無色の世界』の作文集

Open App

無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/18/2023, 2:16:56 PM

【無色の世界】

無色の世界を赤色で彩った。
「父さん、誕生日おめでとう。」
目の前で血に濡れた人が横たわっていた、僕のせいで。僕からの誕生日プレゼントは安らかな眠りだった。今まで幸せでしたか。今まで生きてきて自分の妻に、息子に、恨みを持ったことはありましたか。
「スカート汚れちゃってるよ。」
スカートについた血を最悪だと、不満気な目で見てからつぶやく。
「こんな身なりでごめんね。」
血に濡れた顔を拭って顔に当たる水をそのまま身に受ける。兄に顔を向けると笑われた。
「新しいスカート買ってやるって。」

4/18/2023, 2:14:25 PM

無色の世界

「まずそう…」
 午前の授業が終わり、弁当を開くとなんとも食欲のそそらないメニューだった。彩りがないのだ。定番の日の丸に卵焼き、唐揚げ、ほうれん草と人参のサラダ、ミニトマトとデザートにオレンジゼリーまで入っている。入っているのに、だ。トマトを摘みつつ、窓の外に目をやる。うっすらと灰色掛かった快晴の空だ。雲一つ存在していない。真っ白な太陽が世界を照らしている。
 その日、世界から色が消えた。

4/18/2023, 2:13:47 PM

無色の世界
あの時からずっとモノクロの儘、只々虚ろな時間だけが過ぎ去っているよ。

4/18/2023, 2:08:10 PM

テーマ:無色の世界 #157

僕は無色の世界に住んでいた。
生まれつき、
色というものが分からなかった。
みんな白黒に見えているらしい。
色が同じように見えている僕には、
色の名前なんてわからないけど。
だからといって不便だと感じたことはない。
たまにケチャップとマヨネーズを間違えたりするけど。
一番困ったのは学生時代、
美術の授業だった。
色の判別がわからないため、
絵を塗っていてもしっくり来なかった。
しまいにはからかわれたりもする。
「花はこんな色していない」だの、
「変な色の虫」だの……。
でも、何を言われても僕はなんとも思わなかった。
みんなには色が見えていて、僕には見えていない。
ただそれだけのことだから。

「私ね。あなたと一緒で住む世界が無色に見えるの」
働いて一年目のとき、そういった女性がいた。
あぁ、僕だけじゃないんだと思った。
「私は生まれたときは見えていたの。今思うとその当たり前が当たり前じゃなかったんだって、すごく実感しているの」
「色がある世界は今の無色の世界よりずっといい?」
僕は彼女に聞いた。
「勿論、きれいだとは思う。あなたも一度見てみたら世界が変わって見えるわ」
彼女は、働きながら大学院に通う学生だった。
色について研究しているらしく、
いつか無色の世界を変えて見せる!! 
そう意気込んでいた。
彼女を見て、僕は素敵だなと思った。
自分と同じ境遇の人でも、
それに対して変化をもたらそうという
努力をしている人もいるんだなぁ、と。
彼女の研究が成功したら、
どれだけの人が救われるんだろう。
「貴方にも、見せてあげる。美しい色彩の世界を」
彼女はそう言って会社を2年で辞めていった。
彼女の研究が成功しますように。
心の中でそっと願った。

それから十数年。
彼女の研究は世界に認められていた。
十数年前、
一緒に働いていたときよりもお互い歳を取っていたが、
彼女の目は僕の無色の世界でも輝いていた。
彼女は有名になった。
でも、時折手紙をくれた。
そして何通か手紙が来たあと、
僕宛に彼女から小包が届いた。
なんだろうと開けてみると、
その中に便箋。
『貴方に美しい色彩の世界を』
短い文が書かれていた。
それは彼女の運営する会社のキャッチコピーだ。
彼女の去り際に言っていた言葉を思い出した。
そして中から一つの眼鏡が出てきた。
彼女が長い研究の末、辿り着いた答えだ。
僕はその眼鏡をかけた。

辺りがキラキラして見えた。
僕の知らない世界がそこには広がっていた。

4/18/2023, 2:06:57 PM

私の心はモノクロだった
冷たく、真っ暗で色というものは言葉だけの存在だった。
でもある人にあって
冷たいもの、真っ暗なもの、は残ってはいるけど
白でも黒でもない
たくさんの色と言うものが心の中に広がって
ああこれが色ってものなんだ
あなたは私に優しさを教えてくれた
暖かさを教えてくれた
色を教えてくれた
鮮やかさを教えてくれた
あの人に出会ってから私の心は
全然違った今までの事を全て
受け止めてくれた
それが嬉しかった
それが安心した

お題[色のない世界]
No.29

4/18/2023, 2:06:48 PM

無色の世界

貴方と出会っても
僕の世界は無彩色のまま
モノクロに閉じ込められて
もう二度と色付くことはない

4/18/2023, 2:06:14 PM

君があまりにも綺麗に笑うから

無色の世界に色がついたんだ

4/18/2023, 2:05:40 PM

無色の世界
The World with No Color

神との対話
人間なんて
本当に必要なのか?
なんてくだらない
誰にも分からないかもしれないが
俺には分かる
全てどうだっていいんだ
君には関係ないだろう
そんなことにこだわってどうしようと言うのか
全くくだらない
今にもお前を殺してやりたいが
暴力に暴力は全くの無意味だ
誰が許してくれるのか?
地獄なんてものは無いが
本当の地獄を味わっている者は多くいる
助けてあげたいが、俺には何もできない
愚かな人間たちよ
あ〜、何が現実で、何が幻想なのか
何が真実で、何が虚構なのか
許しなどあるものか

4/18/2023, 2:03:29 PM

【無色の世界】
色がない世界って
ぼーっとできて良さそうに見えるけど
逆に落ち着かないと思うな

色のない世界は最初はいいけど
そこで人生を終えるまで居るなんて苦痛だと思う
人それぞれか。

この世界が1番落ち着ける場所なんだ
信じれないかもしれないけど
慣れてしまった以上、しょうがない
どんなに快適な世界であろうと
隣の芝は青いってやつだ
ここを生きよう。
――――どれだけ辛かろうと

4/18/2023, 1:59:54 PM

朝一番に君にキスをして、おはようと笑いかける。

ご飯を二人で食べて、並んで洗い物をして、二人で出掛ける。

 繋いだ手をプラプラ揺らして、雑貨屋や服屋で買い物して、小洒落たカフェで休憩しつつ早めのランチを食べる。
一口あげたり、もらったりと、カフェ中にバカップルぶりを見せつけちゃう。

 お腹を満たしたら映画館で映画を見る、もちろん席はペアシート。

ゆったり寛ぎながら流行りのアニメ映画やら邦画をたくさん見る、けど最後は寝ちゃってて、呆れながら君が起こしてくれる。 欲を言えばココでキスしてほしい。

 夕焼け色に染まる商店街を、今晩のおかずを考えながら二人並んで歩く。

 君の屈託のない少年のような笑顔。
眩しくて温かい笑みに、心が疼いた。

 この世界なら、この無彩色の世界なら、君と二人、自由に生きていけるのにね。


お題「無色の世界」

4/18/2023, 1:57:25 PM

無色の世界


無色の世界ってどんな世界だろう?
白黒でも色はある
透明?

透明だと様々な物の形も解らない
人も動物も植物も解らない
何も無い世界
何も見えない世界
誰もいない世界

想像してもよく解らない

色を意識する事はたまにしかないけど
様々な物を認識する為には色は大切なんだと改めて思った

4/18/2023, 1:52:58 PM

色を愛していた。この世界の彩を愛していた。
全てが美しくて、愛しくて、だから筆を取った。私が見たまま、思ったままを一枚の紙に、丁寧にていねいに。
自己満足のそれを誉めてくれる人がいた。心待ちにしてくれる人がいた。私の愛する色を、共に愛してくれる人がいた。
なのに。
ああ。なんで。色が見えない。あんなに愛した彩が、世界が、どうしてこの目に映らない。
愛しい人の、愛しい色彩すら。

ねえ、私、あなたの描く絵を、本当に愛していたのよ

4/18/2023, 1:52:51 PM

私は私がそう気づく前からずっとそこにいて、しかし、ただ単に色がないのではつまらないので、空気そのものが深く、でもうっすらとしていて、私は自身が線であることを思い出す。そうすると一つ弦を弾いたときのようなびいいんという音で、はじめて紫外線のようなかたちになってそこに座るのです。
『無色の世界』

4/18/2023, 1:51:06 PM

テーマ《無色の世界》

“カチッ”
フワフワした海月の様なランプが灯る。私の目の前には白いフードを深く被った子供が見える。ただ、顔は影を被っていてよく見えない。

『こんばんは、僕は案内人だよ。
今から君に質問をするよ。君はそれに答えればいい。』

突然声がして驚いた。
これは新手の子供遊びだろうか?

『じゃ、勝手に始めさせてもらうよ。』



『最近いい事はあった?』※なかった人はスキップ

YES / NO





『それはどうして?』


ーーーーーーー




『それは君の何かを変えた?』


ーーーーーーー




『そっか。色々あったんだね。
正直君の回答は僕に聞こえない。だけど1日1日を大事に思い出してほしかったんだ。今日楽しかった君も、辛かった。悲しかった君も少しずつ君を成長させていると僕は思うんだ。』




『じゃ、1つ目の質問で“なかった”と答えた君に言いたいこと。
“何もなかった訳がない”っていう人もいると思う。だけど本当になにもない日って結構辛かったりするんだよね。夜とか1人だと少しきついよね。大丈夫。大丈夫。抱え込んじゃ駄目だよ。それを見る身近な人まで辛くなっちゃうから。人は頼られると正直嬉しいんだよ。僕自身誰かの役に立てたら嬉しくなるもん。
、、つまり言いたいのは抱え込まないでほしいってこと。』



『これでお終い。僕が君の何かしらを変えれたらいいなって思うよ。』




あとがき

私は今日少しつらいことがあってそれを思い出して書かせてもらいました。
テーマが無色の世界だったので、今日と言う日も何もない訳じゃないんだよぉーって考えを載せました。
まだまだ小説初心者なので、成長出来るように頑張りたいです!

4/18/2023, 1:50:44 PM

俺は生まれつき色がわからない。モノクロ映画のように世界が見えている、らしい。黒と白と言われても俺に見えている黒と白が正しいのかもわからないのだから、本当にその例えが合ってるかはわからない。
 彼女は生まれつき色が違うらしく、日傘やサングラスや日焼け止めなど、普通の人よりいろいろ注意が必要だと言っていた。見た目が違うから、何かと面倒事に巻き込まれることも多いのだとも。
 出会ったのは学生の頃。「気持ち悪いでしょ」と自虐気味に笑った彼女に、「色がわからないから、皆と変わらない」と答えたらひどく嬉しそうに笑っていたのを覚えてる。今でもそれが嘘だったとは言えていない。
 俺、濃淡はわかるから、君が周りと比べて真っ白なのはわかってたんだ。髪も肌も白くて、どこにいてもすぐわかった。
 君が少しでも普通の感覚が味わえるなら、それで良いと思った。今でも思ってる。でも嘘をついているのはごめん。

 色の無い俺の世界で、鮮やかに微笑んでいる君へ。いつか本当のことを言えるようになるまでは、いつも通り俺に色を教えてほしい。

4/18/2023, 1:48:19 PM

まだ何にも誰にも染まらない君の視界に映る俺は
一体どんな色に見えるんだろう

何色かに染まってるだろう俺を映した君が
どうか何色にも染まらずにそのままでいてくれたら


(無色の世界)

4/18/2023, 1:48:15 PM

【無色の世界】

色がなくなった。
感覚的にそうだと感じたのだ。
もう何もかもいらない。
どうでもいいさ。
どうせ僕は誰にも知られずに死んでしまうんだから。
いや、死ねないのか。
ああ、もう、、
自分の姿さえ、もうなにも見えない。

僕は消えたんだ。

4/18/2023, 1:46:48 PM

これまで生きてきたのは、無色の世界
全てが通り過ぎ
全てが流れていった
その中で君だけが色づいて見えた
これからは二人で、この世界に色を塗る

(無色の世界)

4/18/2023, 1:46:29 PM

『無色の世界』

 君が死んで、僕の世界から色は消えた。
 もちろん、比喩表現だ。僕の目に色は変わらず映っている。
 けれど、何も美しいとは思わない。思えない。
 君のために用意した宝石も、君の為に作らせた服も、僕が君のために選んだ美しい物たちみんな、君がいなくなったらガラクタも同然だ。
 色の褪せた世界で、僕はただ君を待つ。
「ちゃんと、お前のもとに帰ってきますから。待っていて」
 そう、約束したから。
 君が、生まれてくるのを待っている。
 君が、僕を見つけてくれるのを待っている。
 本当は、今すぐ君を探しに世界中を回りたいけれど、あのいけ好かない皇帝陛下を守ると約束してしまったし。君との約束を破ることなんて出来ないし。
 僕は、今日も君を待ち続ける。
 早く帰ってきて、僕の番。

2023.04.18

長命種×人間(この後根性でちょっぱやで生まれ変わってくる)

4/18/2023, 1:42:15 PM

無色の世界?


今日は一日  そうでした

朝から昼まで

昼から夜まで

そうです。こんな時間まで。

私のひとみは

まったく何も映さない

眉をひそめて目を凝らしても

過去も未来も現在すらも

見えはしないし 語りもしない



嫌われたかしら、

無視かしら、

過去に戻ってやりなおす?

それともサヨナラ伝えちゃう?

誰にも相談できゃしない

放り出されて私は迷子

きっとあなたにもわかるはず。






そのとき光が差し込んだ

突然女神のお赦しが?!




 
やっと開けた このアプリ

ショックと安堵と羞恥心

アイディアなんて

湧きゃしない。


あたまのなかも 無色の世界

独りじゃなかった  ホッとした

想いひとつを胸に抱き

おやすみなさい

またあした。


……

そういうわけです。ゴメンナサイ

Next