系男子ってやつ?タイプだ。
 絡んでくるようになったとは言ったが、悪いことはして来ない。てか良いことしかしない。
 一昨日は挨拶してくれた。昨日は机運びを手伝ってくれて、今日は日直の手伝いをしてくれた。
 私も薄々気づいている。もしかして私は好きかもしれない。どうしよう、気づいてしまった。気づいたからか、目が合うと顔が赤くなるし、まともに話せない。心臓が早い、やばいやばいやばい‼︎
『クマさん!』
 走って来たのか息が荒い。こっちまで息が荒くなってしまう。
 手には何か持っている、?
『明日暇?これ…』
 手紙…先生から日直の頼み事?なんだろう。でも明日は日直じゃない。
『今は開けないで!オレがいなくなって開けてよ?』
 彼の言葉通りに動いてあげよう。
 親友とか友達とかいないし帰りながら開けようかな。てか可愛かったな、犬みたい。
 帰り道、雨が降ってしまった。傘は持って来ていない…女子力の無さがここで見えてしまった。
 このくらいの雨イケるっしょ。コンビニまで走った。傘を買おうと入るも、財布が軽い。終わった。
 コンビニを出ると雨はさらに強くなっていた。運が悪すぎる。
 そうだ、さっきの手紙読もう。
『クマさんへ
  いつもみんなのために頑張ってるの見て
         好きになっちゃいました。
  もしよろしければ明日の放課後、
          告白させてください。
  廊下の提示版の前で待ってる!
              犬飼よりU・x・U』
 最後の絵文字かわいーな。
 …
 ほんとかな、ほんと⁈あれっ嘘かな⁈やばい、両思い⁈でもでも嘘つくような人じゃないし!
 大雨の中コンビニ前で1人慌てていた。
 もしほんとなら…幸せ…。
 大雨の中走ってくる人がいる。学生だろう、と言うかうちの学校も制服だ。…犬飼くんだ!
 どうしよう、今会っても気まずいだけだよ⁈やばいやばいやばいやばい‼︎私顔真っ赤じゃない⁈
 思わず目を逸らした。犬飼くんも気づいたようだ。
『…クマさん⁈よ、よよ、読んだ、?』
 めっちゃ噛んでる…可愛い。顔真っ赤じゃん。
『あの、明日告白するから…えっと…一緒帰ろっか!』
 少し照れ臭い笑顔で傘を差し出した。断る理由もない。
『駅まで送る!』
 なんで私の駅知ってるのかな?もしかして私が意識する前から…。色んな想像が膨らむ。

 ぼーっとしてたら1日の終わる直前にいた。
 いつも通り眠れないけど、いつもの考えすぎが原因だけど、いつもと同じじゃない。明日を否定する私じゃない。
 明日が楽しみで楽しみで堪らなくて、ドキドキで眠れない。
 こんな理由で眠れないほど幸せなことはない。

12/5/2023, 4:45:15 PM

『眠れないほど』

日付が変わってもう、4時間半も経っている。
昨日一日疲れたからと心地良い安眠に沈んでいたいのに、
如何にも眠れなかった。何度も寝返りを打ってはキツく目を瞑り、夢を待てどこない。
諦めて目を開ける。
あたり一面くらい海の底のようだった。
見慣れた室内ですら少し怖く感じるような、そんな空間にたった1人、取り残されたみたいだった。
思わず手元にいたテディベアを抱きしめる。長く愛用しているからか、既に腑の綿はぺちゃんこになっていて、抱きしめがいがない。それでもないよりは全然良かった。

寂しい、淋しい、さみしい。

暗い部屋には自身の暗い思考が蔓延していると思った。
救って欲しくて仰ぐように首を上に向ける。窓から覗く、僅かな隙間からはこの場よりかは少しばかり明るい黒。
助けてくれ、誰か。助けてくれ。
これ以上周りの人間に敵意を向けたくない。
嫌いになりたくなんてない。
人から離れたくない、まだ社会的動物で居たい。

轟々と窓を打つ夕方から続く嵐の音。
ふと気が付けばその音も止み、いつしか日頃の喧しい喧騒の音が朝陽を連れて来ていた。



また今日も眠れない。

12/5/2023, 4:38:22 PM

眠れないほど自分を否定した
そんな事をしても無駄だと
過去の自分がささやく
黒い壁が迫る
もはや何も見えない
壁が胸を押し付ける
何も無いはずなのに
壁がある
あの時をやり直したい
この時をやり直したい
そんな事を考える一秒前をやり直したい
何もできない
無責任に弱さを自覚する
もしも今この瞬間を
やりなおさないような一秒を過ごせたら
光がさすのだろうか
この黒い壁の色を知れるのか
僕にできるだろうか

12/5/2023, 4:36:56 PM

いただきますしてごはん口に入れたら急に
張り詰めてた気持ちと涙が溢れて止まらなくなって
涙ごとごはん食べた
ごはん食べてる生きてる
悲しくても怖くても不安でも寂しくても
ごはん食べてる生きてる
涙が溢れてた

12/5/2023, 4:10:44 PM

#眠れないほど

将来のことを考える度、不安と興奮がある。


なりたいものになれた時、将来の夢など。なれなかったとしても、こんな家庭を持っている、結婚生活。などなどがあるかもしれない。



だが、そんな生活を送る前に、果たして自分はどうなっているのか。たった一年で変われた自分、変われなかった自分。


様々な自分という人間がいた訳で、その中で意志を持った自分が果たして将来どうなっているのか。



職業なんか身につけずに親のスネかじって生きてるか。それとも、歯を食いしばって生きて金を稼ぐか、



そんなことを考えてるうちは眠れないほどにバカバカしく思える。

ただ、ここまで卑下してきたが。ただ息を吸って、ただ美味しいものだけ食べて、ただ心を満たして、生きてるだけでいい。今の社会は、そんなことを馬鹿だと言ってくるかもしれない。だが、私が言えること。



生きてるだけでえらいのではないか。

12/5/2023, 3:55:34 PM

眠れないほど


眠れないほどにあなたのことを考える。
考えれば考えるほどなんだか苦しくなって、
どうしようも無い感情に心をぐわーっとかき乱されて
ギュッと心臓を掴まれているかのようになる

治し方も分からなくて。
ただただ考えることしかできなくて。

あなたも苦しくなるくらい私のことだけ考えてくれていればいいのに。

12/5/2023, 3:41:49 PM

いったいどれほどのものだろうか
眠れないほどの想いというやつは



充血した目で眼下に酷いクマを作った顔は見るに耐えない。
けれど相変わらず何事かを呟きながら思考する姿には頭が下がる。

「恋だな」

知らず口をついて出た言葉に、疲労もなんのその濁った瞳のまま不気味に笑って、

「ええ。絶望に悶え苦しんで死ぬ姿を大衆に晒す計画を練っている今が一番愛しいひとときですよ」

最悪の殺戮者として後世に名を残すことになるそいつの唯一の愛情表現が「殺人」であることを、この先どれだけの人間が理解してやれるだろう。

難しいことなのはわかっている。
だからせめて、今夜はゆっくり眠れるといい。何も考えることなく眠って欲しい。

そしていつか殺してくれる日を夢見て、今日も自分は眠りにつく。
眠る想いを口にせぬまま。


380/30

12/5/2023, 3:41:09 PM

夜に眠れないほど昼間寝ちゃった


【眠れないほど】

12/5/2023, 3:41:05 PM

『数えきれない』
宝石が単なる石になる そもそも宝石も単なる石ころか? 宙に浮かぶあれこれを拾い集めて作った絨毯
空は飛べないけど 魔法はなんだか信じたい こんな夜に眠れない 吐いたため息数えきれない

12/5/2023, 3:34:42 PM

眠れない、と言うのは人どのような原因で起こることなのか?
眠れないときには二つのパターンがある。一つ目は未来のの出来事への興味、感心 二つ目は未来の出来事への恐怖、不安。
どちらも未来のことに対する心の持ち用の結果である。
では、未来のことは今この瞬間から変えることはできるのか?未来のことが上手くいくのか、失敗するのかに関して布団にはいってから時間で影響を与えることはできるのか?
答えはNOである。未来のことは未来に確定する、今行ったなにかが大きく関係して確定することは希である。
では、布団のなかで寝付けない時間と言うのは無価値であるのか?布団のなかで未来について期待を寄せたり、不安に駆られるのは無駄なことであるのか?
それもまたNOである。何故なら数字に現れる結果ではなく人間の考え方や思想と言うのは未来への悩みや探求心から生まれている訳であるからだ。
哲学と言うのは集団のなかで自分がどのように生きればよいのかと言うことについて深く考えている学問とも捉えられる。これは結果的に未来の自分に対する期待や不安の現れだ。
もっと言うとこれからの時代、必要となる学問は倫理学、言い換えると哲学である。
科学技術が発展した今日では我々人間が人間である証明や存在価値、また人間とはそもそも何なのかと言うことも論点に入る。
要するに、これから先必要な哲学力と言うのは未来への不安や期待から構成され、そういった物を作るのは布団に入ってからのある種無駄にも感じられる時間なのである。
寝付けないと言うのはある意味、これからの時代に必要な力を蓄えるための準備時間なのかもしれない。

12/5/2023, 3:30:50 PM

翌日の朝が来るのが怖くて
眠れない…
寝たくても寝つけないんだ。
怖いんだ。
明日の朝日を見るのが
眠れないほどの不安を誰かが吸い取ってくれたら
いいのに。
寝ないと明日に支障が出るのなんて
わかりきってる
はずだ……
寝たほうが楽なのもわかっているのに
それでも眠れないほどの不安に
押しつぶされそうになる。
「ああ……今日も眠れないや……」

12/5/2023, 3:26:00 PM

眠れないほどしんどい夜がある。

大きな失敗をした日、
好きな人との未来が絶たれた日、
友達と喧嘩した日、
明日が不安な日、
私はそんな日に寝る前の暗闇に放り出されると
怖くて辛くて涙が止まらなくなる。

それでも数え切れないほどの眠れない夜を
今日この夜まで乗り越えてきた。

綺麗事かもしれないけれど、
『明けない夜はない』
そう信じることが眠れないほどしんどい夜を
乗り越える秘訣なのかもしれない。

ときに綺麗事は残酷だ。
明日を望んだ人に明けない夜が来ることもある。
未来を望む人が今に苦しみ明けない夜を選んでしまうこともある。

でもこの綺麗事が明日を望む原動力なのだとしたら
ただの綺麗事を100%信じることが
私の生きる道を作ることなのだ。

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