『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『永遠に』
永遠に明日が来なければいいのに、
私は寝ることが嫌いだ。
いや、これには少し語弊がある。
寝たら明日が来てしまうことが嫌なのだ。
もちろん、昼寝は大歓迎である。
あぁ、地球よ止まってしまえ、
前進しなくていいから、後退しない停滞をしたい。
「永遠に」
貴方の瞳が好きだった。
私の隣で、少し照れて笑う顔が好きだった。
ハスキーな声も、少し猫背なところも。
手を繋いた時に、照れ隠しに指先や掌をくすぐるところも。
貴方の何もかもが、全てが好きで。
貴方を見つめて、貴方の声を聞いて。
貴方に触れて、貴方に抱かれて。
そんな日が永遠に続くと思っていた。
でも、終わりは突然やってきて。
貴方の隣は私の指定席ではなくなった。
他の子が、私の立ってた場所にいる。
そこは、私の場所なのに。
その人は、私のモノなのに。
見たくない。
聞きたくない。
信じたくない。
渡したくない。
……許せない……
どうすればいい?
何をすればいい?
悩んで、苦しんで、泣いて、叫んで。
そして、出した答え。
哀しみで狂った私が出した答え。
妖しく光る包丁。
呻く貴方。
彼女は一緒に殺してあげない。
あの世でも貴方と一緒にはしてあげない。
これで、貴方は永遠に私のモノ。
そして、私も永遠に貴方のモノ。
永遠なんかないことを誰もが分かっていて
それでも永遠を願っている
いや、永遠はある
それは目に見える形あるものではなく
心に存在する
誰かを想う気持ちや愛する気持ちは
永遠に続くものなのではないかと私は思う
想いだけは生き続けると思う
永遠にと願っても永遠に続いていくことなど何一つない。
だからこそ、この一瞬を宝物のように抱きしめたくなる瞬間が生きていると折々に訪れる。
永遠がないからこそ、それぞれの宝物は最終的にどこにゆくのだろう...
各々の魂に染み込むように吸収されてゆくのだろうか。
そのようにあって欲しいと願う気持ちからだろうか...そんな気がして私はならない。
永遠に
永遠などない。きみの髪の輝きだって永遠ではないのだろう。それが失われる日のことを考えると、ぼくは今からつらい。
ゼロで割ってはいけない。そんな自明のことももしかしたら永遠ではないかもしれない。最も速いものは光である。それだって永遠ではないかもしれない。考えられたものはどこかの宇宙で実現されるかもしれない、ならば、ゼロで割ることを許す数学もあるかもしれないし、光より速いタキオンだってあるのかもしれない。
永遠? 永遠に永遠はない。あるのは刹那の輝きだ。だから今度の日曜ぼくと街に出かけない? つまりデートしない? 嫌だと言われたらぼくは永遠に凍ってしまうかもしれない。
永遠に…
というとやっぱり恋愛のイメージよりも
なんかネガティブな方に走ってしまう。
そんなに長い間、人を愛し続けるって才能だと思う。
忍耐力と包容力と結婚への強い志でもなければ、長くは続かない。
私は自分の願いがその人を思うこと、尽くすこと。
幸せになってほしい、幸せにしたいと思うことができなければ。
幸せな家族とは名ばかりでハリボテになってしまいそうだ。その役にはまることは出来ても。
本物にはなれない気がする。
外でも自分を殺し、家でも自分を殺したら。
結局私は何者であり、なんの為に生きているのだろうかとずっと問うんだろうと思う。
それこそ、永遠の課題だ。
人生何が起きるかわからないけど、そんな人に出会うようなイベントが発生でもしなきゃ上手くはいかんだろうね。
乙女ゲームでも牧場ゲームでもハッピーエンドもバットエンドも今の自分の選択肢で決まっていく
自分の人生をいかに良くするかを考えて生きていく。
リセットもロードもセーブも出来ないから、立ち止まることは出来ないけど。
永遠への強い憧れよりも、現実をたくましく生きていく方が私にはちょうどいい気がしている。
永遠に
永遠の
愛を誓った
あの日から
君は変わった
もう愛せない
【永遠に】
永遠に子供でいられたら良いのに
永遠に遊んでいられたら良いのに
永遠に苦しむことがないと良いのに
永遠に面倒くさい全てから逃げれたら良いのに
でも永遠にいられるものなんて何もない
この世の全てのものは移り変わり、
また生まれては消滅する運命を繰り返し、
永遠に変わらないものはないのだから
限りある人生だからこそ
その1日1日、その一瞬一瞬を
大切に生きれるのだから
『永遠に』
BL要素あります。お気をつけください。
陳腐な言葉を嫌うあなたが「永遠に愛するから、隣にいてくれないか」なんて頬を赤く染めて言うものだから、思わず笑ってしまった。
空気の揺れに気づいたあなたが頬を染めたまま唇を尖らせる。
「なんで笑うんだ」
「なんででしょうね、やけに可愛らしくて」
それだけだった。
少し震えている手も、どれほど歪めても美しい顔も、月光のような柔らかい優しさだって、全部が可愛らしくて、愛おしかった。
ぐ、と言葉をつまらせるあなたの頬に手を伸ばす。
そこに稲妻のように走る傷だって、あなたを作っていると考えたら愛おしくてしょうがない。
「あなたはそういう言葉好きじゃないと思ってました」
「たしかに好きではないが、しょうがない。お前と永遠に隣にいられるのはこの言葉しかないと思った」
今度はこちらが照れる番だった。
だって、そんな真っ直ぐな言葉。効かないわけがない。
「どんな言葉だって、あなたがくれたのなら宝物ですし、なによりもとから俺はあなたの隣で一生を過ごすつもりでしたよ」
空気が、甘やかに揺れた気がした。
あ、と思ったのも束の間、乾燥した唇にあなたのそれが重なる。
ふ、と吐かれた息が静かに唇をくすぐった。
「永遠に続けばいいのに」
「続かせるんですよ」
あなたの瞳に映る俺は、きっと俺の瞳に映るあなたみたいな顔をしているんだろう。
それだけのことがやけに恥ずかしくて、誇らしくて。誤魔化すようにその手を握って、あなたの名前を呼ぶ。
永遠に続くこの世界は、きっとあなたの隣なら美しく輝くんでしょう。
久しぶり(?)に鯉月書いてみました。
これまた珍しく明治軸ですね。
鯉登さん目線書きたいって言ってたのはどこの誰でしょう。ほんとに。
お互いにお互いが宝物で、生きる意味で、世界の美しさであってほしいです。
永遠に生きられたら
この世界を救うことができるのかしら
神様に頂いた治癒の力、聖女として生きていくの
ならば、1人の命を救う、何人の命を救う
転生した私は一体何をしているの
なぜ私は紅く染まった刃物を持って
人を殺して、笑っているの
神様に頂いた治癒の力
この力を持っていたのに
無くなったら私が人を殺してしまうの
ココロだけ人々を救いたいと願い
私の身体は操られたように人を殺す
ねぇ、私を助けて、神の御心のままに
あるく、あるく
どこまでも続く先
まっている
透明なセカイ
ふわ、ふわ、ふわり
ゆっくりと落ちてくる
白、白たち
やわらかく光る
永遠に
永遠に愛が続く言葉
ありがとう
ごめんなさい
あなたが居てくれて嬉しい
幸せだ
愛してます
できるだけ相手に伝えようと思ってます
伝えないと気づいて貰えないから
自分ばかりがと悲しくなる時もあるけど
それはそれでその人が言わない人なだけ
自分はお互いに伝えあえる仲が好きだから
言うのです
きっと私の方が得を積んでる気がする
そんな雑念も有りつつ
側に居てくれてありがとう
これからも宜しくお願いします
メンヘラ彼女「ねえ私の事愛してる?」
彼氏「うん愛してるよー」
メンヘラ彼女「嘘つき。私知ってるよ?他の子と恋人繋ぎしてる所」
彼氏「は?何言ってんの?俺やった事ないんだけど」
メンヘラ彼女「証拠だって揃ってるのよ?」
机に写真をどっさりと置いた
彼氏「っ…!」
メンヘラ彼女「このクズ男!でも私はまだ貴方の事を愛しているの」
彼氏「それおろせよ…」
メンヘラ彼女「ずっと一緒って言ったよね♡」
彼氏「やめろよせ、」
メンヘラ彼女「ずっと愛してる❤︎」
彼氏「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」
後日その恋人達は遺体となり発見されたらしい…
永遠に。
永遠に続く?
私が
いる時間。
まだまだ
永遠に
伸び代。
命に永遠なんてない
永遠なんてないから、いつかは終わりが必ずくるからこそ、
死にたいなんて思ってしまうのかもね。
もしも命が永遠なら、死にたいと思う人はいないのかな。
方丈記 鴨長明
平家物語 作者不明
この二つの文学には共通した考え方がある。
無常観というものだ。この無常観というのは、同じ状態に留まらない、同じことは永遠に続かないという、仏教の中核教義の一つらしい。……難しそうだと思って読むのを止めようとしている人、ちょっと待って。僕も全く分からないから。安心してください。
そして、二つとも、鎌倉時代に成立したという。
もしも小学生の読者がいるならば覚えておいたほうが良い。、、、テストに出ると思うから。国語では確実に出る。社会で出る所も、あるかも。
テストに出そうな所だけ簡単に要約すれば、
方丈記――川の流れは止まらないし絶えず流れてるよ。
平家物語――あの平家でさえ滅んだんだから永遠に続く
ものなんてないんだよ
どうでしょう。柄にもない教育系は。好評なら、またします。不評なら一生しません。
永遠に続くと思ってたこと時間。だけど、あれから随分時間が過ぎ、皆未来へ旅立っていく時期になる。ダルいなー帰りたいなーと思ってた部活動。今思えば、楽しかったし、もっと真剣にしとけば良かった。毎年、何かしらで悩んでた。そのたびに、周りの人や友達が支えてくれて、前を向けた。永遠に続くと思ってたこの時間。だけど、永遠なんてなくて、どこもかしこも終わりが来るものばかり。だからこそ、その時間を大切にしようと思えるだろう。永遠に残るものはあるだろうか?多分あるだろうけど、そのことは気づかなかったり、元の形は残らないだろう。永遠にこの世界に生き続ける。
永遠に
この時間が進めばいい
そう…、
何回願っただろう
明日なんか
永遠に来なければいい
ずっと…
君といたい…
永遠に
宇宙の寿命はあと千四百億年。
太陽(地球)の寿命はあと五十億年。
今日生まれた赤ちゃんの寿命はあと九十二年。
理論上、この先九十三年後には、今地球上にいる人間は誰一人残っていないことになる。
身体は消えても魂は永遠に生き続けるなんて言う人がたまにいるけれど、そんなの嘘っぱちだ
これまでに地球に生まれた人の総数は千八十億人だから、もしその人たちの魂が今も生き続けていたとしたら、そこいら中を訳の分からない感情が渦巻いていることになるではないか。
そんなのたまったもんじゃない。
この世は今生きている人たちだけのものだ。
お役目を終えた人は、とっとと順番にあの世に旅立ってもらわねば困る。
人はどんなに頑張ったところで、たかだか数十年しか生きられないのだな。
と、思ったら何だか切なくなってきた。
ならば、みんなそれぞれ好きに生きればいいさ。
人にどう思われようが、何を言われようがそんなの知ったこっちゃない。
そんなことに心を砕いていられるほど、人間の一生は長くないのだ。
永遠に続くものなどどうやら何一つないらしいではないか。
それならば、この一瞬一瞬を大いに楽しく生きようじゃないか。
お題
永遠に
永遠に朽ちる事の無い肉体を手にすること、それは幸せなのか?
その問いの答えなど考えもせず、彼女達は滅びゆく星の上、同じ空の下で今日も悠久の時を浪費する。