『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつからか、何も感じなくなっていた。
風が吹いても、花が咲き誇っても、何があっても感じない。全米が感動した映画を観ても、恋人が変な顔をして私を笑わせようとしても、私はうんともすんとも言わずにただ、 ただ目の前のことを受け入れてそれらしい顔を作るだけ。
私の世界には色がなくなっていた。
無色の世界
私と貴方は2人で1人
貴方がいるから世界が輝いて見えたの
色鮮やかな世界素晴らしいと思った
でも貴方が消えてから世界は変わった
白黒の世界で誰もいない
何もかもが退屈で暗かった。
私はやっぱり1人では輝きなんて見えない
__________
彼女がおかしくなったのは半年前
遊んでいる途中で目が見えなくなった
なんでか分からない。
話しかけても聞こえないようだ
病院に行くと彼女の五感は次第に消えていくと
診断された。
彼女は気づいてないが私は貴方の隣にいるよ
無色の世界に取り残されて
私は何をしているのか何がしたいのか
見えてこなくて
私の未来も見えなくて
君はどうだい?君の世界は明るいかな?
暗いとか明るいとかじゃないか
見えてるかな世界が自分が
私は何も何も見えない遠くも近くも
雨が降り、風もよく吹いた。
桜はだんだんと鮮やかな緑色へ変わりつつある。
足元だけは積もった花びらで元の色彩を保ったまま。
瞬きをしたらゆめまぼろしのように消えてしまいそうな、儚い、無色の世界を足元に広げ、瑞々しい若葉は天に向かって芽吹いている。
相反する二つの世界を繋いでいるのは大樹。
俺とあんたの世界も、これくらい強固に繋がれたら。
太い枝に腰を据え、幹に耳を澄ませる。
あんたの声はどんな音だろうか。
幼少期のわたしは、ただただバカでした。
頭でさまざまなことを考えていましたが、所詮保育園児、まるでトンチンカンなことしか、浮かんでいなかった。
たとえば、赤を血の色だと知った時、プチトマトが母親の手によって、グチャグチャに潰れてしまったのを見た時、わたしは、「赤を10回見たら死ぬ!」という、そんなワケないのだが、もしかしたらそうなるかもしれない、という、予想をした。
わたしはそのとき、自家の二階にひとりで尻もちをついていて、そう、そのとき、まだオムツを卒業出来ていなかったのだ。だから、尻が重くて、立ち上がったりはあまりしなかった。
それで、座っているだけだから、赤色なんて目に入らない。
しかしわたしは、「死ぬ!」と予想つけているのだから、よせばいいのに、頭を回して、目を回して、二階の部屋から赤色を探し出した。
好奇心の始まりだ。
あっというまに、10個、赤色を見つけ出して、出したが、死にはしなかったので、「もしかすると、100回みなきゃ死なないのかもしれない」と、途方もない考えを思いついた。
それから、すこしは赤色を意識して見ていたが、やはり、所詮は保育園児の妄想だ。
三日と経てば、この薄い赤は赤に数えられるんだろうか、この赤は昨日もみたような気がするが、これも一回に数えられるんだろうか、などと、つまらないことを思いつめ、終いには、ヒドイことに、自分が赤を何度見たか忘れた。
それで、「たぶん、この三日で赤なんて100回より多く見てるし、赤はこんなにたくさんあるんだから、死ぬまで危険なものじゃない」と、なげやりに終わらせた。
そんな、変な考えばかりを思いついて、中途半端に終わらせてばかりだったから、保育園でも小学校低学年でも、友達がすくなく、いじめられていたのだ。と思う。
しかし、幼少期の思い出は、あまり楽しいものがない。
0はなによりも大きい数字だ!などと思いつき、保育園中を触れ回ったりだとか、保育園児らしく、泥団子に熱中したりとか、それくらいだ。
だというのに、思い出の彩度はやけに高く、コントラストが派手で、まるで、サンバやサーカスみたいに映るのだ。
かといって、「パプリカ」の、華やかすぎて、気色が悪い、パレードのシーンみたいな、それじゃない。
そんな彩度で、まぶしいのに、そして起こっていることはたしかに嫌なことで、暗い思い出のはずなのに、カラフルで、美しいのだ。
そう、たとえば、保育園ではじめてプールにはいった日のこと。
プールなんだから、当たり前だが、よくある折りたたみ式のプールに、冷たい水がしきつめられているのがなんだかふしぎだった。
ナイロン袋に水を敷き詰めて、そこに飛び込もうとしてる、みたいな感覚に近い。
わたしは何人かの園児たちとともに、暑そうにタオルなんかを首にまいている先生らに見守られながら、冷えた水に体をひたした。
青いプールの底が、水に映っていたので、てっきり水は青色だと思ったのだが、手ですくいあげてみると、それは肌の色に変貌した。
バジャッと、となりにいた、園児に、強く水をぶっかけられて、その瞬間見えた色は、白と、空の透き通った青色だった。
アニメでおぼえた、透明という言葉は、この水に使われるんだろう、と察し、わたしは水を浴びた。
水の、無色という綺麗な色を感じて、そのヒンヤリとした冷たさと、頭に被ったプールキャップとの違和感に、体が引き締められたのを、今でもよく覚えている。
当時のわたしには、たしかに、透明という色が見えたのだ。
『無色の世界』
君がいなくなってから賑やかな街も街路を彩る草花も色を失っている。心に穴が空いているせいかテレビを見てもラジオを聞いても何もかもが響かない。
柔らかな思い出だけが色とりどりに鮮やかで、我に返る度にどうして君はいなくなってしまったのだろうと不思議な気持ちになる。
悲しみは今も目を塞ぎ続けている。君の面影を追いながらモノクロームの街を彷徨っている。
最初は何もない、無色の世界だった。でも、君に出会った日から、世界に色がついてカラフルになったんだ。だから、もう寂しくなんてないよ。
目立つことを嫌い、いつなんときも影であろうとする。彼はそういう人だった。そんな人が自分に気を許し気ままに振る舞う。今もこの家で、ソファに行儀悪くごろ寝している。こうなるよう仕向けたのは間違いなく自分なのだが、思った以上に心にくるものがある。影というものはいつでも光を連れているのだと、この期に及んでよくよく思い知った。時々ひどく眩しくて目が開けられず、触れることさえ躊躇われるのだ。
(題:無色の世界)
さて、どんな色に染めていく?
ン? お腹から出て来たら、もう色ついてんじゃん❗️
しかも、色んな色が混じってもう訳わかんないし。w
10年後、、、、
えっ? しばらく確かめないうちにもっと複雑な色、複雑な模様になってる俺。
最初は20種類位に見えたんだが、いまはもう、見たことない色沢山、そして、不思議な模様。
みんな一人一人こうなんかなあ?
誰にも真似が出来ない、誰にも作り直せないこの無色から出来た色と模様。
こんなかけがえのないものを、他人が傷つけることは決して許されない。
そして、自分だけのものである様にみえるこれは、大勢の希望から生まれたものでもあるのだ。
人が人を殺めてはいけない理由と、
自らが断つことを踏みとどまって欲しい理由は、ここにある。
きっと、きっと、他に道があるはずだから。
雨天の夜は空を見上げても暗闇があるばかりで、月も星も無くて、目に映る色も何も無い。
残念に思って下を向くと、街灯のあかりが濡れたアスファルトに反射して、アスファルトの上に真っ白な天の川を作っていた。車が通ったとき、アスファルトに反射したブレーキランプは赤い流れ星のようだった。
ボタボタと傘に落ちる雨音を聴きながら、この夜が続いても良い、と思った。
「冬って、色がないと思うの。
春と夏はやっぱり華やかで
秋は、町が暖かな色に染まる。
その色が段々と失われて、冬が来る。
人は寂しいと言うかもしれない。
それでも、そんな寂しい冬が
私はどうしようもなく好きなんだ。」
夏が好きな君は
微笑んで私の話を聞いていた。
「無色の世界」
「無色の世界」
この世は、色が沢山ある。400色いや1000色?それ以上。
私の知る範囲では、エメラルド、薄桜、紅、若草等。無色の世界は
どんな、世界だろう?本当にあったら怖い?それとも・・・・
無色の世界は、たぶん、盲目の人が日頃から、みているのかもしれない。
無色の世界はどんな所だろうか?
行けるなら1度、いきたいものだ。
光を全く跳ね返さないということだ。無色。つまり透明かと思うけれど、透明なものをそう認識できるのは、透けて見える向こう側があるからで、無色な世界、世界が丸ごと透明なら、視覚で透明さを認識することができるだろうか。視覚以外で透明さを認識することは?そこに無色の世界があるとどう気づくのか。触れればあるのはわかるだろう。しかし、そこにあるなにもかもが無色である。透明。どんな光も跳ね返さない。するとそれは“無色“だと名指す対象にならないのではないか。そこにあるなにもかもが透明なら、透明であることが常態であり、マジョリティであり、つまり、透明化される。透明化されたものは名指されない。特に世界と同化するよう透明化されたものは、ただ”多数“あるいは”権力“として、その場を支配し得る。名指されない、有徴化されないことを、透明化と言ったりする。つまり、あなたが、わたしが、ある部分を特徴として際立たせられカテゴライズされて、いない、場所は、無色の世界かもしれない。あなたが、わたしが、マジョリティでいる場所、自らの存在を訴えずとも、常に”いるもの“としてあつかわれる場所。常にいることを想定されているから、いるのだと声にしなくてもいい場所。いないとされたものたちの訴えを、まずはうるさいと思う暴力を何度でも何度でも気軽にふるえてしまうところ。
ところで、色づいた世界で“いないもの”としてあつかわれることもまた、透明化と言う。
無色の世界
透明でキラキラ水晶のように輝いている
一雫が集まって川になり生命を活かす
始めであり完成である主のもとに
流れる川の水を飲もう
永遠に乾くことのない生命の水💦
毎日が退屈だった。いつもと同じように起きて、いつもと同じように支度して、いつもと同じように学校へ行く。学校でも、いつもと何も変わらない。繰り返しの日々だった。
ある日、僕の中に突然新しいものが入ってきた。
テーマ:無色の世界
何ものにも染まらない世界
透明で綺麗だけどそこで生きていけるのか?
無色ということは存在しないのと同義?
目に見えない
何も映し出されないシルクスクリーン、映写機も観客も、入り口も出口もありません。ここから始まったんだね。
無色の世界
周りには何も無い。
物も形も人も。
何もかも無い。
ここには僕1人。
絵に書いたような白い風景。
どこまでも続く道。
僕はこれからどうしたらいいのだろう。
無色の世界
何色にでもなれるあの子は何色にでもなろうとした。結局色というべきにあらずどす黒い何かがそこにあった。
無色の世界(随時更新)
【もしも雪男達が…】
もしもメンバーカラーがなかったら…
もしもアイドルをやっていなかったら…
この物語はそんな私の妄想で溢れたお話、
夢主は○○
(よかったら自分のお名前を入れて読み進めてみてください。)
私は○○。
私はとある9人に想いを馳せられている。
¿?)○○〜!
私は名前を呼ばれ振り向く。
あ、あれは、、
〇〇)こーじ君!!
そう、写真屋さんであるこーじ君だった。
あの無邪気な笑顔、本当愛おしいよね、
to be continued…