『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「僕もう泣かないよ」
父と母が離婚し母について行った僕。
母を心配させたくなかった僕はそう言った。
そこから何があったかは覚えてないけど
母が僕らを育ててくれた。
道で転んだ時も泣かなかった。
好きなものを食べられなかった時も、
嫌いなものを食べた時も泣かなかった。
二番目に大切なものを失った時も泣かなかった。
そして同時に沢山のお金を手に入れた時も。
お金が尽きて、母が泣いて、僕は泣けなかった。
キッチンにある包丁を母が掴んで、僕を見て。
「ごめん」と呟いて。
刺し殺された時だって、泣かなかったよ。
心配しないでね、弟と妹と仲良くするから。
【泣かないよ】
僕のもの
トリコロールの旗をたなびかせて
君は大通りへとやってくる
薄暗い地下室から這い出て
僕は暗黒を打ち消す歌をうたおう
風が吹いている
強く
強く
僕を希望の路へといざなうんだ
君は僕の未来予想図
君は僕のプラネタリウム
君は僕の宮殿の皇女
風が地下室の中へと流れ込んでくる
あまりに強くて大きな風が
世界を呑み込もうと強く吹くのさ
君は危うく旗を手放しそうになる
ちゃんと持っていなきゃ
僕を導いてくれる自由の女神よ
君は僕のもの
君は僕のものなんだ
君はありふれた世界を照らす光なんだ
さあ、心の闇を消してくれ
風が吹く
あまりに強くて大きな風が。
あの子はきっと。
彼はそう言って笑いました。
私とあの子は血の繋がりがあるわけでは無いし、あの子は特殊な出生と環境で生きてきたから無意識に父親を求めていただけなんだよ。
あの子は強くなった。
きっともう、私に父親を求めなくても生きていける。
私もあの子と笑って別れることが出来るだろう。あぁ、でも、「清々した」なんて言われたら、少し傷付いてしまうかな。
「あの子は泣かない、か。そういう貴方が泣いているように見えたのは、私の見間違いだったのだろうか?」
END
「泣かないよ」
『泣かないよ』
葬儀の刻、喪主の父が参列者へ言葉を述べた。
父は涙を堪えながら、弟への気持ちを語った。
父親でさえも泣けないのであれば、私も「泣かないよ」
今にも滴り落ちそうな涙を歯を食いしばりながら、必死に堪えた。
凛として、席で見守る私が居た。
300字小説
不可抗力の涙
『俺は泣かないよ』
娘の卒園式。一緒に出席すると決めたときから、夫は言っていた。
『幼稚園の先生はあの手この手で泣かせてくるかもしれないけど、俺は絶対に泣かない』
でも実際に卒園式が始まると、保護者席のあちらこちらから鼻を啜る音が聞こえてくる。
特に園が特別な演出をしているわけではないけれど、名前を呼ばれて立つ背中に、卒業証書を受け取る手に、生まれたばかりの頃の小さな身体や手が重なって、つい涙が出てしまう。私の小学生の卒業式のとき、厳格な父が目をうるませていて、びっくりしたことがあるけど、そうか父もあのとき、こうして思い出を重ねて泣いていたのか……。
「……ところで、お父さんハンカチいる?」
「……ああ」
お題「泣かないよ」
「はぁ……。マジかぁ……」
まさか、罰ゲームで廃墟の探検をさせられる羽目になるなんて思わなかった。
しかも、真夜中にだ。ため息も出ようものだ。
「しかし、災難だったな!」
災難だった。
まさか、ただのジャンケンでストレート負けするとは思わないだろう。
また一つため息を漏らす。
「ただジャンケンに負けただけで、こんなとこを探検してこいって言われるだなんて……」
心細くて泣き出しそうになるが、泣いた所で助けは来ない。
それに、すぐに引き返せば先輩達が無理にでもまた廃墟に向かうように仕向けるはずだ。
今までもそうだった。
だから従う他に無いのだ。
「おかしいよなぁ。どう考えてもリスクとリターンが釣り合ってないだろ」
おかしいとは思うが、考えても仕方がない。
深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。
大丈夫だ。僕にはジョンが着いている。
「ふぅ……。よろしくな」
「おう」
意を決して真っ暗な廃墟へ一歩踏み入れる。
がさり、がさりと草の根を掻き分けて進まなければならないほど雑草が伸びきっていた。
雑草は腰に届かない程度の高さだが、度々足に絡み付いてきて鬱陶しい。
かなりの長い間、人の手が入っていないことが伺えた。
「何も、出ねえよな?」
何かが出てきそうな雰囲気に怯えながら、廃墟へ入ると外の茂みから、がさり、と物音がして、心臓が跳ね上がる。
咄嗟にそちらを照らして目を凝らすが、何も居ない。
息を潜めて耳を澄ますと、梟の鳴き声が耳に届くばかり。
「野生の動物か?……おい、そんな泣きそうな顔をするなよ」
もう嫌だ。帰りたい。
思っても口には出さない。
言った所でどうにもならないし、出来ないのは変わりないからだ。
気持ちを切り替えよう。
深呼吸をして、しっかり呼吸を整えて。
「よし……行くよ」
「足元、気を付けろよ」
足元を照らし、天井や壁などが所々剥がれ落ちて出来た瓦礫を避けて通る。
「しかし、雰囲気あるな」
「これは確かに、何か出そうかも……」
この廃墟がどんな場所なのかは先輩達から予め聞いていた。
如何にも幽霊が湧いて出そうな場所だということを。
ただ、曰く付きがあるとは聞いていないので、実際は何かが出るなんて言うことはないのだろうけど。
それでも怖い物ものは怖い。
「おい、怖いなら引き返してもいいんだぞ?」
「すぅ……ふぅ……大丈夫、大丈夫……」
また深呼吸をして自分を落ち着かせ、廃墟の奥へと足を踏み入れることにした。
その時。
からり、と小さな瓦礫が落ちる音が少し遠くで鳴る。
慌ててそちらに向き直って照らすと、高い位置で光り輝く目と目が合ってしまった。
「うわぁぁぁああっ!!?」
その瞬間、パニックに陥った僕は瓦礫に躓きながらも一目散に逃げ出した。
脇目も振らず、ひたすらに来た道を引き返す。
廃墟を抜け、踏み倒して作った雑草の道を行き。
そうして、先輩達が居るところまで戻ってきた。
「おう。早かったじゃんか。なんか見っけたか?」
ニヤニヤと先輩達はしているが、それどころではなかった。
「かっ、かかかっ!怪物が!!二、三メートルくらいある化け物が!!!」
と、伝えた所で、あることに気付く。
「あ、あれ……?ジョン……?ジョンが……居ない……?」
もしかして、あの廃墟に落としてきてしまったのだろうか。
もしそうなら、もう一度あの廃墟へ戻らなければならないことになる。
その事実に気が付いた僕は、急激に目の前が暗くなった。
テーマ:泣かないよ
やっと もうすぐ会える
でもそれがきっと最後になる
こないだのお別れは泣いちゃったけど
次は泣かないように頑張るね
「今までありがとう」ってプレゼントするね
雨男の貴方に傘を
私は月を見て貴方を思い出すから
貴方は雨の日に私を思い出して
って思ってるけどここだけの秘密ね?笑
#泣かないよ
「アルジャーノンに花束を」の結末まで読めん…!!
読むのが辛すぎますよʕ´• ᴥ•̥`ʔ
でも気になるなぁ
ねぇ…。
あのね。私が貴方を怒るのは、
1度きりの人生
自分の好きな人を守りたいなら
手放しなくないなら
一生の好きな人見つけたなら
親と対立してでも手に入れて手放さないで…
後悔して欲しくないから
人生って長いようで短いのだから
私は貴方を失ってしまったらきっと…
前を向くことないと思う。
確かに貴方は愛嬌もあるし優しい。
だけど愛嬌と優しさだけでは大事な人が消えてしまう…。
男でも女でも支え合い守り合うためには
愛嬌、度胸、根性、勇気、愛情、感謝。
そう思うから…。
題 泣かないよ
私と彼氏は、大学が別々になった。
高校から一緒に行こうねって約束してた大学に、私が落ちてしまったから。第2志望は地元の大学にしていた。
親と第一志望が落ちたら地元の大学に行くと約束していたんだ。
「4月から頑張ってね」
私は彼氏に向かって笑顔で言う。
合否発表の後、近くの公園で会っていた
間違っても泣いたりしないと決めていた。
だって私の努力が足りなかったから、落ちたんだから。
「ああ・・・」
彼氏は私の方を向いてためらいがちに言う。
「毎日電話もするし、メッセージも送るから・・・」
私は彼氏の落ち込んだような様子に、無理やり笑顔で頷く。
「うんっ、分かった!メッセージ毎日してね!大学行ったら可愛い子沢山いると思うけど浮気しちゃだめだよ」
「大丈夫、心配しないで」
彼氏は私の言葉を聞いて側に近寄ると、私を優しく抱きしめた。
「一緒に行きたかったな。でも、大丈夫。今までの君との時間があるから、僕は頑張れる。休みに入ったらすぐに会いに来るから」
「うん・・・」
私は、涙がこみ上げそうな気持ちに必死に抵抗する。
今更ながら彼氏の存在の大きさを感じていた。
いなくなると思うほど、辛さが込み上げてくるみたいだ。
「ユキ、手を出して」
彼氏に言われるまま、体を離し、手を出すと、右手の薬指に光る物がはめられた。
「えっ!?」
キラキラ光る宝石が嵌まった指輪だった。
私は混乱して彼氏の顔を見つめる。
すこし照れたような彼氏の顔。そして、私を見るとこう言った。
「ユキが不安にならないように考えたんだ。約束しよう。ずっとお互いに好きでいようって・・・してくれる?」
不安そうな彼氏の顔。彼氏も不安だったんだ・・私と一緒だったんだ・・・。
「もちろん!!」
私は彼氏に抱きつく。
私の目からとめどなく涙が流れる。
でもいいや。
だってこれは、純粋な幸せの涙なんだから。
「泣かないよ」
そう言われても、知らないよ。泣くかどうかは私が決める。
/お題「泣かないよ」より
泣かないよ
「大丈夫だから、怖くない
すぐに終わるから 約束だ。」
彼はそう言って 私を前に押し出した
下を見ると
あまりの高さにクラクラする
よし、覚悟は決まった!
うん。もう、泣かないよ
だって飛ぶしかないんだから!
あ〜なんで、 あん時
罰ゲームの バンジーする
なんて言っちゃったんだろう…
私の身体を押し出す、
係員のおにーさんの カウントに
私は 泣かない様に唇を噛み締めた
2024.3.17 泣かないよ
泣かないよ
泣かないよ
泣かないよ。
こぶし握って、
泣くもんか。
もし明日が爆発したって泣かないよ。今よりたぶん良くなるだろうし。
泣かないよって強がる君は水仙に似てる、綺麗で毒を持ってる。
「泣かないよ」
泣かないよ
1人じゃないよ
一緒だよ
うん、おなじきもち
泣かないよ
泣く時はいっしょ
に泣こうね…
私は、泣きたいときは、泣けばいいと思ってる。
自分の心が望むことを、
できるだけ、大切に、尊重してあげたい。
でも、
あなたが、私に泣いて欲しくないなら、
あなたが、私にずっと笑っていて欲しいと思うなら、
泣かないよ。私は。
自分の望みより、
大好きな人の望みの方が、大切だから。
︎︎
◌ 泣かないよ ︎︎◌
泣かないよ
泣かないよ
まだだいじょうぶ
いま泣くのはもったいない
泣くのなら
ティッシュを用意して
誰はばかることなく
思いっきり
声を上げて
涙をこらえず
顔がぐしゃぐしゃになるくらい
かわいくも
きれいにでもなく
ぶざまなくらい
後先考えずに泣くのだ
泣かないよ
夏の光の中、ふたりきりの海岸
息苦しさから逃げるように君の手をひいて来た
それでも、悩みなんて何も無いって笑顔を向けるものだからさ
僕も笑顔を返すんだ
何も聞けないまま、返すんだ
それでもさ、君が泣きたい時には呼んでよ
肩くらい貸せるから
抱きしめて背中をさするくらいできるからさ
“海、綺麗だね”っと笑う君に目が眩んだ
日々家
泣かないよ、これが最後だとしても
あなたが笑うんだから、こっちも笑わなきゃ
あなたを悲しませないためにも、笑っておくらなきゃ
滲む視界、頬を伝う涙、人にしては冷たいあなたの手
「えらいな…」
掠れた声と、震える手で頭を撫でながら褒めるあなた
その声が、弱々しく、優しく、消えてしまいそうで
その手が、細く、柔らかく、冷たくて
「げんきで…くらすんだよ…」
笑うと細まる、あなたの目
そこから流れる綺麗な宝石がひとかけら
それを見ることしかできない
「ふふっ…だいじょうぶ、君なら…」
不安を読み取ったのか、あなたは励ましてくれる
「さいごに…頼んでもいいかい…?」
こくこくと頷く
それを見てあなたは言う
「きみのこえを…きかせてくれないか」
何を言えばいいのか、思いつかないが、今思っていることを、行動と言葉で示そうと思ったのは、無意識であった
「ッ…愛してるッ!あなたが逝ってしまっても、わッ、私は、あなたを愛してるからッ!」
そう言いながら、口付けをした。
1秒にも満たない、一瞬
あなたは驚いた顔をしていたが、顔を離すと、優しい笑顔で、私を見ていた
「ありがとう…ッ…僕も、君のことを…」
ゲホッゴホッ
と、辛そうに咳き込むあなた口からは赤い液体が垂れている
ベッドを囲むみんなが近寄る
口々に声を上げるせいで、静かだった病室は、騒々しくなった
しかし、あなたは私を、最後の力を振り絞り、細い腕で抱き寄せて、耳元で囁く
『愛してるよ、今も、あの世でも、来世でも』
その声は掠れて、本当にその言葉が出たのかはわからない
だけど、そんな気がした
騒がしくなった白い部屋には、たくさんの人の声と、高い電子音が響いていた
あなたという存在がいたことが、嘘のように
泣かないよ
泣くけど
悲しみとかではない
ギャルゲーとか
あり得ないから泣ける
割とないものに弱い
そんな気がする
泣かないよっと
台詞が出てきてる
瞳の涙は流さないって
そんなとこでは
泣かない方が辛いのでは
そんな風に思う
泣かないことが
まるで良いみたいな
時と場所は選ぶけども
我慢する必要はない
浄化にもなるし
泣ける思い入れ
そんなものはない
泣けそうなら泣いとけば
自分を憐れみ
自分を許し
自分に望み
自分に敗れる
何も悪いことではない
ただ呑まれない事
これからも続いていく
そんな自分でいる事を
あなたは忘れてはいけない
何があったか
これは忘れてもいい
だけどその痛みを
私達は忘れてはいけない
これからもあるから
泣かなくても
泣いても
それでも思うのだから