『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
毎日怒られて毎日責められて辛くて苦しい日々
そんな中でも私が唯一私でいられるとき
それは好きなことをしてる時だ
そんなの現実逃避でしょとか逃げてるだけ
もっと努力しなさいと言われるけれど
私にとってこれがないと
私が私でいられなくなってしまう壊れてしまうから
私は自分を守るためにこうするのだ
2024/02/27(月)No5.『現実逃避』
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今の時代、毎日少しの決断をたくさん迫られる。
そして、その決断して行動したことだけで人格を判断される。
テストで良い点を取れるのか、、
仕事ができるのか、、
周りに気に入られるいい子でいられるのか、、
友達にどんな言葉をかけるのか、、
自分の性別らしさ・自分らしさを見せるのか、、
―そんな中で、現実逃避は必要な休養だ。
何だっていい‥
学校や仕事を休んでも、
ゲームでも推し活でも、
自分を傷つけてしまうことでさえも。
―そうでもしないと生きることができなくなってしまうのなら現実から逃げてまたゆっくり帰ってくればいい…
―…それでも辛いときはこの世から逃げてしまえばいい。何も後悔することがないのであれば…
【現実逃避】
恋人がいるのに、他の人を好きになってしまった。
今の恋人は・口が悪い
・寝坊して遅刻当たり前
・勉強しない
・忘れ物多い
好きな人は・字が綺麗
・勉強できて運動できる
・忘れ物しない
・好かれている
なんでこんなに、真逆なんだろ。
現実逃避
あったかい。布団から出たくない。布団に閉じこもって現実逃避をする。現実から逃げているのに、実際には閉じこもっているなんてなんだか変な感じすんな。
現実を誘って
ここにあるハズのないものを
探しにいく
見たくないものは見ないようにしたら
手は勝手に
砂の城をつくり始める
あぁ
あれを片付けとは言わないね
疲れた脳は手っ取り早く
お馴染みさんを連れてくる
眠ったらダメだ
明日になってしまう
現実逃避
頑張って、頑張って、頑張ってるから現実から逃げたくなるんだよ… 頑張ってなかったら逃げ出したくなるような現実にもならない!
だから堂々と現実逃避しよう!!!
(ただ後悔するような現実逃避はやめよう…テスト期間中の君へ♡)
Twitter、YouTube、ニコニコ動画、漫画、アニメ、小説、お絵描き、散歩、ゲーム、その他色々。
任せておけ。おれは現実逃避のプロだ。
現実逃避。授業中にいつも頭によぎってくる言葉。
早く帰りたいと思う自分と何処か違う所に身を潜めたいという考えがぐるぐると巡る。
どうも先が見えてしまう自分には次呼ばれると予知できるのが嫌になる、だから逃避行動を起こしたくなる自分を必死に抑えるのに苦しく感じる。
今日まで頑張った。
ちょっとミスもしたけど、その分挽回した!
(多分、出来てるはず。でも、、、。)
自分の仕事も結構進めた!
(でも、他の人より遅いかも、、、。)
ちゃんと笑顔で対応できた!
(本当は話したくもない。でも、ちゃんとしなきゃ、、、。)
ポジティブとネガティブの感情がぐるぐる渦巻く。
表情にでないように、ペダルを強く踏み込み帰宅する。
少し足早に部屋の中へ滑り込み、荷物を放り投げる。
とりあえず、先に汗を流そう。今日はシャワーだけでいい。
晩御飯はある物を食べる。空腹が満たされたら良い。
やることはある。でもそれは明日にしよう。
明日は休みだ。
だから、今から私は現実逃避の時間だ。
もう、さっきまでの感情はない。
テレビから流れる、テンションが上がるBGM。
そして、startの文字。
ボタンを押せば、ここからは私が主役の世界。
さぁ、仮想の世界へ。
現実よ、さようなら!、、、少しの間だけ、ね。
明るむ窓と朝焼けの訪れに、頭を抱える。
もっと計画的に手をつけておけば良いものの、“また”やってしまった。
こんな一夜漬けの足掻きでは振るわぬ事実も、身をもって知っているというのに。
うめきと嘆きをない混ぜにした声は、差し迫るまでお気楽モードのまま過ごしていた己が慢心へと牙をむき、怨嗟を捏ねくり回す。
結局苦しむのは、いつだって他でもない自分自身だ。
頭では分かっている……はず。多分。
だというのに、こうも目の前の寄り道や誘惑に負けているのは如何なものなのか。
そうやって焦りと後悔を繰り返しても、未だに悪癖を積み上げてしまうのが、いわゆる一つの“お約束”だった。
【現実逃避】
現実逃避
誰にだって目を背けたくなるようなものはあるだろう。
私の場合、たまたまそれが「現実」だっただけで、不思議なことでも特別なことでもない。
梅雨明け。すごく暑い日が続いた。ニュースでは連日の猛暑だとか、最高気温更新だとか言っていた。そんな日が続いたとして、私たちは学校に通わなければいけないわけで、その日も扇風機の音がうるさい教室でじっと座っていた。
読書感想文を書こう、という話だったはずだ。図書室にある本でいいからとにかく提出しろ、と。夏休みのお決まりの宿題。読書感想文。なんでもいいから、と言われたのを逆手に、私は絵本を選んだ。実に捻くれていた。
「この辺じゃ、だれでも狂ってるんだ。俺も狂ってるし、あんたも狂ってる。」
「あたしが狂ってるなんて、どうしてわかるの?」
「狂ってるさ。でなけりゃ、ここまでこられるわけがない」
そう言ってチェシャ猫がにんまりと笑う。
こんなことになるなら素直に向き合うべきだった。酷暑も面倒くさい宿題も、今よりずっとマシだ。私はため息を一つ吐いて、またウサギを追いかける。
逃げたくても追ってくる。
追いつきたくても遠く離れていく。
〈現実逃避〉
今日は雲ひとつ無い良い天気、窓から吹き抜ける風はまだ少し寒いが春の雰囲気を感じる。机の上のマグカップからは、美味しそうな珈琲の香りが薄く漂う。うーん、と彼女は伸びをする。こきこきと肩の関節が鳴り、少しだけ体がスッキリした。
時刻は正午を少し過ぎた辺り、陽の光は心地よすぎて眠気を誘う。
そうだ、部屋の掃除をしよう。体も動かすことが出来るし、きっと頭に霞がかかるような眠気も吹っ飛ぶ事間違いなしだ。
そうと決まると彼女の動きは早かった。まずは机の上に広げたノートやプリントを隅に寄せて、飲みかけの珈琲をごくんと飲み下す。休む間もなく部屋の中に手をつける。床に置きっぱなしていた読みかけの本、有線イヤホンにゲームソフト、広げたままのエコバッグ。
足の踏み場はあるが、散らかっているのは間違いないだろう。とりあえず、床の上のものは机と椅子の上に避難させる。掃除機を下の階から持ってきて、塵一つ残さないように吸い上げ、その後はしっかり粘着テープをコロコロさせておく。
「よし、完璧!」
掃除機もコロコロも元の位置に戻し、小物類も床の上から消えている。やっぱり体を動かすのは良い事だ、部屋も片付いて一石二鳥だなぁと思いながら、ふっと壁のカレンダーに目が止まる。
「明日が定期テストって事以外は…完璧…」
”現実逃避”
【現実逃避】
現実逃避をしたところで現実は変わらぬのだ、とわかってしまった頃から、私は少々大人になった心地がする。
今では減ってきてはいるが、まだ現実逃避をすることはある。
時折意図的に紡ぐこの不用意な時間は、私の心を潤しているようにも思えるのである。
私は現実逃避にパターンを持たせている。
他人が完成させた小説や映画は特にお薦めである。
私以外の人間が作った世界を知ることで、いかにちっぽけな悩みを持っているかが判明する。
聖書のように神が救ってくれるわけではないが、人を救うのは人と思えば、神の出る幕ではない。
こんなところでいちいち出られていては、神も気が休まらないってもんである。
次いで自分会議である。
脳内の何人かの自分と話し合うのである。
自分だけなので結論は予定調和であるが、まるで他人が会議しているかのような錯覚を感じさせ、物事を客観視する時間となる。
ひとりだと寂しいので、私は分身を何人か作ることで気をまぎらわせるのだ。
敢えて時間を置くことで、頭をクールダウンさせつつ、次はどう行動すべきかを読むのだ。
だがやはり、そんな現実逃避も歳を重ねると変わっていく。
結局のところ私は現実に不安を感じる。
現実逃避をしているのに現実の不安が頭を過るため、いてもたってもいられなくなるのだ。
現実逃避をするために現実と向き合う。
つまりは現実と向き合った後で現実逃避を実施することもあるのだ。
これはご褒美という名目となり、順序を変えるだけで意味が変わってくるのだ。
かといって現実といつ向き合おうが、順序を変えようが結末は変わらないのだから、とっとと現実に折り合いをつけてから挑むのがいいところである。
物事に愛を見出だせば、何だか現実とも戦えるように思えるのだ。
要は愛と勇気である。
私はアンパンマンか。
都合悪い現実ほど無意識に蓋してしまうからさ
現実逃避してる自分を客観視できる人でいたい
目を背ける
耳を背ける
思考をなくす
考えを終わらせる
知りたくないから
なぜかって?
辛くなるから
苦しくなるから
本当に
本当に
逃げてしまおう
お題『現実逃避』
「ここじゃないどこかに行こうよ」
「なぜ?」
「息がしづらいから」
「そうかな?」
窓のヘリに足を引っ掛けた真っ白な少女が、僕に手を伸ばしている。どこかで聞いた事のあるようなやり取りを、僕らはいつから繰り返しているんだろう。
「君は逃げたくないの?」
「今は別に」
「そうなんだ」
つまんないの。
少女は僕に背中を向けて、窓から飛び降りた。
目が覚める。僕は自分の部屋の勉強机で眠っていたらしい。
「変な夢」
あれは、僕の願望なのだろうか。
どこかに逃げてしまいたいのだろうか。心のどこかで、あの少女と一緒にどこかへ。
今までに何度も書いているけど、趣味の小説執筆は現実逃避でもあるんだよね
どんなに辛くても寂しくても、小説の世界に浸っている間は幸せでいられるんだ
夜眠りにつく前に、頭の中で登場人物たちを動かしてみたり、会話させたり
それがあるから、味気ない現実をなんとか生きていけるんだ
これは誰かから与えられるものじゃなく、自分自身で作っていくものだから、いくらでも自分の好きなようにできるし、ホントにこれがあってよかったなってつくづく思うよ
自分に感謝だよw
明日なんて来なくて良いと思うから
そっとビオラを髪に挿し笑む
題目「現実逃避」
前を
「エレナ。お前は二ヶ月後にルビリオ公爵家に嫁ぐことになった」
それは寝耳に水の話だった。突然、執務室に呼び出されお父様から聞かされたのは縁談の話。
「お父様……なぜ、急に」
「決まっているだろう。政略結婚というものだ。最近、南部の背教者の動きが鈍くなっている。我らが背教者の筆頭格ではあるが、このままでは教会を打倒することは厳しい。そこでだ。同じ反教会派であるルビリオ公爵家と手を組むことにした。お前はその架け橋となるのだ」
「………」
話が終わった後、私は目の前の現状に絶望していた。私は元より身体が強く無い。お母様も私を産んですぐに亡くなってしまった。お父様は娘である私を道具としてしかみていなかった。これまでに縁談の話が一つも上がってこなかったのは、私という道具を最も重要な場面で使いたかったからなのだろう。
(……でも、ルビリオ公爵のご子息は……もう三十になるお方よ。私とは十五歳の差があるというのに)
何処にも逃げ場が無い。身体が強く無い私では、何処へ逃げようとも必ず連れ戻されてしまう。逃げたい。逃げたい。この現実から。
思わずペンダントを握りしめる。お母様が遺してくれた唯一の形見。今までもこのペンダントには何度も助けられた。でも、今回ばかりは……。
(お母様……私は一体、どうしたら……)
その後も結婚の話が頭の中を駆け巡った。何をするにもそのことばかりが頭から離れなくて、碌に食事も喉を通らなかった。
ベッドに入った後も、何度も寝返りを打つけれど。眠れない。どうしようもなく不安だった。
(誰か、誰でもいいから……助けて)
その時だった。廊下の奥から何かが割れる音が響いた。
「え……?」
遠くから屋敷の騎士たちの怒号が響く。しかし、それはすぐに金属がぶつかり合う音と断末魔へと変わった。そして、こちらに近づいてくる足音。
「この向こうかな?」
「開けてみれば……分かるかも」
男女の声だった。私は慌てて起き上がり、サイドチェストに入れた短剣を取り出す。扉が開くと、黒い外套に身を包んだ一組の男女がいた。
赤と青のオッドアイをした男性が小さく頷く。
「金の髪と緑色の目……うん、この子だ」
「スピカの情報が当たったね〜」
「な、何ですか……あなたたちは!」
「あぁ、ごめんごめん。そう警戒しないでよ」
そう気さくに話しかけながら、気がつくと女性は私の側まで来ていて短剣を取り上げられる。髪と同じ色をした目が、優しく私を見ていた。
「大丈夫。私たちは君の味方だよ。君のことを助けに来たんだ。私はミル。こっちはスピカ」
「み、かた……?」
「そう。あなたのことを保護するのが、俺たちの役目」
「なら、お父様は……?」
私の問いにスピカさんは少しだけ眉を下げた。
「残念だけど、彼は、背教者の筆頭格の一人。俺たちとは別の部隊が彼を処断しに向かった」
「!」
「……どうする?今行っても、きっと亡骸の状態だと思う。お別れでもしておく?」
「その必要はない。我が娘は、この手で殺してから私も死ぬからな」
ミルさんの言葉に答えたのは、扉の前に立つ血まみれのお父様だった。
「お父様……!」
「……リーファス公爵。よくもその血塗れでここまで来たね」
ミルさんが私を引き寄せ、冷めた視線をお父様に向ける。私とミルさんを庇うように、スピカさんが短剣を構えて前に出る。
「どうして、実の娘を手にかける必要がある?彼女はあなたの活動に手は貸していない」
「貸していなくとも、そいつは計画を知っている。口外されては困るからだ」
「それはルビリオ公爵と手を組むっていう話?」
「な……」
「残念だけど、君たちの計画はこっちに筒抜けなんだよね。だから、エレナを殺しても何もならないよ。それに、ルビリオ公爵家も反逆罪で別の騎士団が弾圧に向かっている。どちらにしろ君たちは詰みだ」
淡々とミルさんはそう言った。お父様は顔を真っ赤にして、何か叫んでいたけれど、スピカさんに胸を深く突き刺されてその場に倒れてしまった。
「……もう息は無い。心臓を刺したから」
「いつの時代も実の子を道具のように扱う酷い親はいるんだね。気分が悪いよ、まったく」
私はそのままミルさんとスピカさんに保護された。そして、聖光教会の本拠地であるガルシア大修道院にて、心身ともに療養を受けることになった。
私は、あの日お父様が目の前で殺されるのを見た。でも、スピカさんとミルさんは私の恩人。殺されたお父様に対して何も思わない訳ではないけれど、私はここにいる間はせめてお二人に何か恩返しが出来ればと考えている。
「エレナ!」
「調子は……どう?」
「はい!もうかなり良くなりました!」
現実逃避はしない。辛いことはあったけれど、前を向いて生きていかないと。