『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
桜散る
儚くも美しい
舞い散る花びらに魅せられ
今年も見上げる
桜吹雪はこんなに綺麗なのに
悲しくもある
いずれ皆散るのだと
わかっているからか
“桜散る”
風情があると言われた。
儚くて消えてしまいそうだと。
神のように崇められた。
それほど綺麗では無いのに。
もしも私が花だというのなら
きっと周りの花の栄養を啜る生き汚い花だ。
綺麗な花も咲かせられないような花だ。
そんな私を崇めるなんて
邪神を神として宗教を開くのと同じだ。
だから死への片道切符を買ったのだ。
もう今世へは来れないように。
もう咲くことは無いように。
桜の季節、貴方と並んで歩いたあの道を
今はひとりであるいてる。
私は、楽しかった日々を永遠に忘れないから。
本当に身に覚えがないんだって。携帯の"まとめて払い"に3000円程度かかっていたことを家族総出でギャーギャー話題にされて疲れ果てた。本当に用途不明なんだよ。それを問い詰められても知らない、分からないとしか言えない。お金のことを問い詰められて、お金なんて嫌いだと、何をするにも携帯が必要な社会にも疲れた。もう携帯を持たなくていいような場所に逃げ出したい。携帯のせいで認識できる世界は広がって、そのせいで比較対象は世界規模となって惨めな想いを味わっている。江戸時代とまでは言わないけど、昔は携帯なんて無かったんだ。それなのに今は生活必需品。楽しさや快適さよりも所持していなければならない不快感が強い。もっとシンプルに生きたかった。それこそ、桜の開花に一喜一憂する程度の小さな世界で充分だよ。
題『桜散る』
憂鬱な気分のままでいたいけど
そういう人間だとは
思われたくない
元気に振る舞って
装いたい自分と
偽るのがしんどいと思う自分がいる
アンビバレンス
ひとり、目を瞑ると、あなたに抱かれてる。
抱かれたいなんて感情になるのは
あなただけ。
行為というのは欲の発散で、それでしかなかった。
これが、こんなに心を満たすことなんて
ありえないとおもった。
うっすら異性が嫌いで、特に性欲なんて理性を壊してしまうから気持ち悪い。
心を満たす前に目の前の身体を愛そうとする。
それで誤魔化されたような気がして、もやもやと積み重ねられていく。
いつだってあなたは私のことを大切に
私のためになることをしてくれる。
何気ない日常をふと思い返すたびに
目に見えるくらいに愛してくれてる。
難しいな、
やさしいから好きとか
そんな一言ではあらわせられない。
あ、これ、、愛されてる?
あとで振り返ったときにじわりと実感していく
私のこころを、世界一幸せにする。
幸せで、ひとり泣く。
前の人と比べて今は幸せだ、と思う反面
嫌な出来事を思い出して自分を傷つけて
今この道を選んでよかった、と涙がでること
それといまはちがくて
ただの日常を思い出すだけで
余計なことは思い出さない。
ああ、幸せってこれなんだなあ。
こんな感情で、満たされることがあるんだなと
それだけ。
目を閉じるときみの、いろんな顔が浮かぶ。
私ができることは
あなたを裏切らない。
この世でいちばんあなたが好きと、声にして伝える。
あなたにも実感してほしい、この気持ち。
信じてほしい、私を。
信頼がほしい。
信じてほしくないなんて、1ミリも思わない。
信じたら、傷つくでしょう?
あまり期待しないで、と君はいう。
それでもいい。
そんなあなただから、信じても後悔しないし
裏切られたとしても、
今までの幸せなきもちは無くならない。
後悔しないために
私はあなたと真摯に向き合いたい。
これが私なりの愛。
『桜散る』
——桜散る、その後に何が遺るか。
答えは桜の木の下に眠っている。
○○○
「僕が何がを言いたいか、わかるか?」
「いいや、全く微塵も理解らないね」
全てを知っているような顔で、アイツは嗤った。
世界を嘲笑うような、皮肉な笑みをケラケラと浮かべていた。
「なんで、こんな事をした」
「——なんで? 本当に、わからないのかい?」
「…………」
僕は気まずそうに眼を反らした。
そんな僕を見て、アイツは鼻を鳴らす。
「ほらな、その沈黙が答えだよ」
「復讐、か」
「復讐? いいや……これが、世界の真理だからさ」
そう言ったアイツの瞳は真剣そのもので、その奥深さに頭が痛くなった。
俯いた先、物言わぬ双眸と目が合う。生首だ。その心臓がどこにあるか、言うまでもない。
僕はそっと、葉桜に変わりつつある桜の……その根本に目をやった。
——桜の木の下には、死体が埋まっている。
とは、どこの怪奇小説に書かれたこと、だっただろうか。
「どうして……どうして、なんだ」
それでも、それでも僕はイヤだった。諦めきれなかった。どうにかしたかった。どうにも出来なかった。だから、ただ問うた。
「……君は、本当に優しいね」
返ってきたのは、優しい笑みだった。
まるで大人が幼児に向けるような、そんな笑み。
いっそ酷いともとれるような、優しい笑みだった。
僕は固く、目を瞑った。
これまでに、コイツがしたことを思い出す。
いや、世界に起こったことを、起こしたことを、思い出す。
——世界は花見に浮かれた、のだ。
そして、桜が散ったとき、世界はともに心中した。
よくある話だ。
根も葉もない噂を流して、金持ちから金を搾り取って——そして、借金をさせて自殺に追い込む。詐欺の手口。
——桜の花見には、不老不死と美容の効果がある。
そんな法螺を吹いたコイツに騙され、桜に投資させられた金持ち達は、今は桜の木の下に埋まっている。
文字通り、身も心も桜の栄養分になったのだ。
過去。
僕とアイツは、兄弟だった。
いや、今も血が繋がっている兄弟だ。
しかし、名字は違う。引き取られた先が、別々だからだ。
昔、両親が詐欺にあった。
裕福な人達だった。善良な人達だった。だが、賢くはない人達だった。
僕は騙されないように、賢くなることを求めた。
しかし、コイツは……騙す側に、回った。それも復讐ではない。それが、世界の真理だと、そんなことを言うまでにのめり込んでいる。いっそ、カルト的な宗教だ。
「お前は、どうしたらこっち側に来てくれるんだ」
「逆に、君がこっち側に来る気はある?」
「ない」
「なら、それが答えなんだよ」
静かな笑みをたたえたアイツの姿に、歯を食いしばる。
引き取られた先で何があったのか、僕に知るすべはない。
しかし、その未来の姿がこれなのかと、今の目の前に居るアイツの姿を見ながら、何も出来ずのうのうと過ごした日々に嫌気がさした。
まるで、空をつかむような、会話。
お互いに、諦められないものがあった、あるのだ。
「終わりにしよう」
先に痺れを切らしたのは、アイツだった。
滑らかな動きで、銃を構える。僕に、向けて。
僕もつられるように、アイツに銃を向けた。アイツよりは、ぎこちない錆びたブリキのような動きで。
一時は、本当に仲が良かった兄弟だった。
花が咲いたような、絵本に出てくるような、頭に花畑でも詰まっているような、そんな兄弟関係だった。
平和で、平凡で、アイツの手を引いて庭をかけたことも、母に習って花畑で花冠を作り、アイツの頭に乗せてやったこともある。
指をしゃぶっていたアイツが、花冠を載せた瞬間、僕に笑顔を向けて拙い言葉付きで「ありあと、にーちゃ」と感謝を述べていたことを思い出し、目尻がどうにも熱くなる。
花は咲いた——そして、既に散ったのだ。
罪のない人々の命も、僕とアイツの関係も。
——桜散る、その後に何が遺るか。
答えは桜の木の下に眠っている。
……引き金を、ひいた。
おわり
桜 散る
はらはらと
3日前には
満開で
2日前には
持ちこたえたが
今日の風には
自らの時に従って
手放すように
はなは散る
一片ずつ
桜散る
っていうお題と全然関係ない話
お休みしてたまにこうして戻ってきては
ぼそっとお題について書いて
少しぼーっと画面を眺めていると
左上にハートのマークがついて
誰か読んでくれた人がいるんだなと
心が少し癒された気分になれるありがたさあるんです
日頃仕事以外で会話する人いないし
友達いたらいいなと思ってもネッ友すらできず
Xもただの独り言で読まれず
承認欲求じゃないけれど
わざわざハートつけてくれる人がいるなんて
相手は何気ない作業の一環だとしても
自分にとっては癒しの瞬間なんです
誰かも分からないし直接お礼も言えませんけど
ありがとうございます
桜散りけど心に花は咲く
この季節が来ると、いつも飽きてしまう。
どうせこの後することもないのに、予定があると言って先延ばしにしてしまう。
悪い癖だよね。
昔からそう。
毎日飽きもせず続けられることなんて、今までほとんどなかったのに。
僕は変わらず、ここにいることだけはやめない。
それだけが、唯一誇れることのように感じる。
何もないここで、誰に誇っているのかもわからないのに。
あの子たちは元気にしてるかな。
次の時間に飛ばしても、見える景色は同じだから。
特別な日を、毎日繰り返す。
特別で、なんでもない日常を。
ただ季節がめぐり、繰り返すだけの時間を。
飽きたらおしまい。
次の時間に…。
意味もなく繰り返すの?
この長い時間を、「旅」だと呼ぶの?
君は、最初から自由だった。
僕のところには、風は吹かない。
波も立たない。
無限の時間と、思い出しか残らなかったのに。
桜散る
桜並木を歩く。
満開時期を過ぎた四月の中旬。
葉桜が目立ち始め、人も少ない。
このくらいの方が見やすくていいかもな、
そう思いながらゆっくり歩みを進める。
昔はあまり好きではなかった。
春を代表するこの花を少し憎く感じていた。
今思えば桜ではなく、春が嫌だったのだと思う。
出会い別れる季節。
私は出会いも別れも経験したくなかった。
いなくなってしまう人、
その人の代わりに新しく出会う人。
上手く乗り継ぎができなくて置いてけぼりになって。
そんな昔のことを思い出して笑ってしまった。
今はもう憎くなど感じていない。
満開な桜はまだ気後れしてしまうけど、
緑の増えた葉桜には少し親近感が湧いてくる。
誰もいないからと散ったさくらをかき集め、
空に勢いよく投げた。
クルクル回りながら花びらを浴びる。
私は皆を笑顔にさせる桜にはなれないけど、
大切な人を笑顔にする葉桜にはなれるかもな。
桜散る
小さな不合格がひらひら風に舞ってやってくる
美しき残酷。
ー甘い匂いー(桜散る)
「ね、桜結構散ってない?」
「そうかな」
「そうだよ!この前なんか満開だったのに!」
「んー。そうだっけ。あんま見てない」
「冷たいなぁ。めっちゃ綺麗だったのに」
「私も花を綺麗って言える感性が欲しかった」
「えぇー!思わないの!?」
「なんかウザ…」
「うはは。どーもどーも」
「褒めてねーし」
「あっ!あっちの道行かない?」
「えぇ?いいよ別に」
「…それはどっち?」
「行きたくないってこと」
「いやいや!懐かしいじゃん!」
「え?」
「昔は良くあそこ通ってたし!あーあ、小学生の頃が懐かしい」
「覚えてなーい」
「なんで!めっちゃ楽しかったのに!!行こーよ!最後なんだよ?」
「最後って……。別の学校行くだけじゃん」
「私寮だし…。しばらくは帰ってこないし」
「別に帰ってきても会わないけど」
「なんで!酷い、私のこと嫌いなんだ!!」
「めんど」
「聞こえてるからな!いいもん別に!」
「いいもんって…お前……」
「なっ、なに」
「……いや別に」
「ムカつく〜!!」
「絶交しよーぜ」
「嫌ですけど?あっ!アイス買ってかない?」
「どこで買ってくの?」
「あそこの店のやつ!絶品だねって言って一緒に食べたとこ!」
「なにそれ。そんなんあった?」
「あったあった!行こ!」
「奢ってくれるなら」
「えー。じゃあいい」
「思い出浅すぎだろ」
「き、金欠なの!」
「へー」
「…………ねぇ久しぶりじゃない?」
「なにが?」
「二人で話すの!」
「あー。そう?」
「そうだって!クラス違くなってから」
「ふーん」
「なんか…避けてなかった?」
「え?別に」
「絶対避けてた!!」
「いや、避ける理由ないし」
「………」
「あ、家ここらへんだったよね。私こっちだから」
「私も!」
「お前はあっちだろ」
「ぐっ。…じゃあ、あれだよ」
「なに」
「LINE毎日するから!ちゃんと返してね」
「あー、うん」
「あと、私が誘ったら必ず会って」
「いや無理だけど」
「なんで!!」
「予定あるだろ」
「冷たいなぁ」
「多分正常だけど」
「…遊ぼうね」
「あー、気が向いたら」
「えっ」
「じゃあ、そろそろ行かなきゃ」
「あっ、うん。またね」
「じゃあね」
風が吹いて、
桜の花が目の前で舞った。
少し甘い匂いがした気がする。
――――――――――――――――――
じゃあねって言われると悲しくなりませんか?(ハッピーエンドも書きました)
おやすみなさい。2:39
『桜散る』
※二次創作 死んだ先輩男のことを思う後輩男
冬の寒さを耐え抜き、つい先週やっと開花したと思った薄ピンクの花は、仕事に忙殺されている間に満開の時期は終わっていた。
春の生暖かい強い風に吹かれてあっという間に散っていく。
ピンク色の絨毯を敷き詰めた道路の上を歩いていると、いやでも思い出してしまう。
この花が舞い散る夕暮れ、あいつと出会ったあの日のことを。
肌身離さず持ち歩いている銀色の一枚のコインは、新聞一つ買えないほどの貨幣価値しかないが、俺にとっては何にも変え難いあいつとの想い出の品だ。
あいつは何も残さず逝ってしまった。
このコインだけが、唯一の形見の品になってしまった。
桜のように綺麗に咲いて、あっという間に散ってしまった。もっと一緒にいたかった。もっとたくさんのことを教えて欲しかった。その気持ちは捨てきれないけど、あいつは短くても、その人生を生き抜いたんだ。
それにあいつが俺に残したものは目に見えるものだけじゃない。
だから俺も、あいつに恥じないよう生きなくちゃいけないんだ。
どんなに苦しくても寂しくてもつらくても。
前に紅葉の落ち葉処理の話したけど
桜は散ったあとどこにいってるんだ?
自然に雨で流れるのか
「桜散る」
【桜散る】
じいちゃんが死んだ
その日は桜が満開で
咲き誇った桃色は、雨の多い日本海で奇跡的に濡れずに
初七日過ぎたあたりで静かに緑に染まっていった
今年も綺麗だったよ
見ていますか
桜散る………
同時に私も新たな目標ができた
でも切ない気もする…
また来年も桜の木の下で
色んなこと報告させてね
成長していることを自分自身、信じて…
サヤ
葉桜のせいだよ。
風邪をひいてしまったのも、
夜が眠れないのも。
風で花が散って
葉桜はそこら中に見える。
新たな季節への
更新時期だというのに
頭は痛いし、吐き気がする。
もう何も見ていたくなくて、
布団に潜る。
夏が嫌いだ。
だから夏が近づいている
葉桜が嫌いだ。
全てを葉桜のせいにしてしまいたい。
そう考えてしまう。
上手くいかないことも
体調が悪いことも。
"Good Midnight!"
全く醜い内面だ。
日は暖かいのに
少し涼しい春風が吹き
最後の桜散る。
きっと
私の全ても同じように。
葉桜だって美しいじゃないか
私は今年初めてそう思った
私は満開の桜が好きだった
入学式、卒業式、今年は早かった、遅かったなんて思いながら、春になる度に桜を探していた
社会人2年目になった私は
桜をのんびり楽しむことはできなくなっていた
気が付けば会社近くの公園の桜は半分緑になっていた
今までの私なら
もう散ってしまったと興味を失っていただろう
けれど花びらと新芽が混ざり合う姿こそ
なんだか春らしいと感じたのだ
桜餅みたいだと思っただけかも知れないのは頭の片隅に置いておいて
私の中で何かが成長したことにしておこう。
『桜散る』
川の流れる音にそっと耳をすませば、少し遠くの公園から子どもの笑い声が聞こえてきた。
素足になり川に足を入れれば、少しひんやりとした水が心地よかった。
ふと見上げれば、散り残った桜がやわらかな緑に溶け込んでいた。
ヒラヒラと舞い散る桜の花びらを思わず掴んだが、息を吹きかけた途端あっけなく手を離れていった。
川へ落ちたそれは、もう二度と戻ってこないように、ゆっくりと流れていき、とうとう見えなくなった。
綺麗だと思ったときには、もう届かなかった。