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欲望のままに君の手を取った

生温い汗の混じったあの時間が
私には狂おしく愛おしかった

君の胸元に光るペンダントは
私の知らない君で
見る度に何故か虚しくもなった

夢のような、長くも短くもあるあの日々は
私には耐えられない程の幸せだったと
今になって思い知る

錆び付いたお揃いの指輪はもう要らないと
2人で行ったあの海岸に投げて後悔もした

いつかあの海岸に行こう
そして、砂浜に埋もれた指輪を見つけた時には
君への永遠を誓いに行こう

その頃にはきっと、間違いだらけだった2人も
愛の正解を見つけ出せていると思うから

3/1/2024, 4:29:17 PM