本当に身に覚えがないんだって。携帯の"まとめて払い"に3000円程度かかっていたことを家族総出でギャーギャー話題にされて疲れ果てた。本当に用途不明なんだよ。それを問い詰められても知らない、分からないとしか言えない。お金のことを問い詰められて、お金なんて嫌いだと、何をするにも携帯が必要な社会にも疲れた。もう携帯を持たなくていいような場所に逃げ出したい。携帯のせいで認識できる世界は広がって、そのせいで比較対象は世界規模となって惨めな想いを味わっている。江戸時代とまでは言わないけど、昔は携帯なんて無かったんだ。それなのに今は生活必需品。楽しさや快適さよりも所持していなければならない不快感が強い。もっとシンプルに生きたかった。それこそ、桜の開花に一喜一憂する程度の小さな世界で充分だよ。
題『桜散る』
4/17/2026, 6:59:52 PM