『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日が来てほしくなくて
眠りたくなくなる
眠ってしまったら、すぐに朝が来て
来てほしくなかった、明日、が来るから
夜は、すごく憂鬱になる
『眠れないほど』
眠れないほど怖いわけじゃないさ。
ただ君に甘えてるだけ。
「ファイトクラブ」
テーマ「眠れないほど」
ミステリー
当事者会に参加してもう4回目。僕は腎臓病ではない。だが参加すると心が満たされることを知ってから通い詰めている。僕は夜眠れない、不眠症を抱えてる。医者に相談しても効果はない。だが、腎臓病の当事者ではないのにその会に参加した日の夜は眠れるんだ。それがこの習慣の発端になった。今や様々な病気の会に参加している。どの病気も当事者ではない、不眠症以外は。だが、ある時同じ顔を色んな会で見た時があった。僕が参加する会のほとんどに参加している男が居た。直感というかなんとなく分かった。おそらく僕と同じだ。当事者ではないのだろう。悩みを共有することではなく、参加すること自体が楽しいという動機で会に参加しているにちがいない。問題は相手が僕のことにも気付いているだろうということだ。周りの人に僕が色んな会に参加していることをそいつに言いふらされては説明に困る。なんとかしなくてはいけない。僕は自分から接触を図った。
「ここは安くていいですよね」
「ここが便利でね。家に近いのもある。」
「あなた、僕のこと覚えてますか?」
「ああ、知ってますよ。あんたとは気が合いそうだと思ってました。」
「嬉しいです。僕もです。、、、さっき離婚当事者の会に参加してましたよね。
眠れないほど辛いことがあっても、私はただ私を傍観しているだけ
私は "私" の主人公にすらなれていない
[眠れないほど]
アナタは眠れないと
ワタシの部屋に入って来てベッドに潜り込んできた
アナタが側に居るだけでも心臓が高鳴るのに
ベッドに潜り込んできたアナタの姿に
眠れないほど、ますます高鳴る心臓
16.眠れないほど
夜になると今日の出来事を振り返ってしまう。
今日はこれができなかった。
この時こうしておけば良かった。
とか…色々考えてしまって眠れなくなる。
誰にも会いたくなくなったり、話したくなくなったりもする。
そのせいで体調が悪くなって学校を休んでしまいがち
こんなことはしたくはない…
だけど自分に自信がないせいか考えることを
やめられずに毎日を過ごしている。
いつか何も考えずにぐっすり眠れるようになりたい。
パパは何かに興味を持つと、眠れないほど夢中になってしまう。
それだけ集中できることがあるってすごいなって思いながら、わたしはパパの健康が心配になる。
「パパ、そろそろ寝る時間よ」
「うーん……」
生返事をするだけで、パパは動かない。
「パパったら!」
「うん、うん」
本に夢中で、全然こっちを見てくれない。
「くしゅん!」
お風呂上りのわたしは、ちょっと湯冷めしちゃったみたい。
「寒いのかい?」
パパが慌ててこっちを見てくる。
「お布団であったまろうよ」
「そうだな」
パパが一番夢中なのは、きっとわたしよね。
『眠れないほど』
眠れないほど雨が降り続く
前までは雨音なんて
少しも気にならなかったはずなのに
あの日から苦手になってしまった
豪雨の中でも響き渡る
造られていない笑みと
明るいあの声が忘れられない
もう1年以上経つなんてね
Theme:眠れないほど
明日はいよいよあの方の誕生日だ。
生まれてこの方調理用のナイフすら握ったこともなかったが、どうしても彼が喜ぶ顔が見たくて、この1ヶ月間、ずっと彼の好きな果物がたくさん入ったケーキを作る練習をしてきた。
最初は果物の皮を剥くのも苦労した。
細かい切り傷がたくさんできてしまった私の手を見て、あの方に心配をかけてしまうことも多々あった。
剣は自分の腕を振るように自在に操れるのに、果物にこんなに苦労させられるとは思わなかった。
それでも練習すれば成果は出るもので、あの方の誕生日を明日に控えた今は林檎でも檸檬でも何でも上手く切れるようになった。
あの方は「いつの間にそんな器用になったんだ?」と不思議がっていた。
幼い頃から仕えていたあの方が、先王の崩御により若くして新たな王となった。
隣国との戦は勿論、若い彼を傀儡にしようとする者や暗殺しようとする者もおり、味方にも安心して頼ることはできない。
それでも、あの方は弱音も吐かずに凛として王の責務を果たしている。
だが、明日は彼の誕生日だ。明日くらいは年相応に誕生日を喜んでほしい。
そのために彼の大好きなケーキを作ることにした。
また、昔のような無邪気な笑顔を見せてくださるのだろうか?
想像すると年甲斐もなく、眠れないほどワクワクしてしまう。
「寝れない...」
どうしたものやら....。
四年前、二人の友人が私の前からいなくなってしまった日からだ....夜も昼も朝も寝れなくなった。
一人は何処か別の場所に行ってしまった。
もう一人は私の前で死んでしまった。
本心はとても寝たいのだが、夢に出てきてしまう。
あの日の出来事が。
あの日目の前で友人が亡くなってしまった日の事を。
「おい」
「げっ、何でいるのさ」
「四年振りに会いに来てやったんだよ。どうせまた寝れねぇんだろ」
本当君はいつも私の本心を突いてくる。
全てをわかった上で来てくれる。
「前みてぇに一緒に寝てやろうか?」
莫迦にしたように言ってくる。
でもそれも不器用な彼の精一杯の気遣い。
「....頼もうかな」
「手前の見る夢っていうのは、眠れないほど怖いのか?」
「君にはわからないさ」
ほら、またこれだ。
嘘をついてないとやっていけないなんて、私も駄目だなぁ。
「いや、わかるな。俺だって、人間じゃねぇって言われるし、手前がいなくなってからもずっと....」
嗚呼、やっぱり。
彼も私と同じだった。
眠れないほどに怖い夢を見るのだ。
「また、来てよ」
「おう」
「じゃあ、よろしくね」
『おやすみ』
お互いに怖い夢を見る。
でも、其れは、一人で寝たときのみ。
側に彼がいて、彼の側に私がいる。
だから、安心して寝ることができるのかもしれない。
# 13
"眠れないほど"
「ほーれ、ほれ〜」
「みゃう!うぅ〜……」
お尻を突き上げ、跳躍の準備体制になる。
寝間着に着替え日記を書き終えた後、猫じゃらしに飛びつく子猫の様に楽しくなりながら、持っている猫じゃらしを動かし続ける。
殆どを居室に閉じ込めてしまっていて、医院だししょうがないと思いつつ、そのせいで体が鈍るんじゃないかと心配になってこの前から新たなルーティンとして、ベッドに入る前に猫じゃらしで遊んでやっている。
「みゃう!」
一気に飛びかかって、猫じゃらしに前足で触れそうになる。
が、既の所〖すんでのところ〗で猫じゃらしを動かして、子猫の狩猟本能を更に引き出す。
「ふふ、ここまで届くか〜?」
先程よりも高い位置に猫じゃらしを持ち上げ、挑発するように手首のスナップを利かし猫じゃらしの先を揺らす。
我ながら意地悪だ。
子猫の為にと始めた事だが、途中から俺が子猫以上に楽しんでしまっている。
「うぅ〜……みゃあっ!」
「うおっ」
再びお尻を突き上げて跳躍の準備をし、飛びかかってくる。慌てて猫じゃらしを逸らす。
──危ねぇ……今の、あと数mmってとこか……?
以前までもだいぶ凄かったが、ここ毎日脚力が着実に増してきているのを実感する。
「……やべっ、早く寝ねぇと」
ふと時計を見ると、もうすぐ日付が変わる時刻を示していた。
慌てて猫じゃらしを仕舞い、明かりを消してベッドに潜る。
「みゃあ……」
ベッドに乗り上がり、『まだ遊び足りない』と言うような声色で鳴いてきた。
「ごめんな……、もう寝なきゃいけねぇ時間だから、また明日な……」
子猫の頭を優しく撫でる。ゴロゴロと喉を鳴らし、手に擦り寄ってくる。
──時間を忘れる程にやるなんて、本当にこいつ以上に楽しんでるじゃねぇか……。
自分に呆れながら、ゆっくり瞼を閉じる。
「……眠れねぇ…」
目が冴えてしまい、しばらくベッドの中をもぞもぞ動いていた。
今夜は空気が澄み、月が美しい。
こういう日は、月見酒がしたくなる。
夜分遅くに仕事が終わり、久々に誰かと呑みたくなった。
「なるほど、それで和多志のところへ訪ねてきたと。」
そして、同僚の男を何の約束無く、夜分遅くに訪ねた。
「はい。酒瓶は、持ってきました。」
「和多志が明日、仕事なのをご存知ですか。」
「はい。たまには、こういうのも悪くないと思いまして。」
男同士、年齢も一つか、二つしか変わらぬ為、
悪びれもなく、図々しく呑みに誘ってみる。
「お断りします。と、言いたいところですが、今日は付き合います。」
「有難うございます。一つ、借しにして下さい。」
「いえ、以前こちらが借しを作ったので、これで帳消しです。」
縁側に二人で座り、杯では無く、湯のみに酒瓶を傾けて酒を注ぐ。
「「乾杯。」」
「やはり、仕事終わりの酒は別格です。」
「……どこの清酒ですか。」
「知人が酒蔵をやっていまして、そこの少し良い酒です。」
「良い酒だ。」
「そうでしょう。知人に伝えときます。」
「今夜の月は、見事なものです。」
「だから、誘ったのです。」
そこからは無言のまま…酒瓶の酒が尽きるまで、月を見ながら呑んだ。
「では、帰ります。」
「清酒、有難うございました。」
「いえ、こちらこそ、呑みに付き合って頂きましたから。」
「では、又。」
灯籠の要らぬほど明るい、良い月夜でした。
眠れないほど
寝る前色々考えてしまう
私にとっては不安な事とか、
今日しくじった事を考えるのなんて
毎日のあるあるだ。
他にも寝れないほど
考えてしまう事ってあるよね。
楽しみな事、不安な事
たくさんあると思う。
でも考えていくうちに、
私っていつ寝れるのかなって
思ってしまったりする。
眠れないほど、考えている。
どうしたらいいんだろう。お腹いっぱいご飯が食べられて、家族がいて、学校に行けて、塾にも行っていて、好きなことが出来る環境で、何不自由無い生活を送っている。でも、私成長できていない。環境に恵まれてはいるが、私には何一つ秀でたものがない。生まれながらの才能というやつが一人一つはあるらしいが、いくら探しても無いような気がする。どうしたら私は、親が誇れる一人前の大人になれるのかしら。
主人公になりたいな。多くのことを経験する、ドラマティックな人生を送りたい。でも、物語の主人公には唯一無二のなにかがある。人から憧れられるようなモノを、持っている。私の中にあるかな、あると信じていたい。もしもそれが見つかったら、私は少しでもあの人に近づけるのかな。
私が敬愛するあの人は、誰からも尊敬されていて、人が羨むもの全てを持っているような人だ。
どうしようもなく好き、だから、あの人みたいになれたならどんなに素敵だろうと思う。でも、理想と現実は遠い。けれど、この夢から覚めたくない。あの人の横に堂々と立てるような、そんな人に私はなりたい。だから、主人公になりたい。でも、何処までも現実を見る、一人前の大人にならなきゃいけない。
なりたい者となるべき者、どっちを目指し歩いていけばよいのか。
選択を間違えたくない。
だから、眠れないほど考えている。
朝が来た。と思った。
寝転んだまま右手を伸ばし、カーテンを開く。不思議なことにあるのは街灯の光ばかり、ビルを覆う窓は灰色で、随分遅い時間に思えた。すっとため息を吐いて、再び床に着くが、拍動が誰かに叩かれてるようで、少しも収まる様子はなかった。
仕方ないと、いつもの習慣をしようと立ち上がる。コーヒーを挽き、ドリップの間に飯でも作ろうと、冷蔵庫を開ける。
私は目線を落とさないようにして、卵とベーコンを取り出した。
ベーコンが塊のままだったので、包丁で切ろうとしたとき、あることに気づいた。普段使っている包丁がないのだ。
切れ味も良く、肉を切るのに最適な大きな包丁。どこに無くしたのか。
シンクにも、棚を探しても入っていない。
一体どうしてしまったのか。
へばりつくような汗が流れ、悪寒が走る。
頭に浮かぶ忌まわしいものがゆっくりと溶けて、その感触を想起させた。
私は風呂場に向かった。刃こぼれした包丁に黒いものがべっとりついている。
それから、私の眠れない夜がはじまった。
『眠れないほどに』
お題「寝れないほど」
貴方を想うと寝れない程
胸が痛くなったり
悲しくなったり
苦しくなる
だけどね
貴方を好きになれて良かったよ
だって 辛い想いしても
その分幸せにしてくれるから
今の幸せがあるのは貴方のお陰
いつも、ありがとう
眠れないほど愛してる
毎日夢を見る貴方の夢を…心がズキズキする痛い痛い痛い…貴方の全てを愛してる愛したい愛する。だから私以外は見ないで聞かないで話さないでずっとここにいてここじゃないとダメここにいろ。目を見て見て欲しい見ろ全てを寄越せそして愛せ…もしかしたらこれが本当を自分なのかも
「不眠症」
眠れないほど眠くって
深い眠気が夢覚まし
暗い天井は何もなく
私はどんどん落ちていく
どうしたら、眠れるかな?
睡眠不足。それは何よりもの敵だ。
目を覚ましたまま一夜をすごした翌朝の、世界がどす黒く見えるほどの不快感をキミは耐えることが出来るだろうか。
全く現代社会の悪習だ!
人はエナジードリンクをかっこみ、その写真を撮り愚かにもインターネットにupする!
あぁ、なんて情けない!誇るべきことでは無いのに!
僕たちはもっと寝るべきだ。
健康のためにも、健康のためにも、自分のためにも
ブラウザバックして、目を瞑って、あったかくしておやすみ。
もし眠れないのなら、牛乳をレンジでチンして飲むべきさ。
いい夢を。
∮眠れないほど
本に読み耽る夜がある。
辛くて哀しくてどうしようもない夜がある。
ただ目が冴えて星を眺める夜だってある。
人の数だけ夜があって、朝があって
眠れないほどにそんな時間を夢想している
皆様は今夜どんな時間を過ごしますか