村人ABCが世界を救うまで

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朦朧としているとこに、無理やり液体が口に注がれた。
「ダメだよそいつ。すぐ反応して吐いちゃう」
「そうか薬物にも抵抗値高いしな。すぐ感知されるのか。惜しいな…口からが一番副反応少ないんだが。一緒に気持ちいい思いしようぜ」
ベッドの上でむせている私に、2人の男は杯を交わし合う。
短髪の男の衣服ははだけ、だらしない姿になったが色気は増加したように思う。男は中東気味の堀の深い顔で嬉しそうにこちらを見てくる。
「なぁ。少しぐらいいいだろ、そのほうがお互い具合もいい」
「お断りだ」
私はかすれた声で反抗した。普段何も受け答えも抵抗もしないからか短髪の男は目を見開いている。
普段は寡黙でいる長髪の男の方が笑っていた。
これ以上尊厳を踏みにじらせない。
「へぇムカつく。極楽見せてやろうと思ったのに」
この世界に極楽とはとんだ皮肉だ。奴らの口上にあきれてしまう。
「直接とか」
「やめとけ、面倒だ」
バサッと、服が落ちる音がした。
もう抵抗は許されない。大きなごつごつした手が上から襲ってきた。



楽園

5/1/2026, 4:57:34 AM