『海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『海へ』2023.08.23
クリスマスの日に、彼女がいない仲間を集いブラックサンタ軍団と称して街を歩いて、そして、冬の海へ飛び込んだ。
そんな学生時代を唐突に思い出した。
あの頃は身も心も寒かった、と告げると彼は苦笑いを浮かべる。
「キミ、地元ではヤンチャだったんだね」
「貴方に言われたくないんですけど」
「あ、失礼なやつだ。俺は優等生だよ」
心外とばかりに彼は目を丸くする。それこそ心外である。
優等生なら、若い頃に「ワルイコト」なんてしないし、背中に大きな「鷹」を背負ったりしない。
そう告げると、彼は声をたてて笑った。
「それもそうだ。優等生サマはこんな仕事してないか」
嫌味のようなことを言って、ちらりとこちらを見る。赤信号で止まったのをいいことに、顔を近づけてきて、
「こんなワルイヤツに捕まったキミもワルイコだけどね」
と、囁き落とした。
途端に恥ずかしくなり俯くと、彼はまたおかしそうに笑う。
「なんてね。ほら、海につくよ」
青信号で動き出した先に、青い海が広がっていた。
あの頃は冬の海と同じく、身も心も寒かったが、今はどうだろう。
夏の海と同じく、熱いのかもしれない。
8/23 お題「海へ」
私たちは旅立つ。
海へ。海へ。
いつか母たちがさかのぼった滝を下り。
いつか母たちの体を傷つけた岩場をするりと抜け。
そこに辿り着くまで、ひたすら泳いでいく。
海へ。海へ。
生まれ育った水の匂いが、ある時変わる。
その匂いに体を慣らし、さあ、飛び出す時だ。
海へ。海へ。
無限の水の海へ。
私たちの何匹が帰れるだろう。
何匹が母なる川へ戻って産卵できるだろう。
今はただ泳ぐ。
ここが、海。父と母の生きた、海。
(所要時間:7分)
#今日のお題
#海へ
海に行きたい。家族で。またあの頃のように
笑いあいたいそう願っていた
幼い自分の夢
どうしてうちの家族はケンカばかりするんだろう
幼いながらに思っていた
私が歯車を狂わせた
戻ることの無い時間
もういい
疲れた
休みたい
"海へ"
以前来たあの海、帰る間際に「今度は日中に来よ」と約束し、その後お互いのスケジュールを確認して直近で空いている(午前だけだが)この日に来た。
夜ここに来た時とは全く違う。あの時は黒に月の青白い色が反射して月の道が出来ていて、あの時の海も綺麗だったが、水の中に青い絵の具を垂らして溶かしたような、澄み渡る青い海。空の青と大差ないその色は、間に雲が無かったら境目が分からなかっただろう。色が違うだけでこんなにも違く感じるのか。
あの時と違うのは色だけじゃない。あの時は飛彩の運転だったが、今回は夜勤明けの為俺の運転で。飲み物も近くの自販機で買ってきた麦茶。今でも十分暑いが、これからどんどん暑くなっていくこの時間帯には染みる冷たさだ。
「はぁ〜、気持ちいい〜…」
ベンチに座り、買ってきたばかりの冷たい麦茶を自身の首元に当てて涼む。すると横から小さな布が俺の前髪を掻き分けて額に、ポンポン、と当たった。見ると飛彩が、自身の持っているハンカチで俺の額の汗を拭ってくれていた。
「…ありがと」
「何、ドライバーへの礼だ」
照れくさく礼を言うと、そう言われた。少し照れ隠しに、ハッ、と小さく笑って正面を向く。
「別に夜勤明けでヘロヘロの奴にハンドル握らせたくなかっただけだ」
そう言うと「そうか」と返された。首元に当てていた麦茶を首元から離してキャップを開け、体の中へと流し込んでいく。火照った体の中にまで冷たさが染み渡って、また気持ちいい。
そしてしばらく…時間の許す限り、ゆっくり優しく響き渡るさざ波を聞きながら、2人でベンチに座り昼の海を眺めていた。
『海へ』
海へ行こうか。
ほら、黒いワンピースをあげる。
これを着ておいで。夜の海に紛れよう。
月が映ってる。
海面が揺れている。
波の音が聞こえる。
君は誘われている。
深くへ落ちよう。
海水は冷たくないね。
どこまでも沈んでいける。
呼吸ができなくなったなら、海水を飲めば良い。
あまりの塩辛さに目が覚めるだろう。
そしたらほら、そこがベッドの上だと気づく。
夢なんかじゃないけどね。
海へ
小さい頃、家族みんなで海へ行った。
その時に僕は溺れてしまった。
泳げるようになる前に溺れてしまったので、そのトラウマで、僕は水泳の授業では見学ばかりするようになった。
小学校5年生に上がるまでそれは変わらなかった。
だが、この5年生の時、決定的な出来事があった。
好きな人に泳げないことを笑われてしまったのだ。
だから僕は悔しくて、水泳教室に通うようになった
水泳教室に通い小さい子たちに混ざって練習を始めるのは、とても恥ずかしかったが確実に成長していた。
1年後には水泳の大会に選手として選ばれた。
この頃には僕は水泳が大好きになっていた。
この経験から自分に苦手意識があっても、まず、しばらくは続けてみることが大切なのではないかと思うようになった。
続けることで好きになるタイミングというものがやってくるからだ。
正直、苦手。
嫌いじゃないんだけど、どうしても、怖くて。
そう言ったら、きっと笑われるのかもしれないけれど。
なくちゃいけないもので、恩恵を受けながら生きていることも。
きっと、そこからずっと長い時間をかけて生まれてきたことも。
解っては、いるんだけれど、ね。
”海へ”いこう。
それは、どちらの意味かなんて、問いかける方が無粋なのかもしれない。
海へ
書く行く/141日目。
「 海へ 」…
🪸🐋🏝
。。🫧°🌊。。🫧ヘ(。`・з・)_。。💦 。。
( 🛟^ω^)
私「海か…」
思い出
↓
💰( ^🌊ザパー
波にのまえれたら
( ^ω^) 🐚 🌊
^p^)「あ〜金が消えた〜!(1500円)」
……千と海の金隠し
🦵🦀ザグ
^p^)「あ〜!足が〜!!」
🏝️🪨
( ^ω(🥫ゴス🌊🪨
🩹Q^「あ〜!ゴミの様だ!!」
……ボコボコに
海の家→🏠 🍧(^ω^ )ん?
カップル👫「イチャイチャ」
リア充👩❤️👩「ラブラブ」
ゲイ👨❤️💋👨「ムチュ〜」
No…( ^ཀ^)
『 LP 残り16… 』
↑
走馬灯
( 🛟^ω^)うぅ… 🌇⛵️🌊
👦「泣いてるの?」
^ω^)「いや、海ほおずき吹き(♪) だよ」
👦「?…泣いてんるんだ」
👪「汐吹きだ…凄い迫力」
🌊
👪柵 🌊 ドザァァ
🪨🪨🌊🪨🪨
( 場所 : 潮吹穴 )
^ω^)「ま!なんて…大っきい」
^꒳^ )「カイオーガ…」(スマブラXボイス)
💦💧🌧️ 🌪️しおふき威力150
( ^p^) 🐳←(ゲンシカイキ,カイオーガ)
^ω^)「うつくしさ…5で…」
🪦
海へ…
いろいろ危ういので、
もう少し何か…語彙力くれ。
終
制作・著作
━━━━━
𝓝𝓗𝓞.
では、また明日…
相席食堂 アンガールズ 潮
( その時…私は茶漬けを吹き、
姉は血を吐く、妹は火吐く、
可愛いトミノは宝玉を吐く。)
いつからだろうか。
海へ行くのが面倒に感じるようになったのは。
子どもの頃はあんなにも夏が待ち遠しかったのに。
億劫になりながらもビーチパラソルを広げていると、
目の前を金髪のお姉さんが通り過ぎていって、
来年もまたここに来ることを決意した。
(懐かしい、海の匂いだ)
私が目にしている海はあの頃と変わらない、深い深い青色だった。
ポロッ..
不意に涙がこぼれた。
周りには誰もいなくて、でも、凄く心地よくて....
暖かい───。
ポロ..ポロ...ポロポロ
涙がどんどん溢れてくる。
「グスッ..ヒグッ...」
誰もいない海には、枯れた声と波の音だけが響いていた。
海は私に寄り添うかのように、近づいてくる。
そんな海に応えるかのように私も、海に近づいていく。
プクプクプク...
とうとう暗い底についた時、空からたくさんの手が伸びてきた。
驚いていると、
「おいで」
という声が聞こえた気がした。
その声につられて、私は空に昇っていった。
あとがき
海ってきらきらしてて綺麗ですよね〜!
私は泳げないんですけどね(苦笑)
「海と声」
#海へ
海へ
海へ、憧れの海へ。
小笠原の海、父島、母島の海。一度は行ってみたい海です。船旅に二の足踏んで、行けない島なんです。
小笠原古謡の独特な旋律。大好きなんです。小笠原古謡をこちらに広めた、松永希さん。彼女の声と、小笠原古謡のメロディが、わたしを癒やしてくれます。
すっかり気にいつて、帰ってこなくなる人もいるとか。
わたしの行ってみたい海。
小笠原の海へ。
海へ
この前に見た夜の海があまりにも幻想的な景色だったものだから、絵を描いた。
でも、せっかく描いたのに、ここには私の絵を見てくれる人はいない。
誰かに見てほしくて、絵の写真を撮ると、スケッチブックのページを破き、くるくるとまるめた。
空き瓶に入れて、しっかりと封をする。ボトルメールの完成だ。
海へ行こう。夜の海が入ったボトルメールを流そうと思ったから。
前回の夜の海の続編です。(みけねこ)
水の惑星と言われる地球
今は地上にあって当たり前のものも
全ての生命は海から生まれた。
青い地球の元から生まれたと思うと
自分の命すら不思議で美しく感じてしまう。
循環するこの世界は
海の水蒸気が雨へ
雨水は大地を潤し、作物を育て
山肌をぬって沢山の養分を川へ
そして海へと繋がる。
母なる海は、地上で生きることにした者達にも
恵みを与えようとしてくれる。
全てのものは海から生まれたのだから
この世界に存在する全ては
兄弟と言っても良いのかもしれない。
兄弟仲良く力を合わせて
本来の世界設定はどこまでも穏やかで
やさしい設定だったのかもしれない。
楽園を楽園たらしめないのは
少々寂しいことだ。
「海へ」
旅人よ
海へ還ろう
すべての荷物を手放して
あの美しい場所へ
還ろう
旅人よ
あなたの旅は終わりを迎え
ただただ、漂う
あの美しい場所へ
還ろう
【海へ】
海を見るたび思う
どうして自分は
こんなにも孤独なのかと
海。
2人で海に
行きたい。
綺麗な海で
2人で
楽しみたい。
綺麗な海に行くまでの
ドライブも
楽しみ。
夏といえば海。私は今、実家の田舎町にある海にいる。
そこには沢山の人がいた。夏休みだからだろう。
子供が海ではしゃぎ、
それを優しく見守る親。
友達とビーチバレーをして、
心の底から満ちた笑顔。
ああ、海はなんて平和なの。
こんなにも多くの人の想い出に
残っているのだから
海も幸せだろうな。
「千夏姉ちゃん、早う行くで」
「………」
「…姉ちゃん?」
「ああ、うん。今行く」
_2023.8.23「海へ」
〔ねぇ、今日も来たの?〕
岩場に隠れた、人気のない浜辺にのんびりと足を伸ばして座っているキミに、声を掛けた。
キミはパッと私の方を振り向いて、ニコッと笑う。
目元を緩ませ、何故か安心した笑みを浮かべたキミに、
私は呆れてしまう。
何故、この場所を知っているのだろうか。いつも思う。
〔今日は晴れだからまだ良いけど、明日は雨だってさ。
どうするの、キミ。〕
すると、キミは当たり前の様に、
「来るよ。絶対に。」
そう言って笑って見せた。
私は、
〔···ねぇ、何でキミは諦めないの?辛くないの?〕
キツい言い方をしてしまう。
だって、私は。
「だって、待つことしか出来ないから。
あの子は、絶対に約束を破ったりしない。」
キミは少し泣きそうな顔をして、海を見て、そう呟いた。
「あの子とこの海に、約束した。
また二人で一緒に、どんな日も、この海を眺めようって
笑い合った日も、喧嘩した日も。」
震えた声で言う、キミのそんな顔に、声に、
止まった筈の心臓がチクチクとする。
〔それさ、幼少期の約束でしょ?キミの言うその子は、
ずっと前に、忘れているんじゃないの?〕
私は、冷たく言い放つ。
お願いだから、その約束にずっと縛られないでほしい。
私もずっと、ここに居ないといけないじゃないか。
「でも、来てくれてるじゃん。こうやってさ。
姿は見えないけれど、声は聴こえる。
もう、それだけで、十分だよ。」
私の方を向いて、また笑った。けれども、涙が溢れている。
だから、忘れてほしかったんだ。そんな約束なんて。
もう触れないキミの顔に手を当て、涙を指で掬う。
でも、その涙の滴は、私ではもう救えない。
不法投棄です。
海を汚しています。
私は私自身の体から流れる血を海に捨てています。
急激な怒り。衝動。
そこら辺に落ちてた流木の枝で太ももをブッ刺した。
私は太っているかもしれない。
だって、陸上で夏まで走りまくってたもん。
夏の甲子園ばかり有名だけど、陸上だって大会があって、負けたら卒部。
本当は球技がやりたかったけど、陸上部に入って、短距離の担当になった。
一年生の頃は、全然ダメで、部活の友達とワイワイするのが楽しくて続けたような感じ。
二年生になって、コーチとか指導の先生が褒めてくれるようになったら、メキメキ早くなってそれが嬉しくて朝練も辛くなかった。
0.00秒の戦いに楽しさを感じた。
ただ、ショートカットで日焼けして、足は男子より太い。それが少し恥ずかしくて、好きな男の子がいたけど、告白する事もなく降られた。その子には色白で華奢な彼女ができたから。
それからは部活!走る!早く!
と、自分を鼓舞して部活中心の生活。
お父さんは呆れて、お母さんは成績の心配。
私には今しかない!とばかりに親のお小言なんて無視して部活にのめり込んだ。
遅くまで練習したくて塾もやめた。
大学はスポーツで行くから!と親を説得して高校三生。
春に一年生が入ってきた。
その中に明らかに早く走る子がいた。
同じ短距離で。
聞けば、中学ですでに全国で戦っていたらしい。
後輩だけど先輩みたいな、妙な感じ。
先輩として、負けてなるものかと、走る走る走る。
先生や親の言うことなんて聞いていられない。
私には早く走るしかないから。
夏の大会を前にあろう事か肉離れ。
全治4週間。
大会に出なきゃ成績もない。
スポーツ推薦以外考えてなかった。
もう、私より早く走る一年生が、インターハイに出るのはわかってる。
先生は怪我が治ってからまた陸上すれば良いなんて言うけど、私は今しかなかった。
もう、人生終わったと思う。
だから、いっそ諦めて、足が無ければいいと思う。
だから海に私の血を不法投棄。
携帯も沖に向かって投げ捨てたから不法投棄。
私も自分自身を海へ投げ捨てちゃえば良かったなって思うけど、太ももに木の刺さった女子高生がウロウロ歩いても変だし。
波打ち際に座って、私の血が海へ流れるのを眺めていよう。
【海へ】
海にはクラゲやイルカ、シャチ。
好きな動物しかいない。
だから今日も海へ行こう。