澄んだ瞳』の作文集

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澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/31/2023, 5:33:43 AM

「......任務完了。」
私は前にある血塗れの肉塊を見ながら言う。


私は殺し屋だ。殺しをしながら生き永らえる。それ以外はただの人間。高校にも通ってるし、親は居ないもののまぁまぁ裕福な暮らしをしているし。.....ただ、少し人肌寂しいと思う事はあるけどな。
「.....帰るか。」
時間を見ればもう日が登りかけている。学校に遅れる前に家に戻らなくては。


そして、学校。いつも通りつまらない。どうせなら居眠りでもしてしまおうか。次は昼休みだし、別にいいだろう。そうして私は目を閉じた。

「......お、おーい.....」
目が覚めた頃は、誰かが私に向かって呼びかけていた。顔は伏せていたため、相手の顔は見えない。......はぁ、めんどくさいけど、起きるか。
「......何。」
顔を上げる。その瞬間、一瞬体が固まる。何故なら目の前にいる少女はエメラルドグリーンの瞳の色をしていたからだ。それもただのエメラルドグリーンではない。何だかその瞳は澄んでいて、宝石の様だった。私みたいな、どす黒い赤の瞳ではなく。
「.....」
「......っあ.....ご、ごめんなさい。目の色、気持ち悪いですよね......寝起きにこんなの見せて、本当にすみません....」
そういいながら、少女は謝る。なんで謝ってるんだ?私より綺麗で澄んでいて、むしろ自慢になる事なんじゃ.....
「......いや、別に気持ち悪いとか思ってないけど。」
「あ......そ、そうですか.....すみません。」
謝ってばっかだな。にしても、私以外に特殊な瞳の色している人居たんだ。.....いいなぁ。こんな色に生まれたかった。
.......悪魔の子とか言われずに。
「......私より綺麗でしょ。」
「え、はぇ.....?」
.....驚く事か?
「で、用は?」
「あ.....そ、そうだ.....!い、一緒に、お昼ご飯でもどうかなって.....!」
......ん?この子私誘ってんのか?馬鹿なの?......でも、少しだけならいいかな。
「......うん。いいよ。」
「ほ、ほんと....!?あ、ありがとう!じゃあ行こう!」
「うん。」
......澄んだ瞳は、本当に綺麗だ。

7/31/2023, 5:32:53 AM

澄んだ瞳も何もない。

常に冷めた瞳はしていないが、心は冷め切っているんだよ。

常にディスって周りに言いふらしてる人がいるから。

直接話もせずに見た、聞いた、だけで勝手に解釈して他人に言いふらす最低極まりない人を見た瞬間吐き気と頭痛に悩まされる。

子供ならまだしも、立派な大人がディスって周りに言いふらしてるんですよ?

それが子供の成長を妨げている原因の一つになっている事も知らないで。

それが犯罪になっている原因の一つになっている事も知らないで。

だから、最近漢方処方をし始めた。

私も被害者の一人になっているから。

あからさまにわかるような伝え方をしているから。
イライラするのも当たり前だと思うんだよね。

というか、私の部屋内に飾ってあるプルメリアの花を何を見て知っているのか知らないけど、

それが何か?

報道されるような話題でしょうか?

そんなに有名な方が描いた額の絵なんでしょうか?

その描いた方に失礼だと思うのですが。

それを、ハワイとかフラダンスとか、関連付けするの辞めてもらいませんかね?

私は殺風景な部屋だから、この花が好きだから、購入したのですが。

それが何か?

7/31/2023, 4:22:22 AM

澄んだ瞳で見えるのは幸せなのか不幸なのかはっきりしない。

神様

これ以上

私から

何も

奪わないで

下さい

7/31/2023, 4:22:05 AM

お題:澄んだ瞳

息を呑んだ。
たった一瞬、瞳が輝いて見えた。
澄んでいるのは潤んでいるから。
涙が潮風にさらわれて飛び散っている。

7/31/2023, 3:59:00 AM

こおおんこおおん
と木の鳴る音がしてあの子が目を覚ました
ただ朧にどこかを見つめて
「いい空気ね」
と歌うように言った

テーマ 澄んだ瞳

7/31/2023, 3:41:51 AM

澄んだ瞳


あなたは澄んだ瞳をしている。
まるで全てを透き通すような
あなたは私に
「なにかあったらいつでも相談にのるからね」
と言った。
私はそのとき「ありがとう」と言ったけど本当は
「相談して解決できるような問題だったらとっくに相談してた」と言いたかった笑

7/31/2023, 3:36:00 AM

【澄んだ瞳】

「ねえ愛斗!」
「!?」


高校生の部活で
オレは美術部に入った。

「絵、上手いね!
好きなアニメとかあるの?」

いきなり細身な女の子がきさくにオレに話しかけた。
その子はジト目で『澄んだ瞳』をしていた。

名前は『アスカ』。
圧倒的に オレの好みの子だった。

話すととても気が合う子で
オレ達はすっかり仲良くなった。

アニメの話、漫画の話、コスプレの話…
とにかく趣味の話をたくさん話した。

たまにプライベートな話をしたりもした。
恋愛、勉強、友達…

ある日 いつからかオレとアスカと話していた時
チラホラと疑問に思うことがではじめた。

何故か話が噛み合わないのだ。

「あたし、男装したら周りの女子が
キャーキャー言ってたの!」とか、
「あたし、彼氏とホテルに行って
全部の部屋コンプリートしたの!」とか…
アスカは嘘だとわかる自慢をつくようになった。
嘘だとわかっても「へー そうなんだ」と
話をかわしていた。

そしてアスカへの好感度が打ち砕かれる
衝撃なことがあった。

オレがいつものように絵を描いている時、
部活の後輩がこちらに駆け寄ってきた。

「うわっ?!めっちゃ絵かっこかわいいですね!
これ、愛斗先輩が描いたのですか!?」
「ああ、はい
こんな感じで日々気楽に描いてます」
「いいですね ちょっと見せてもらってもいいですか?」
「どうぞ」
「ありがとうございます!
………あれ?この絵見た事あるな」
「え?」
「すみません、この絵も愛斗先輩が描きましたか?」
「はい この絵はオレが描きました
…どうしました?」
「実は…」

なんとアスカが「自分で描いた」と言って
オレの絵を見せびらかしてたのだ。

オレは衝撃を受けた。
まさかアスカがそんな子だったとは…。

他の友達や初元カノからもアスカの評判は悪く、
授業中に小説を書いていたり
授業で使うものが机に出てなかったり
嘘や知ったかぶりばかりしていたのだ。

どうりで部活でやたら図書室に行ったり、
漫画読んでたり、絵を描かないわけだ…

アスカは1度も部活で絵を描かずサボっていたのだ。

親密な関係だったので
素質を知るまでは『彼女』にしようかとも考えてた。
…なのにそんな子だったなんて

オレはそんなアスカの素質に失望して
関わるのを控えた。

それからオレはアスカの他にも
親しい友達がいたのでその友達と仲良くしていた。
もちろん
話しかけてくれた部活の後輩とも仲良くなった。

「なあ愛斗、
あの女が廊下でお前のこと待ってるぞ?」
「ああ、アスカ?
いいよ アスカはオレにとって『玩具』だから」
「『玩具』ってw」

オレはアスカを利用するようになった。
アスカはオレのことが好きで自分のことを
『彼女』だと思っている。
でもオレそんなに好きではないので
『玩具』として好きなように使った。

パシリ、課題、🔞処理…とにかく都合のいいように
アスカを利用した。

「アスカ、聞いてくれ
君にしか頼れないんだ…」
「愛斗のためならなんでも…//」

そんなことも知らずにアスカは目を輝かせながら
オレからのどんな頼み事にでも応じてくれた。

やがてオレには本当の『彼女』が出来た。
彼女は後輩で可愛いらしくとてもいい子だった。

当時、その時にオレはハーレムを
いつの間にか作っていた。
クラスに3人、他クラスに4人、後輩に3人ぐらい居た。
その中でも1番の『彼女』だった。

ホームルーム前、休み時間、放課後
オレに暇はなかった。

ある日、

「愛斗?」

アスカだ。

その時は
放課後、彼女と帰る約束をしていた。

「アスカか。なに?」

オレは素っ気なく返事をした。

「ちょっときて…」
「うーん…いいけど手短にね」

何事かわからずアスカについて行った。
その場所は人気のない別校舎だった。

「…それで、どうしたの?
彼女待たせてるから早く帰りたいんだけど」
「『彼女』!?
あたしが『彼女』じゃないの!?
あんなに愛し合ってたのに!」
「『愛し合う』…?
なあアスカ…勘違いしてるんじゃないのか?
なんなら抱いただけでキスもしてないじゃないか。」
「…じゃあここでしてあげるわ」

アスカはオレにキスをした。

オレはびっくりして逃げようとしたが
アスカはオレを首を腕でガッチリと抱え
唇に舌を入れた。
そのキスはいままでしてきたキスで
唯一に気持ちが悪かった。

そして一瞬だけの悪夢を味わった後
オレは急いでその場から離れ、トイレで吐いた。

吐いた後、
気持ち悪さで意識がもうろうとしてるにも関わらず
オレはクチをゆすいで彼女のもとに向かった。

「あ!愛斗!」
「はあ…やっと彼女に会えた…」
「ちょっと遅かったね
もしかしてお残り勉強してた?」
「え?あ…うん…今回赤点とっちゃって…」

もちろんアスカとキスしたなんて言えなかった。
ただオレはこの時、ひたすら「彼女とキスがしたい」と思っていた。

「なあ…良かったらオレの家に来ないか?」
「え…?//あっ…うん!//いいよ?//」

そしてその日の夜はずっと2人で愛し合った。

翌日
アスカがオレの知らないところで
彼女に突撃したらしい。

「なんであんたが愛斗の彼女なのよ!?
彼女はあたしなの!彼氏を返して!返せよ泥棒猫!」
「嘘よね。」
「え…?」

もちろん彼女もアスカは嘘つきな女だということはわかっていたのでスルーしていた。

そして誰もアスカに近づく者はいなくなり
孤立していた。

7/31/2023, 3:29:03 AM

犬を飼っているが、待ち侘びた顔されると本当に弱い。
どうでもいい時の目と、待ってました!という時の目は全然違う。
もちろん人間も違うだろうが、犬、猫たち同じ言語じゃない子たちとなると、俄然可愛さが増す。
何と言ってるか、何を言いたいか分からないから、感情を読みたくなるからかもしれない。
きゅるっとした目で「散歩の時間だな!待ってたぞ!」と飛び起きられるとこっちも「待たせてごめんよ!」となる。
寂しがってる時に離れないといけない時の、あの寂しげな目もだめだ。
言葉が通じ合わないからこそ、瞳や視線で通じる部分があるかもしれない。
それは言葉が通じ合っていても、きっと必要な部分なんだろうと思う。

7/31/2023, 3:28:28 AM

真っ直ぐ単純に
景色を切り取って
本能の赴くまま
感情にまかせて
ふたつの目の中には
あなたがいる

―澄んだ瞳

7/31/2023, 3:24:57 AM

澄んだ瞳には
何が映っているだろう

私から見たその目には
光も景色も人も 何もかも
映っていないように見える

澄んでいる=美しい綺麗
とは限らない
私の'澄んでいる'は
真っ暗な絶望から来る暗闇だった。

_ ₉₉

7/31/2023, 3:21:39 AM

赤子特有の澄んだ純粋な瞳が、私を見つめる。
愛しい我が子。その瞳は何を見て、何を見て育つのだろう。
成長するにつれ、きっと穢れてしまう場合もあるのだろう。
私はそれを想像してしまい、我が子はこのままであって欲しいと願うのみである。

7/31/2023, 3:19:58 AM

澄んだ瞳だねって言われながら、
顔を覗かれた。
ゾッとしながら、身体がのけ反った。

口説くなら、もっと他にあっただろ!
好きな人だったとしても、引くかも。

7/31/2023, 3:02:47 AM

転校してきたその時から、彼女の青空の瞳は僕の心を捉えて離さない。寝ても覚めても僕は彼女のことばかり考えている。

 そして夏休み目前のある日、僕は勇気を出して彼女を遊びに誘った。ダメ元だったけど返事はまさかの「いいよ」。初めての放課後デートは浮足立って失敗ばかりだったけど、彼女は気にせずに僕と遊んでくれた。

 海岸線に沈む夕日を見ながらふと彼女の方を見ると、彼女は僕のことをじっと見ていた。青空の瞳が夕焼けに赤く染まる様は本当に綺麗で感動的だった。
 僕はとても幸せだけどわからないことがある。

 ――どうして僕なんかとデートしてくれたの?

「キミの目、澄んでて綺麗だから」

 そう言って、彼女は儚げに微笑んだ。



お題:澄んだ瞳

7/31/2023, 2:41:39 AM

澄んだ瞳
その瞳を前にすれば嘘も付けない。
多くの男子達に告白されている貴女を
ずっと見ていたけれど貴女は断ってばかり。
「どうして、断ってしまうの?」
そう口にすると彼女は
「ずっと貴女と居たいからよ。」
と顔を真っ赤にしていった。

百合の花を添えて。

7/31/2023, 2:30:56 AM

この世界は残酷だ。
自分さえ良ければいいと思ってる人が多すぎる。
誰かを裏切り、誰かを傷つける。
そんな世界に生まれてきたせいで私は『私』が嫌いだ。
そんな私でも信じられる人はいる。
彼はウサギみたいな小さな口、いつもは白いほっぺなのに時々ピンクになるほっぺ、そして・・・澄んだ青い瞳。
彼はいつも言ってくれる言葉がある。
「君はとても可愛い瞳をしてるね。」
「僕君の瞳大好き。」
そんなこと言われても家族の中、そして学校では私は澄んだ瞳というより、曇っている瞳なのだ。
ある日私はいつも通り学校でいじめられる。
でもいつもと違ったのは
「何してんの」
彼がその現場を見つけてしまったのだ。
「・・・・・いない。」
「え?」
「あなたには関係ない!!!」
せっかく助けてくれようとしてくれたのに、突き放すような言い方をしてしまった。
それから、彼と話すことは無くなった。

あれから5年。高校も卒業し、大学進学もした。
今でもあの時の出来事を後悔している。
でも、もし、また彼と再会することがあれば、
彼が好きだと言ってくれたこの目を・・・澄んだ瞳を彼に、彼のために見せて、今度は私が助けようと思う。

       『澄んだ瞳』  歌花

7/31/2023, 2:25:11 AM

今日の放課後時間ある?話したいことあるんだけど。

そんなメールが送られてきた。相手は家が近所の幼馴染。家が近いけど、お互い部活の朝練があって顔を合わせるのはごくごくたまに。中学生の頃はもっといっぱい会ってたけど、なかなか今は難しい。それでも、同じ高校に進学できただけでも感謝しなくては。
何を隠そう、僕は彼女が好きだ。かれこれもう、7年くらい片思いをしている。高校生活も残り1年をきってしまった。そろそろ行動に移さないと。今度こそ彼女は遠いところへ行ってしまうかもしれない。

そんな、仄かな心の焦りを抱いている時に彼女からのメールを受信した。僕は約束通り放課後自分の教室で彼女を待つ。10分位経ってから、息を切らした彼女が教室へ飛び込んできた。
「ごめん!待った?」
「いや、全然」
こうして向き合って話すのが何週間かぶり。それだけでこっちは緊張をしてしまうというのに。彼女は僕の向かい側の椅子に座った。距離がとても近い。
「ねぇ、お兄ちゃん元気?」
「え?別に普通だけど」
僕には5つ年の離れた兄がいる。もう社会人になり東京で働いている兄は、幼いころは僕と彼女とよく一緒に遊んでくれた。とても面倒見が良い兄だ。彼女も慕って、今でもお兄ちゃんと呼んでいる。
「兄さんがどうかしたの?」
「その、あの」
なんだか彼女は口をもごもごさせている。目配せまでして、僕を見つめる目が、心なしか色っぽい。思わずごくり、と唾を飲み込んだ。
「この夏、帰ってきたりするのかなあ、って」
「え?あぁ、うん。夏休み取ったら帰省すると思うよ」
「ほんと?そしたらさ、私にも教えてほしいの」
「別に……いいけど?」
「ありがとう」
僕の返事に彼女はホッとした表情を見せた。なんだか、やな予感がする。
「もう、当たって砕けてやろーって思ってさ」
立ち上がると彼女はその場で伸びをした。
「告白しようと思うの。お兄ちゃんに」
はにかんだ顔で、彼女はそう言った。すごく可愛いと思った。瞳が澄んでいて綺麗だと思った。僕に向けられた笑顔であり瞳であるのに、僕によく似た兄を思い浮かべて笑っている。笑いそうになった。無論、勘違いした僕自身に。
彼女はじゃあ行くね、と言うとさっさと帰ってしまった。一緒に帰ろうとも言われない僕は、最初から眼中にないんだ。
「あはは」
ようやく笑いが出てきた。
乾いた虚しい笑い声が、誰も居ない教室で響いた。

7/31/2023, 2:16:28 AM

創作)3話

今日は流麗と遊んだ。
とっても楽しかった。流麗と話して居ると、
もう自殺はやめるらしい。

その翌日、一本の電話があった。
どうやら、流麗が亡くなったようだ。
昨日の夜、帰っている時に、刺されたようだ。
刺したのは、ストーカー。
つまり、彼氏だった。

彼氏は何日か逃走して、捕まったらしい。
彼氏は殺したことを認めた。
そして、
「彼女は、刺した時まで澄んだ瞳だった」
と、言ったらしく、私は
「もう自殺はやめるって言うのはホントだったんだ」
って泣いてしまった。

7/31/2023, 2:05:43 AM

【予測変換遊び】

①澄んだ瞳を変更しても逆に1位の戦いが始まる前に連絡するね👍

②澄んだ瞳で出てくるから大丈夫ですね❓

③澄んだ瞳の戦いはなくなった( 'ω')?

④澄んだ瞳という事になっています(* 'ᵕ' )☆

⑤澄んだ瞳に関してはよくないと思うけど今日は雨予報ではなくなった💦

#澄んだ瞳と,うったあと…予測変換で出てくる字を適当に選んで文章作った結果こうなりました🤔意味不明

テーマ【澄んだ瞳】

7/31/2023, 1:59:09 AM

テーマ:澄んだ瞳

高校生の頃は酷いイジメを受け、俗に言う引き籠もりだった。

そんな私だが今では考えられないほど外出する事が増えた。

「お爺ちゃんには感謝してもしきれないな。」

何とか卒業できた私にこのカメラをくれたのは祖父である。

祖父は写真家で世界中を飛び回っていた人だ。両親はあまりそれを良く思っていなかったのか、事ある毎に「あんな人にはなってはいけないぞ。」と私に言ってきていた。

しかし私はそんなお爺ちゃんが大好きだった。
祖父とはなかなか会えなっかったけど、会った時は色々な場所に連れて行ってくれたり、世界中の話をしてくれた。

今でも覚えているが、お爺ちゃんは口癖のように

「写真を撮る時で大切な事はよく観察し、味わうことだ。」

と話してくれた。

まだ小さかった私はその意味がよく分かっていなかった。単に見て楽しむ事だと思っていたからだ。

今、こうして自分の足で世界を巡り、写真を撮るようになってから初めてその意味が解った。

7/31/2023, 1:10:42 AM

その少年は、琥珀色の澄んだ瞳をしていた。
 太古の足跡を眺めていた。

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