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海へ

小さい頃、家族みんなで海へ行った。
その時に僕は溺れてしまった。
泳げるようになる前に溺れてしまったので、そのトラウマで、僕は水泳の授業では見学ばかりするようになった。

小学校5年生に上がるまでそれは変わらなかった。
だが、この5年生の時、決定的な出来事があった。
好きな人に泳げないことを笑われてしまったのだ。
だから僕は悔しくて、水泳教室に通うようになった

水泳教室に通い小さい子たちに混ざって練習を始めるのは、とても恥ずかしかったが確実に成長していた。
1年後には水泳の大会に選手として選ばれた。
この頃には僕は水泳が大好きになっていた。

この経験から自分に苦手意識があっても、まず、しばらくは続けてみることが大切なのではないかと思うようになった。
続けることで好きになるタイミングというものがやってくるからだ。

8/23/2023, 11:01:54 AM