【どこでもドアがあったなら】
ふと、どこかに行ってしまいたいと思った。
「どこでもドアがあったらどんな場所にでも行けるのに。」
ベッドに転がりながら視線の先にあるドラえもんの英語版漫画が目に入ったからそれとなく呟いてみる。
桜が咲き誇る庭園、綺麗な青が澄み渡る海、静寂が通る大きな図書館。夏日が照る砂浜。
誰かにとっての楽園で雰囲気に身を委ねたい。
自分にとっての楽園、幻想郷がないから。
どこでもドアを開いて自分だけの楽園を探して身を置くのもいいのかもしれない。
4/30/2024, 12:13:14 PM