『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
澄んだ瞳。鮮度の悪い魚は目が濁ってるって言うな。あんま魚を買わないしまして丸のまま買うことはほとんどないから目で鮮度はわからんね。
見ればわかるんだろうけど自信はないな。昔はサンマを買って焼いたりしてたけど最近は焼き魚なんてめんどくさくて食わなくなったし。
そんなことより昨日ニトリに行って温度計を買ってきた。湿度もわかるし熱中症の危険があるかどうかもわかるやつ。
早速使ってみたらエアコン18度設定で部屋の温度が30度で熱中症の危険あり。これやっぱエアコン買い替えないとあかんやつですね。
古い物を大切に使うといっても限度がある。明らかに環境に性能がついてこれていない。今年は今ので乗り切るとして来年までには絶対に買い替える。
できれば大家に交換してもらいたいけど故障以外だと交換する義務はないみたいなんだよな。自腹で買うしかないけど一応不動産屋に相談してみるか。
ほんで今日はジャンプの発売日。数少ない生きる意味ですよ。いや毎週鵺が楽しみでね。早速鵺を読むかと思いきや先に呪術があったから呪術読んじゃう。
呪術面白いけど領域とかを強くしすぎたせいで無効化ばっかで結局ステゴロなのは地味よな。最強対最強なのに格闘漫画みたいになっとるわ。それでも面白いからいいけど。
で鵺を読むわけだ。この作品はデフォルメがかわいくていいね。ラーメン食うのよすよす。シリアスとギャグがいい感じの配分で好みだ。
あとはキルアオとアスミカケルか。この二つ地味に好き。さらさらと嫌味なく読める作品だ。
読んでない作品も多いけどやっぱりジャンプは安定して面白い作品を提供してくれるな。次のジャンプの看板ってなにになるんだろ。逃げかあかねあたりなのかね。
そういやアンデラのこと忘れてたわ。今週はちっとあれだったな。いわゆる俺つえー系の描写だけど少しくどかった。もう少しさらっとした読み味のほうが俺は好き。
僕は、君の澄んだ瞳を改めてまっすぐに見つめた。君もまた、僕の瞳をまっすぐに見つめている。
茶色い瞳の中の瞳孔まで遠慮なく見つめていると、魂まで同化したような、不思議な一体感を感じる。
僕は君の柔らかい頬にキスをして、それから僕たちはひとつになった。
【澄んだ瞳】
そんなに澄んだ瞳で僕を見ないで
僕の汚い部分が映し出されてしまうから
僕を澄んだ瞳に映さないで
僕を綺麗なものだと思ってる君に
こんな姿見て欲しくないから
澄んだ瞳で僕を見て
綺麗な僕をいつか見せに行くから
─────『澄んだ瞳』
【澄んだ瞳】
私の友達は、優しかった。
いつも、私に気をかけてくれていた。無理するぐらい、私に寄り添ってくれていた。
あの子は、私の幼なじみ。
喧嘩するときもあったけど、考えてみれば、それは仲を深める機会だった。
そんな友達は、目がきれいだった。
宝石のように。
笑うと、宝石がキラリと光った。
その宝石のように透き通った澄んだ瞳は、その子しかいなかった。
優しくしてくれるたびに、瞳が輝く。
私は、必ずではないけれど、澄んだ瞳を持っているのは、心が広い人だと思う。
少しは欲があり、でも、優しい人は、そんな澄んだ瞳をしている。
同じような空に同じような雲が同じように流れてゆく。寝て起きて働いて空腹を抱えながらまた眠る。毎日同じことの繰り返しで、自分も世界もなんとつまらないのだろう。
「そんなことないわ」
自分の言葉に不思議そうに首を傾げた少女は手入れの施された綺麗な爪の指先ですいと頭上の空を指し示した。
「今日はいつもより雲が少なくて昨日よりも空が青く感じない?流れ方はなんだかゆっくりかしら」
ね、と同意を求められて空を見る。自分にはいつもと変わらない空と雲が広がっているように見えたけれど、もし少女の言うように毎日自分が見逃していたような些細な変化が積み重なっているのだとしたら。
それは、ほんの少しだけ素敵なことのように思えた。
「……そうかもしれない」
「きっとそうよ」
自分には色褪せて見えるこの世界も、この硝子球のような瞳には色鮮やかに映っているに違いない。それは羨ましくも妬ましくもあり、そして憐れでもあった。
こうして空を見上げる少女は足元で広がる現実を知らない。もし空を見上げるのに疲れてその足元を見てしまった時、空の青さに慣れた少女のこの瞳は何色に濁るのだろう。
興味はある。けれど。無垢に無邪気に笑う疎ましくも愛しい少女の笑顔に、そんな日は来なければいい、と少年は思った。
/澄んだ瞳
君とすれ違うたびにドキドキしていた。
君の澄んだ瞳に恋してるから
強がりで男まさりで
意外と涙もろい
あなたを好きになれないかもしれない
それでも・・・いいの??
そう言って始まった
それでも良いと思った
自分の手に収まるのであれば
そんな関係でも
最後はそうじゃなくなると
信じてた
あの日
大きくて澄んだ瞳は
泣いて真っ赤に染まった
「もう一緒にいる意味がない」
こんなはずじゃなかった
そう思いながら別れを選択したあの日
4年後
再開した時
そこには
あの時の変わらない澄んだ瞳があった
嬉しくもあり
苦しくてもあって
複雑な気持ち
はっきりしたことは
その瞳には
他の誰かが映っている
君たまに 猫のようだな
宙を見て 止まったままだ 考え中かい
#短歌 #書く習慣 20230730「澄んだ瞳」
「澄んだ瞳」
昔は白目のところが青みがかってて
みんなに綺麗な目だね、なんて言われてた。
今じゃあ疲れて充血してます。
もう綺麗な盛りは過ぎた
この場所から見える街の光のように
君の瞳は輝いてたよね。
キラキラしてて
何色にも染まってなくて
全て見透かしてしまうようで。
羨ましくなる。
僕の瞳は、もう、濁ってしまってるから。
欲しくなる。
君と同じものを同じように見たいから。
食べてしまおうか。
君が僕の一部に、僕が君の一部になるのだから。
#澄んだ瞳
澄んだ瞳
君の顔を見ると澄んだ瞳をしていた。
カラーコンタクトも全くしてないきれいな瞳だ。
彼女は「なに?人の顔じろじろ見てなんかついてるの?」と言った。
僕は「ううん、澄んだ瞳をしているなって思っただけ。君の瞳が美しくてきれいだなって」と言うと。
彼女「!?、もう、っ…バカ…」
僕「え?、どうしたの?」
彼女「恥ずかしいからやめて!君のバカ!」
僕「え?、あ、うん、ごめん…」
どうやら言われたことがなかったのか彼女はすごく顔を真っ赤にして照れていた。
なんだかかわいい。僕はそんな彼女が大好きだ。
終わり
7/30「澄んだ瞳」
「僕の目を覗くと、未来が見えるんだよ」
たまたま二人きりになった放課後、そんな冗談みたいな話を転校生はした。私は小首を傾げる。
「未来?」
「見てみなよ。ほら」
彼は身を乗り出す。一点の曇りのない瞳。それをじっと見つめていると―――
ちゅっ
唇に柔らかな感触。えっ?と思う間もなく、彼は至近距離でにっこりと笑った。
「じゃあ、また明日ね!」
手を振って去って行く。呆然と、その背中を見送った。
僕は、少し未来から来た。
この学校のとある男に、彼女を渡したくなくて。
素直すぎる彼女が、男の暴力に晒されるのを止めたくて。
大丈夫、今度の未来は上手く行く。
僕を見つめた彼女のどこまでも澄み切った瞳を思い出しながら、僕は確信した。
(所要時間:8分)※構想除く
澄んだ瞳か
見透かされているようで
ちょっと怖い?
ズルイよなぁ
澄んだ瞳
その瞳に映るものは
無償の愛であってほしい
当たり前に与えられ
安心できるもの
幼い子にとって親は
そうであってほしい
ニュースでは、かなしい親子が映る
澄んだ瞳
僕をみる澄んだ瞳。
誰にも取られたくない。
そんなことを思ってしまう。
#澄んだ瞳
君の澄んだ瞳を見る度に僕は惨めになる。
だから決めたんだ。
君のその瞳を濁らせようって。
僕は君のその細い首に手をやって徐々に力を込めていく。
そして君の息は止まった。
水面のように澄んだキミの瞳が、瞬きもせずに僕を見つめている。
キミは何も言わないが、僕らの間に言葉はいらない。
見つめ合うだけで、僕は満たされる。
この時間が永遠に続いてくれればいいのに。
いや、この時間は永遠に続くんだ。
濁ることのないガラスの瞳。ずっとに僕だけを見つめてくれる。
ああ、ようやくキミの全てを手に入れたよ。
世界が終わるまで、ずっとずっと一緒にいようね。
#澄んだ瞳
澄んだ瞳で思うことは
赤ちゃんや子供
希望に満ち溢れていて
これから何が起こるのか
ワクワクとドキドキと
でも
楽しいことばかりではない
嬉しいことばかりではない
見たくないことや
つらい体験が
澄んだ瞳を曇らせてしまうかもしれない
ひとりでも多く
澄んだ瞳をもつ大人になるように
ひとりひとりができること
あるんじゃないかな
「澄んだ瞳」
君の瞳は
いつでも僕をドキッとさせる。
僕の本当の姿が映っているようで
どんなに上手く取り繕っても
全て見透かされてる。
君の瞳を見てると想うんだ
なんで僕は自分に嘘をついてまで
良いカッコしようとしているんだろうって
今度逢う時には
少しでも
君の瞳に映る僕に近づけたら良いなぁ
心に悲しい傷を負った人の瞳は、不思議なほど澄んでいる。君がそうだ。アイスグレー色のそれはまるで小さな水晶玉のように、人の苦悩をしずやかに
浄化していく力があるんじゃないかと時々思う。
君の瞳は太陽の光に耐えられないから、いつもサングラスの奥にある。はじめて見たのは大学から駅までの帰り道、薄い月明かりの下で、僕は心を奪われた。ぱっと映える美人というわけでない。むしろ
いつも表情は暗くて、息を潜め、深海生物のように生きている君だった。
バイトが終わり、君とは夜に会う。君は閉館時間まで大学の図書館にいるから、僕はそれを迎えにいく。ぽつりぽつりと冷たい雨みたいな会話を重ねて、僕たちは同じ帰路をたどる。
もともと口数の少ない君だが、その日は特段に雰囲気が暗かった。サングラスを外してあらわになった瞳が微かに滲んでいる。
「愛するってどういうことだろう。」
突然そう呟いて、また沈黙を紡ぐ。
君の口からふいに飛び出た「愛」という言葉に、
僕は息が止まりそうになった。
「心に負った傷口が重なりあうことだ。多分。
1度でも深く傷ついた経験があるなら……人を愛することができるんじゃないか。」
うまく言葉にできなくて、再び押し寄せる沈黙に僕はうつむきかける。一世一代の告白をしてしまった気分だ。
でも、君は僕を見ていた。アイスグレーの瞳を丸くして、哀しげな光を揺らめかせている。
その不思議なほど澄んだ瞳に、僕はそっと手を伸ばした。