『楽園』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「楽園」
私にとっての楽園は、自分の部屋だ。私は、自分が好きなものに囲まれて暮らしている。辛い時、好きなものを見ると、癒やされて、また頑張ろう!と思う。たまに、好きなものがたくさん増えてくると断捨離をしている。これからも自分らしい部屋、楽園をつくっていき、自分の人生を豊かにしていきたい。
楽園
風に乗って 29日
風に乗って走れ。
障害物を避けて疾走感を感じながら走れ。
そう信じて、全力で挑み続ける。
そうすれば楽園へ辿り着く。
きっと良い未来を信じて。
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メンソールの煙草を持って小さな荷物で
楽園に行こう楽園に行こう大きな船で
僕らは大事な時間を意味もなく削ってた
「なあなあ」のナイフで
苦しみも憎しみも忘れてしまおうよ
スプーン一杯分の幸せをわかちあおう
君が思うほど僕は弱い男じゃないぜ
愛と勇気と絶望をこの両手いっぱいに
赤い夕日を浴びて黒い海を渡ろう
そして遥かなあの自由な聖地へ
ひとりきりもいいだろうふたりだけもいいだろう
猫もつれて行こう好きにやればいい
いつか僕らも大人になり老けてゆく
Make you free永久に碧くyeah
ボリュームを上げて命の鼓動が
動脈のハイウェイを静かに駆けぬけてゆくah,ah,ah
君が望むのならば淫らな夢もいいだろう
掃いて捨てるほど愛の歌はある
過去は消えないだろう未来もうたがうだろう
それじゃ悲しいだろうやるせないだろう
いつも僕らは汚されて目覚めてゆく
Make you free永久に碧く
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ちなみに、
これは「THE YELLOW MONKEY」さんの「楽園」です。
たまには、こういうのもいいかなって。
楽園とは私が考えるに
世界中の誰もが
ずっとずっーと
笑顔で居られる場所
もしくは
悲しみとか怒りとか
不幸なんてものが
存在しない世界
あるいは
争いがなく
平等に自由が
保証される社会
つまりは
そんなものは存在しない
楽園
(2024/04/30 21:11:09)
【どこでもドアがあったなら】
ふと、どこかに行ってしまいたいと思った。
「どこでもドアがあったらどんな場所にでも行けるのに。」
ベッドに転がりながら視線の先にあるドラえもんの英語版漫画が目に入ったからそれとなく呟いてみる。
桜が咲き誇る庭園、綺麗な青が澄み渡る海、静寂が通る大きな図書館。夏日が照る砂浜。
誰かにとっての楽園で雰囲気に身を委ねたい。
自分にとっての楽園、幻想郷がないから。
どこでもドアを開いて自分だけの楽園を探して身を置くのもいいのかもしれない。
[楽園]
私にとって1人の時間は楽園だ。
誰かといると、気を使ってばっかりだから
いつも疲れる。
学校は特に疲れる。
友達の話に合わせて、親の言うことに従って
先生の期待に応えて、毎日笑顔の仮面を被って、
もう毎日が地獄だ。
でも唯一の救いは1人でいる時間だ。
私は塾に通ってるから滅多に1人の時間はないけど
それでも親が共働きだから週に3回位はある。
1人でいる時は
気を使わなくていい
言うことを聞かなくてもいい
期待に応える必要もない
まさに楽園だ。
それでもすぐに時間がなくなる。
ああ…
一生1人の時間が続けばいいのに…
そう、毎日思う。
「楽園」
温泉につかる。内湯、露天風呂を行ったり来たりと
色んな湯につかる。う〜ん、幸せ。
買い物。両手に荷物を持って、次々とお店に入る。
楽しいし、ストレス解消にもなる。
あとは、炬燵でゴロゴロしてる時間。すっごく良い。
ずっとこのままでいたいと思ってしまう。
こういうのを楽園にいるって言っていいのかな?
ここは楽園。そう、今自分がいるこの場所が楽園。命が脈々と営み続けているんだもの。命さえあれば、思い方一つで、目の前が楽園。
「楽園」
そもそも楽園とは何?
自分の欲求を満たす所が楽園になる。
それは人それぞれで楽園と言える
感覚などは、違えど
心が幸福に満たされて、幸せな
気持ちになれるの場所が楽園だと
言える。
それでは、わたしの楽園とは
何かなって考えて見ました。
お風呂に入り、一日の疲れを
洗い流せ、時の制約を忘れる場所
これも一つの楽園だと感じます。
そして、ふかふかのお布団に
身を包まれて、寝る時こそ
真の楽園の扉が開く時
夢は楽園への扉である。
その夢の楽園では、何もかもが
自由になれる空間でもあります。
さー、今夜はどんな夢の楽園が
わたしを待っているのでしょうか?
もしかして、貴女の夢の楽園に
わたしが現れるかもです。
めぐみより
『楽園』
日が暮れてからもしばらく歩き続け、少年と少女は楽園と呼ばれる地へたどり着いた。
あたり1面ネモフィラが咲き誇り、ホタルのようなものが飛び交っていた。
景色に見とれる少年に少女は語る。
「すごくきれいでしょ?この光はみんな妖精なんだよ。」
ホタルに見えていた光の粒をよく見ると、光の中に人のような形をした影が浮かんでいた。
「楽園って呼ばれるようになったのはね、実は最近のことなんだ。それまでは失楽園って呼ばれてたの。」
景色に見とれていた少年は興味深そうに少女の方を向いた。
「ここにいる妖精達はもともと人間なの。悪いことをした人間。やってはいけないことをした人間はほかの人々と同じ世界に住むことを許されなくなって、ここで妖精になるの。だから、妖精といってもそんなに可愛いものじゃないのよね。」
少女は止まらず語る。
「私たちが暮らす素晴らしい世界、つまり楽園を追放された妖精が住む場所だから失楽園って呼んでたんだけど、世界がどんどん悪いものになって、妖精教が生まれて、この世界の苦しみから逃れるために妖精になることが救いなんだってみんなが信じるようになって、それからはここは楽園なの。」
楽園に来たる終焉の時
そこは地獄の果て
森羅万象が消え去るあの景色
二度と見ぬ為に――
10年を経てけもの道と化した遊歩道は 自然が人の痕跡を消そうとしているようにも見えた
旅人が藪をかきわけ進むと とても通れそうもないほどに草木の繁った荒れた階段が現れた
…ダメかな…
朽ちた石段に帰れと促されその場を去った旅人は
知っていた その道を降りると広がる
ガラスの如く透明なターコイズブルー
絶え間なく打ち寄せる波
岩礁を飛び交う海鳥
潮騒と吹き渡る風
誰もいないそこは
#楽園
遅めの昼食をとると、彼女は眠いと安楽椅子に腰掛けた。彼女はうとうとしていて、今にも寝そうだ。自分の使った食器ぐらい片付けてくれ、と声をかけるが返事がない。彼女に近寄ると、寝息が聞こえる。もう夢の中のようだ。頭が下がっているので、長い真っ黒な髪の毛がすだれのように垂れ下がっている。彼女の顔を覗き込む。白くてつるつるの肌に真っ黒で長いまつげが伏せられ、小さなピンク色の唇が控えめに開いてる。ため息が出るほど綺麗で、絵になる自慢の彼女だ。
「楽園って、案外日常の中にあるんだよ」
それが口癖になっている彼女の気持ちが今なら分かる気がする。食い入るように彼女を見ていると、背後から猫の不満げな声が聞こえた。振り向くと、最近彼女が拾ってきたキジ白の仔猫が俺を見上げている。彼女の前から退くと、もう一度にゃあん、と鳴き彼女の膝に飛び乗った。彼女の膝でうろうろしていたが、位置が決まったのか座りこみ丸くなると目を閉じた。しばらくすると、仔猫のお腹がゆっくり上下し始めた。何だか俺も眠くなってきた。食器を片付けたら、ちょっとだけ寝よう。彼女の頭を優しく撫でると二人分の食器を両手に抱え、台所に向かった。
楽園って普段あまり出てこないフレーズ。
普段から楽園について考えてこなかったからスラスラと書けない。
文字からして楽しい要素があるのだけど。
毎日、仕事や勉強ばかりして、おまけに円安、円安と言われ自分の行動を制限している。
楽園についてイメージしてみた。浜辺でパラソルの中に入ってかき氷を食べながら海を眺めている。
カラッとした暑さで波の音が心地よい。
「楽園」
"楽園"。
1度は誰でも想像した事があるのでは無いでしょうか?
もしくは「行ってみたい。」
そう思う人だっているでしょう。
ですが、貴方達が想像する"楽園"は、
本当に"楽園"と言えるのでしょうか?
"楽園"という名前で取り繕っているだけの地獄かも。
そんなの誰にも分からない。
それでは、貴方は"楽園"をどのように受け取りますか?
深い深いばしょに落ちた。
星の光も声ももう届かない。
口の中のりんごは味がしなくなっていた。
それでも鼓動は鳴り止まない。
罪の味を知らない者はとことん厳しい。
誰もゆるしてはくれない。
生き抜かなければならない。
沼地の底にはまりながら過去を悔やみ
なにも感じてないようなふりをして。
#楽園
心無い言葉に傷つくことはない。
人の言葉には必ず、その人の心が宿る。
心を持たない人間は存在しない。
いるように見えたとしても、それは魂の奥底に厳重に隠されているだけ。
声の大きい人ほど、尊大な人ほど、自分を過大評価する人ほど、その壁は厚い。
心を通わせられると信じて無防備でいれば、大怪我をする。
心を通わせられらない可能性があると思っていても、無傷ではいられない。
彼等が心開いて、弱い自分を自覚して、さらけ出してくれたとしても、その勢いにひるめば双方ともに致命傷になる。
相手に心がないと思うのは傲慢だ。
相手に心がないのでない。
相手の心に自分がいないだけなのだ。
それを、認められないから、傷ついたことを相手のせいにする。
相手の心に自分がいないと知った時、
自分の心にも、その相手はいない。
けれど、目の前の人間しか、理解してくれる人間がいない。
そう誤解して、私たちは無いもの必死に有ると見せかける。
人は心がないことを認められない。
なぜなら人には必ず心があるからだ。
しかしそれは、主語が大きすぎる。私達の心は有限だ。
目の前に100人いたとして、その全員に心を割くことはできない。平等に与えようとして、誰も彼もが心を壊してきた。
あると見せかけようとして、本当に失くしてしまう。
傷ついた心も、欠けた心も、確かに存在していたのに、
私たちはなぜ、それを否定するのだろう。
人は完璧では無いと知っているのに、
心と言うものが完全ではないことを、私たちは理解できない。
人は、全てを愛することは出来ない。
人は、全ての人に愛されることはない。
なのに、全ての人を愛そうとして、全ての人に愛されようとする。
たった一つの大きな愛を見つけることを諦めているから。
自分の全てを愛してくれる存在などいないと思っているから。
愛に飢えた人々は、少しでも満たされようとする。
愛などなくても生きられるのに、なぜ人は、人の温もりを求めるのだろう。
愛を求めない人を見たことがない。
どんな形であっても、人は愛を求める。
愛とは、心を向けられること。
誰かに自分の存在を認めてもらうこと。
自分がここにいると証明できなければ、
私たちは存在することが出来ない。
自覚しているとして、
誰かの目に映っているだろうか。
誰かの耳に声は聞こえているだろうか。
匂いや感触は。
言葉は通じあえるのか。
それが出来なかった時、私たちは生きている意味を失う。
それが出来たとしても、理解しあえないことに幻滅する。
それでも一緒にいることを選ぶ時、不完全な心を愛する為に生きることになるだろう。
けれど、もし、完全な心を手に入れることが出来るとしたら。
私たちはきっと、それを求めてしまうのかもしれない。
楽園・・・。
楽園ってなんなのだろう。
いきなり哲学的なことを考える。
何故か、ふと考えることがあるのだ。
まぁ、それはそれとして。
”楽園とはなんなのだろうか”
もちろん、考えても正解なんてない。
普通に考えれば、”理想の場所”や”楽しいところ”、”癒しのある場所”などが出るだろう。
だが、果たして”楽園”はあるのだろうか。
人によって”楽園”とは違うものだ。
だから、”楽園”と言い切れる場所は存在しない。
極論かもしれないが。
・・・私は何を真剣に考えているのだろうか。
”楽園”なんて、真剣に考えるものでもないだろうに。
あぁ、そうだ。
私にとっての”楽園”を書くのを忘れていたな。
私にとっての”楽園”とは、
”誰にも邪魔されないところ”
”誰にも否定されないところ”
”精神的な安らぎを得られるところ”
・・・こんなところだろうか。
私はこの世界で生きるのに疲れてしまったのだ。
人の裏が見えてしまって怖いのだ。
人と関わっていくうちに相手の本性がわかる。
そして、”騙された” ”裏切られた”と思うのだ。
もう、どうすればよいかも分からなくなってしまった。
だから、このような”楽園”に行ければ良いと思う。
”夢物語だ”と、”くだらぬ”と嘲笑う者もいよう。
それでも良いのだ。
それでも、常に求めてしまう。
何故だろうな。
はぁ、それにしても、今の社会は地獄ではないか?
少し話は変わるがね。
今の社会は、あまりにも生きずらい。
理不尽が多すぎやしないかね?
優しい人が傷つき過ぎてやしないかね?
不穏な出来事が多すぎやしないかね?
少なくとも私はそう思っているよ。
思わんかね?
・・・おっと失礼。話しすぎたね。
ここいらでお開きとしようか。
また、話すことがあったら聞きに来ておくれ。
ではな。
楽園
死んだらどこに行くのだろうか
天国?楽園?地獄?黄泉?
そんなとこに行けたらよかったのにな
楽園はいいところが
黄泉は苦しいか
天国は楽しいかな
地獄は怖いのかな
楽園ってなんだろう
どこにあるんだろう
私は馴るのか
人間に
楽園
「おーい!!こっちこっち!早く来いよ…」
セミがミンミンうるさい季節に君が青春をくれた。
もう今年で最後の高校の夏休みに入ろうとしていた。今年までも、"高校生らしいことをせずに夏休みが終わるのかぁ"そんなことを考えていたら前の席の彼が私の方に振り返り
「高校生らしいことってなに?何をしたら、高校生らしいの?」と。心の声が漏れていたようだ。でも確かに高校生らしいことってなんだろうと頭を悩ませ私は
「う〜ん…なんか、いつもと少し違う何かが起きてほしい?みたいな?」というと
「いつもと少し違うってなんだよ…あっ!そうだ、夏休み予定空いてる?空いてるならさ、俺に付き合ってよ。できれば、夕方くらいからがいいんだけど。」と。
私は、なんで?という疑問と共に、スマホのカレンダーを見て一応何かが起きそうな感じがするので予定を言う。
「この日がいいかな。」それだけいうと、
「じゃあ、その日7時くらいに学校の生物室来て!」そう約束して彼は笑顔で去っていった。
約束の日
私は学校の校舎にこっそり入り、生物室へと急いだ。すると、生物室前で彼が座って待っていた。私は、小走りで
「ごめん。おまたせ。」そう言うと
「またせ過ぎだよ。よしっ!俺がいいって言うまで、廊下で待ってて!」そう言い、生物室に入っていった。私は、なぜこの時間帯に呼ばれたのかわからない。頭を抱えていると、
「いいよ!」
そう彼に言われて入ると、そこにはきれいな星たちが天井に散りばめられてた。そうか、彼は星がきれいに見える時間に予定を立てていたのかと思ったのと同時に思わず心の声が声に出ていた。
「綺麗…」そう言うと彼は照れ臭そうに、
「だろ?いやぁ、お前がいつもと違う高校生最後の夏休みがほしいとかいうからさ、確かに俺も最後くらい青春したいなと思って。」と。私は彼の話を聞きながら生物室で天体観測に夢中になっていた。すると彼も
「やっぱり、綺麗だ…」そう言った。その時の私は気づく事ができなかったが、彼の言葉は星に向けられた言葉ではなかった。
あの日から、私は天体観測にハマり夏休み後にも続いた。授業が終われば、私は急いで支度をし家に帰る。それから、夕方くらいに学校に忍び込む。本当は、この時間に生徒が校舎の中にいることは禁じられているが、このドキドキもまた楽しかった。生物室の近くの廊下に差し掛かると彼が生物室から顔を出し、
「おーい!!こっちこっち!早く来いよ…」と手招きをする。私は、
「うん!」と元気よく返事をして走る。
あの日から私は、生物室に行くのが凄く楽しみになった。あなたと一緒に見る星空はとても綺麗だった。その時だけは、生物室がまるで楽園のように感じた。