特別な存在』の作文集

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特別な存在』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/23/2024, 2:41:53 PM

特別な存在なんて私には無い

そんな人が私の近くにいても

いつかは、その 特別な存在が

いなくなる時がくる。

だから特別 じゃなくて 大切な存在だと思っている。

特別だったらいつかはなくなってしまう。

大切だったらいつまでも思っていることができると

私は思っている

前の私は特別な人をなくしたから、だから

特別なんか使わない

いつまでも思っていたいから。

でもそんな私にも 「特別な存在」なんて思えるような

出来事が起こるようにと、心做しかどこかで

密かに思っている。

3/23/2024, 2:41:34 PM

特別な存在


幼少期から恋愛ものが苦手で
苦手だとわざわざ言ったりはしないものの
愛好しないと自分を特別な存在だと思ってるんだろうとか
言われるわけです

3/23/2024, 2:39:47 PM

「特別な存在」

面と向かってなんて言えないけれど、

25年経ち大人になった私も思ってる。

きっと、あなたは私にとって特別な存在。

3/23/2024, 2:39:22 PM

【239,お題:特別な存在】






「私にも、なれたらいいのに。」

3/23/2024, 2:38:33 PM

特別な存在
何故、生まれて来たんだろう…特別、何か秀でるものも無いし、誰かを幸せ2できるわけでも無いのに…此の世に生まれるのは、何かの意味が在るって聞くけど…誰かにとって、特別な存在になりたい…そう思っているけれど、何か、と聞かれても、何も答えられない…勿論、自分の周りには、自分にはとって、特別な存在の人だらけだけれど…自己肯定感と云うのか、そう云う感覚が持てない所為なのか…せめて、誰かの特別な存在であれるなら…

3/23/2024, 2:24:17 PM

特別な存在

何だろう?何故か昔から
知ってるみたいに溶け込んで
いつも話しても飽きなくて

朝のおはようなんて
当たり前で
行ってらっしゃいなんて
家族じゃないのに
いつも貴女にかけていた

帰ってきたら
貴女からのただいまが
なんかくすぐったくて

いつの日にか
いつも居なくちゃ
困る存在になってた

喧嘩した日は
たまらなく辛くなってね

誰よりも家族みたいで
誰よりも友達みたいで
誰よりも大切で

貴女は特別な人に
心の中でいつしかなっていて

憧れと好きという気持ちの
二つに心が染ってく
二色は混じり
世界のどの色よりも
鮮やかで綺麗で

貴女の音色と僕の音色は
素敵に奏でるよ

3/23/2024, 2:22:50 PM

私にとって特別な存在

それは一緒にいること、いてくれること

会えなくなっても遠く離れてしまっても

ずっと一緒、ただ思ってくれてることが

1番大切なことで大事なこと。

3/23/2024, 2:21:27 PM

「特別な存在」

僕にとって君はかけがえのない存在だ。
君が、とても大好きで。この思いは僕の一生の中でも更に特別なものだと思う。
例え、君が、僕にその思いを抱いていなくとも。
これは、揺るぎのない真実だ。

君がいるだけで、僕はなんだって出来る気がする。
君を見てると、力が湧いてくるんだ。
だから……

君にも、僕を特別な存在だと思っていて欲しい。
こんなの、我儘だってわかっているけど……

君に僕の全てを預けたい。


君は、僕の、

「特別な存在」

3/23/2024, 2:18:35 PM

なれなかった存在
貴方の横にも、
もう居れなくなって
私じゃない
他の誰を貴方は選ぶ
別に,都合のいい存在でよかったのに
いつしか、
貴方の特別な存在になりたくて仕方なかった

3/23/2024, 2:12:34 PM

特別な存在

記憶の中の決して戻ることのない日々にいる彼らはいつまでも私の特別な存在。
何気ないありふれたものだったはずだ。
けれど、二度と帰ってこないあの日常がたまらなく愛おしくて、かけがえのないものになった。

過去に戻ることはできないから、いい思い出はこれ以上ないほどに美しいカバーをかけられる。
戻ることができてしまったらきっと、美しくもなんともないんだろう。
無情にも時は止まることなく、戻ることなく進む。
だから忘れ去られてしまうことがあって当たり前で、それでもなお覚えていたいと思う記憶がずっと鮮明に宝石のように光り輝く。
届くことはない。だからこそ眩しい。

時の流れによって少しづつ形が変わってしまったとしても、その記憶たちは美しい形になるように、綺麗な形になるようになっている。
今の私が思い出すあの日々の記憶は、どれをとってもキラキラしていて眩しい。
何気ない日々がかけがえのない日々へと変わるのは、それが二度と戻ってこなくなる時だ。

記憶の中の特別な存在。
かけがえのない愛しい日々を共に過ごした仲間。
彼らはずっと美しく綺麗なままで、私の記憶に映っている。

3/23/2024, 2:12:26 PM

私には、友達と言えるような友達がほとんどいなかった。私は、皆と同じじゃないと気づいていたし、多分、皆も私のことは「変わり者」だと思っていただろう。

ただ一人、君を除いて。
君だけは、私が皆と同じじゃないのを気にせず話しかけてくれたし、何より傍にいるだけで心が温まるような、そんな気分になった。
その明るさと温かさで私を照らしてくれた。

そんな君が、何よりも大切な存在。

3/23/2024, 2:10:42 PM

世界はきっとシンプルなんだ。
悪は悪。正義は正義。黒は黒。白は白。
男も女も性別という壁に隔てられ真っ二つにされている。
そう、世界はきっとシンプルなんだ。


あの日は日差しがいつもより暑く、身体がジリジリと焦がされていた。
汗が止まらず顔の輪郭をなぞる。

「あづ〜…新さぁ…なにか飲み物ないの?」

「いや、ないね。持っていても真にはやらないからね」

「ひどぉ…親友様が暑くて溶けてしまいそうなのに見捨てるなんてさ」

「だって持っていたら飲むだろ?」

「そりゃそうだろ?新の飲み物はもはや俺のものってなっ!」

無邪気な真の表情に目が奪われる。
真は知らない。何も知らない。
数学も社会も万年30点の赤点ギリギリ回避の真の事だ。

「はやく回答を書けよ」

「いでっ!次は暴力なのかよ。新たって…可愛い顔して可愛くないよなぁ」

「可愛くなくて結構。僕は男だし」

「ふーん。あっ、そう」

聞いていて興味無さそうにシャーペンを動かすその手を見つめてしまう。
僕よりも断然大きい手がそこにある。
何も知らない癖して残酷な事を言ってくる真が嫌いだ。

「でも、良かったよ。次さ赤点取ったらレギュラーから外されちまうから。新たが隣に居てくれてよかった」

「っ…。そ、その割にはいつも赤点ギリギリ回避なのだけど?」

「あっははっ!それはそれ!赤点取らなければなんでもありなんだって!」

世界はシンプルのはずだ。
男は男で。女は女のはずなのに。
友達は友達のはずだ。僕らは友達で…親友で…。
真っ二つになっていたら簡単なのに。
境界線があれば簡単なはずなのに。
こちらから先は親友じゃないって友達じゃないって。

でもそれがわかったとしても…きっと僕の世界はシンプルじゃないんだ。
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「またフラれた…」

「毎度思うけど…こっちのクラスに来て言う言葉がそれかよ」

退屈な3限目が終わったのと同時に、クラスの扉を開けて我がもの顔でズカズカとこっちのクラスに来た真にため息が出る。

「だってぇ…慰めてほしいじゃん。労わって欲しいじゃん。親友ならわかってくれよぉ!」

「親友ならこっちの苦労もわかれっての。お前が来るとクラスで目立つから嫌なんだよ」

「たりめーだろ?俺はなんたってモテるからな!」

「なのにフラれるのかよ」

「傷を抉るなー!!」と叫ぶ真を無視して僕は次の授業で使う教科書を机に出す。

「「親友ならわかってくれよぉ!」」と先程の言葉が胸に渦巻く。それはこっちのセリフだ。
わざわざクラスにやって来てはフラれた話をされる度に、安心する自分と同時に、いつかは真にも出来るであろう彼女という存在に嫉妬する自分に押し潰されそうになる。

「真にとって僕の存在って?」

そんな言葉…死んでも言えない。
聞きたいけど聞きたくない。ってこんな気持ちなのか。

「ほら、次の授業始まるから。さっさと戻って!」

「えー…次こっちは数学だしぃ。めんどくさいし。だるいし。あっ!一緒にサボっちゃうか?」

「めんどくさくないし。だるくないし。サボらない。はやく戻って」

「へーい。新たちゃんは真面目ちゃんなんだからぁ…」

渋々と立ち上がりクラスから出ていくその背中をじっと見てしまう。

「本当に真くんってかっこいいよね」

「わかる!部活でも1年生の時からずっとレギュラーらしいよ。ちょっと勉強出来ないところも可愛いし」

ちょっとどころじゃない。真は勉強なんて全く出来ない。
僕がいなかったらそれこそレギュラー外されているし、何より2年生になれていない。これは断言出来る。

「今度、教えてあげる?」

「わかる!それきっかけで仲良くなれたりして?」

「きゃー!!!どうしよ!次の国語頑張ろかな?」

いや、間に合ってます。大丈夫です。と言いたい気持ちを抑える。そういえば真って…

「国語だけは教えなくてもそこそこいい点数なんだよな」
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「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」

「はい?」

「だから…かくどだに えやは…」

「わかった!わかったから…だからその歌がなに?百人一首だったよね?」

お昼時間。
いつも通り2人でご飯を食べていれば、急に思い出したように百人一首を言ってくる真に警戒心が出てくる。

「まさか、次は国語まで教えろって言うんじゃないだろうな」

「いやいや、この歌って俺のための歌だよなーって」

「どこが??」

この歌って確か、好きとか愛しているって気持ちを伝えられないみたいな歌だったかな。
言いたくても気持ちを言えないみたいな。

「まさか…また好きな人が出来たとか言うんじゃないだろうな?」

「違う違う!そんなんじゃない。それに…」


「「俺は好きな人を忘れるために恋を探しているんだからさ」」


好きな人を忘れるために恋を探している。
ぐるぐると誠の言葉が脳みそを埋め尽くす。
お陰様で5限目も6限目も授業に集中出来なかった。
僕でも知らない…好きな人がいるのか。
やっぱり可愛い子なのだろうか。
それとも綺麗で清楚な子なのだろうか。
斜め上を考えてギャル系も有り得る。
有り得ないのは……

「おーい!新!帰ろうぜぇい!今日はなんと部活無くなってよぉって…」

「うる…さいっ!僕は…今日は…ひとりで帰る!」

「はぁっ!?なんで!おっとと!帰さねーよ!」

「うるさい!僕だって真と帰らないし!」

「なんだよ?俺しか帰る人いないだろ?」

扉を塞ぐ真に少しのイラつきを覚える。
真はなにも悪くない。
この気持ちに悪も正義も関係ない。
この気持ちを解く数式もなければ、紡ぐ言葉もない。
それは僕らが友達だからなのか。親友だからなのか。
それとも男という同じ壁の中にいる存在だからなのか。

「僕だって真以外に帰る人いるし!」

「は…?」

簡単な話しだったのかもしれない。
さっさと気持ちを捨てれば良かったのかもしれない。
他に過ごす人を作れば…真みたいに忘れるための恋をすれば簡単だったのかもしれない。
そしたらいつも通りの世界になる。
簡単でシンプルで。数式でも解けるし言葉も簡単に紡ぐことが出来る。

「真…手を離して」

誠を押し退けて扉を出ようとしたが、真の手によって足を進めることが出来なくなる。

「だれ?だれなんだ?同じクラスのやつではない事は確かだ。だれなんだ?お前と仲良くなれる命知らずなやつって?」

「いたっ…ま、真…手が痛いって。離せって…」

「離さない。なぁ、だれなんだよ?それとも他高か?」

「そ、そんなこと真に関係ないだろ!」

「関係ないわけないだろ!お前が……他の奴と帰るなんて俺…」

真の言葉は徐々に小さくなっていき僕にも聞こえない。
俯いているため真が何を考えているのか僕は読めずにいた。

「痛いから手離して」

「離したら…お前は他の奴と帰るんだろ。そいつと付き合ってるのか?」

「だから、僕が誰と帰ろうと誰と付き合おうと勝手じゃんか!なんで真が介入してくるんだよ!」

「当たり前だろ!お前が俺以外と帰るの許せる訳ないじゃん!!それに付き合うとか……俺を差し置いて……俺のほうがずっと好きだったのに」

ズルズルと床に落ちていく誠を見て僕は頭が真っ白になった。
好き?すき?寿司?
いやいや、寿司だったら簡単な話しだったのに。

「新……お前にとって俺の存在って?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界はきっとシンプルなんだ。
そうじゃなきゃ…おかしい。
悪は悪。正義は正義。黒は黒。白は白。
男も女も性別という壁に隔てられ真っ二つにされている。

「なぁ、今度練習試合あるからさ新の作ったお弁当食べたいなぁって」

「なんで僕が試合を見に行く前提なんだよ」

「そんな事言っても健気で可愛い可愛い新くんは来てくれるのでした」

「健気で真面目で優等生な新くんは練習試合を観に来ないのでした。次の日の英語の小テストに向けて家で勉強をするのでした」

僕らのこの親友という関係性も。
僕らの存在理由も。

「ちょっと…ええっ?!小テストあるの嘘だろ!!英語って同じ先生が教えてたよな!?新〜今日…頼むよ」

「嫌だね。練習試合の方が大切なんだろ?」

「えっ!教えてくれていいじゃんか…俺の存在って新にとってなんなのさぁ〜」


「そうだなぁ………特別な存在…かな」

「ちょっ!お前そんな恥ずかしいこと急に言うなよ!」


そう、きっと世界は僕が考えるよりもずっとシンプルなんだ。

3/23/2024, 2:01:56 PM

私にとって特別な存在。
君にとっても私が特別な存在であると良いな。

3/23/2024, 2:01:51 PM

特別な存在は、いる。 
けれど、私を特別な存在、と言ってくれる人は、
いるのだろうか。

               「特別な存在」

3/23/2024, 1:57:46 PM

特別な存在

しっかり者と言われ
自分もしっかり者と思ってた
でも
あなたと出会って
私はしっかり者のふりをしていることに
気づいた
君がしっかり者だなんて
出会ってから一度も思ったことないと
あなたは笑って言う
あなたに寄りかかり
あなたに甘えさせてもらって
とても生きやすくなった
ありがとう
私は幸せです

3/23/2024, 1:57:26 PM

特別な存在。その定義は人それぞれ。
でもこれだけは言わせてほしい。


私にとって特別な存在はあなただけなの。

3/23/2024, 1:56:06 PM

「特別な存在」

もう一度あなたの 特別な存在になりたい。

3/23/2024, 1:55:55 PM

「君の笑顔を守りたい」


選ばれし者とか異能とか、そういうものに憧れていた。
普段は隠している特別な力で、可愛い女の子を守ったり、誰かを救ったり。
いわゆる中二病というやつだ。
だけど大人になるにつれ、そんな気持ちは無くてしまった。


あの頃の気持ちを思い出したのは、君に出会ったから。

だけど今の俺が欲しいものは、人間離れした身体能力や異能ではない。
特別な力なんていらない。
君の笑顔を守ることが出来れば、それだけでいいんだ。


────特別な存在

3/23/2024, 1:53:53 PM

特別な存在って案外、すぐに変わるんだね。
 そんなこと君がいうから別れ話でも切り出されるのかと思って焦って君の機嫌を取り繕おうとした。するとそれは、逆効果だったようで
「何、あ!またテストの点数悪かったんでしょ!もー、あんなに教えたのに!」
と僕の頭を強く撫でて髪をくしゃくしゃにした。
「へ、違うの?じゃあなんで急に褒めたりだなんて……」
 僕が理由を話すと君は、その言葉を理解するにつれて怒りを露わにしていった。
「そんなわけ無いでしょう!ただ、きみがこの前まで好きだったココアじゃなくてコンポタを買ったから…」
 君は、どんどん語尾が弱くなっていくにつれて瞳を湿らしていった。
「きみと別れるなんて、絶対にしないからぁ…」
 ばか、といって僕のコンポタの缶を取り上げて一気に飲み干したきみは、片手に缶を持ったまま僕の方にもう一つの方の手を出してきて「ん、寒いから手繋いで」と頬を赤らめて可愛らしくお願いをしてくれた。
「きみが特別な存在なのは、永遠には変わらないからね」と僕の手をぎゅ、と握りながら僕を見つめてくる君にもちろん、と返し、これからも冬はココアを買うことを心のなかで決めた。

お題「特別な存在」

3/23/2024, 1:53:28 PM

(特別な存在)

夕方の電車は嫌いだ。
窮屈で空気も淀んでるから。
そういう私も心が淀んでる1人だ。
私は電車に揺られながらバックに手を伸ばしスマホを取り出した。
通知はない。そっとスマホをバックにしまった。

1ヶ月前、仲のいい友人に男性を紹介してもらった。
友達は高校からの同級生で気立てが良くて皆から愛されてた。そんな彼女とも10年以上の付き合いだ。
友達はずっと彼氏がいない私を心配し、自分が動いてやらねばと思ったようだ。。私は恋人がいなくても死にやしないし、趣味は全て自己完結出来るため必要に感じなかった。
紹介してもらった男性は私と同じ歳だった。清潔感があり、川のせせらぎの様な優しい声で年齢よりずっと落ち着いていた。無口で表情も殆ど変わらず、だけど時折みせる笑顔が優しく印象的だった。私は人見知りだったが彼には億さず話すことができた。表情は柔らかく優しい瞳で私を見つめ、私の話に頷き傾聴してくれた。なんて居心地がいいのだろう。私は初めて他人の傍を居心地がよく感じた。
友達としていい付き合いができそうだ。私はそう思った。
時間は瞬く間に過ぎた。

連絡先を交換したが、食事に誘う勇気もなく時間だけが過ぎていった。
本当に私は友達になりたいだけなんだろうか?
でも一度会っただけで恋に落ちるなんて私には有り得ないことだ。きっと違う。そう言い聞かせた。

今日も何事もなく、仕事を終えて家に帰り着いた。
(あ、明日はゴミの日だ。準備しないと。)
家に帰りゆっくりする暇もなく、明日の準備と夕食の準備に取り掛かった。
代わり映えのない毎日だな。私の人生って面白味も何も無い。そう考えながら夕食を食べた。
毎日些細なことでも幸せだと感じるようにしていた。でも毎日毎日同じことの繰り返しで、ほとほと飽きてきた。
(そういえば明日はお母さん仕事休みだったはず。一緒に出かけれるか連絡してみよう。)
スマホを開いた瞬間、私は息を飲んだ。

(お久しぶりです。今度お食事でもどうですか?)

彼から連絡が来たのだ。私は胸を高鳴らせた。
彼に会える。どうしよう、ドキドキが止まらない。
これで初めて確信を持った。
彼が私にとって特別な存在になっていたことに。
私の抱いていた気持ちは恋心だったことに。
私は色褪せていた日常が、鮮やかな色に染まった気がした。
この部屋も外の景色も全てが違ってみえた。

私も彼にとっての特別な存在になれたらいいな。
そう願いながら彼へ連絡の返信をした。

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