楽園』の作文集

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楽園』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/1/2026, 5:28:23 AM

楽園

真っ白なキャンパスと 数時間 睨み合う
画題は『楽園』

名を与える前の 静けさ
善も悪も まだ 息をしていない
何を描けばいいのか
コンテを持つ手は 動かない
私にとっての『楽園』は
この白のままにある

歓喜を置けば
すぐ隣で 喪失が 息をする
無垢は
知らないという かすかな罪
その奥で 小さな欲望が見え隠れする

一本の線で
すべては 分かれてしまう
だから私は
まだ 引かない
引けない

「まだ時間はある」

それでも
指先は わずかに震えている

あなたは何を描きますか

5/1/2026, 5:16:29 AM

「ところで」
「ところで?」

「いつ気づくか?それが問題だ」
「なにが?ってお題の話だろうけど」

「今回のお題は楽園だが入った時に気付くか、出た時に気付くかのパターンだね」
「あー、失ってからのパターンかー」

「そう。入った時に気付くと抜け出せず、出た後に気付くと戻れず」
「最悪だ」

「知らなければよかったのにってやつかな」
「最悪だ」


お題『楽園』

5/1/2026, 5:02:08 AM

今日も何処かで飢えて死んでいく子供達を
平気でシカトしてる神様が
俺たちの夢に興味持つ訳ねぇだろ!
願う以上に自分で変えろ!

『EN』/UVERworld

5/1/2026, 4:57:34 AM

朦朧としているとこに、無理やり液体が口に注がれた。
「ダメだよそいつ。すぐ反応して吐いちゃう」
「そうか薬物にも抵抗値高いしな。すぐ感知されるのか。惜しいな…口からが一番副反応少ないんだが。一緒に気持ちいい思いしようぜ」
ベッドの上でむせている私に、2人の男は杯を交わし合う。
短髪の男の衣服ははだけ、だらしない姿になったが色気は増加したように思う。男は中東気味の堀の深い顔で嬉しそうにこちらを見てくる。
「なぁ。少しぐらいいいだろ、そのほうがお互い具合もいい」
「お断りだ」
私はかすれた声で反抗した。普段何も受け答えも抵抗もしないからか短髪の男は目を見開いている。
普段は寡黙でいる長髪の男の方が笑っていた。
これ以上尊厳を踏みにじらせない。
「へぇムカつく。極楽見せてやろうと思ったのに」
この世界に極楽とはとんだ皮肉だ。奴らの口上にあきれてしまう。
「直接とか」
「やめとけ、面倒だ」
バサッと、服が落ちる音がした。
もう抵抗は許されない。大きなごつごつした手が上から襲ってきた。



楽園

5/1/2026, 4:55:18 AM

楽園も多種多様、十人十色、よりどりみどり。
個人的には完全オフな自室のモフモフ毛布の中が、一番身近な楽園だと思う物書きです。
ごろんちょして、仕事もSNSも頭に入れず、身も心も完全にオフラインにして昼寝するのです。

え?ゴールデンウィーク?●連休のどこかで実施?
いや知りませんね何時のことですか
(すべて遠き楽園の以下略)
というお題回収は置いといて、今回のおはなしのはじまり、はじまり。

「ここ」ではないどこか、別の世界に、世界線管理局なる厨二ふぁんたじー組織がありまして、
そこには、滅んだ世界からこぼれ落ちて、生き延びてしまったいわゆる難民が、
3食おやつ付き、レジャーもリラクゼーションもレクリエーション完備で余生を過ごすための、
超広大なシェルターがありました。

原則として、滅びゆく世界に住む人々が、亡命を目的として別世界に移住することは、
それぞれの世界の文化や資源の保護等々を理由に、
よほどの特殊な事情でもない限り、許されません。
皆が自分の世界の死を理由に、他の世界に逃亡して逃亡して逃亡して……を繰り返せば、
いずれ、あっちの世界もこっちの世界も、滅亡世界の住民で、埋め尽くされてしまうのです。

ゆえに、世界線管理局は、滅亡世界から誰かがこぼれ落ちて生き延びてしまったら、
皆みんな一律に、ほぼ一切の例外なく、局内の難民シェルターへ収容するのです。

その「最終的な余生」の場となりますので
結果として管理局のシェルターは
ドチャクソに、バチクソに、間違いなく、
あらゆる尊重と自立の肯定と精神的充足と
なによりグルメが完全配備されておるので、
すなわち「楽園」も同然となっておるのです
(お題回収完了)

「故郷が滅んで、脱出艇がコントロール不能のまま動力喪失したときは、みんな絶望したよ」
1〜2年前に収容されたばかりの難民は言います。
「ここはまさしく、本当に、楽園さ。
我々が我々として生活するだけの広さも、文明もあるし、なにより『我々が在った』という歴史を、ちゃんと記録して残してくれる。

ありがたいハナシさ……
たまにヘンな部外者がピーピー暴れるけどね」

しゃーないよ。
どの楽園にだって、欠点は存在するモンだよ。
難民が大きな、長いため息を吐く視線の先で、
世界線管理局による難民の収容を「非人道的な監禁」と思っているタイプの活動家組織が、
ギャーギャー、ピーピー、騒いでおりました。

前々回、前々々回投稿分あたりに登場した、組織、
世界多様性機構の連中です。
彼等は本当に管理局が、大嫌いなのです。

「みんな!騙されるな!」
難民シェルターに勝手に乗り込んできた機構の複数名が、勝手にお立ち台など置いて、叫びます。
「ここは、楽園なんかじゃない!どこにも行けない閉鎖空間、監獄だ!
世界線管理局の連中は、あなたがたを偽物の楽園に閉じ込めて、あなたがたの自由を奪っている!」

解放せよ!
故郷を失った滅亡世界の難民たちを、まだ生きている別の世界に移住させて、
真の楽園を獲得せよ!
それが、世界多様性機構の言い分なのです。
世界多様性機構の構成員は、管理局のシェルターに閉じ込められた難民たちを救い出すために、
不定期に、ゲリラ的に、管理局に潜り込むのです。

そんなこと言ったって
それぞれの世界のエネルギーは有限なのです
(しゃーない)
滅亡世界の難民が他の世界になだれ込んだら
「その」他の世界が困窮するし、滅ぶのです
(しゃーない)

「はいはい。侵入者はこっちに来ましょうね」
最終的に機構の活動家御一行は、管理局の法務部に連れられて、ぽいちょの再進入禁止、出禁。
楽園は再度、平和を取り戻しましたとさ。

5/1/2026, 4:48:16 AM

風薫るスタッカートの雨舞台
ふるいはらって踊り尽くせ

楽園は閉鎖的な空間にしか起こり得ないある種盲目的なものだけど、そこに浸っていられるくらい心の余裕があるうちは幸せなんだと思う。

5/1/2026, 4:47:36 AM

「まるで楽園だなあ」

 男は恍惚とした声音で言った。
 奥まった路地裏は薄暗いうえに狭苦しい。ペトリコールに交じった血の臭いが鼻をつく。視線を落とせば、足元のアスファルトには赤黒い水たまりが広がっていた。その源流は、さっきから白目を剥いて地面に転がっている。しゃがみこんだ男は、もう動かないソレを見下ろして楽しそうに笑った。

「いい顔してるね、このひと」

 どこがだよ、と思ったが、ツッコむ気力も起きない。こんな仕事さっさと終わらせて、家帰って風呂入って寝たい。

「おい、どーでもいいから帰んぞ」

 そう声をかけると、男は顔を上げた。頼りなく明滅を繰り返す街灯の下、いつもの薄ら笑いを浮かべて俺を見る。頬に軽くはねた返り血も相まって気味が悪い。はーい、と返事をして、男は立ち上がった。

「僕も帰〜ろおうちに帰ろ〜……の続きってなんだっけ、歌詞思い出せねえ」
「…………」
「いやあ、今日も楽しい1日だった。な、今日こそ打ち上げ行くだろ?」
「行かない。帰って寝る」
「はあ、相変わらずノリ悪いなあ。そんなんじゃモテないぞ〜、わははは」

 笑いながら、ばしばしと背中を叩いてくる。久々の仕事でだいぶキマっているようだ。こいつが変なのはいつものことだが、今日はいつにも増してテンションがおかしい。

 俺にとっちゃ、この世は楽園どころか地獄そのものだ。こんな腐った世界に生まれ落ちたことは、呪い以外の何でもない。けれどもこいつはきっと、それを祝福と呼んで笑うのだろう。どうかしている。
 はたまた、狂わなければ生きていられないのだろうか、この男も──ふとそんなことを思い、上機嫌に鼻歌を歌う男を、俺は横目でちらりと盗み見た。

【テーマ:楽園】

5/1/2026, 4:37:27 AM

いつか連れていって
君の住む楽園に
ぼくはコンビニで酒とおつまみを買って
分かち合いたいよ君と
楽しいことやくだらないこと
何の変哲もない平凡な
日常を頭に刻み込もう

5/1/2026, 4:26:35 AM

楽園

遥かな空へ願いを託し、私は飛び立つ。
人々が眠りにつく頃、私も静かになる。
会いたい人へ会えるのかな。
幸せはこの先待っているのかな。
微かな不安や焦燥感を抱きながら、その時を待つ。
少しずつ意識が遠のき、体が温かさを失ってゆく。
指先が冷たくなる感覚だけがわかる。
静かな時を過ごす。
人の声や空を飛ぶ機械の音も聞こえない。
私を静寂が包む。
悩みは何処かへ消え去り私の中には何も残っていなかった。
何処にあるのかな。
私の望む楽園は

5/1/2026, 4:23:50 AM

楽園

 学園のある場所には楽園があるらしい。
 噂を聞いたある生徒が好奇心に負け、楽園を探した。
 
 そこから生徒の記録はされなくなった。

5/1/2026, 4:21:29 AM

【正義と悪者、光と影】

誰かからすればそれは英雄で、また別の誰かからしたらそれはヒール


わたしはたまたまみんなからヒールだ、悪者だって言われただけでどこかに───そう、あなたのように英雄と言ってくれる人がいるはず

でも、だからといって君はわたしからしたら悪者だってわけじゃない。みんなが言うように、君はわたしの英雄でもある。




でも、なんだか残酷。君と同じ舞台で走っているのに、わたしだけが悪く言われている。
これも、世の中の理ってものなのかな

5/1/2026, 4:11:55 AM

食うモノも、着るモノも困らない。
雨風を凌ぎ、安眠の夜を過ごせる住居がある。
誰もが望む「当たり前」。
全ての人間に行き渡らない安寧。
誰しも平和を享受できない。
だからこそ、人々は楽園の夢を見る。

「お題 楽園」#240

5/1/2026, 4:10:05 AM

楽園ってなんだろう。

あしたも、また次の日もぼんやり日にちが過ぎて。

嫌なことがあると長くなるし。

楽しいことがあると、頭の中で繰り返す。

ドカン、と大きなことが起きても。

しばらくしたらシラッと日常に戻っている。

もし楽園なんてものがあったとして。

僕らはきっと、そこには留まらない。

飽きてしまったらそれまでだから。

5/1/2026, 3:53:38 AM

〈楽園〉

 すえっちから連絡が来たのは、金曜の夜だった。

「久しぶりに集まらない?
 来週の土曜、みんなに声かけてみるんだけど」

 スマートフォンの画面を見つめながら、私は少し考えた。
《来週の土曜》。特に予定はない。三十二歳の週末なんて、たいていそんなものだ。

 結局、集まったのは六人だった。高校のクラスメートで、卒業後もなんとなく続いているグループ。
 最近は年に一度あるかないか、そういう集まりになっていた。

 駅前の居酒屋に入って、最初の一杯を頼むころはよかった。近況を報告しあって、久しぶりだねと笑いあって。でも一時間も過ぎると、会話は妙な感じになってきた。

 仕事の話をすれば愚痴になる。私もそうだし、向かいに座っているはっしーも、隣のたなりんも、ため息まじりに職場の話をする。
 上司が、取引先が、評価が、将来が。そういう言葉ばかりが並ぶ。

 すえっちは五歳の子どもがいるけれど、今夜は旦那さんが実家に連れて行ってくれているらしい。
「少しは自分の時間を楽しんでおいで、って言ってくれてさ」とすえっちが笑った。
 私は、いいね、と返した。声のトーンはちゃんと合っていたと思う。でも、胸の奥のどこかがかすかに軋んだのを、私は気づかないふりをした。
 のろけに聞こえてしまうのは、たぶん私が僻んでいるからだ。すえっちのせいじゃない。

 結婚している子たちは、私たち独身組を気遣ってか、家族の話をあまりしない。その気遣いがありがたくもあり、少し寂しくもある。
 気がつけば、話題を探すのが難しくなっていた。昔はあんなに話すことがあったのに。

    ****

 帰り道、私は少し遠回りをした。

 電車に乗る気になれなくて、夜風に当たりながら歩いた。
 繁華街を抜けると、住宅街の細い道に出る。街灯がぽつぽつと続いていて、どこかひっそりとしていた。

 高校の頃を思い出しながら歩く。

 放課後の教室。
 部活も委員会もない日、帰ろうと思えばすぐ帰れるのに、なんとなく誰かが残っていた。黒板の端に誰かが書いた落書きが消されないまま残っていて、外から運動部の声が遠く聞こえた。

 すえっちとか、はっしーとか、その日いた何人かで机を寄せて、とくに理由もなく話した。
 コンビニで買ったスナック菓子を机の上に広げて、先生に見つからないようにこっそり食べながら。

 話していたのは、たわいもないことばかり。好きなテレビの話、気になっている人の話、将来なりたいものの話。
 進路のことを考えなければいけない時期だったはずなのに、どこか遠い夢を語るほうが先に立った。
 なんにでもなれる気がしていた。なんにでもなれると信じることが、まだ許されていた。

──あの場所は、楽園だったのだと思う。

 今になってわかる。
 あの放課後の教室には、まだ《何者でもない自分》がいた。
 何者でもなかったから、何者にでもなれた。傷つくことも、傷つけることも、まだほとんど知らなかった。

    ****

 家に帰って、鍵を開けながらスマホを取り出した。
 グループのトークに、すえっちからメッセージが届いていた。

「今日は楽しかった! また集まろうね」

 スタンプや絵文字が続いて、他のみんなも返事を送っていた。
 はっしーの「楽しかった、次は来年?笑」というメッセージに、たなりんが「早すぎ笑」と返している。
 私はしばらくその画面を眺めてから、部屋の電気をつけた。

 楽園は、もうない。あの教室も、あの時間も、戻らない。でも、今夜みんなと話しながら愚痴をこぼしたことも、うまく話題が続かなくて少し黙ったことも、それはそれで悪くなかったと思った。

 楽園じゃなくても、ここにいる。
 それでいい、と思うことにした。

 私はトークに短く返事を打ってから、スマホを伏せて、ソファに腰を下ろした。

──今いるところが、楽園だ。

5/1/2026, 3:36:19 AM

→ → → 《楽園》


           《?》← ← ←




道を歩いていたら、ぼんやりしていたせいか、まったく知らない場所にいた。
しかも、目の前に二つの看板らしきものがあって、右か左か、どちらかに進むようになっている。



うーむ、右は《楽園》で、左は《?》
うーむ、?といわれても、正直困る。
うーむ、どうしたものか…



あまのじゃくなボクは、進むことを諦めて、回れ右、をして、今自分が歩いてきたと思われる道を戻りはじめた。


人生、進んでばかりも疲れるよな。
ま、戻ることも必要だよ。
と、思いつつも、基本的にボクは今、知らない場所にいるのを思い出して、あれ?この道はどこに続いてるんだろー?と少々ドキドキしているのだった。

5/1/2026, 3:28:52 AM

いつ死んでもいいやと破り捨てた詩人の原稿用紙の欠片

春を告げる啼鳥以外に、季節を感じる術は無い

覗き込んだ深淵をライトで照らして眩しい虚無に挨拶する

昔だれかが歌ったエーデルワイス

今日も迎えに来てください

地獄気取りの楽園へ

5/1/2026, 3:28:38 AM

そこはどこか。
ただ揺蕩うだけの幻想か。
誰にとっての楽園か。


【楽園】

5/1/2026, 3:19:45 AM

ここは楽園と呼べるんだろうか?
なんにもないこの場所は、僕にとって監獄だ。
過去と僕の罪を見せつけるように真っ白で何もない。
まぁ、僕の選択が間違ってたのが悪いんだけどね。

5/1/2026, 2:43:46 AM

甘美な響きだけだよね、楽園なんて。
そこに至る者はいないのに
目指す場所のように存在だけが崇められる。

きっと何も見えない上を眺めているより
前を向いて歩く方が幸せだろうに。

5/1/2026, 2:41:08 AM

JR舞浜駅は楽園がもれ出ている。

 「あ、充電器忘れた!ねぇ、薫、充電器持ってる?」
 顔と同じくらい大きい耳をつけた美希がぐっと近づいて私のかばんをのぞきこんできた。
 
「も……持ってる、持ってるよ!近いし、声でかいし、しゃべるの早い」

「だってさあ、充電器なかったら最悪じゃん?もう今の時点で60パー」

「近いって!めっちゃテンション高いじゃん。あんたの鼻にプラグ差したら充電できそう」

「何、クールな振りしてるのよ!あなただって内心踊ってるくせに」

 確かに美希の言うとおりだった。私だけではない。
 赤い車両、黄色い声、軽い足元、
 入りきらなかった楽園が、入り口を超えて駅までにじみ出ていた。

 風船を持った美希と私の影は耳が全部で六個ある。

「やあ、ボク美っ希ー。よろしくね」
「はいはい、わかった」

 さあ、行こう楽園へ―

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