理想郷』の作文集

Open App

理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/31/2024, 3:27:07 PM

好きな物に囲まれて、好きな人と一緒にいれる、それが理想郷。


それはあくまでも空想の世界に過ぎない、
そうやって、また地獄へと引き戻される。

10/31/2024, 3:27:04 PM

題 理想郷

理想郷に行きたい。
私はふと苦手な数学から逃避するため、そんな事を思う。

理想郷ってどんなところだろう。

まずはね、草がたくさん生えてて、小川の水音が耳に優しくて、大きな木があって、その木陰で私は横になるの。

理想なんだから妖精とかいたっていいよね?
鳥のさえずりもにぎやかで、みたこともないパステルのお花が色とりどりに咲いていて、そこを妖精たちが飛び交う。

日差しは常に春のようで、風は柔らかく私の頬をくすぐる。
そして、私はどこまでも水色と青とそして藍色のような混じり合った空色を寝転びながら堪能する。

飽きることなく、妖精の笑い声を聴きながら。

お腹をすかせることもない。
苦しみも悲しみもない。

そんな私の想像の中だけの理想郷。
桃源郷。

「桃子、何してるの?ボーっとして」

想像に想像を重ねていたら、親友の唯に肩を叩かれた。

「あ、唯・・・」

ハッと気づくと、もう苦手な数学の授業は終わっていた。
その間中空想に浸っていたらしい。

「もう、また何か考え事?次体育だから早く着替えてって」

「あ、うん」

急かされて、急いで体操着を取りに行く私。

でも・・・・歩きながらふと思う。
でも、心の中にはまだ私の理想郷がある。

想像は誰にも壊せない。
その中にいる時は、いつでも心穏やかでいられる。
さっきもそうだったから。
また辛くなったらこの心の理想郷に避難して、滞在しよう。

私はそう密かに心に決めたのだった。

10/31/2024, 3:23:28 PM

私の憧れる 輝かしくて美しくて

全てにおいて完璧な理想郷

それを創ったのは

たった独りの 不完全で弱く儚い

ただの人間だった

10/31/2024, 3:22:28 PM

12.理想郷

 私が新転地に着く頃には、後悔の念は消えていた、と言いたいところだが、そうはいかなかった。

 昔の思い出が鮮明に蘇ってきて、心が締め付けられる。人間関係が終了して、景色がシャットダウンしていく。

 もう戻れないことは分かっているけれど、どうしても故郷のことばかり思ってしまう。これからこの地でうまくやっていく自信がないのに加え、あの地の哀愁が重なり合う。もはや、依存と言ってもいいだろう。

 私はその思考から抜け出すことができず、このまましばらく苦悩を感じた。

10/31/2024, 3:19:02 PM

理想郷は目にはうつらないものらしい。なぜ?
脳内にしか建てられない郷だからさ。

10/31/2024, 3:14:29 PM

理想郷
もしも、願いが叶うなら…あの人の傍らで、指を絡めていたい…
あの人の隣で、夕陽を眺めていたい…
あの人の側で、同じベッドで同じ夢を見たい…
あの人と過ごす、二人だけの世界…そんな、あの人と私の二人だけの、郷があればいいのに…

10/31/2024, 3:13:46 PM

やあ、元気かい?
今日は少し遅くなってしまった。

此処に来るのが遅くなったのは
別に悪いことがあった訳じゃない

まあ、いいことがあった訳でもないけどね。

強いて言うなら悪いことが無かったことが
いいことのかもしれない。

今日は自由に書こうかな。
お題に沿って書く気分じゃない。

君も自由に書いてみたらどうだい?
どうせ此処には誰もいないんだ
誰も何も言わない。みんな何も思わないさ。

たまにレールから外れてみるのも
きっと悪くないさ
外れないように意識しっぱなしだと苦しいだろ?

まぁ、気分じゃないならそれでいいさ。





幸せな不幸
罪を犯した善人
強い豆腐メンタル
悲し笑い

矛盾だらけな言葉だ。

幸せなら不幸じゃないだろう
罪を犯したなら悪人だろう
強いメンタルなら鋼のメンタルだろう
悲しいなら泣くだろう

でもこういうのが日常に溢れている。

選択肢をどれにしようか迷っている
選択肢があるだけ幸せだ。

誰かを守るために罪を犯した
優しい善人だ。

傷ついているのに、気にしているのに笑顔だ
メンタルが強い。

悲しいのに、悔しいのに、笑ってしまう
心が疲れている。。。

じゃあ何がまっすぐそれになるんだ。
極端なものは無いのか。

苦しい不幸
人を助けた善人
弱い豆腐メンタル
嬉し笑い

これじゃダメなのか。これは実際に有り得るのか?

無いのなら矛盾だらけじゃないか。
何故そんなに矛盾するんだ。

真っ直ぐ、極端なものは無いのか。

漆黒、純白なんて無いのか。

絶対に何かは混ざっているのか。

全てが極端で真っ当な世界よりは
全てが曖昧で矛盾だらけの世界の方が

生きやすいのは確かかもしれない。

絶対的な法則がないのもこういうことなんだろう

曖昧すぎて
世界が壊れるが壊れないかの境界線も
曖昧になってきている

今生きている人がみんな死んで転生する頃には
この世はもうなくなっているのだろうか

それとも、火星にでも行っているのだろうか

また火星で同じ結末を迎えるのだろうか


全てが矛盾していて曖昧な世界は

このまま変わらず、変わっていってほしい

世界が壊れる最後の日くらい
私は自分を好きになれるだろうか

自分が壊れる時が来れば
僕は親友だった君を嫌いになれるだろうか

本当は離れたいのに、本当は合わないのに
未練が残っているのは、
僕が矛盾だらけの人間だからだろうか。

どれだけ突き放されようと
何回無視されようと
全てを許してしまう僕は、優しすぎるだろうか。

どれだけ性格を直そうと
何回も人が離れていって
全てが許されない僕は、極悪人だろうよ。

私が正真正銘の真っ当な極悪人だ。

10/31/2024, 3:04:46 PM

【理想郷】

自分が求める理想的な暮らし・環境の中に
どっぷり浸かれたら どんなに幸せだろう

それは“自分”にとってなワケで
他から見たら理想的でも何でもないから
存在し得ない世界なんだよね

もし 本当にそんな世界で過ごしたら
努力も何も無くしそう

変化を求めない 変わる必要を感じない


自分のためだけの理想郷?
自分が考える 皆にとっての理想?

リアル社会から脱したい欲求先

10/31/2024, 3:03:04 PM

〈理想郷〉

楽になりたい。その一心でここに辿り着いた。
確かに楽になった。仕事も家事も人付き合いもしなくて良い所だ。それなのに、なぜかまた、楽になりたいと思ってしまう。なぜだ?これ以上の理想郷はないはずなのに。

人間の欲望は果てしないことに気づく人間はどのくらいいるだろうか。

10/31/2024, 3:01:22 PM

「全部、好きなんだ。」
物心ついた時から、〝嫌い〟の一言が言えなかった。

「欲しい物、全部買ってあげるよ。」
裕福な家庭に生まれた私。両親と兄二人と私の五人家族。家族は皆、私を目一杯可愛がってくれた。私が好きと言った物は、何でも買い与えてくれた。そのせいで、私の部屋は物で溢れかえっていた。きっと、誰もが羨む生活。でも私は、心の何処かで息苦しさを感じていた。

「これ、貴方好きでしょ?」
「これ、お前似合いそうだろ?」
家族が各々、私に物を与える。
「ありがとう。全部、好きなんだ。」
私は笑顔で、受け取った。

私は、高校生になってから、夜な夜な家を抜け出すようになった。誰かとの約束がある訳でもなく、只一人で散歩をするだけ。だって、あの家は、あの部屋は、息が詰まってしまう程に苦しいから。
『貴方の好きは?貴方の願いは?』
何かのドラマのポスターに書かれた言葉。私は、何のために生きてるんだっけ?

私は、嫌いだったんだ。不自由のない生活が。全て与えられる現状が。全部、全部、大っ嫌いなんだ。それが、理解できると、何だか心が軽くなった。そして、何かを見つけた気がした。
「はは…。全部分かってたんじゃん…。」

私が望むのは、〝無の理想郷〟だ。

10/31/2024, 2:55:11 PM

理想郷。いわゆるユートピアの世界。それは、どこにもなくて、どんなことも叶う世界だと思う。自分の理想の世界なんだから、どうにだってなるはずだ。何もない世界、音楽で溢れかえってる世界、ずっと朝な世界、色々な世界に行きたい。皆だったら、あんな世界に行きたいと願う。それか、この世界に満足してる。「この世界に理想郷に繋がる入り口があったら」って思ったことない?それは入り口じゃなくて、出口かもしれないけど。理想郷へたどり着くまでにどんな道が続いていて、どんな景色が見れて、どんなに大変なんだろうか。理想郷は訪れてくれるのだろうか。理想郷にたどり着いた者だけがその景色を見ることができる

10/31/2024, 2:54:42 PM

そこを目指してひたすら歩く

ある人は、自堕落でもと
ある人は、勤勉でないとと

真逆の二人が
心に求むは

夢の世界


どうすれば?正解は?
どんなとこ?どんな世界?

みんな求める 見えぬ世界

求め彷徨い 手に取れない
どこに?どこに?
どこにある?


ずっと心に
人が見えぬは自分自身




─理想郷

10/31/2024, 2:48:48 PM

桃の甘い香りを鼻いっぱいに吸い込む。
クリーム色の霞が、空気の中を泳いでいる。
空気は暖かく和やかで、空は手が触れるほどのところに、青々と高く広がっている。

険しい山々が辺りを取り囲んでいる。
鋭く厳しく生えた山々の中にぽっかりと空いたこの桃源郷は、辺りの厳しさに引き立てられて、返ってその理想的な美しさと和やかさを瑞々と繰り広げている。

甘い花と桃の香りが、霞に乗って立ち込めている。
香を抱きしめたような良い香りが、クリーム色の靄となって、この山の凹んだ頂上に、冴え冴えとこの一面にだけ、広がっている。

ここだけが、別世界のようだ。

呆気に取られて、その景色を眺めた。
傍にいる養い子が、衣の袖を強く掴むのを感じた。
その子の細い肩をそっと抱いてやる。

異世界のような不思議な空間だったが、怖さや不気味さは少しも感じなかった。
むしろとても魅力的だった。
ずっとここにいたくなるような、帰りたくないような、そんな甘い誘惑が、この地には立ち込めていた。
まるで理想郷だ。

私たちは、この険しい山脈を越えるために、商隊と列を組んで山越えに来ていた。
山犬に追われ、商隊と逸れて辿り着いたのが、他でもないこの理想郷だった。

私たちは、根のない旅ガラスだった。
権力争いの一端に巻き込まれ、流された噂によって国を追われた私は、旅の途中に出会った行商人の親を狼と盗賊によって失い、孤児となった養い子を連れて、アテのない旅をしていた。

旅には慣れていたが、時折、落ち着いた家が無性に恋しくなる夜がある。
昨夜はそんな夜だった。

甘い香りが、鼻いっぱいに広がり、胸いっぱいに入ってくる。
温かい空気感は心地よい。
辺りの霞を吸い込むと、空いていたはずの腹はくちく、山犬と商隊の人間関係に擦り減らしていたはずのピリピリとした心が、和やかに丸く満たされている。

いっそ、ここに住めたら。
ここはきっと、私のような者のための理想郷だ。
ここに定住できたら良いのに。いや、ここに住もう。

霞と咲き乱れる花畑の向こうに、川がキラキラと流れていた。
向こうのほうはさらに霞が濃く立ち込めて、なんとも言えない美しくて爽やかな深い香りがしているようだった。

ああ、あの向こうに行かなくては。
ここは私の理想郷なのだから。

フラフラと足を踏み出す。
かくん、と、身体がつんのめった。

振り返ってみると、私の養い子が、必死で私の足にしがみついていた。
普段物分かりのいい、無口で動じないあの子の顔は、はっきりと青ざめ、恐怖に染まっていた。

あの子は必死の形相で、私にしがみつき、髪を頬にひたひたとぶつかるのをそのままに、激しく首を横に振った。

冷や水をかけられたように目が覚めた。

向こうを見返す。
キラキラと流れる川が、やけに冴え冴えと、不気味なくらいに異様に見えた。

「…そうだね。あんたの言う通りだ。戻ろうか」
背を伝う冷や汗に、舌を絡ませながらなんとかそういった。
あの子は少し顔を緩めて、しかし私からは絶対に手を離さなかった。

「大丈夫。戻ろう」
思い切って踵を返す。
甘い香りが誘うように強くなった。
あの子が大きく首を振って、不安そうに私の手を引いた。

「分かってる。大丈夫」
そう繰り返しながら私たちは山を降り始める。
理想郷に見えるナニカに背を向けて。

下山の道を辿るたび、クリーム色の靄がふわりふわりと減っていく。

その度に私の頭はだんだんとはっきりして来た。
稲妻のように考えが閃き、脳裏に決意として焼きついていく。
自分の理想郷は自分で作るのだ。そのために私たちは血生臭く、険しいあの山々に戻らなくてはいけないのだ。
他でもない、あの子がそれを選んだのだから。

あの子に強く手を引かれる。
私たちは転がるように山を降りて行った。

10/31/2024, 2:45:34 PM

【理想郷】
 
 あくまで理想だ
 在りはしないよ
 
 そうやって人間を惑わさないでくれ

10/31/2024, 2:45:00 PM

幼いときに考えた理想郷は実現しようのない恐ろしいものだと今はわかる。
性格、容姿が選定された市民と、治安、見た目が安定した施設の街並み。
市民全てに、欠陥が無ければ貶しあいがない平和があるものだと思っていた。
そんなわけない。人はどうしても比べ合い、選りすぐれば選りすぐるほど、常軌を逸したところまで基準を引き上げて突き求める。おおらかでなくなる。
この欠陥だらけの私と世の中で、私には恥じないように生きていくしかない。

【理想郷】

10/31/2024, 2:39:03 PM

【理想郷】

あの息苦しい地獄の中で

きみから与えられる酸素だけが頼りな日々で

みんなが寝静まった暗闇に閉じこもって

綺麗な綺麗なセカイを描いた

みんなが嫌う僕で居られる場所

幻想だとしても僕はそこできみと息をする



2024-10-31

10/31/2024, 2:35:32 PM

理想というのはいくらでも抱けるけど
広ければ 広いほど
現実が辛くなるもんやで。

10/31/2024, 2:33:30 PM

理想郷

定住怖い
一箇所に居ても澱まずに過ごせる場所があるとするならそこが私にとっての理想郷なのだと思う

10/31/2024, 2:30:18 PM

エルドラドを探して、川を上流へと遡り、そして出会えた理想郷は、黄金の国だった。
男はノートに書き残した。
「これは私の理想郷ではない」と。

誰も辿り着けなかったはずのエルドラドに、彼は一人、到達していた。
アマゾン川上流奥地にあるとされた黄金郷。
そしてそこには、欲望と呪いが渦巻いていた。

彼には分かるのだ。
人の思念が織りなす気流を読み取ることが出来る。
理想郷を目指して、夢と希望に満ちた冒険の末、この地に辿り着き、埋もれるほどの黄金を目にして、我を見失う。

欲望と呪いに翻弄され、この地を後にする者達。
そして、一切を忘れるのだ。
エルドラドを発見したことも。
ありえないほどの巨万の富を手にしたことも。

彼はニューヨークに戻り、古ぼけたアパートに身を置いた。
そしてしばらくすると、再び、夢と希望に満ちたあの冒険が恋しくなってくる。
それはつまり、私達には理想郷が必要だということ。

男はノートに書き残した。
「私の理想郷は、いつだって私の心の中に」
アマゾンの奥地よりも険しく、黄金を積み上げたエルドラドよりも満ち足りた世界が、このオンボロアパートの片隅に築かれる。

その名は、ユートピア。

10/31/2024, 2:28:44 PM

作品No.214【2024/10/31 テーマ:理想郷】


理想郷なんてありはしない

すきなモノで埋め尽くした
この部屋だって
理想郷とはいえないから

Next