『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼が笑い声と共に笑顔を向ける。
弾けるようなどこか子供っぽいそんな笑顔。
彼のその表情を見る度に、思い出す度に
思わず口角を笑顔になる。
そして私は 「好き」 が溢れ出すー
#溢れる気持ち
もう、涸れてしまったのだと思っていました。
心の奥の、ちいさな泉のことです。
昔は透きとおった水がこんこんと湧き出して、青く澄んだ水面に、色々なものが映っていました。朝のまぶしい陽の光、オレンジ色の夕焼け空、まん丸な月と満天の星くず、いろんな光に照らされて、朝から晩まで、キラキラかがやいていました。
とてもちいさな、泉です。
子熊が一匹飛びこめば、もういっぱいになって
しまうほど。
けれど、魔法の泉です。
泉のほとりに腰かけて覗きこめば、この世のあら
ゆるものが映ります。本物よりずっとまぶしく、色鮮やかに見えます。
でも、いつの頃からでしょうか。
泉の水が、にごりはじめました。
世界のあらゆるものを映す、泉です。
綺麗なものばかりが映る時代は、終わったので
す。
悲しいもの、醜いもの、つまらないもの、そんなものばかりが映るようになって、心の持ち主は、泉を覗き込むのをやめてしまいました。泉のほとりに
咲いていた花はしおれて、水面は枯れ葉で埋もれ
てしまいました。
ある日のことです。
心の奥から、不思議な水音が聞こえてきました。
読んでいた本から顔をあげて、耳を澄ましてみま
す。消えてしまいそうなほど微かに、水音が響いて
きます。
本を抱えたまま、音のほうへ歩いていきます。
薄暗い森は、雑草が茂りほうだいで、けもの道すら
見えません。
やがて、こんもり積もった枯れ葉の山を見つけま
した。底のほうから、ちょろちょろ、水が流れてき
ます。しゃがみこんで、両手で枯れ葉をどかしてみ
ます。
ちいさな泉が、ありました。
最初は泥でにごっていましたが、すぐ透きとおった、冷たい水が湧いてきました。あとから、あとから、湧き出してきます。
干からびた心いっぱいに、水が満ちていくのを
感じました。
かたく、ひび割れていたあちこちに、冷たい水が沁みこんでいきます。心が、やわらかくなっていきます。泉のふちの枯れ葉の下で、ちいさな花が、白いつぼみをひらきました。鬱蒼と暗い森を、木漏れ日がしずかに、照らしました。
本を膝に抱えたまま、ぽろぽろ、涙がこぼれ
ました。
子どもの頃に見ていた色鮮やかな景色が、ほんの少しだけ、よみがえってきました。もう、戻ってこないと諦めて、忘れかけていた感覚でした。こんなにすっきりする涙は、久しぶりのことでした。
お題:溢れる気持ち
「遅刻したクマ」
クマ君が木のウロに現れたのは、約束の時間よりずっと遅く、太陽が一番杉の影に隠れてしまった夕暮れ時でした。
「ひどい目にあったんだ」
「どうしたんだい?」
フクロウ君が尋ねます。
「君の家に来る途中、蜂蜜を採ってから行こうとしたのだけれど、それでミツバチに追いかけられたんだよ」
「それは可哀想に」
クマ君の背中には落ち葉がこびりついており、何箇所かミツバチに刺されていました。
「僕はもう疲れてしまった。少し寝かせてもらうよ」
そう言うとクマ君は、よたよたと奥の寝室にもぐり込み、ふーっと息をついて目を閉じました。
昼前に用意した紅茶はすっかり冷めきっていました。フクロウ君が紅茶を流しに棄ててしまおうとした時、クマ君がパチリと目を開けて起き上がりました。
「そうだ、君に贈り物があったんだ」
クマ君は、背負ってきたリュックサックからツボを取り出しフクロウ君に差し出しました。
「フクロウ君に蜂蜜を持ってきたんだよ」
実はね、遅刻してしまうだろうなと思ったんだけどね。
君の家に来る途中、やっぱり蜂蜜を採ってから行こうとしたのだけれど、それでミツバチに追いかけられてしまってね。
クマ君がいつまでも眠そうな目で話し続けるので、フクロウ君は急いでクマ君の背中に毛布をかけました。
クマ君は、再びまぶたをとろんとさせて眠りにつきました。
目を閉じたクマ君が、寝言のように呟きました。
「僕が起きたら、紅茶を温め直しておいて欲しい。蜂蜜をたっぷり入れるんだよ」
フクロウ君は紅茶をポットに戻し、ホウっと息をつきました。
クマ君がやってきてから、ウロの中がほのかに暖かくフクロウ君までうつらうつらしてきました。
クマ君はいつ起きるのだろう。
夜になったらフクロウ君は散歩に行こうと思っていたのだけれど、こんな日は寝てしまっても良いのかもしれない。
紅茶には、クマ君がびっくりするくらい蜂蜜をたっぷり入れてあげよう。そうしたら目がパッチリと覚めて、一晩中お話が出来るでしょう。
フクロウ君は、屋根裏のランタンを灯してツボの中を照らしました。
テラテラと琥珀色の蜂蜜が揺れています。
フクロウ君はソファに腰を下ろし、まぶたを閉じました。
夢の中でフクロウ君は、クマ君とテーブルを囲み、紅茶を飲んでいました。
「蜂蜜をたっぷり入れるんだ」
クマ君が自慢げに言いました。
スプーンに4杯、5杯、6杯。
気付けばツボの奥から、コンコンと蜂蜜が湧き続けていました。
「蜂蜜がたっぷりだ」
クマ君が笑って言いました。そうして2人はいつしか蜂蜜の海を漂い、星の川を泳いでいました。
愛するとは何か、付き合うとは、結婚とはなにか、人により思いは違えど、何となく自分なりの定義はある
溢れる気持ちが止まらない。
溢れた気持ちは雫となって頬を伝った。
この気持ち…
もう
感情のダムが 決壊しそうだ
誰も居ない場所を探す…
(キョロキョロ…)
ここなら 大丈夫…
深呼吸をする…
そして
大、 大、 大絶叫 !!!!
決壊した感情…
乱れる呼吸…
とめどなく 溢れる涙…
#溢れる気持ち
深草少将という男は、小野小町から百日通い続けたなら想いを遂げさせようと言われたのを信じ、ひたすらに通い続けた。
が、
九十九日まで通い続け、今夜成就するはずの夜、大雪が降って凍死してしまった。
これが百夜通いの伝説だが、なんて悲しい結末だろう。
尤も、小野小町は少将にさほど興味はなく、あきらめて欲しくて言った言葉だったから、その真実を知った方がよっぽど残酷かも知れない。
男はバカだから、想いが遂げられるとなれば、かなり辛くたって通うさ、百日くらい。
けれどその日々はさぞや溢れる気持ちではち切れんばかりであったことだろう。
悲惨すぎるだろうか?
いやいや、これはフィクションです。能作者達が創りあげたお話です。小野小町は実在しましたが、深草少将は違います。
ただ、百夜通いの伝説や、小野小町に纏わる数々のエピソードは今でも生き続けており、
かく言う私も、感銘を覚えたある作品が、ずっと超有名作家のアイディアだと信じていたのが、のちのち調べてみたら元ネタは能から来ていたと知って愕然としたことが幾度かある。
いや、私が能の世界に疎いだけと云う説もあるのだが…
溢れる気持ちがだいたいろくでもない、どうしょうもない負の感情ばかりが溢れる。どうせならもう少しマシな気持ちで満たしたいのに。悩むのが好きなのか迷うのが好きなのか。まったくもって自分に酔うのが好きなのだろう。もっと無神経に慣れれば楽なのだろうに、そうなることが悲しくて仕方がない楽になる気はするがそのような自分を嫌いになりそうだと思って、ふとやっぱり悩む自分が好きなのだろうと思った。自己愛に浸って苦しむのは不毛なことだろうに、それでもそういう自分を捨てられない。どうしょうもない自分を憐れんで愛するからこそ自己愛なのか。
ボクはダイダラボッチで、妖怪村の村長さ。
妖怪達は人間を奴隷にしたけど、どうでもいい、そうなったのは前世で誰かを奴隷にしたからでしょう?自業自得。どうでもいい。
ある時、どこだかの姫様が村に来て、子供を産んだ。子供は鬼が持ってった、姫様はお城に連れ戻された。どうでもいい。
18年くらい時が経って、あの子供を見つけた、いや、正確には存在は把握してた、でもちゃんと観たことはなかった。
子供は、美しい青年に成長していた。
鬼の慰み物となり、鬼達に愛されていた。
そのせいか人間には疎まれていた。それでも、鬼から食べ物を貰っては、骨張った子供や老人に分け与える優しい心を持っていた。
ボクはそんな紫の眼をした青年に夢中になった。
手始めに村から妖怪達(ボク以外)を追い出し、人間だけの村にした。人間共の話を聞き、住みやすい環境に整えてやった。
お気にの青年とボクは一番大きな家に同居♡
何か人間に善くしてたせいか、ダイダラボッチから地龍に出世したらしいけど、どうでもいい。
青年とボクは愛し合ってた。
でもそれは、人間達が青年を良く思わない原因でもあった。
追い出された妖怪達が、その感情を利用し、青年をボクの手の届かない場所に連れて行った。
何年か過ぎ、狛犬が人間との間に生まれた赤子を見せに来た。
その子は、紫の眼をしてた。
ボクの愛した青年は、
生まれ変わってボクの元へ、帰って来た。
行場のないこの気持ちは、どうすればよいのだろうか。息詰まるほどの激情に身を焼かれる。
何かが迫り上がる。恐怖で口を押さえるが、勢いは止まらない。そんな時に限って、想い人は視界に入る。
「大丈夫……ゆっくり吐いてみて」
背中を擦られ、言われるがままに息をすると、花吹雪の雨が降り注いだ。
『我が身に咲く』
2024/02/05 溢れる思い
愛したい、愛してほしいと溢れる気持ち。
濁流のように止まらないこの想いは、君にぶつけるのは少し怖いくらいだ。
風になびく黒い髪は僕の心を揺さぶる
君は額を濡らしながら僕に別れを告げる
僕は溢れる気持ちを抑えながら君に伝える
「またどこかで会えるはずです、
その時までお元気で」
『溢れる気持ち』
バチェラーパーティというものにお呼ばれされた。結婚を間近に控えた独身男性を仲間内で騒ぎつつ祝うというものだ。しかしSMSで知らされた居酒屋で通された席には彼ひとりだけだった。
「あれ、パーティ会場ここで合ってる?」
「うん。俺とお前のパーティだ」
というわけで、彼の独身最後のサシ飲みをすることになった。
お互いに酒飲みなので食べるのもそこそこに酒を注ぎ注がれて徐々に出来上がっていく。こんな時には言うつもりのなかったことがぽろりと零れ出てしまうから気をつけないといけない。
「実は俺、結婚したくないかもしれない」
新郎になる予定の彼がぽろりと零した言葉にどうしてと聞き返す。
「相手のことは好きだけど、いろいろと合わないところもあるなと思えてきた」
彼が言うには結婚を控えて同棲を始めてみたところ食べ物の好み、酒の楽しみ方、休日の過ごし方が自分とことごとく違うとわかってきたらしい。それはつまり、彼の楽しみを一緒には楽しめないということにもなる。
「どうしたらいいかな」
やや据わった目がこちらを見つめる。自分にできる選択肢はたくさんあるが、どうしたものか。
「結婚したくなくなったんなら、正直に伝えるといいと思う」
「でも、どう切り出したらいいかわからない」
「やるなら早いほうがいいよ」
「そうだけど」
「電話かけてあげようか」
「えっ」
「ほらスマホ貸して」
呼び出し音から数十秒経ってから、騒がしい雰囲気が電話越しに聞こえた。あちらもバチェロレッテパーティ開催中らしい。もしもしどうしたの、と初めて聞く女性の声はなんとなく品がなかった。それで踏ん切りがついてしまった。
「あの、結婚取り止めさせてください。僕が彼を貰っていきますので」
『は、えっ、ちょっとどういうこと?』
「言ったままの意味です。今から荷物をまとめますので」
それだけ言って電話を切った。ぽろりと零れ出てしまった言葉に彼の方は驚いて固まっているが、のちほどちゃんと話そう。
「じゃあ、荷物まとめに行こうか」
お題:溢れる気持ち
「駆け落ち。しようよ」
なんとなく、言ってみたかっただけ。
「……あぁ」
真に受けてないのかな。嘘じゃないよ、でも。
「二人で温泉行きたい。海にも行きたい。雪の降るとこにも行こうよ」
「ああ」
苦しそうに低く唸る声が心地良いと、愛おしいと思った。瓶に入れて閉じ込めておきたいくらいだ。でも、あたしが触れられるのは手だけなんだよね。触れていい? 壊れない? でも触れたいから手を重ねてしまう。
不意に触れていないほうの手が頬に伸びてきて
「なぁ、抱きしめていいか」
なんて震える手と声で尋ねられるもんだから、あー、なんて言ったら困らせないかなって考えてんの。
ねぇ、知ってる? あたしはね、自分からは抱きしめることもキスもできないの。あなたが言ってくれないと、できないから。
「いいよ。抱きしめてよ」
「ありがとう」
なんでそんな顔すんの。いつもみたいにどういたしましてって強気でいればいいのに、何を我慢してるの。なんて、触れたら治まるだろうからあなたの首に腕を巻きつけた。首元に顔を埋めたらここにあなたがいるんだと思える。ほら、心臓って突き刺しても多少声は出るけど、首を真っ二つに斬っちゃうと何もかもが一瞬で……首から心臓の音が聞こえるし、首からあなたの声が聞こえるし、だからあなたはここにいると思うの。って、何考えてんだろう。やっぱりハグって感覚を麻痺させる。考え事も感覚も麻痺してくる。包まれてるのはあたしのはずなのにどっちかって言うとあたしがあなたを包んでるような、とか。それってあなたがあたしのこと、壊さないように触れてるからかな。あたしなら我慢できない。
「優しいんよね。おまえはさ。あたし、こんななのに」
喉が振動する。口から出てくる前にあなたの声が聞けるのって不思議だ。
「優しくなんてねぇよ、俺は」
本当に優しくないなら自分のこと優しいって言うはずだよ。
あたし、我儘だからさ、縛り付けたくないけどそばにいてほしくて。あなたに初めて触れられたとき、ふと思っちゃったんよ。
「へへ、やっぱ好きやわぁ」
そんなふうに思っちゃって、幸せだって感じたんよ。って、痛い。
「ちょっと、いたいいたい。そんなに締め付けんといて」
「抱きしめたいんだよ」
「んっふふ」
「お? 何笑ってんだ」
「潰されそーやなって」
そう言ってもあなたは潰してくれないんだろうね。つらい、つらくない、わかんない。
「殺したいくらいだな」
低く低く唸るようなあなたがそこにいた。ああ、このまま二人で、とけて、そのまま――眠くなってきちゃった。
大丈夫、大丈夫だよ。声も、手も、仕草も好き。それ以上に心が、思考が、色が、あなたが好きだよ。ちゃんと好きなのに。
おやすみ、あなた。
それを見た瞬間、惚れてしまったのだ。
今、絶対に入手しなければ後悔すると確信する。
だから、今日もできる限り訴え続けるのだ。
「お母さん、買って、買ってーー!」
「あんた、それ、昨日もやってなかった?」
溢れる気持ち
止まらない
止まることを知らない
人々は言うだろう
たかが、唐揚げ定食に
気持ちが昂るなんて
ってね
でも、そんなこと気にしない
だって私は、唐揚げの女だから
介護美容専門学校に通学中…私50代学生😅
学校の宿題で、昨日エンディングノートをまとめた
愛する家族へ…思考中から一行目書き出し、途中、最後日付を書くところまで、感謝の気持ちで涙が溢れっぱなし
自分なりに、伝えたいことがまとまりホッ!
溢れる気持ち
『1日』
好きな曲を聞いて楽しい。
お母さんの手料理を食べて美味しい。
友達と仲良く一緒に学校へ行けて嬉しい。
私が嫌いな数学の授業を受けてうんざり。
英語の授業で見た映画感動した。
昼休みに友達と恋バナしてちょっと恥ずかしい。
放課後教室に残って勉強して少し将来が不安。
夜も遅い学校、怖い。
家で待っててくれた家族、感謝。
私の1日は沢山の気持ちで溢れてる。
何をどう感じているか
言葉にしなければ相手に伝わらない
重い想いは
自分でも抱えることができなくて
ついに理解されない行動に出てしまう。
心が発狂して頭が考えることを放棄する
体が頭を理解できないまま勝手に動く。
心臓と頭が助けを求めるのに
持ち主である私も助けることはできない
–溢れる気持ち–
☆溢れる気持ち☆
若い頃は
多くの人と出合い
色々な恋愛をしたが
溢れる気持ちを感じた事はなかった
どうしても幼少期の思い出が
結婚のイメージを怖いものにしていた
だから異性と真剣に向き合う事が
怖く避けていた
それを変えてくれたのが
溢れる気持ちで付き合ってくれた
嫁だと思う ありがとう❢
今は あたし達夫婦の
溢れる気持ちの矛先は
娘 何をしても許せて
無条件で応援出来る
唯一無二の存在です✨
親バカですいません😁