テーマ《無色の世界》
“カチッ”
フワフワした海月の様なランプが灯る。私の目の前には白いフードを深く被った子供が見える。ただ、顔は影を被っていてよく見えない。
『こんばんは、僕は案内人だよ。
今から君に質問をするよ。君はそれに答えればいい。』
突然声がして驚いた。
これは新手の子供遊びだろうか?
『じゃ、勝手に始めさせてもらうよ。』
『最近いい事はあった?』※なかった人はスキップ
YES / NO
『それはどうして?』
A
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『それは君の何かを変えた?』
A
ーーーーーーー
『そっか。色々あったんだね。
正直君の回答は僕に聞こえない。だけど1日1日を大事に思い出してほしかったんだ。今日楽しかった君も、辛かった。悲しかった君も少しずつ君を成長させていると僕は思うんだ。』
※
『じゃ、1つ目の質問で“なかった”と答えた君に言いたいこと。
“何もなかった訳がない”っていう人もいると思う。だけど本当になにもない日って結構辛かったりするんだよね。夜とか1人だと少しきついよね。大丈夫。大丈夫。抱え込んじゃ駄目だよ。それを見る身近な人まで辛くなっちゃうから。人は頼られると正直嬉しいんだよ。僕自身誰かの役に立てたら嬉しくなるもん。
、、つまり言いたいのは抱え込まないでほしいってこと。』
『これでお終い。僕が君の何かしらを変えれたらいいなって思うよ。』
あとがき
私は今日少しつらいことがあってそれを思い出して書かせてもらいました。
テーマが無色の世界だったので、今日と言う日も何もない訳じゃないんだよぉーって考えを載せました。
まだまだ小説初心者なので、成長出来るように頑張りたいです!
4/18/2023, 1:51:06 PM