『梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
梅雨
梅の実が熟すころの雨として
バイウと読むのは中国から伝わったとして
さらにツユとも言うようになったのは
なぜでしょうね
語源を検索してみたけれど
諸説ありますってことで
つまり本当のところはわからない
まあ確かにツユは水のことと言えるかも
言葉の響きとしては個人的に好きです
例えばツユダクとかね
でもツユイリは微妙ですね
そうは言っても雨は大切
梅雨の雨が恵みとなりますように
もうすぐ梅雨入り。
なんだか憂鬱だ。
でも梅雨の日にもいいことはあるよ。
それを梅雨の時期に見つけにいこう。
皆は梅雨が好きか?私は多分好きだ。あのジメジメした感じと雨音が心を落ち着かせてくれる。だが、どうも好きと断言する事が出来ない。きっと「 」だからだろう、、
「梅雨」
俺は6月に生まれた
梅雨の時期に
だから湿っぽいとか
冗談で言われたことある
しかも蛇年だから
しつこいイメージもある
そんなことが
気になるのが
梅雨に生まれた
男の悲しい
性
みんなは梅雨好き?僕は好きだよ
だってこんなに雨が降ってくれるんだもん
それから雨が止んで
晴れに変わった時の水溜まりと
外の空気が何より好き
でも雷さんは怖いよね笑
雷がなると梅雨が明けるって言うけど
きっと、雷さんは梅雨が一番好きなんだろうね
今年の梅雨も雷さん来てくれるかな?
お題『梅雨』
本日は梅雨
マイナスなこと書いても読んでくれる人はつまらないよね
とりあえず外仕事が多い自分にとって雨は天敵
だから梅雨も嫌い
でも自分が休みのときに雨が降るとちょっと嬉しいwまぁその分雨の時は最悪なんだけどね
でも雨の中仕事する自分は嫌いじゃない
根っからのМかもねww
とりあえずマルハラという変わった言葉をこの前聞いたのでマルを書かないで書いてみたw
まぁwハラの方がありそうな気がするけどw
梅雨というのは1年の折り返し地点だ。どう?半年間をふりかえってみて。うれしかったこと、かなしかったこと、つらかったこと、色んな感情が半年間に詰まっている。嬉しかったという感情は別にいいが、かなしかったこと、つらかったこと、などの感情は忘れたいものだ。だけどそういうものは中々落ちない。そんなかなしかったこと、つらかったことを落とすのに最適なものがある、それが梅雨だ。梅雨は嫌な人が多いが、僕はそうは思わない。もし嫌だったとしても、嫌だなぁという感情でかなしかったこと、つらかったことのほとんどが流れ落ちてしまう、それに夢中になるからだ。嫌じゃない人も同じで雨の音などに癒されて流れてしまう。もちろん梅雨以外にも雨は降る。だけど普通の雨とは少し違う。それは、梅雨は継続して降るということ。継続して降れば少しづつ少しづつ流されていく。梅雨以外の雨は継続はしない、だから落ちない、これが大きな違いだ。梅雨が過ぎればまた汚れるだろう。だからそれに備えるために梅雨はきちんと汚れを落として次の準備をしよう。
#梅雨
この気だるさはどこからくるの?
いつになったら
軽やかに笑い会えるの?
あんなに昨日まで楽しかったのにね
ただ一つの仕草で
たったひとつのさりげない言葉で
こんなに鬱陶しい
自分のキモチに気がつくなんて
天気予報では梅雨の始まりなんて…
そうか!
ならばこんなキモチ
梅雨のせいにしちゃって受け流しちまおう
いつか晴れてスッキリするからさ
梅雨って気分が落ちこんだり、何となくどんよりするよね。
雨や湿気のせいで髪はまとまらないし、
体調も崩しやすくなるし。
でも雨の音は心地よくて、私を落ち着かせてくれる。
それに、色とりどりの彩やかな紫陽花も魅せてくれる。
良いところもあるから、この季節を少しだけ好きになれたんだと思う。
【梅雨】
雨雫 止む気はないさ 露ほども
/お題「梅雨」より
朝、街の景色は、薄い幕のようなもので覆われている。一見すると雨は降っていないようだけれど、家の窓から手を出すと、ちょっと冷たく、不思議な優しい感触がして手のひらが濡れる。今日も雨かぁと、全く自分勝手にがっかりする。農作物の実りのことまで頭が及ばない。田んぼで鳴くカエルたちのことも思わない。
スボンの裾を濡らせたり、たたんだ雨傘を持って通勤電車に乗るのは気が滅入る。
子どもの頃は、傘もささないで、友だちと一緒にでこぼこの土の通学路の水溜まりにわざと長靴を入れながら、学校に通っていたのに。あのころが懐かしい。
梅雨
雨は好きだよ
雨の匂いも好き
でも、
降り続くと
この世界は壊れないかなって
心配になっちゃうの…
ほどよい雨に
感謝しようっと!
梅雨の時期が近づいてきましたね。
貴女が幼かった頃、雨が降っていない日でも、貴女は傘をずるずると引きずって歩くのがお好きでした。それがどれだけ可愛らしかったか、貴女には分からないでしょう。
今の貴女には、あのような大好きなものはあるでしょうか。晴れの日も雨の日も風の日も、毎日持ち歩きたいような、肌身離さず持っていたいようなもの。
俺たちには分かりますよ。貴女にはそのような、心から大切にしている、何にも代え難いものがあります。貴女はそれに気づいていない。だから「自分が何に価値を置いているのか分からない」と嘆いているのです。
教えて差し上げたくもありますが、これはきっと、貴女ご自身で気づいた方が良いことでしょう。
大丈夫ですよ。貴女は空っぽの、何も考えていない人間などではありません。その「もの」を軸にして、貴女の中にはしっかりした一本の筋が通っているのです。
「もう梅雨だ」
じめっとする、空気。濡れる地面。私は、嫌いでは無い。好きでも無い。
まぁそんなもん、でもね
その四季の楽しさが気分を上げてくれる。
それを楽しみにするのもいいかもね。
【梅雨】
曇りや雨の日が続く
空気が湿気を含み吸う息さえ重かった
肺の中が重くなる
気持ちも沈みがちだ
雨上がりを美しいと言う人もいるが
自分はそうは思えなかった
そこかしこで雨に濡れてベッタリとゴミや植物の葉がへばり付き、なんなら腐ってきている
それを見ていると腐敗が自分に伝染してくるようで吐き気がした
私は曇りや雨が続く季節に生まれたが
この季節が一番嫌いだ
今も死について考えることはないが
この煩わしい季節は私をいつも引きずり込む
「雨は嫌いなんだ」
彼はぽつりと呟いた。ギシギシと軋む古い椅子に腰掛け、窓際に頬杖をついて外を眺めている。こちらからその表情は見えない。
「何かを失う日はいつも雨だった」
言葉を僕に投げかけているようにも、ただ呟いているだけのようにも思えた。返事は期待していない、それだけは確かだ。
「ここは雨が多くて嫌になる」
彼の金髪が揺れる。雨雲によって太陽光が遮られている今、彼の輝くような髪は彩度を落として僕の目に入ってきている。
果たして彼に対して何が出来るのだろうか、と思った。所詮僕はただの人間だし、雨を降らせないようにするなんて神の所業が出来るわけでもない。僕が神だったら目の前で表情も見せずただぼんやりと追憶にふけっているマヌケな彼のために雨という雨を一切降らせないようにするのもやぶさかではないが、あいにく僕にそんな能力はなかった。
梅雨って色々な気持ちになる
月曜日の朝から雨だと、道も混雑するし、濡れちゃうし、月曜日の朝から憂鬱だなって思っちゃったり。
はたまた、気分がいい日の雨だと、涼しくてラッキー。
今日はゆっくり読書でもしようかな、と思ったり。
雨の日があるから太陽の有り難さに気づいたり、ダムの貯水率が安定して水を安心して使うことができたり、
でも豪雨の日が続くと、地盤が緩んで土砂災害の被害が大きくなってしまったり。
梅雨の時期は、雨が続いて気分が落ち込みやすかったりもするけれど、雨の恵みに感謝しながら、可愛い傘を使うなどの工夫して雨の良さを楽しんでいきたい。
今日の夕飯は俺が作った。
恋人は季節柄か、体調を崩してソファにぐったりしている。ベッドで休むほどではないとは言え、頭痛が酷く身体が重いと言うのだ。
職業柄、彼女を診た。診断結果を分かりやすく言うなら気象病と言うやつだ。
「頭痛い〜」
「うんうん。この気圧じゃ仕方がないね。今日は俺がやるから休みな」
「うう……ありがとうございます……」
へこたれている彼女の頭をゆっくり撫でた。
「雨が少ないところなのに、それでもよく雨が降るね」
「明日も、みたい……」
スマホで明日の予報を見ている。その画面を覗くと紺色の傘マークがあった。こりゃ、相当降るな。
今度は俺自身のスマホて気圧で頭痛が来るかアプリをら確認する。見事に〝超警戒の爆弾マーク〟があった。
俺はシフトを思い出しながら、彼女が落ち着くようにぽんぽんと肩を音頭をとって叩いた。
「これからの季節的に仕方がないよ。天気が相手なんだから気にしないで。本当に無理しちゃダメだからね」
「はい、ありがとうございます……」
彼女はしょんぼり項垂れる。動物の耳があったらしょぼんと耳が落ちている状況だな。
「だから、元気になったら俺を助けてね」
いつもは俺が助けて貰っているんだから。
おわり
お題:梅雨
高校生の頃は髪が命だった…
朝シャンが日課で、セット道具と言えば
当時では最先端のクルクルドライヤー
「それくらい必死に勉強すればね…」と
やや…いや…かなり呆れ顔の母の小言…
とにもかくにもバッチリ仕上げないと1日の気分に関わる!それが女子高生だ!
食べる事も諦めて、朝ご飯は抜き…
2時間目が終わった頃に売店にフルーツ
ゼリーを買いにいくのがルーティーンだ。
早朝から全力で仕上げた髪を鏡で確認し
「よし!完璧だな…」
ギリギリで完成させて駅に向うべく
自転車を立ち漕ぎする。
…ポツリ…ポツリ…ポツリ…
「嫌ぁ〜!!」曇り空から憎っくき雨…
「今日は晴れるって言ってたよね〜」と
同級生に無駄な確認を取る…
湿度と小雨の攻撃はいとも簡単に私の
力作をぐちゃぐちゃに壊していく
「梅雨」なんて大嫌いだぁ〜!
うつむき加減に憂鬱な気分で1日の
学校生活を過ごしながら、ふと母の小言を思い出す…
「それくらい必死に勉強すればね…」
ハイハイ…お母様のおっしゃる通りです(笑)
300字小説
立葵
あれは梅雨の時期のこと。バイクで廃墟巡りをしていたとき、とある廃村を訪れた。廃棄された畑には梅雨の走りの立葵が花盛りで、その美しさに写真を撮っているうちに獣道のような細道に迷い込んだ。
一本道なのに、戻っても戻っても村に辿り着けない。雲の向こうの日が傾いたのか辺りが暗くなり、冷たい風とともに何かが話す声が聞こえたとき
『出口はこっちよ』
ひらひらの赤いスカートをはいた女の子が俺の手を取って歩き出した。
やがて話し声が聞こえなくなり、雨が身体にあたる。とめていたバイクが見えたとき、安堵で膝が崩れそうになった。
『美しいって言ってくれてありがとう』
振り向くと女の子の姿はなく、ただ立葵がしっとりと濡れていた。
お題「梅雨」