桜散る』の作文集

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桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/17/2024, 10:49:19 AM

「桜散る」

 この前、お花見をした場所にまた二人で来た。
ベンチに座り、桜を見ていた。
「ああ。君と見た桜も散っているね」
「ほんとだね。桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど君はどう思う?」
「私は、たしかに桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど、なんだか春が終わる気がして寂しいな」
「そっか。そうだね」
「この前も言ったけど、また二人で桜見よう」
「うん!」
「さて、帰ろうか」
「うん。桜、またね!」
 桜に別れを告げ、私達二人は日常へと戻っていくのだった。

4/17/2024, 10:49:18 AM

桜散る

家の庭には桜の切り株がある
今は切り株しかないけれど
一時花も見せてくれた
思い出の木

桜の花が散ると
葉桜になって
そのうち赤い実がなる
潰すと赤い汁のつくあれを
ポケットいっぱいに
幼い日の息子が集めてきた

中に桜の種が入ってるんだよ
さくらはえる?
どうかな?やってみようか

冷やしたり湿らせたり
室内に植えたり
数年かかって発芽して
さらに数年かかって
庭デビューした小さな木
ただの枝から見守って
わたしの背を越えた頃に
蕾が、初めてついた

街で見るような
満開の桜にはならなかったけど
ぽつぽつ咲く花を
まぶしく、いとおしくながめていた

ぐんぐん大きくなって
でも花はあまり増えなくて
だんだん葉が落ちて
花も葉も付かなくなって
枯れてしまったけど
桜散る季節には思い出す
ここにあった
輝く姿を

4/17/2024, 10:47:51 AM

美しいと感じるものは、だいたい儚いものだ。月に叢雲花に風とか、花に嵐とか、桜の花の儚さに例えた言葉は多く存在している。

この前まで満開だった桜も、今では散って葉桜になり始めており、浮かれていた気持ちも落ち着くどころか切なくて薄ら寂しいものになってきた気がする。

「今年も、桜の季節が終わっちゃったね…」
「そうですね…時が経つのは早いものです」

帰りの電車に乗って車窓から桜を眺めながら、彼とそんな話をしていた。その時に彼から教えてもらったのだが、桜の異名として夢見草というものがあるらしい。確かに、桜が散った時の寂しさは、楽しい夢から覚めてしまったかのような感覚に似ているかもしれない。昔の人の感性って凄いんだなぁ、と思った。

「季節の移り変わりに一喜一憂するのって変なのかなぁ?」
「そんな事は無いですよ?貴方のような繊細な心があるからこそ、美しいものの大切さが分かるんだと思います」
「そっか。花が散っても、今度は緑が育つ季節だもんね」
「そうです。良いことは長く続かないかもしれませんが、悪いこともいつか終わりが来るものです。だから、次の楽しみを待ちましょう」

なんか賢い彼なりの励ましを受けつつ、私たちはガタゴトという音だけが響く電車に揺られていた。美しく儚いもの、春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪かなぁとか考えていると、寂しさは楽しさ、美しさを知っているからこそ来るもので、排除するべき悪い感情ではないのかもと思えた。

テーマ「桜散る」

4/17/2024, 10:47:49 AM

桜散る


肩に花びらがついていることに
気がついた

桜が満開を過ぎて
ひらひらと舞い散る中を歩いたからだろう

桜の花は終わりを告げて
葉桜へと変わりゆく

花を落とし ひとつの季節を終わらせて
葉を芽吹かせ 次の季節を迎い入れる

愛でる人は少なくなっていくだろう
それでも桜は立っている

華やかなものを失うことに
変わりゆくことに 怯えないで

花を咲かせていなくても
サクラは さくら
アナタは あなた なのだから

4/17/2024, 10:47:27 AM

花びらが

空を舞う

わたしの心も

少し浮かれている

新しい環境で

新しい出会いに

この一瞬を

一日一時間一分

大切にしたい

4/17/2024, 10:47:22 AM

目の前に落ちたひとひらいぶかしむ まだ慣習にとらわれぬきみ

桜散る

4/17/2024, 10:47:05 AM

桜散り

水面に桜が落ちる

そんな光景をぼーっと眺めていた

自分に課せられた物が

今だけは忘れることができる

私を蔑む目も

私を憎む口も

私を蹴る足も

今だけは何もない

夕焼けチャイムが鳴り響く

帰りたくない家に帰る為に

その場を離れた

お題『桜散る』

4/17/2024, 10:46:57 AM

桜散る

人々の感情、不安、喜びを、照らし散らした桃色は、
ついにほとんど見えなくなった。
ついにと言えど、たった1週間の景色。
空に広がっていた桜色。あと何度楽しめるのだろうか。
そう思うほど、見られる機会は少ないけれど、
日本を象徴する花であり、春を象徴する花であり。
大切で、唯一無二で、刹那的。
そんな思考をやめて歩き出す視界の端に、
孤独に舞い落ちる、最後の花弁が見えた。

4/17/2024, 10:45:02 AM

「桜散る」

桜が散ると同時に
私のあなたへの思いも一緒に
散ってほしかった。

4/17/2024, 10:43:26 AM

ひらりひらりと
河津桜の今年最後の花弁が
君の面影をなぞって
風に溶け消えた。

はらりはらりと
透明な花弁がその跡を追うように
私の眼から頬をなぞって
足元に散り落ちた。


テーマ『桜散る』

4/17/2024, 10:41:32 AM

「桜散る」

周りの環境によって
人は保ったり、崩れたりする。

毎日毎日

どんどん散っていく、
あの子。

まぁ、とっても可哀想。

何がそんなに嫌なのかよく分からない。

人って不思議。

4/17/2024, 10:40:10 AM

桜散る

こんばんは。私は夢の世界で運命を売っている
未来屋の少女。みゆきと言います。細かい説明は他の作品にります。今日のお客様は……
桜井 春華様。

春華「はぁ…」
見るたびに消えてゆく春の欠片。暑く眩しい日々が顔をだす。そろそろ春の背中が見える頃だ。
春華 (消えないでよ。失くならないでよ。
君が消えたら私はもう。今の環境を
受け入れなければならない。願ってもいない
卒業式。築かず始まった入学式。少しでも長く
春が続いていれば…)

―午後10時―
春華 (夜桜もない、かぁ。夢の中なら
春があるかな)
夢までの道のりは長かった。春の寿命が
気になってしまうばかりだった。

―夢界―
ん?ここは、夢?
「こんばんは」
だ、だれ?
「私は運命を売っている未来屋の少女。
みゆきと申します。貴方はどんな運命が
欲しいですか?」
う、運命売り?
「もう少し春が続く運命が欲しいです」
あれ?なんで、言葉が。無意識に。
でも、間違ってないよな気がする。
「なるほど。新商品のあれならばお気に召す
かもしれませんね。はい。『四季続きの運命』
これは、あなたが春と望むなら永久に春が
続くのです。」
「………。すみません。他のはありますか?」
「なぜ、お気に召さなかったのでしょうか」
「ずっと続くときっと私は永久に幸せです。
でも、過去ばかりにすがって生きていきたく
ないんです。あと少しで受け入れられそうなん
です。だから少し。ほんの少しだけ」
「承知いたしました。では、この商品。
『幸の運命』幸せは永遠ではない。その事を
教えてくれる商品ですが。自ら幸せを見つけ
出すあなたには、いつかその運命が途絶える
この商品がぴったりですね」
「それください!何円ですか!?」
「お金はいりません。ここに来た記憶が
代償です。」
「差し上げます!運命をくれてありがとう!」

―朝―
ニュース「すぐ終るといわれていた春が
もうしばらく続きそうです…」
春華「……!やった!」


あとがき
なんでも叶う扉の前で自分で幸せを掴むと
言いきった彼女の声が私の頭から離れません。
お買い上げありがとうございました。
また次回お会いいたしましょう。

4/17/2024, 10:40:08 AM

桜散る川沿いで

花びら捕まえ願い事

君と一緒にいられますようにってね

4/17/2024, 10:40:06 AM

桜散る


そうして
道路の端っこに
桜の花びらの吹きだまり
キレイな時間は過ぎて
変色して干からびて
まあ、ゴミというか仕方ないけど
そのうち雨に流されて
見えなくなることでしょう

それから
葉桜も悪くない
見上げる機会が減るのは事実ですが

4/17/2024, 10:38:43 AM

桜散るもう来ないとは分かってる
言ってしまうよ「また来年も」

4/17/2024, 10:37:57 AM

桜散る瞬間は私の恋が終わる瞬間と似ていた
綺麗に咲いて儚く散る_。
純粋な恋をし儚く去る_。

4/17/2024, 10:37:11 AM

後何年、桜散る様を見ることができるのだろうか。

例えもう見ることが出来なくなったとしても、悔いはないだろう。

4/17/2024, 10:36:59 AM

朝方はまだうすら冷えるこの時期。
私は公園の桜の樹の下で、人を待っていた。

見上げると、色濃くなった桜が視界を埋め尽くし、
隙間から見える薄雲の白が、キャンバスのようだった。

待ち人を待つ間、手持ち無沙汰を紛らわせるため、いつものように思考の海に思いを馳せる。

桜というと、どこか儚い印象がある。

桜自体が別れの季節に咲きがちなのが原因の一つだが、
散る姿が命に例えられたり、樹の下には死体が埋まっていて、その血で桜はピンク色なのだなんて都市伝説もある。

満開の状態でさえ、どこか寂しげに見えるのは気のせいだろうか。

花見の名目で宴会をするのも、もしかして寂しげに見える桜を励ますためかもしれない……なんて想像するのだ。

まぁ十中八九、人間が単純にお祭り騒ぎしたいのと、酒が飲みたい都合によるものだが。

そうやって可愛げもないことを頭の中でこねくり回していると、待ちかねた人影が公園に入るのが見える。

今まさに花弁が降り注ぐ樹の下で、私は彼に……。
いや、何を伝えるかはご想像にお任せしよう。

⊕桜散る

4/17/2024, 10:36:57 AM

桜散る
    あんなにピンクだった山が緑に。
    今年はただでさえ遅かったのに。
    入学式には散っていたのはなぜ。
    自分の心は入学当初桜だったのに
    入学して1週間が経とうとしてる。
      たった1週間で桜が散る。
       心の桜も裏山の桜も。
    いつもに増して緑だなぁ。  ゑ?

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こんばんは😊希-のぞむ-デス!今回は詩みたいになりました笑ちょっと最後の方意味がわからなくなって自分でゑ?って言ってます(?)
今日も見てくださってありがとうございました😊

4/17/2024, 10:34:45 AM

私は通学路を駆けている

桜並木の下を通り学校へ行く。

雨が強く振り始めたがまあもう教室。

友達と駄弁り、授業を半分聞き流し、帰路につく。

もう雨は降っていない

だが、登校中に見えた桜は雨で散ってしまった。

それでも、下を見れば地面が桜でいっぱいだ。

満開の桜とその桜が彩る地面。

どちらも味わえた私は幸せものだ。

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