『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
桜散る
そうして
道路の端っこに
桜の花びらの吹きだまり
キレイな時間は過ぎて
変色して干からびて
まあ、ゴミというか仕方ないけど
そのうち雨に流されて
見えなくなることでしょう
それから
葉桜も悪くない
見上げる機会が減るのは事実ですが
桜散るもう来ないとは分かってる
言ってしまうよ「また来年も」
桜散る瞬間は私の恋が終わる瞬間と似ていた
綺麗に咲いて儚く散る_。
純粋な恋をし儚く去る_。
後何年、桜散る様を見ることができるのだろうか。
例えもう見ることが出来なくなったとしても、悔いはないだろう。
朝方はまだうすら冷えるこの時期。
私は公園の桜の樹の下で、人を待っていた。
見上げると、色濃くなった桜が視界を埋め尽くし、
隙間から見える薄雲の白が、キャンバスのようだった。
待ち人を待つ間、手持ち無沙汰を紛らわせるため、いつものように思考の海に思いを馳せる。
桜というと、どこか儚い印象がある。
桜自体が別れの季節に咲きがちなのが原因の一つだが、
散る姿が命に例えられたり、樹の下には死体が埋まっていて、その血で桜はピンク色なのだなんて都市伝説もある。
満開の状態でさえ、どこか寂しげに見えるのは気のせいだろうか。
花見の名目で宴会をするのも、もしかして寂しげに見える桜を励ますためかもしれない……なんて想像するのだ。
まぁ十中八九、人間が単純にお祭り騒ぎしたいのと、酒が飲みたい都合によるものだが。
そうやって可愛げもないことを頭の中でこねくり回していると、待ちかねた人影が公園に入るのが見える。
今まさに花弁が降り注ぐ樹の下で、私は彼に……。
いや、何を伝えるかはご想像にお任せしよう。
⊕桜散る
桜散る
あんなにピンクだった山が緑に。
今年はただでさえ遅かったのに。
入学式には散っていたのはなぜ。
自分の心は入学当初桜だったのに
入学して1週間が経とうとしてる。
たった1週間で桜が散る。
心の桜も裏山の桜も。
いつもに増して緑だなぁ。 ゑ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは😊希-のぞむ-デス!今回は詩みたいになりました笑ちょっと最後の方意味がわからなくなって自分でゑ?って言ってます(?)
今日も見てくださってありがとうございました😊
その桜を追いかけて
どこか遠くへ 羽ばたいていこう
桜散る
私は通学路を駆けている
桜並木の下を通り学校へ行く。
雨が強く振り始めたがまあもう教室。
友達と駄弁り、授業を半分聞き流し、帰路につく。
もう雨は降っていない
だが、登校中に見えた桜は雨で散ってしまった。
それでも、下を見れば地面が桜でいっぱいだ。
満開の桜とその桜が彩る地面。
どちらも味わえた私は幸せものだ。
桜散る 春の息吹きが 待ち遠しい
なんて思ってたけど、
一瞬で終わっちゃった。
春
出会いの季節で
別れの季節
桜散るあの道のように
今は寂しいかもしれないが
必ず爽やかな日々が始まる
あなたへの想いと共に
桜散る
とうの昔に
癒えたはずの傷がうずく
貴方で埋めた私の心は
薄桃色に染まって散っていく
後悔はしてないわ
貴方を本気で好きになったこと
貴方を本気で忘れること
桜散る
桜散る道を
あなたと歩いていた。
私が桜にうっとりしていると
少し先を歩いていた彼が立ち止まった。
振り返って
目が合う。
「大好きだよ」と言われた気がした。
途端に強い風が吹いた。
私は思わず目を閉じた。
目を開けると
彼がいなかった。
でも、彼が立っていた場所に
お揃いの
桜のキーホルダーが落ちていた。
彼の誕生日が4月だからだ。
私はなんとなく思った
もう会えないんだなって
あれから、桜の季節になると
あなたを探すようになった。
ねぇ、まだ私
桜のキーホルダー持ってるんだからね
あなたの分も。
ねぇ、会いたいよ
桜と共に彼は散った。
桜散る
咲き誇るたくさんの桜。
満開な桜を見ることができるのは数日の間だけ。
毎年のように雨が降り、散っていく。
それでも、散った後でも桜は綺麗だ。
近くに川があれば桜の川ができる。
道があれば桜の道ができる。
木についている花びらだけが楽しませてくれるわけではない。
土に帰るまで綺麗でい続ける。
風で散っていく桜も綺麗だ。
桜のシャワーを浴びているみたいで。
風に飛ばされた花びらを掴むと良い事が起きるって。
中学の時、友達と必死になって桜を追いかけてたな。
取ることができた時の嬉しさはすごいものだった。
桜が散っていくのを見るとなんだか悲しくなる。
けど、来年も必ず咲く。
その時まで頑張って生きよう!
散っていく桜は僕たちの嫌なことを一緒に持っていってくれる。
桜の木下で昼寝とかしたら、今までの事がどうでも良くなっちゃうかも?
桜が散って悲しい、と父は言った。
私はまた来年見れるから悲しくないよ、と言った。
何百、何千年前も人は散る桜を前にそれぞれの感情を持ったのだろうという普遍的な思いに触れて、また美しいなと思った。
#桜散る
春疾風
舞いあがる薄紅の花びら
追いかけて
笑い合ったあの日
散りゆく花さえ
幸せの景色だったね
蒼い時のシルエット
桜散る
はらはらと桜の花弁が舞い落ちる
一片の花びらが盃の酒の湖面に落ちる
桜の儚さを見ながら盃の酒を
くいっと呷った。
【桜散る】
桜は散るのではなく、舞うのです。
ある舞台の、お決まりの言葉。
私もそうありたいと願う。
散るのではなく、舞うように終えたい。
もう少し
もう少しだけ、
あぁ、もう終わりに向かっているのね
気楽だね、誰かになんと言われても毎年美しく花開く姿はなんとも美しい
散る姿は消えるようにどこかへ向かって、どこか虚しさを私に残していく。
桜散る
永遠の別れでない限りいつかまた会えるから。お元気で。
桜散る
はらはらと散りゆく川面に花筏
美しく流れていくのを見ている
また、来年ね……