欲望』の作文集

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欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/1/2024, 7:05:43 PM

「お疲れ様です。先週頼まれてた資料、ここ置いときますね!」
軽く茶色がかったふわふわの天然パーマが近づいてきて、カサリと音を立てて紙の束を置くとまた遠ざかっていった。
本当はもう少し気の利いた返事を返すのが正解なのだろうが、この口はいつも気持ちとは正反対のことを言う。
「ああ。」
ありがとうさえも言うことができた試しはない。
もっと、君と話がしたいのに。

3/1/2024, 6:57:10 PM

欲望                 あわよくば、このまま眠り続けることを赦してほしい。

3/1/2024, 6:33:47 PM

欲望といってもいろいろな欲がある。
生きる為に必要な活力ともいえる。
人はそこに理性というものがあり、人類すべての理性がなくなったらこの星はきっと無くなってしまうだろう。
それほどに人は力をもった種族である。

目の前の飼い猫は食に貪欲なわりにグルメだ。
おやつも一種類では満足できない我儘娘である。
おやつの為ならば
撫でても良いのよ?
と言わんばかりに近づいて…いや、近い!近すぎる!!
毛繕いまでしてくれる始末だ…ザリザリしてくれても腕に毛はないぞ?
こんな可愛い生き物愛さない訳が無い。
この子から欲が無くなってしまったらどれだけ心配するだろうか。

欲望とは怖くもあり、そしてとても大切な物である。

3/1/2024, 6:22:34 PM

運命の出会いがしたい。今年はそんなことばっかり考えてしまう1年なのかもしれない。
それでもいいけど、叶えば良いけど、

3/1/2024, 6:16:03 PM

私には欲望がある。
それは・・・『不老不死』・・・。
 もう少しで出来る。
自分にも使用するのだか、自分だけではなく、私の部下にも使用する。
そして・・・

  「篤志~晩御飯よ~」
僕は小説にしおりを入れ、晩御飯を食べに行った。

3/1/2024, 6:06:28 PM

金も褥も甲斐性もないアンタにむりくり連れ去られて辿り着いた一際下水臭い河川敷の便所は、あたしが初めて女になったところなの。
ひとり酒など呷って子どもに還る月夜は、あの日のアンタの不器用な息遣いが思い出されて尚辛くなるばかりね。

あの河川敷は、ずいぶん前に一度台風で川が氾濫してね。
それから高い堤防が築き上げられて、血税叩いてテニスコートが整備されたりしてね。
だのに、あの古ぼけた便所だけそのままの顔つきで残されてしまってさ。
大きく変わったのは巷の治安がすこぶる良くなったようで、あの下水臭さが幾分風にまぎれて鈍くなってしまったことかね。

流水のか細い手洗い場で脹脛を洗って。
付け方もわからない橙色のスキンの封を切って。
建て付けの悪い内鍵を片手で抑えながら。

幾重に忍び込んだ真夜中。
よく分からないまま連れ込まれた真夜中。
快楽などない、ただそこにある安堵感と。
何度も何度も便器にゲェを吐き出しながら。

ある日。ウチを訪ねてきたアンタの父親が、あたしの顔を見るに散らかった禿げ頭で土下座を繰り出して。

頼むから、どうかふたりの未来のために、どうか考え直してください。

あたしの脚にしがみついて何度も何度もそう繰り返す中年太りの身体が酷く汗ばんでいる。
アンタの将来もきっとこうなるのかしら。

アンタはあれきり姿を見せないし、風の噂で耳に入ってくるのはあたしのシマリが悪いという愚痴話。

父親は強張った手で万札数枚を押し付けてくる。
アンタの名前を唱えながらあたしは張り詰めて窮屈なお腹をさする。

--

あれから色々あって、あたしは高校を辞めて出稼ぎの毎日でさ。そろそろ苦しくなってきたとこなのね。

来週この街にも史上稀な大雨が降るらしい。
堤防は年月を経てとうにヒビ割れている。
ニュースでは窓ガラスが割れないよう養生テープを貼れと報せている。

そういえばあたし、このあいだ河川敷でアンタの父親が幼い少女を連れて睦まじく歩いてるのを、見たのね。
見間違いじゃない、アレは確かにアンタの。アンタの父親で。

来週にはきっと、総てを呑み込んで雨は降り頻るだろう。



-欲望

3/1/2024, 6:01:11 PM

私は、日本でも最古の部類の由緒正しい家に、長男として生まれた。

大学卒業後、我が家、我が一族宗家の嫡男となり、

今日、先代から正式に当主の座を譲り受けた。

これは、当主の座を譲り受ける前日に、先代に贈られた言葉だ。

「今は運が良ければ、健康な状態で百歳くらい生きられる。

 この事実は、紛れもない人類の快挙だ。

 しかし、それは我が家の、我が一族の歴史を前にしては、

 二十分の一にも満たぬ、微々たる月日に過ぎない。

 だが、この微々たる月日の積み重ねが歴史を大きく動かした。

 その証拠に時の流れは年々加速し、文化発展や技術革新も早くなった。

 しかし、その反動で多くの文化や技術が廃れるのも又、早いのだ。

 我が一族の役目は、良き古くからの文化や技術を後世に遺すこと。

 そして、それは新しい考えや新しい視点を取り入れることでも在る。

 家の慣習を変え、当主となった貴殿のようにな。」

先代は、優しく笑う。

「はい。」

「言いたいことをまとめると、

 貴殿の代で課題を解決出来なくても、別に気負わなくて良いのだ。

 後世の人間がなんとかしてくれるさ。

 大切なのは、自分なりに最善を尽くすこと。

 そして、しっかり生き、次代に繋げなさい。」

「その役目と思い、しかと受け継がせて頂きます。」

「受け継いでくれて、有難う。」

先代は、朗らかに笑っていた。

先代につられて笑い、心が少し軽くなった。

3/1/2024, 5:58:30 PM

欲望との付き合いはほどほどの距離感で楽しむのがいいのだろうと知っている、とはいえなんだかんだ親密になりやすい。行動のモチベーションになってくれることもありなってくれないこともあり。怠惰もある意味そういう欲だ。つくづく自分の欲が程よく収まっていてくれることを祈っている。これも欲だろうか。

3/1/2024, 5:54:07 PM

尾崎豊さんの「太陽の破片」という曲の中に「昨夜(ゆうべ)眠れずに欲望と戦った」という歌詞がある。(先日ポケカラで歌った)

欲望の目的の善悪にもよるけど人に迷惑かけない善い欲望なら多少は持っていてもいいように思う。
それが生きる原動力にもなり得るのだから。



テーマ:欲望

3/1/2024, 5:43:45 PM

ないと言ったら嘘になる。
さらけ出すためにあるんだろうけど、大体内に秘めてる。
いっそ無欲になりたい。でも、なれない。
ので。
「足るを知る」を会得したい今日この頃。
無いものを数えるより、今あるものを数えてみよう。
些細なことにも感謝できるように。
~内に秘めた欲望を咲かせるか蕾のままで終わらせるかは自分次第~

3/1/2024, 5:37:46 PM

私は欲望のままに生きるのが怖い
いつだって "本音"と"建前"に分けてしまう
本音で生きると自分が崩壊してしまいそうで怖い
誰と接するにしても両方を持ち合わせて接してしまう

本音と建前の概念が分からなくなる相手はいるのだろうか
そんな相手がいたらその人は間違いなく運命の人とでも言える相手なのだろうか?
それはきっと求めすぎになってしまうのだろうか?

そんなことを"欲望"の文字を見て考えてしまった
いつか本音で向き合える人と一緒になりたいな

3/1/2024, 5:28:23 PM

『欲望』


何もしたくない
変わりたくない
変わらないでほしい
だけど、このままが永遠に続くのも嫌
何も考えたくない
何も決めたくない
ずっと眠っていたい
自動的に目的地に辿り着いて欲しい

ときに揺らぎ、ときに窒息し
触れることすらできない心

わたしがわたしだと確認できる感覚
自然と湧いてくる人間らしい感情

何があっても崩れることのない安心感…

私が欲し、望むもの

3/1/2024, 5:24:30 PM

凪の日々
変わらぬことと
眼を瞑る
満たせぬ欲に
ただ乾くのみ

「我が人生、何一つ変わるまでもなし」

盈月の儀前の宮本伊織
(Fateサムライレムナント)

3/1/2024, 5:09:33 PM

『欲望』 2024.3.1.Fri

※BL二次創作 『A3!』 卯木千景×茅ヶ崎至










「眠い」
「寝たらいいだろう」
「腹減りました」
「何か食べてから寝たらいい」
「…………えっちしたい」
「……三大欲求の権化か」

 繁忙期とランイベが見事に重なった月末。全ての山を乗り越えて、なんとか仕事もランキングも予定した通り納めることが出来た。
 その反動が今、どっと来ている。

「ちかげさん……」
「…………はぁ、甘えるときばっかり名前呼ぶの、やめてくれないかな」
「ぴえん」

 通常運転の先輩。そりゃそうだ、紛うことなき自業自得。俺もダメ元でダル絡みしてるだけだから、期待などしていない。
 していないとも。

「茅ヶ崎」
「うー、はい、すみませんでした寝ます寝ます大人しく寝ます」
「まだ何も言ってない」

 ソファーに寝っ転がって唸っていれば、先輩が立ち上がる気配がする。チェアからこちらに向かって歩いてきているようだ。
 ん? と真上を見上げれば、俺の顔を見下ろす先輩の顔。表情は逆光でよく見えない。
 ぼーっと眺めていれば、なぜか顔が近付いてくる。寝不足かつ栄養不足の俺の脳みそは、通常時の回転速度より遥かに遅い。
 事象を認識する頃には既にその距離はゼロになっていた。

「んっ」
「…………」

 キスされてる。
 理解が追いついた瞬間、ぎゅっと目をつむる。ふ、と鼻で笑われた気がするが、いきなりのことで、こちらはそれどころではない。
 は、と息を吸うために口を開ければ、すかさず舌が入り込んでくる。処理落ちしかけの脳みそに、ダイレクトに響く粘膜の接触。ぴちゃ、と水音がするたび、聴覚からも脳を犯されていくような気がして、きゅ、と千景さんの腕に縋り付く。

「ん、ぅ……っ」
「……は……、」

 もぞもぞとみじろぎをするが、逃がさないとでも言うように軽く体重をかけられる。ひく、と喉を震わせ、逃げるように、応えるように、舌を擦り合わせる。
 口の端から唾液がこぼれ落ちかけて、それすらもぺろりと舐め取られる。

 どれほど口を塞がれていたのだろうか。くたり、を通り越してぐったり、の俺。キス一つで、とか言われるかもしれないけど、これは俺のせいではないだろう。

「キス一つですごい顔」
「は、言うと、思った」

 息も絶え絶えに、潤んだ瞳で見上げても、先輩をよろこばせるだけだと、分かってはいる。分かっていても、睨みつけずにはいられない。ええ、ええ、どうせ生意気な後輩ですから。

「急になんなんですか」
「お前の欲望を満たしてあげようかと思って」

 先輩の手が俺の身体を妖しくなぞる。首、胸元、腹、と降りていき、くるくるとへその上あたりを彷徨わせている。

「食欲、性欲、睡眠欲。どれから満たしたい?」

 にんまりと悪戯っぽく笑っている。
 楽しそうでなによりです。(白目)
 俺はほんの数分前の自分の発言を恨めしく思いながら、今後の自分の惨状を想像する。しかし、先に絡んだのは自分である。自業自得というか、むしろ付き合ってくれる先輩に感謝すべきなのでは?

 あらゆる憎まれ口を飲み込んで、羞恥心も放棄する。もともと脳みそバグってる日なのだ、素直になったっていいだろう。
 俺は無言で先輩のシャツの裾を引いた。

3/1/2024, 5:04:43 PM

俺は直樹(なおき)君が大好き!

俺の事気遣ってくれるし、俺の好きなお菓子も作ってくれるし、俺の一番の理解者!
この前だって俺がお願いしたら特別にお菓子作ってくれるって言ってくれたんだ!優しいよね~
俺は初めてあった時から直樹君の事が大好きだよ!『軸がしっかりしてて、ダンスがぶれてない...凄いね!』って!!皆は俺の事、顔がいいねとか、イケメンだねとか言ってたけど、見た目じゃなくて中身で見てくれたんだ!あんなの初めてだよ!
メンバーと馴染めなかった俺の手を引いてくれたのも直樹君!居残りの練習に付き合ってくれたのも直樹君!

直樹君は俺の全てなんだよ!俺の人生の半分は直樹君で出来ているって言っても過言じゃないんだ!今、俺がこうして人気があるのも直樹君のおかげ!!ぜーーーっんぶ直樹君!!


でも直樹君は皆に優しいんだ。俺ばっかりじゃない。
誰かが居残り練習する時は必ず付き合ってるし、皆に差し入れでお菓子を作ったり、相談に乗ってあげたりしてるんだ。
凄いよね、だから俺の次に人気がある。人柄が出てるんだよ。
そのせいなのかな、皆にあの優しい笑顔を振り撒いてるんだ。お菓子が上手く出来て嬉しそうな顔とか、ダンスが上達してきて褒めてる顔とか、相談乗ってる時の天使みたいな微笑みとか。挙げるとキリがない。




あのね、直樹君。
俺は直樹君が大好きなんだ。

その笑顔も、優しさも、明るさも、向けるのは俺だけでいいんだよ。俺が特別なんだから。

直樹君、前に言ったよね『海里(かいり)は特別だ』って。



俺も特別だよ、直樹君。

早く俺の物になって.........ね♡


お題 「欲望」
出演 海里 直樹

3/1/2024, 4:52:44 PM

大人になったら欲望のままに何でもできると思ってた。
でも実際にできることはジャンクなものを腹いっぱい食べることくらいだ。

3/1/2024, 4:40:41 PM

欲望

―――嗚呼、死にたい

気落ちすると脳裏をよぎる
言葉にするのは罪であろうか

死に恐れを抱くのは何故なのか
生きることを望む証だろうか

流るる時間にその身を委ね
果てる時まで必死に生きるか

3/1/2024, 4:38:18 PM

欲望

ありふれたもの
欲を望む
望むから欲
なければ生られない
過度な欲望は身を滅ぼす
適量が不明

とある動画を思い出した
理系と文系
理系は道具で
文系は目的
どちらもないと成らない

望まなくても必要で
欲するまでもなく必要
互いになくてはならない

欲望を歪める
これがタチが悪い
目的か手段かみたいなもの

自分に必要なものを
自分が欲する
自分を望むがために

何故欲しいのか
これを間違えてる
それは過分なものです

必要だからって
手に出来るかは知らない

ただこの様なことは
当たり前に行われていて
本来は不必要なもの

それに本当に欲しいのなら
その為のことをするはず

間違ったありきたりが
当たり前に存在していて
だから衰退する
栄枯盛衰
富めば貧する
その富は他人のものだから
自分のものではない

自分に得れることなら
無くなりはしない
あるがままあるだけで
これはコントロールが可能
ある程度はだけども

その欲望は何に起因する?
それが不用か必要かを分ける
望むこと欲すること
これが悪い訳ではない

不可能を望んでも
ほとんどは手に出来ないよ

3/1/2024, 4:29:17 PM

欲望のままに君の手を取った

生温い汗の混じったあの時間が
私には狂おしく愛おしかった

君の胸元に光るペンダントは
私の知らない君で
見る度に何故か虚しくもなった

夢のような、長くも短くもあるあの日々は
私には耐えられない程の幸せだったと
今になって思い知る

錆び付いたお揃いの指輪はもう要らないと
2人で行ったあの海岸に投げて後悔もした

いつかあの海岸に行こう
そして、砂浜に埋もれた指輪を見つけた時には
君への永遠を誓いに行こう

その頃にはきっと、間違いだらけだった2人も
愛の正解を見つけ出せていると思うから

3/1/2024, 4:12:02 PM

つくづく

好きで執着するひとを
好きになれない

(いつかのじぶんに
 殴りかかるようなブーメラン)

その人なりに
大事にされようが鬱陶しくて
何をどんなにか費やされようと

微動だにするのは
憐憫と代打、怠惰

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