『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あれも、これも、この手に欲しい。
以前逃した願いを満たせるチャンスが、今もう一度目の前にあるからこそ、彼はどうしたって諦められなかった。
「もしかしたら」「今度こそ」
そんな思考がから回って、のめり込んで、積もり切って。
もう後には引けぬと、とある手段にまで手をつけた。
──数分後。
その手のひらの中で最後に残ったのは、身の丈から破綻した者の放心と、尚も報われぬ残骸であった。
【欲望】
君は私に笑いかけてくれる。
嘘偽りのない、太陽のようにあたたかな笑顔で。
私はそれが嬉しくてたまらなかった。
君の笑顔が大好きだ。
それを見るだけで私は幸せだった。
これ以上はもう何も望まないと、
そう思っていた。
そう思っていた、のに――――
君と過ごした時間や思い出が増えるにつれて、どんどん物足りなくなってきた。もっと私に笑いかけて、もっと私のことだけを見て、私のことだけを考えて。
心ががんじがらめになる。どんどん黒く染まっていく。こんなはずじゃなかったのに。深く深く、沈んでいく。欲望がみるみる溢れてくる。こんな自分は嫌だ。いつか君をめちゃくちゃにしてしまうかもしれない。このままじゃだめだ。変わらなきゃ。だめだ。だめだ、だめだ。理性が私を必死に引き留めようとする。欲望が私に甘く囁く。心が、壊れていく。支配されていく。
ごめんね、もう私の心は潤わない。
お題【欲望】
題名【緋色の渇き】
たまに、本当にたまーにだけどふとした時に、
“いままでコツコツと貯めてきたお金を、私が今欲しいもの全てにバーっと注ぎ込んで、ぽっくりと逝ってしまいたい”
そんな風に考えてしまうことがある。
目に付いた「欲しい」を色々と我慢して、
お財布のなかで、そして見知らぬどこかで眠っている私のお金。
もしものため、将来のためにとそう短くはない年月をかけて蓄えてきた割と大事なはずのお金。
けれど、「じゃあ実際にそれを全部使ってまで、何が欲しいの?」って聞かれてもなぜだか何にもしっくりこなくて。
結局のところ、私は何かを得たいわけじゃないし、何かに消費したところで代わりに満たされるものはきっと何もない。
多分、単純に、自分自身を放棄してしまいたいだけなのだ。
欲望。
怠惰に過ごしたいって、いつも思っている。できるだけ楽な様に、自分だけでも得をしたい。
私はいつも感じている。楽をするのってとても気持ちがいいって。一瞬の背徳感でも、数秒の娯楽でも、例えしっぺ返しにあったとしても、欲の満ちる気持ちの良いことが続けばいいって思ってる。君の歪んだ表情も、怒った声も、呆れた目線も、吐かれた罵倒も、軽蔑の目だって気にならないくらいには、図太い神経を持っているんだと思う。いや、持つしか無かったんだと思う。
自分の欲が見えるってのは面白くて、あなたの欲だって見えてしまう。今は楽をしたい時、今は優しくされたい時、今は黙って欲しい時、今は話したい時。あなたの感情は丸見えで、画面に吹き出しが浮かぶかのように鮮明な望みが湧いている。
私の欲望を叶えるより、君の欲望を叶えよう。その方が円滑で順調で円満な道を辿って、関係を構築できるから。
その代わり、私の欲望には蓋をかけよう。あなたにみせてしまう前に。そうやって生きていると、段々と欲望なんて分からなくなってくる。
欲望が欲しい。この欲には替え難い願望が、頭の中をいつも駆け巡っている。
欲望
欲望が欲しい。周りの人の言葉とか、それの一般的な価値とかを全部無視してでも捕まえたくなる「何か」が欲しい。もしそれが手に入らないとわかったとして、絶望して死ぬなんてのももう、生ぬるい。だって、心の底から湧き上がる欲望は、まるで津波が押し寄せるように僕を飲み込む。欲望に毒された僕は、すでに正気もなくなって、それ以外は考えられないんだ。ただ一つ、渇望した光が僕のはるか頭上に浮かんでいるのがみえるだけ。僕はそれが存在する限り、光に向かって走って走って飛んでいく。たとえ犯罪者になろうと幽霊になろうと僕は追いかけ続けるだろう。それほどまでに僕の心を揺り動かす「何か」があれば、僕の人生はそこらの映画にも負けないくらい魅力と刺激に溢れるものになるはず。
「欲望、魅力、刺激……ねぇ。オナ禁でもしたら?」
「初めと終わりしか聞いてなかったろ、君」
「まさか。正気じゃないとか、犯罪とか、飛ぶとか生とか言ってたじゃん。真面目な話、恋の一つでもすればいい」
「もういい。君に話した僕が馬鹿だったよ、バーカ。僕はもっと知的で崇高な話をしてるんだ。性欲なんかと一緒にしないで」
「はぁ。もうすぐ高校にもなって厨二病はモテないよ、知的で崇高なお馬鹿さん」
いっその事手に届かない人であればよかったのに
あなたは簡単に手に入ってきてしまって
でもそれは誰にでもそうで
お互いの欲望をぶつけている間だけ
「好き」
だなんて言うから泣けてきて
「泣いてるの、可愛い」
違うの、違うよ、
悔しくて、それでもまた繰り返す
欲望? 最初に断っておこう。文章長いぞ。自分の投稿の過去文を一部引っ張って来てる。欲望に関しては誤解が多い上に、欲望が「強い力」である割には、曖昧に扱われているからだ。まず「動機」と「欲望」は別物だが、ほぼ区別されないまま認識されていることが多いようでもある。動機と欲望が愛と思いやりの上に合致しているとき、人間は「生まれながらの凄さ」を発揮する。しかもそれは清しく温かく、力強い。欲望は大切な力のひとつだ。発揮する方向や使い方を間違えないように、注意深くいることは、きっと役に立つ。…まあ、関心も縁なんだけどね。
「幸せ」のお題のとき、欲について書いた。ここに持って来てみる。↓
人間にはいくつかの欲やねがいがあるという。諸説ある。
役に立ちたい、認められたい、愛したい、愛されたい、生きていたい。これは「肯定性」に関する心のねがいと言える。
眼耳鼻舌身で五根とかもある。解釈はいくつかあるようだが、心に関するものと身体に関するものとがある。肉体を持つ以上、当然のものとして食欲、睡眠欲。物理と精神の間にありそうな色欲と財欲と名誉欲。食欲と睡眠欲は生きものとして生存するためのものであり、なんなら色欲だって生きものが持ち合わせている必須性を含んでいる。財欲と名誉欲は両方とも、その底流に本当のねがいを隠している。
食べて美味しいのは幸せだが食べ過ぎれば苦しいし、質の良い眠りは元気になるけど眠り過ぎると疲れる。性の表現は心と意図の方向が違えば幸福から地獄まで顕す強力な諸刃の剣だ。財は生活の安心になるが財があり過ぎればイヤな経験をしやすいし、名誉は自己肯定を支えてくれるが名誉に囚われれば自由が遠ざかる。つまるところ、欲に執せず自分にちょうど良いバランス点に居ることが「この世にある幸せ」に触れるありようなのだろう。物理的身体を持つ人間であるうちは、欲がまったく無いという状態は、無力ですらある。受け取れないなら喜べない。望むものが無いなら前に進むこともできない。「欲を滅せば」悟りに至る? 何のために悟るのか?
釈迦牟尼は不幸なんかじゃなかったはずだ。
抜粋ここまで。↑
「欲望」という言葉にあまり良くないイメージを持つ人はたぶん少なくないのだろう。もしかして仏教で言う「煩悩」という言葉みたいに、なんだか違う「イメージ的なズレ」があるのかもしれない。「欲し望む」「煩い悩む」は、人間なら必ずというほど出会うものだし、それ自体が悪いなどということは絶対ない。
いつからよろしくないイメージが持たれたのかはわからないが、はたして「欲望」のしわざかどうか、ある意味で典型的な人間社会のものを眺めてみる。
軽薄な動機・低俗な手段・残酷な行為がセットになって、物理的あるいは立場的に「自分より強力じゃない」、つまり「こいつを虐めたって自分の脅威にはならない」などと品定めした相手を「侵害」する。はっきり言って“仕置きが必要”な愚行だ。
さて、このパターンは「欲望」なのだろうか?
むしろ、それを後押ししているのは、「自分は無価値」「自分は無力」といった「否定的自己認識」なのではなかろうか? 特に無力感は、抑圧そのものとして心に作用する。無力感にともなう感情は、「前向きな考えを見つけて行動選択に昇華」されないままだと、いつか「破裂」する。それは「侵害行為」というかたちを取ってしまうことも多いのじゃないか?
「欲し望む」と「煩い悩む」と「破れ裂ける」、どれも同じものなんかではない。
心が「破れ裂ける」ことの無いように、
「煩い悩む」ところから成長できるように、
自分の内へ本当の力を「欲し望む」ことで、
ねがいを叶える推進力に手を伸ばせる。
その果実はよきものだ、多分。
『欲望』
彼女の頬を伝う涙。月明かりに照らされて輝く雫が溢れてはこぼれ落ちていくのを見て、俺はようやく自分の行為が愚かなことだったのだと悟った。
欲望のままに掻き抱いた細い体躯が、腕の中で小さく震えている。
「……ごめん」
ぽつりと零した謝罪の言葉に、彼女が俯けていた顔をゆっくりと上げる。その瞳は恐怖に揺れていて、口元には赤く血が滲んでいた。先程、俺が乱暴に口づけてしまったせいで出来た傷。今更湧いてきた罪悪感に駆られてその紅にそっと触れれば、彼女は大げさに肩を跳ねさせた。
すっかり怯え切ってしまった様子の彼女に、俺は居た堪れなくなってその体に回していた腕を離した。
「ごめん、ごめんな」
じわりと、目の前が滲む。彼女が目を見開いたのが、ぼやけた視界の中でもなんとなく分かった。泣きたいのは彼女の方だというのに、俺に涙を流す資格なんてないと分かっているのに、自分の情けなさを痛いほど実感してしまえばもう堪えることは出来なかった。せめて嗚咽は漏らさないようにと唇を噛んでいれば、彼女の手が俺の頬にそっと添えられた。
「…大丈夫、大丈夫だよ」
彼女の優しい声が、ひっそりとした夜の空気に響いて溶けていく。思わず目を向ければ、そこにはどこかうっとりとした表情の彼女がいた。
「ごめんね、もう別れるなんて言わないから。…だから、泣かないで?ね?」
鮮烈な色彩が滲む唇が紡ぐ甘い言葉。
思考の全てが、彼女の声に持っていかれる。
駄目だ、これ以上彼女の側にいたら、また彼女を傷つけてしまう。
でも、彼女がそれでも良いというのなら、離れる必要なんてないんじゃないか。
でも、だって、でも。
ぐるぐると考えを巡らせる俺に、彼女は優しく口付ける。
柔らかな感触とふわりと香った甘やかな香りに、僅かに残っていた理性が一つ残らず掻っ攫われていく。
「ほら、帰ろう?」
いっそ幻想的だと思えるほどに綺麗な笑みを浮かべる彼女。その手を取らないという選択肢は、もう今の俺には無かった。
重ねた手から伝わる仄かな体温が、今はただどうしようもなく愛おしくて仕方がなかった。
望んだら望んだ分だけ 僕ら 離れられるから
きっと 喧嘩するために 出会った訳じゃない
欲望
ドンヨクバール!
オルーバ様ー!
大好きー!
欲望
願望
切望
希望
失望
絶望
……思いつくまま
# 欲望
欲望
人間には三代欲求が存在する
食欲、睡眠欲そして色欲
それを見てみる
そしてある時に気がついた
これ、三つのうち二つは七つの大罪では?と
そう考えると人間が罪を重ねるのは
決められていたのでは?
定められた運命なのだろう。
何せキリスト教では
りんごを食べては行けなかったのに食べてしまった。
また、パンドラも開けては行けない箱を開けた。
もしそれら本当だったら
まさに「歴史は繰り返される」ですね。
人間はいつか欲望を抑えられる日が、
もしくは満たされる日が来るのだろうか?
お題:欲望
「誰しも心の中に欲望を隠している
欲望とはすごい物だ…
一度従って仕舞えば人を殺す事さえできる
でも欲望がないと人間は生きて行けない
生きたい、死にたい、これも全て欲望だ
どうせなら欲望に従って生きた方がいいだろう
君が欲望に飲まれて暴走しない事を願っている」
この湧き上がってくる物も欲望なのか?
これほしい!
あれもかわいい!
そっちのもいいなあ!
ショッピングセンターでの私である
欲望というのは
満たしても満たしても満たされないもの
欲望がなくなれば
どれだけ楽になるかとも思うが
欲望があることで
人生に面白さ、楽しさが生まれているのだと思う
『欲望』
「いつかあなたが」
いつかあなたが私のこと
好きになってくれたらいいのに
でもいつかはきっと来ないでしょう
顔を合わせなくなれば
私の名前もあなたは忘れてしまうから
今はただ私のこの気持ちだけ
あなたに気づいて欲しいのです
#欲望
欲望
食う寝るところに住むところと言うが
そんなところも欲望まみれに煩悩まみれに糞まみれ
糞を掃除するように欲も掃除する人が必要かもしれない
けれど糞を掃除する人の糞は誰が掃除する?
その人の糞を掃除をする人が必要になってくる
煩悩を除去するだがなんだか知らんが
坊主が凡人の煩悩をなんだかするようだ
そう言ってみたところで、の話だ
欲望を除去しますと数珠をスリスリしてみたところで、
あらまぁ。と手のひら返すような芝居掛かった人生じゃない
この世は欲望まみれで煩悩まみれで糞まみれだ
テレビでよく流れてくる
「これ一本!」だとか「一日一回!」とかは芝居しかないだろう
コンプレックスを利用し物を売るのだ
リアクションも酷いものだ
えぇの後はお決まりの安い言葉を吐くのだ
商品の値段は高いのに言葉は安っぽい
欲望は金で取引される
物欲。食欲。睡眠欲。性欲。
それら全て金で買えるのだ
欲望を金にしている人はこう言うさ
みんなやってますよ!おすすめですよ!やった方がいいですよ!と。
やった方がいいはお前の心情ではなかろうか
そら金にしたいだろうし儲けたいだろう。
だからやった方がいいですよと言うのだろう?
そもそも誰が見ているかなど分からないのだから
引っかかった馬鹿をターゲットにしているのだろう
天才だと言いたいわけではない
引っかからない凡人である
引っかからない秘訣は卑屈だ
卑屈になると構え方が変わり斜に構えるようになるが
引っかかりたくない人は一度、卑屈になってみるといい
欲望は目をくらませる
ホイップ・クリームにパフェ、パルフェ、、
チョコレイト、いちご、、
完全に趣味になってしまったが
誰も彼も欲望の塊なわけで
清楚系なあの子も欲望の塊であり
いつかはその欲望が解き放たれる
自分で清楚契約でも結んでいるのだろう
下を開けたら欲望の塊だったという話もよくあることだ
誰も彼も欲望の塊である
冷静な仮面を被ったところで欲は隠せない
けれど欲を解放した際が難しいところである
その欲にもよるが犯罪になるケースや様々だ
取り返しのつかない欲の使い方もあるのでやめろ。なんて言わないが、(言ってしまっては正義の押し付けをする正義愛好家と変わらなくなってしまう)
正義を過剰に愛せばそれは悪になる
悪を過剰に愛せば正義になるかは分からないけれど
全て自己責任でやってくれ
善を強制するのもある種の悪だ
そういう人が案外、人を傷つけていたりするもんだ
欲望は目をくらませる
くらまされた目は戻らない
戻りかけても誘惑に負ける
誘惑というのはなんと官能的であり甘く臭いのだろうか
最後に誘惑に負ける言葉でも記しておく。
見られてはいけないものなので、間を空けさせてもらう
パン・ケーキ。ショート・ケーキ。モン・ブラン。
メロン・ソーダ。プリン・ア・ラ・モード。
チョコレート・ケーキ、クッキー、ドーナツ、、
欲望
自分の思っていることを人に伝えるのは無地pずkっしいとおもう
この列車は
どこに向かうの
座るとすぐに
眠りについた
キミは知らん顔
なぜかしら
不安はない
たどり着くのは
どこでもよかった
たどり着かずとも
構わないし
たとえばの話
そうしてぼくは
本を取り出す
紙の擦れる音と
キミの寝息
この列車の行方は
たぶんキミも知らない
窓の雨粒は
星屑のよう
とてもきれいだ
とても
#列車に乗って/note-22
欲は必要だよ。
生きるエネルギーになる。
個人であれ組織であれ種族であれ
成長や発展、向上というものは欲があるからこそだ。
だから、天使なんかよりも
私の方がよっぽど有用だと思わないかい?
2024/03/01_欲望
『遠くの街へ』
ひとつ屋根の下
家族の楽しそうな声が聞こえてくる。
私は隣の暗い部屋で
その声を聞きながら眠りにつく。
長い長い夜が過ぎ朝が来る。
そっと扉が開き「体調はどお?」
扉の隙間からもれた部屋の灯りで目を覚ます。
朝が来るのが待ち遠しかった私には嬉しい時間だ。
見た夢の話
咳がひどくて辛かったこと
話したいことはたくさんあった。
けれども私は我慢した。
家族に同じ思いをさせたくはなかったからだ。
お粥をリクエストし
私は扉をパタンと閉めた。
数分後用意してもらったお粥を
時間をかけてゆっくりと食べる。
抽選で当たった北海道旅行のことを
想像しながら…
食べ終わり薬を飲んで再び横になる。
元気になって家族で行けたらいいなぁ〜。
遠くの街、北海道へ…